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2020.06.20
ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)・金子マリ・勝井祐二(ROVO)・辻コースケ(GOMA & JRS)ら出演、コロナ禍初の野外限定集客型ライブ&配信遂行
2020年6月14日(日)に、東京都渋谷区にオフィスを持つアースガーデンが主催する集客&配信の野外ライブ「多摩あきがわ #ライブフォレスト」を実施。コロナ禍に加えて梅雨到来のこの時期に、70人の観客を入れた有料ライブと有料配信を組み合わせ、新しい時代の新しい屋外音楽ライブを実現。アーティストはオーディエンスを前に数ヶ月ぶりに、上質な生演奏を披露する、心地よく盛り上がる一夜となった。
写真:船橋岳大
平年より3日遅く梅雨入りした関東。気になっていた天気はどうにか持ち堪え、イベント中に雨が降ることはなかった。泳げそうなほどの湿気だったが、その分、森の緑はみずみずしく美しい。
参加者には、入場時に、新型コロナウイルス感染症予防対策のチェックを受けてもらう。会場スタッフも同様に事前チェック済み。ソーシャルデイスタンスを考慮し、キャンプイスを等間隔に置いたフロアは、自由席。来場者は座りたいイスを選び、着座した。
会場には、スタッフ出演者約30人、参加者70人、総勢100人が集まった。またライブ配信にも49人が参加した。
写真:高橋良平
オープンニング・クロージングDJは、あきる野市在住の「DJ YO-GIN」。90年代中盤より、HIPHOP、R&Bを軸とし、都内主要クラブからラウンジまで幅広く活躍した彼は、あきる野市養沢でグランピングサイト「WOODLAND BOTHY」を主宰する経営者でもある。地元地域をよく知るDJ YO-GINらしい、みずみずしい森の自然とマッチした選曲を届けてくれた。
続いて登場したのは「勝井祐二&辻コースケ」。日本を代表するパーカショニスト辻コースケのソロに、勝井祐二が少しずつ音を乗せた。2人は、徐々に幻想的なインプロビゼーションの世界へ。辻コースケの身体からは、熱気による湯気が立ち上る。深く「内」に入っていくようなライブだった。
写真:高橋良平
演奏が終わると、観客からは拍手が起こる。「ライブ終わりの拍手」が、こんなにも新鮮に聴こえるなんて。いまだかつてない経験だった。
「DJ YO-GIN」と、今回のイベントの主催 アースガーデン代表であきる野市在住の「南兵衛@鈴木幸一」のトークをはさみ「ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)」のライブへ。
「勝井祐二&辻コースケ」が内に入っていくライブなら「ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)」は外に出ていくようなライブ。二人は、音楽を奏でる楽しさを全面に出し、笑わずにはいられないとばかりに、終始笑顔だった。
「大きい音って、楽しい」
「生きてて、一番楽しい」
2曲ほど演奏を終え、二人からはこんな感想が漏れ出る。
写真:高橋良平
今回のイベントでは、飛び入りゲスト3名登場。1人目は、アフロビートバンド「Afro Begue」を率いるジェンベ・マスター、オマール・ゲンデファルだ。サウンドはよりダンサブルになり、着座していた参加者も徐々に席から立ち上がり、席の前で踊りだす(他の参加者との適切な距離は守りながら)
盛り上がる会場の拍手が熱気を増し、コールアンドレスポンスが生まれ始める。ComplianSの二人もオマールもとにかく笑顔だ。
勝井祐二と辻コースケも参加し、5人による焚き火セッションへと突入。さらにここで、2人目のゲストとして「金子マリ」、3人目のゲストとしてビートボクサーの「太華」が登場。
写真:船橋岳大
セッションでは、先日亡くなったソウル界のレジェンド、ビル・ウィザースの「Lean On Me」なども演奏された。最後は佐藤タイジのシアターブルックの定番曲「ありったけの愛」を全員でセッション。
セッション終わりは、南兵衛@鈴木幸一が締めとして登場。「音楽の世界が復活していく緑の芽吹きのように、やがて森を育てるように、このライブフォレストを創っていきたい」と今後への期待と情熱を語った。
当日の様子は、6月21日(日)23時59分まで視聴可能。視聴にあたっては配信チケットを購入する必要がある。
チケット販売はこちら
文:葛原信太郎
アースガーデン オフィシャルサイト
@@e_garden
平年より3日遅く梅雨入りした関東。気になっていた天気はどうにか持ち堪え、イベント中に雨が降ることはなかった。泳げそうなほどの湿気だったが、その分、森の緑はみずみずしく美しい。
参加者には、入場時に、新型コロナウイルス感染症予防対策のチェックを受けてもらう。会場スタッフも同様に事前チェック済み。ソーシャルデイスタンスを考慮し、キャンプイスを等間隔に置いたフロアは、自由席。来場者は座りたいイスを選び、着座した。
会場には、スタッフ出演者約30人、参加者70人、総勢100人が集まった。またライブ配信にも49人が参加した。
オープンニング・クロージングDJは、あきる野市在住の「DJ YO-GIN」。90年代中盤より、HIPHOP、R&Bを軸とし、都内主要クラブからラウンジまで幅広く活躍した彼は、あきる野市養沢でグランピングサイト「WOODLAND BOTHY」を主宰する経営者でもある。地元地域をよく知るDJ YO-GINらしい、みずみずしい森の自然とマッチした選曲を届けてくれた。
続いて登場したのは「勝井祐二&辻コースケ」。日本を代表するパーカショニスト辻コースケのソロに、勝井祐二が少しずつ音を乗せた。2人は、徐々に幻想的なインプロビゼーションの世界へ。辻コースケの身体からは、熱気による湯気が立ち上る。深く「内」に入っていくようなライブだった。
演奏が終わると、観客からは拍手が起こる。「ライブ終わりの拍手」が、こんなにも新鮮に聴こえるなんて。いまだかつてない経験だった。
「DJ YO-GIN」と、今回のイベントの主催 アースガーデン代表であきる野市在住の「南兵衛@鈴木幸一」のトークをはさみ「ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)」のライブへ。
「勝井祐二&辻コースケ」が内に入っていくライブなら「ComplianS(佐藤タイジ& KenKen)」は外に出ていくようなライブ。二人は、音楽を奏でる楽しさを全面に出し、笑わずにはいられないとばかりに、終始笑顔だった。
「大きい音って、楽しい」
「生きてて、一番楽しい」
2曲ほど演奏を終え、二人からはこんな感想が漏れ出る。
今回のイベントでは、飛び入りゲスト3名登場。1人目は、アフロビートバンド「Afro Begue」を率いるジェンベ・マスター、オマール・ゲンデファルだ。サウンドはよりダンサブルになり、着座していた参加者も徐々に席から立ち上がり、席の前で踊りだす(他の参加者との適切な距離は守りながら)
盛り上がる会場の拍手が熱気を増し、コールアンドレスポンスが生まれ始める。ComplianSの二人もオマールもとにかく笑顔だ。
勝井祐二と辻コースケも参加し、5人による焚き火セッションへと突入。さらにここで、2人目のゲストとして「金子マリ」、3人目のゲストとしてビートボクサーの「太華」が登場。
セッションでは、先日亡くなったソウル界のレジェンド、ビル・ウィザースの「Lean On Me」なども演奏された。最後は佐藤タイジのシアターブルックの定番曲「ありったけの愛」を全員でセッション。
セッション終わりは、南兵衛@鈴木幸一が締めとして登場。「音楽の世界が復活していく緑の芽吹きのように、やがて森を育てるように、このライブフォレストを創っていきたい」と今後への期待と情熱を語った。
当日の様子は、6月21日(日)23時59分まで視聴可能。視聴にあたっては配信チケットを購入する必要がある。
チケット販売はこちら
文:葛原信太郎
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アーカイブ映像 チケット販売ページアースガーデン オフィシャルサイト
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