SENSA

2021.11.18

【読むラジオ】MC:松本大(LAMP IN TERREN) 最近ハマっているおすすめの芸人を紹介!「Room H」 -2021.11.17-

【読むラジオ】MC:松本大(LAMP IN TERREN) 最近ハマっているおすすめの芸人を紹介!「Room H」 -2021.11.17-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、LAMP IN TERRENの松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

楽曲とともに、最近ハマっているおすすめの芸人を紹介!

(松本)FM福岡からLAMP IN TERRENの松本大が送りしている、Room "H"。ここからは@リビングルーム。最近僕がハッとしたことと、今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。ということなんですけども、最近は全く音楽を聴いておりません。私はいまM-1にハマっております。今年はYouTubeに芸人さんたちがネタを全編アップされるわけですよ。それがあがる度に、逐一チェックしていってます。知ってる知らないに関わらず、異常に芸人さんについて詳しくなってきていますね。
個人的には、金魚番長さんという、僕より年下らしいんですけど、2人組のコンビがいて。その人たちのネタの中に、「B-52」っていう地下アイドルっていう架空のワードが登場するのですが、「めちゃくちゃ地下だな」っていうツッコミがあって、「たしかにな」と思いましたね。「B-52」っていう地下アイドルがいたらいいのに、「地下に命かけてるね!」「逆に売れるかもしれんなあ」と思いながら、そんなことを考えたり。
あとは、自分の曲のアレンジをひたすらやってる日々なんで、特に「新しく音楽聴いたぜ」みたいなことなくて、さて今日は何をかけようかなという(笑)。そういう感じで、「あ、もう最近これ聴いたかもな」とか「これを買ったかもなー」っていう記憶を辿って選曲したので、何でこの曲をかけるのかっていう理由は全くないです。


だから芸人さんの話をちょくちょくしていこうかなと思います。M-1で最近一番人気は、オズワルドさんなんですけども、今回のネタも安定して面白いんですよ。ぜひ見てください。そうね、曲ごとにおすすめの芸人さんを紹介していくという感じでいきたいなと思います。今回のネタとまたちょっと違うんすけど、オズワルドさんは、畠中さんと伊藤さんという方がやられてますけど、〈ヒキニキ〉というワードが、前のネタであったんですけど、好きですね。ということで聴いてください。Mura Masaで「What If I Go?」。






続いて2曲目ということで。2曲目の前にですね、おすすめの芸人さんを紹介します。カラタチという2人組が、今回僕は初めて知ったんですけど、オタクの論争みたいなものを漫談で繰り広げてたんですけど、これは非常に面白かったですね。「こういうスタイルあんまりなかったんじゃねえ?」とちょっと思ってしまいますね。ちゃんとしたしゃべりで超オタクの話をするっていう、見た目もオタクだし、いいなーと思いました。このまま進んでいくべきなのかどうなのかちょっと分かんないところとかあるんですけど、ちょっと応援したいですね。カラタチさんおすすめです。ということでColdplayで「Let Somebody Go feat. Selena Gomez」




そして、こちらも有名な方ですけど、鬼越トマホークさんです。たぶんテレビで何回もお見かけしたことがあると思いますけど、漫才がこんなに面白い人たちだったんだっていうことを今回まで知らなかったんですよ。
すみませんね、漫才にハマり出したというか、M-1をちゃんと見てるのが今年からなので知らなかったのですが、めっちゃくちゃ面白くてですね。3回戦で同窓会行く行かない論争のネタをやっていたのですが、いいなと思いましたね。昔ながらのというか、漫才ってやっぱり舞台上で喧嘩してるイメージがよくあるじゃないですか?そういうところも含めて、古き良き漫才の形を踏襲しつつという感じなのですが。鬼越トマホークさん、仲良いのかな?そしてオンエアする3曲目は、Aimee Mann「Give Me Fifteen」。




ということで、最後はトリオかな?これはもうイチオシです。怪奇!YesどんぐりRPGですね。2年ぐらい前からちょっとハマってる3人組なんですけど、元々ピン芸人が3人いて、それがトリオとして、漫才というかM-1に出たりしてるという、最近グループでよく活動されています。
僕が10年前に下北沢のすっごい小さい劇場で、怪奇!YesどんぐりRPG の一人、サツマカワRPGっていう方が、ピン芸人のネタをやってました。それで「見てくださいよ!!」みたいな感じの客引きに引っかかり、それを見て「この芸人さん超面白い」と思ったことがあったんですよ。そこから8年ぐらい経って、一昨年ぐらいに「こんな面白い芸人がいるのか〜。あれ?俺この人知ってるぞ!」となって、そこからまた応援し直すという感じで見てるんですけど。普段ピン芸人の3人が集まってるんで、ギャグなんですよ。ただ、今年からはちょっと気合いが入ってるようで、3回戦で披露したネタが漫才だったんですよ。漫才って呼んでいいのかギリギリのライン、「いやあれは漫才だろう?」と思うのですが、非常に面白いというか、深みがあるというか。シュールではあるんですけど、だからもしかしたら人を選ぶかもしれないです。僕はああいうものが大好きですね。なのでギャグ含めて、彼らを応援したいと思います。



Beck「Dear Life」紹介

ここからはプライベートで大事にしているディープな偏愛ソングを毎週1曲ご紹介@ベッドルームのコーナーです。ということで、ある意味自分の価値観を変えた、ある意味どころか自分の価値観を変えた曲を紹介しようかなと思います。
今日はBeckっていうアーティストの「Dear Life」という曲をかけたいなと思っています。この曲は『COLORS』ってアルバムに収録されていて、それが2017年リリースなんですけど。一番自分の衝撃を受けた部分っていうのは、音の配置ですかね。それまではなんとなしに音楽聴いてて、「この曲かっこいいな〜」「気持ちいいな〜」みたいに。でもこの曲を初めて聴いた時に、「こういう風に音が構築されているからこの曲が気持ちいいんだ」というのを、考えたくなるくらい衝撃だったんすよ。「うわ、なんだこのピアノの音!?」「うわ、なんだこのドラムの音!?」みたいな感じで、音の構築の仕方を改めて考えるようになったきっかけの曲でした。
このBeckっていうアーティストの『COLORS』というアルバムもそうなんすけど、プロデューサーにGreg Kurstinという方がいらっしゃいまして、2017〜18年ぐらいはGreg Kurstinがめちゃくちゃ幅効かせてたなぐらいに思うんですけど。他にもLiam Gallagherとかもそうだったし、 Foo Fightersのアルバムもやったとか、結構凄腕のサウンドプロデューサーの方ですね。今もやってるのかな?その後は追ってないですけど、なんだったら僕はなんとなく一旦2017年〜18年あたりで、ロック・バンドとしてのあれこれというのが一回落ち気味になっちゃってると思ってます。もうちょっとしたらパンクとか復活するんじゃないかなとか思っていたりはするんすけどね。「俺たちの時代来る?」とか、ちょっと時代的に思っていたりします。
最近はやっぱバンドを続ける上で、音楽を作る上での音の棲み分け、配置、構築の仕方っていうのは、すごく意識するもので、原点というか、今までなんとなく曲作ってたのが、自分の中で理論として生まれた、言語化できるようになったっていうのは、たぶんこの曲のおかげだったかなと思います。なので、普通にこの曲かっこいいなって思ってもらうだけでもいいんですけど、今日はなんとなく楽器の配置みたいなものを意識しながら、聴いていただければなと思います。




聴いていただいたのはBeckの「Dear Life」、そしてLAMP IN TERRENで「いつものこと」でした。なんで「いつものこと」までかかってるのかっていうと、Beckの影響もあって、その先にあるものというか、自分が影響を受けつつ、自分なりの音の配置だったり、ピアノの感じだったり、ギターの配置、ベース、ドラム、フレーズの作り方とかも含めて、一気にハーモニーになっていったのは、やっぱ『The Naked Blues』が終わってからだったかなという風にすごく思います。なのでこの曲も一緒にかけました。たぶん「Dear Life」とかの影響はすごくありましたね。

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11月17日(水) オンエア楽曲
LAMP IN TERREN「ニューワールド・ガイダンス」
Mura Masa「What If I Go?」
Coldplay X Selena Gomez「Let Somebody Go」
Aimee Mann「Give Me Fifteen」
V1NE「I'm Just Tired (feat. Joe Beard)」
松本大「Ob-La-Di, Ob-La-Da」弾き語り
Beck「Dear Life」
LAMP IN TERREN「いつものこと」
Radiohead「If You Say The Word」
LAMP IN TERREN「fragile」

番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト @lampinterren @pgt79 / @lampinterren

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森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年11月17日に、EP「pre」をリリース。
オフィシャルサイト @odol_jpn @KokiMoriyama


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FM福岡「Room "H"」

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