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2021.04.15
音楽愛を語る、FM福岡のラジオ番組「Room"H"」MC:松本大(LAMP IN TERREN) -2021.04.14-
FM福岡で毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、LAMP IN TERRENの松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)今週は前回のゲスト俳優の永嶋柊吾君との前回O.A.できなかった部分のトークをお届けしたいと思っております。前回聴けなかった人もいると思うので、改めて僕と柊吾のつながりについて軽くお話ししておきますと、共通の友人である俳優の菅田将暉を通して知り合いました。元々柊吾が将暉の親友だったわけで。
2019年のROCK IN JAPANで、将暉が紹介してくれてからちょいちょい一緒に飲むようになって、「お前は絶対に役者ができるから俺と一緒に芝居をしろ」と急に電話かかってきて転がるようにやることになりました。今思うとよくあんな簡単に「お前は芝居ができる」って言い切ったなと思いますけど、結構大変でしたね。
僕ももう、親友ですね。友達ってのは時間じゃないですから。深度がものすごく深い友達となっております。
今日は僕と柊吾の未公開トークの中から演技と音楽についてさらに深く話していた部分を切り取って皆さんに聴いていただきたいと思います。
永嶋:曲は持ち寄りではあるから、各々これいいかなと思ったら送りあって。
松本:最初の頃すごく悩んでたよね。バンドやるんだって話してくれた時。どんな曲がいいんだろうとか。
永嶋:そう。でも今はこの2曲とアルバムの曲もレコーディング終わって何となく感じが掴めたから、今こういう感じねっていうのは何となくあるけど。でもほとんど幹宗さんが作ってる。アレンジとかも全部幹宗さん出来るから。
松本:でも別に柊吾曲作れないわけじゃないじゃん。
永嶋:まあね。でもsunsiteは、具体的な事とかを歌うっていうよりは、"ぼやっと何言ってんだろうくらいの歌詞で心地よくて"、というのが割とテーマとしてあるんだろうなと思う。俺が一人で作るとすごい卑屈な曲が...(笑)
松本:でもsunsite始めて最初の曲、できたって言って送ってくれたじゃん。それを聴いた時の印象は、柊吾が作ってる作ってないに関わらず、なんか28才になった柊吾の大人の日記って感じがした。
永嶋:そう、そうね。いいこと言うね。その感じわかるな。
松本:なんかそういう感覚はある。それってすごい大事なことなのよ、ミュージシャンにとって。もちろん曲が単体で一人歩きしていくっていうことも大切かもしれないけど、その人の日記を垣間見たり共感したりすることってすごい大事だと思う。それを柊吾がやるからおもろいなあと思って聴いてました。まず聴いてもらいます?
永嶋:かけてもらえるなら!
松本:ラジオで曲紹介するの初めてなんだって?
永嶋:初めてだよ!
松本:はい、よろしくお願いします。どんな曲かも言ってね!
永嶋:何気ない一コマではあると思うんですけど、揺蕩う時の中で何か大事なものとか拾わなきゃいけないものとかにちょっと気づいたり、そんな些細な日々を切り取った曲・・・かな。聴いてくださいsunsiteで「転がる石の夜」。
(松本)今日は俳優の永嶋柊吾君との蔵出しトークをお送りいたしました。今回舞台で一緒に共演して改めて思った彼の魅力は?ということですが...結局あいつのことがあんまり掴めなかったっていうのがあいつの一番の魅力なんじゃないかなと思います。私生活でもお酒が好きで常に酔っぱらってるような男なんですけど、不思議なんですよね。お芝居をやってる時も何が変わってるのか分かんない。会話の中であったかもしれないですけど、オンとオフの切り替わりがあまり分かんないところとか、ホントに芝居なのか...、なんか飄々とした感じがあるんですよね。それはもしかしたら人によってはマイナスと思うこともあるのかもしれないですけど、エンタメ業界では魅力につながる大事な要素だなとすごく強く思いました。
あいつも音楽始めたから、頑張ってお互いにどっちの世界でもやっていけるようにこれからも切磋琢磨していきたいと思います!
今日松本大がピックアップしたのは松田聖子さん「SWEET MEMORIES」という曲です。この曲を選んだ理由は、この間(3月7日)大阪で弾き語りのイベントがあった時にみんなでアンコールセッションをしたんですが、そこで女性の出演者もいたので、一緒に歌うんだったらこの曲がいいかなと思って選曲しました。今回何で弾き語りをやるかというと、その一人バージョンを聴きたいとマネージャーからのリクエストがあったからですね。
この曲のどこが好きかというと、一生懸命聴いていた曲ではないですけど、それでも耳に残るメロディーと歌詞だと思うんです。ゆえにやっぱり長い間たくさんの人に大切にされている曲だと思ってて。もしかしたらちょっとお芝居に近いところがあるかもしれないですけど、自分なりにこの曲のこの言葉とこのメロディーが用意されていたら、こういう風に歌うよっていうことを、(あまりこの曲について)知らないからこそできるみたいなところあると思ってて、そこがすごい好きですね。曲が良い意味で一人歩きしてる感じと言うか、そういうところですかね。
結構何回も歌ってる曲ではあるんですけど、なんだかんだ肌に合う感じがします。メロディーが自然と言うか、あんまり難しいことしない感じもあって。誰もが歌える曲ってそういうことなんだよな。言葉が自然に配置されていてメロディーのリズムが不自然じゃなくて。まあ自分も喋ることをものすごい意識して歌うというか、話すっていうのを意識しながら曲作りしているところがあるんですけど、「SWEET MEMORIES」は本当に会話みたいなところがあると思うんで、そういう部分ってすごい大事だよなって改めて思いました。
ということで来週はどんな宅録音源が公開されるでしょうかね。どうぞお楽しみに!
Green Day「Holiday」
菅田将暉「ベイビィ」
sunsite「転がる石の夜」
「SWEET MEMORIES」弾き語りカバー
Tiana Major9「Real Affair...」
Chance The Rapper「Same Drugs」
LAMP IN TERREN「New Clothes」
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2020年11月18日に3rd EP「BE ALL LIE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2020年12月25日にデジタルシングル「歩む日々」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、LAMP IN TERRENの松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)今週は前回のゲスト俳優の永嶋柊吾君との前回O.A.できなかった部分のトークをお届けしたいと思っております。前回聴けなかった人もいると思うので、改めて僕と柊吾のつながりについて軽くお話ししておきますと、共通の友人である俳優の菅田将暉を通して知り合いました。元々柊吾が将暉の親友だったわけで。
2019年のROCK IN JAPANで、将暉が紹介してくれてからちょいちょい一緒に飲むようになって、「お前は絶対に役者ができるから俺と一緒に芝居をしろ」と急に電話かかってきて転がるようにやることになりました。今思うとよくあんな簡単に「お前は芝居ができる」って言い切ったなと思いますけど、結構大変でしたね。
僕ももう、親友ですね。友達ってのは時間じゃないですから。深度がものすごく深い友達となっております。
今日は僕と柊吾の未公開トークの中から演技と音楽についてさらに深く話していた部分を切り取って皆さんに聴いていただきたいと思います。
ゲスト:永嶋柊吾@リビングルーム
松本:(元The Cigavettes 山本幹宗と新しく結成したバンド)sunsiteの音楽について、曲作りはどうやって行なっていますか?永嶋:曲は持ち寄りではあるから、各々これいいかなと思ったら送りあって。
松本:最初の頃すごく悩んでたよね。バンドやるんだって話してくれた時。どんな曲がいいんだろうとか。
永嶋:そう。でも今はこの2曲とアルバムの曲もレコーディング終わって何となく感じが掴めたから、今こういう感じねっていうのは何となくあるけど。でもほとんど幹宗さんが作ってる。アレンジとかも全部幹宗さん出来るから。
松本:でも別に柊吾曲作れないわけじゃないじゃん。
永嶋:まあね。でもsunsiteは、具体的な事とかを歌うっていうよりは、"ぼやっと何言ってんだろうくらいの歌詞で心地よくて"、というのが割とテーマとしてあるんだろうなと思う。俺が一人で作るとすごい卑屈な曲が...(笑)
松本:でもsunsite始めて最初の曲、できたって言って送ってくれたじゃん。それを聴いた時の印象は、柊吾が作ってる作ってないに関わらず、なんか28才になった柊吾の大人の日記って感じがした。
永嶋:そう、そうね。いいこと言うね。その感じわかるな。
松本:なんかそういう感覚はある。それってすごい大事なことなのよ、ミュージシャンにとって。もちろん曲が単体で一人歩きしていくっていうことも大切かもしれないけど、その人の日記を垣間見たり共感したりすることってすごい大事だと思う。それを柊吾がやるからおもろいなあと思って聴いてました。まず聴いてもらいます?
永嶋:かけてもらえるなら!
松本:ラジオで曲紹介するの初めてなんだって?
永嶋:初めてだよ!
松本:はい、よろしくお願いします。どんな曲かも言ってね!
永嶋:何気ない一コマではあると思うんですけど、揺蕩う時の中で何か大事なものとか拾わなきゃいけないものとかにちょっと気づいたり、そんな些細な日々を切り取った曲・・・かな。聴いてくださいsunsiteで「転がる石の夜」。
(松本)今日は俳優の永嶋柊吾君との蔵出しトークをお送りいたしました。今回舞台で一緒に共演して改めて思った彼の魅力は?ということですが...結局あいつのことがあんまり掴めなかったっていうのがあいつの一番の魅力なんじゃないかなと思います。私生活でもお酒が好きで常に酔っぱらってるような男なんですけど、不思議なんですよね。お芝居をやってる時も何が変わってるのか分かんない。会話の中であったかもしれないですけど、オンとオフの切り替わりがあまり分かんないところとか、ホントに芝居なのか...、なんか飄々とした感じがあるんですよね。それはもしかしたら人によってはマイナスと思うこともあるのかもしれないですけど、エンタメ業界では魅力につながる大事な要素だなとすごく強く思いました。
あいつも音楽始めたから、頑張ってお互いにどっちの世界でもやっていけるようにこれからも切磋琢磨していきたいと思います!
松田聖子「SWEET MEMORIES」弾き語りカバー@レコーディングルーム
毎週Room "H"の住人が弾き語りや宅録でなにか1曲収録して皆さんに聴いていただこうという時間です。今日松本大がピックアップしたのは松田聖子さん「SWEET MEMORIES」という曲です。この曲を選んだ理由は、この間(3月7日)大阪で弾き語りのイベントがあった時にみんなでアンコールセッションをしたんですが、そこで女性の出演者もいたので、一緒に歌うんだったらこの曲がいいかなと思って選曲しました。今回何で弾き語りをやるかというと、その一人バージョンを聴きたいとマネージャーからのリクエストがあったからですね。
この曲のどこが好きかというと、一生懸命聴いていた曲ではないですけど、それでも耳に残るメロディーと歌詞だと思うんです。ゆえにやっぱり長い間たくさんの人に大切にされている曲だと思ってて。もしかしたらちょっとお芝居に近いところがあるかもしれないですけど、自分なりにこの曲のこの言葉とこのメロディーが用意されていたら、こういう風に歌うよっていうことを、(あまりこの曲について)知らないからこそできるみたいなところあると思ってて、そこがすごい好きですね。曲が良い意味で一人歩きしてる感じと言うか、そういうところですかね。
結構何回も歌ってる曲ではあるんですけど、なんだかんだ肌に合う感じがします。メロディーが自然と言うか、あんまり難しいことしない感じもあって。誰もが歌える曲ってそういうことなんだよな。言葉が自然に配置されていてメロディーのリズムが不自然じゃなくて。まあ自分も喋ることをものすごい意識して歌うというか、話すっていうのを意識しながら曲作りしているところがあるんですけど、「SWEET MEMORIES」は本当に会話みたいなところがあると思うんで、そういう部分ってすごい大事だよなって改めて思いました。
ということで来週はどんな宅録音源が公開されるでしょうかね。どうぞお楽しみに!
4月14日(水) オンエア楽曲
Creepy Nuts「顔役」Green Day「Holiday」
菅田将暉「ベイビィ」
sunsite「転がる石の夜」
「SWEET MEMORIES」弾き語りカバー
Tiana Major9「Real Affair...」
Chance The Rapper「Same Drugs」
LAMP IN TERREN「New Clothes」
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2020年11月18日に3rd EP「BE ALL LIE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2020年12月25日にデジタルシングル「歩む日々」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama