SENSA

2021.05.13

音楽愛を語る、FM福岡のラジオ番組「Room"H"」MC:松本大(LAMP IN TERREN) -2021.05.12-

音楽愛を語る、FM福岡のラジオ番組「Room"H"」MC:松本大(LAMP IN TERREN) -2021.05.12-

FM福岡で毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、LAMP IN TERRENの松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

今回は熊本県出身で女優の坂ノ上茜さんをゲストにお迎えしました。
実は、松本くんが一時期熊本に在住していた時のご近所さんで、松本くんにとっては"妹"的存在の幼馴染み。幼少期の一時を共にして、お互い別々に上京して女優・ミュージシャンとして"表現をする"活動をしている2人です。

収録場所に真っ先に到着したのは、坂ノ上茜さん!しかもお一人で!遅れることしばらくして(笑)、颯爽と(!?) 松本くん登場。
収録前から、兄妹のごとく、和んだ雰囲気で収録はスタートしました。


ゲスト:坂ノ上茜@リビングルーム
松本:松本大が送りしているRoom "H" 。ここからは@リビングルーム拡大版。お客様に来ていただいております。女優の坂ノ上茜さんです。

坂ノ上:こんばんは 坂ノ上茜です。

松本:いらっしゃい!ひさしぶりでもないけど。この間一緒に焼肉食べましたね。

坂ノ上:「今度ラジオ出てよ」って話をもらい、3日後にはもうその話がマネージャーから言われ...仕事が早い!

松本:どういう紹介がいいんですかね、幼なじみというよりは俺の感覚としては妹に近いです。

坂ノ上:私もお兄ちゃんって感じが近いかも。

松本:元々あかねちゃんは熊本の出身なんですけれど、僕、松本も熊本に住んでいた時期がありまして。言っても1年ぐらいなんですけど。その間にあかねちゃんのお兄さんにあたる方が僕と同い年でその繋がりで仲良くなっていたっていう感じなんです。

坂ノ上:そうだね。家がめちゃくちゃ近くて、大くんの家から坂登ったら私の家で、家族ぐるみで仲が良かったよね。
 
松本:女の子をゲストに呼んで喋ることなかったから、気遣いすぎて喋れなくなっちゃうかも(笑)。

坂ノ上:仕事を一緒にする日が来るとは思わなかったから、変な感じ。

松本:お互いの仕事をあまりちゃんとよくわかってないところはあるかも。

坂ノ上:そうだね、今回知っていけたらなと!

松本:改めて坂ノ上茜さんのプロフィールを紹介させてもらいます。 結構長いですよ(笑)

sakanoueakane_a_1500.jpg坂ノ上茜
1995年12月5日生まれの25歳/出身地:熊本県/身長:163cm/血液型:O型 特技:新体操・バトントワリング・スコーピオンキック 「アミューズ全国オーディション 2009 THE PUSH!マン」で俳優・ルックス部門賞を受賞。2015年に「ウルトラマン X」のヒロイン・山瀬アスナ役で女優デビューを果たす。 以来、ドラマ「チア☆ダン」、映画「見えない目撃者」「きみの瞳(め)が問いかけている」、LINEドラマ「昔、好きだった人から LINE が届いた。」などに出演。 最近の出演作では、今年の冬に放送された月9ドラマ「監察医 朝顔」で女性刑事 愛川江梨花 あいかわえりか役 を演じたほか、BS-TBS「町中華で飲(や)ろうぜ」に出演中!と幅広く活躍している。

松本:いつから東京にいるの?

坂ノ上:私は高校卒業して上京した。

松本:アミューズの俳優ルックス・部門賞を受賞した時はまだ熊本にいた?

坂ノ上:全然中学生だった。

松本:2月に発表された1st写真集「あかねいろ」は熊本で撮影されたとか。インスタで突っ込んだけど、家で撮ってたよね?

坂ノ上:実家でも撮影して、インスタにダイジェストの動画みたいな感じで写真集撮影しましたって映像が出てて。

松本:びっくりした!写真集を実家でも撮るのいいなと思いながら、すごく懐かしい気持ちになったよ。だから、さっき言ったけど写真集買うよ。俺は今日持ってきてくれるんじゃないかなっていう期待もあったけどね(笑)
熊本といえば4月にユニクロから発売された熊本地震の復興支援するためのチャリティーTシャツの企画にデザインで参加されたと。

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坂ノ上さんがデザインしたユニクロ 熊本地震復興支援チャリティTシャツ


坂ノ上:大変だったよ。私絵心が無くて、絵が得意な人にどうやったら上手に絵が描けるのか教えてもらって、下書きもこうやったら可愛く見えるんじゃないとかアドバイスもらってやっと描けたのがこれ。だから大くんがイベントのTシャツとかそういうのも作ってるって聞いてマジすごいなと思ったの。

松本:Tシャツめちゃくちゃいいじゃん。写真に絵を重ねるアイデアも含めていいね。その写真はあかねが撮ったものなの?

坂ノ上:震災があって帰省した時にフィルムで撮った写真をのせて、上からくまモン描いたの。

松本:うちの親父が震災の時も熊本にいたから地震相当でかかったってよく話してくれるんだけど、会社の柱みたいなものが完全に傾いてたって話聞いたりして、話でしか聞いたことないしうまく想像できなかった。

坂ノ上:うちも廊下の壁が裂けてた。住めるからよかったけど、そういうのもあっていつ家が壊れてもおかしくないんだなと思ったから写真集で実家を撮ろうって思ったの。

松本:いいね。皆さんも是非チェックしてみてください。

「芝居」について
松本:自分にはこの道(女優業)だ!って確信した瞬間ある?

坂ノ上:ない。なんとなく続けてるかな。上京するタイミングとか、大学で周りが就活してる時に他の道もあるのかなとか考えて、今この道に進んでるっていうのはあるけど。

松本:でもオーディションにはお母さんが応募してくれたと言うけど、好きだからやってみたいと思ったことでもあるわけじゃん。

坂ノ上:そうね、ドラマが大好きで。だからドラマに全部影響されてて。

松本:もしかしたらオーディション受ける前から確信してたのかもよ。

坂ノ上:どうなんだろ。まぐれで受かっちゃったから(笑)。

松本:そんなことないと思うよ。

坂ノ上:じゃあ、そういうことにしとこうかな...入る前から確信していました(笑)。

松本:ドラマや映画と幅広く活動・活躍されていますが、役作りや台詞の覚え方など決まった方法はありますか?

坂ノ上:ない!

松本:逆にどんな感覚でやってるの?

坂ノ上:なんかセリフの覚え方に関してはあんまり覚えすぎず行くことが多いかもしれない。例えば数学だったら公式を絶対覚えなきゃいけないとか、歴史だったらなんちゃらの戦いがあったとか覚えなきゃいけないキーワードってあるけど、セリフは、例えばこういう対面で会話をするとかだったら、気持ちがあってれば多少ちょっとニュアンス違くてもいいじゃん。だからそういう風な覚え方をしてる。

松本:場所とかタイミングによっても変わってくるもの?

坂ノ上:現場に行かないとわからないことが結構ある。でも舞台をやったことがないからやってみたい。
舞台は、多分私が今やってる映像とはまた違う長い時間をかけて色々詰められるんだろうなって。私は結構役作りで「これであってるのかな」ってちょっと不安な部分があって、だからそういうのも含めて、舞台をやって役作りで自分流の方法を見つけたいなって思ってる。

松本:聞くところによると、舞台も相当厳しいところがあったり、逆にゆるゆるのところもあったりとかするらしいから。 

坂ノ上:大くんのところ(舞台「世界が消えないように」)はどうだった?

松本:どっちかといえば「自分で高めていってください」っていう感じだったの。演出家も同い年だったから、お互いに気を遣っちゃって、睨み合いみたいな感じもあったりしたから、自分で考えていくのは良かった。逆に厳しい演出家だった場合、自分がどうなってたのか全然わからない。それはそれで出来てたかもしれないし。

坂ノ上:またお芝居やりたいみたいな気持ちはあるの?

松本:機会があればね。ドラマがどんな感じなのかなっていう風に思ったよ。役を引きずったりしない?

坂ノ上:引きずる時は引きずる!

松本:それどうなんだろうなと思ってて。俺は用意スタートって言われてから役に切り替えて、その芝居が終わったら元の自分に戻るっていう練習をずっとしてた。

坂ノ上:「BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-」って言うコメディっぽい作品に出演したとき、男3人組がへまをして、その落とし前で全身整形と性転換手術をしてアイドルデビューしたら売れちゃった話で、私はその性転換後のアイドルをやったのね。
見た目は女の子のアイドルなんだけど中身はヤクザっていう役で、その期間中とその後しばらくは「王様のブランチ」の生放送で後ろに座ってたんだけど、足が開きそうになって仕方がなかったの。だからVTRからスタジオに戻る5秒前4、3ぐらいから姿勢正して。 

松本:役が入っちゃったんだよね、それが自分になっちゃって。だから元に戻すためにそれ以前の自分を演じなきゃいけないっていう、なんか不思議な時間があったと。

聴くと頑張れる、自分にとっての応援歌
松本:ではこの辺で坂ノ上茜さんセレクトと僕のセレクト1曲ずつお届けしますが、ここではこの曲を聴くと頑張れる自分にとっての応援歌というテーマで、何かありますか?

坂ノ上:「チア☆ダン」の時に歌って踊らせてもらったサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」。
本当に落ち込んでる時に聴いたら、それでも頑張ろうって切り替えさせてくれる曲で、作品が終わってもこの曲はずっと聴いてますね。



松本:俺は、今日はこういう日だから野球をやってた頃の自分を思い出そうと思って。僕の当時の応援歌は、熊木杏里さんの「春の風」。頑張りたいなと思う時に聴く音楽は、盛り上げるような感じの曲じゃなくて、なんか落ち着けるしんみりする曲で、景色を変えてから自分に戻っていくっていうのを結構やりがちだった気がするのよ。今でもそう。




お互いリラックスしての収録で、地元思い出トークなどに加えて、ラジオ収録だからこそ、お互いが聞くきっかけとなった仕事=表現のスタンスなど、スタッフが想定していたよりもかなり盛り上がり、今回オンエアできなかったパートは次回へ繰り越しに(笑)
「近いうちに焼肉にまた行こう!」と約束して解散しました。

このレポート以外にも色々と話をしていますので、是非ラジコ・プレミアムでお聴きください!

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5月12日(水) オンエア楽曲
LAMP IN TERREN「とある木洩れ陽より」
エド・シーラン「Castle On The Hill」
SKE48「ごめんね、SUMMER」
SMAP「SHAKE」
サンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」
熊木杏里「春の風」

番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #roomh をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年4月21日にFRIENDSHIP.より新曲「Alles Liebe」を配信リリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト @lampinterren @pgt79 / @lampinterren

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森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年6月9日に、NEW ALBUM「はためき」をリリース。
オフィシャルサイト @odol_jpn @KokiMoriyama


LINK
FM福岡「Room "H"」

■坂ノ上茜
オフィシャルサイト
@sakanoueakane
@sakanoueakane

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