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2021.04.08
FM福岡で毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
なんと本日はですね、4月21日に配信リリースされる、我々ユアネス、我々と言っても今日ちょっと僕一人なんですけども、ユアネスの新曲「Alles Liebe」という曲をお届けしたいと思います。
既に SNSで気付いていらっしゃる方を見つけたのですが、「Alles Liebe」というのはドイツ語になります。手紙とか書くときに最初につける"親愛なるあなたへ"みたいな意味があるみたいなんです。
どういう曲なのかと言うと、忘れていた思い出だったり、現在進行形で忘れようとしている思い出というのが人にはあると思うんですけど、忘れてもいいからねって誰かに言われたことでも、ふとした時に思い出してしまう、突然夢に出てきてしまう、心の片隅に残ってしまう。。。それってなんか嬉しいことばかりではなくて、もちろん悲しいことも、人それぞれだけどあると思うんですよね。
そういった過去に縋ってしまったり左右されてしまったり、そういう葛藤みたいなことを唄っています。僕はそういった感情、気持ちを抱いたその景色やそういう気持ちになる対象の人々なんかを思い浮かべて、この曲を歌わせてもらいました。
今回の曲は僕のコーラスワークがとても自信があるので、注目してお聴きください。
今日、僕、黒川がピックアップしたのは、安全地帯の「ワインレッドの心」という曲です。
83年リリース。僕1994年生まれなんですけど、生まれる11年前の曲ですね。作詞・井上陽水さん、作曲・玉置浩二さん。
なぜこの曲を選んだのかというと、僕は高校生の時にEXILEがすごく好きだったんです。僕はボーカリストというのもあって、歌う事も歌を聴く事もすごく好きだから、幅広く歌を歌う方を聴いていたんですけど、高校生の時は EXILEがすごく好きで 、EXILEの ATSUSHIさん がテレビか何かで、この「ワインレッドの心」をカバーしていらっしゃったのを聴いて、そこで知ったんですよ。なんてアダルティで魅力的な曲なんだ、と衝撃を受けたのを覚えています。
実はそこから安全地帯の玉置浩二さんという存在に出会いました。それまでは本当に知らなかったんですよ、なので知らなかったことをとっても後悔しました。
曲名の「ワインレッドの心」ってあるんですけど、ワインレッドってその燃えるような情熱的な赤とか、そういうカラってした感じじゃなくて、ちょっとどろっとした、血のような、濃厚な意味がありげな赤じゃないですか、僕のイメージはそういうワインレッドなんですけど、すごい詞にぴったりな曲名だなって思って、自分の事を見失っちゃうぐらいに愛してしまった人の歌というか、嫉妬とか寂しさとか、それこそ男の下心だったりやるせなさ、そういった類の沢山の想いが詰まっている曲だなって思います。
その曲を玉置浩二さんという素晴らしいボーカリストが歌うから言葉とか文字が苦手な僕でも、感覚的に解像度の高いような捉え方をできたのかなと、そんな気がします。
とっても好きな曲なんです。とっても好きな曲なので本当によく歌うんですけど、こういった、皆さんに聞かれるところで歌うのが正直怖いんです、本当は。それぐらい玉置浩二さんの存在は素晴らしいものだと思っております。大好きな曲です。
この曲って練習どうこうで上手くなるとかじゃない領域の曲だと思うんですよね。そもそもなんか上手に歌うっていう表現が正しくないですね。
これだけは言えるんですけど、目的も理由も、そういう次元の話じゃないですけど、僕は多分死ぬまでに、僕が死ぬまでの人生、もっと玉木さんの歌を聴くと思います。それぐらいすごい存在だと思いますし、とても好きな楽曲です。
ということで、@レコーディングルーム、来週はどんな宅録音源が公開されるのでしょうか、どうぞお楽しみに。
パノラマメロウ「騙され続けた僕ら」
YUI「Rollint Star (Natural ver.) 」
坂本真綾「トライアングラー」
安全地帯「ワインレッドの心」弾き語りカバー
Bjork「Hyperballad」
ユアネス「色の見えない少女」
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2020年11月18日に3rd EP「BE ALL LIE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2020年12月25日にデジタルシングル「歩む日々」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
ユアネス 新曲「Alles Liebe」紹介
(黒川)それでは早速今日の1曲目をお届けしましょう。なんと本日はですね、4月21日に配信リリースされる、我々ユアネス、我々と言っても今日ちょっと僕一人なんですけども、ユアネスの新曲「Alles Liebe」という曲をお届けしたいと思います。
既に SNSで気付いていらっしゃる方を見つけたのですが、「Alles Liebe」というのはドイツ語になります。手紙とか書くときに最初につける"親愛なるあなたへ"みたいな意味があるみたいなんです。
どういう曲なのかと言うと、忘れていた思い出だったり、現在進行形で忘れようとしている思い出というのが人にはあると思うんですけど、忘れてもいいからねって誰かに言われたことでも、ふとした時に思い出してしまう、突然夢に出てきてしまう、心の片隅に残ってしまう。。。それってなんか嬉しいことばかりではなくて、もちろん悲しいことも、人それぞれだけどあると思うんですよね。
そういった過去に縋ってしまったり左右されてしまったり、そういう葛藤みたいなことを唄っています。僕はそういった感情、気持ちを抱いたその景色やそういう気持ちになる対象の人々なんかを思い浮かべて、この曲を歌わせてもらいました。
今回の曲は僕のコーラスワークがとても自信があるので、注目してお聴きください。
安全地帯「ワインレッドの心」弾き語りカバー@レコーディングルーム
続いてはリビングルームから仕事部屋へ移動です。@レコーディングルームと題して毎週1曲、Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうというお時間になります。今日、僕、黒川がピックアップしたのは、安全地帯の「ワインレッドの心」という曲です。
83年リリース。僕1994年生まれなんですけど、生まれる11年前の曲ですね。作詞・井上陽水さん、作曲・玉置浩二さん。
なぜこの曲を選んだのかというと、僕は高校生の時にEXILEがすごく好きだったんです。僕はボーカリストというのもあって、歌う事も歌を聴く事もすごく好きだから、幅広く歌を歌う方を聴いていたんですけど、高校生の時は EXILEがすごく好きで 、EXILEの ATSUSHIさん がテレビか何かで、この「ワインレッドの心」をカバーしていらっしゃったのを聴いて、そこで知ったんですよ。なんてアダルティで魅力的な曲なんだ、と衝撃を受けたのを覚えています。
実はそこから安全地帯の玉置浩二さんという存在に出会いました。それまでは本当に知らなかったんですよ、なので知らなかったことをとっても後悔しました。
曲名の「ワインレッドの心」ってあるんですけど、ワインレッドってその燃えるような情熱的な赤とか、そういうカラってした感じじゃなくて、ちょっとどろっとした、血のような、濃厚な意味がありげな赤じゃないですか、僕のイメージはそういうワインレッドなんですけど、すごい詞にぴったりな曲名だなって思って、自分の事を見失っちゃうぐらいに愛してしまった人の歌というか、嫉妬とか寂しさとか、それこそ男の下心だったりやるせなさ、そういった類の沢山の想いが詰まっている曲だなって思います。
その曲を玉置浩二さんという素晴らしいボーカリストが歌うから言葉とか文字が苦手な僕でも、感覚的に解像度の高いような捉え方をできたのかなと、そんな気がします。
とっても好きな曲なんです。とっても好きな曲なので本当によく歌うんですけど、こういった、皆さんに聞かれるところで歌うのが正直怖いんです、本当は。それぐらい玉置浩二さんの存在は素晴らしいものだと思っております。大好きな曲です。
この曲って練習どうこうで上手くなるとかじゃない領域の曲だと思うんですよね。そもそもなんか上手に歌うっていう表現が正しくないですね。
これだけは言えるんですけど、目的も理由も、そういう次元の話じゃないですけど、僕は多分死ぬまでに、僕が死ぬまでの人生、もっと玉木さんの歌を聴くと思います。それぐらいすごい存在だと思いますし、とても好きな楽曲です。
ということで、@レコーディングルーム、来週はどんな宅録音源が公開されるのでしょうか、どうぞお楽しみに。
4月7日(水) オンエア楽曲
ユアネス「Alles Liebe」パノラマメロウ「騙され続けた僕ら」
YUI「Rollint Star (Natural ver.) 」
坂本真綾「トライアングラー」
安全地帯「ワインレッドの心」弾き語りカバー
Bjork「Hyperballad」
ユアネス「色の見えない少女」
坂本真綾さんの25周年記念ライブの会場の座席ひとつひとつに置かれていた、坂本さんからのメッセージ
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2020年11月18日に3rd EP「BE ALL LIE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2020年12月25日にデジタルシングル「歩む日々」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama