SENSA

2018.12.25

Keishi Tanaka、聖なる夜を彩る弾き語りワンマンライブ[ROOMS]で新曲も披露

Keishi Tanaka、聖なる夜を彩る弾き語りワンマンライブ[ROOMS]で新曲も披露

Keishi Tanakaが弾き語りワンマンライブ[ROOMS]を12月23日に原宿VACANTにて行った。
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東京での弾き語りワンマンは今年の1月に開催された[ROOMS]が初で、2回目となる今回も同じ会場で。昨年同様、この日もチケットはSOLD OUTしており、会場には多くのファンが駆けつけた。
入場者にはクリスマス特典としてステッカーが配布され、階段を上ると可愛らしいツリーが飾られており、木目の壁に囲まれた空間は、まるでロッジで開催される大人のクリスマスパーティー宛らに温かい空気に包まれていた。

拍手でステージに迎えられたKeishi Tanakaは、挨拶代わりに「Hello」を優しく歌い始める。クリスマスイヴ前日の贅沢な時間が始まった。
「いろんなイベントがあるこの時期に僕の"部屋"を選んでくれてありがとうございます。」と一言添えて、いきなり新曲「Some Rooms」を披露する。
原宿VACANTの天井の高いの空間にアコースティックギターの音色が良く響く。Keishiの柔らかくもハリのある歌声が響く「冬の青」の演奏が終わると、まさかの途中機材トラブルが。「じゃあ、次で最後の曲です。」と冗談を交えて客席の笑いを誘いつつ、トラブル改善後に甘い歌声で「Oh Lori」を披露。「いろんな楽しみ方をしていって下さいね。」という一言を挟み、「素敵な影の結末」の演奏が始まる。会場からは手拍子が自然と起こり、温かな一体感に包まれた。
「Floatin' Groove」では、観客も体を揺らし、手拍子の音も自然と大きくなる。Keishiの人懐っこい人柄が滲み出たステージングに自然とファンも笑顔をのぞかせる。
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今年はthe band apartとのSplit 7inch Vinyl、Digital SGを2枚リリースし、楽曲提供やCM楽曲も手掛けてきたKeishi Tanaka。
今年CMの為に書き下ろした楽曲をライブ初披露。なんのために書き下ろしたかをMCで伝えると、会場に来ていた子供も手を挙げて喜んでいる様子が伺えた。この楽曲を使用したWeb CMも公開されているので、ぜひチェックして見てほしい。




続いて演奏された「Foggy Mountain」。「crap!crap!」と手拍子を誘い、「今日はワンマンライブ。期待してます(笑)」という一言から、「霧を待つ僕ら/星を呼ぶ僕ら」と自然とコール&レスポンスも生まれる。
全員でのコーラスを練習し、観客の歌声にKeishiがハーモニーを重ねる。そのままの流れで「Stars And Lies」の演奏がスタート。会場一体となって作り出される美しい音色が聖なる夜を彩っていく様がとても美しかった。休憩タイムの前に、弾き語りではあまり披露されていないという楽曲「Another Way(is so nice)」を披露。「声を鳴らせ Say‼︎Yeah‼︎」という歌詞に客席からの「Yeah‼︎」というレスポンス。空間は一気に楽しげな空気に包まれた。

少しの休憩を挟んで、照明を少し明るくした空間でカバー楽曲の演奏が始まる。リクエストに応えるかたちで、SCAFULL KINGの「No time」、荒井岳史(the band apart)の「Kと彼の自転車」をさらっと歌ったあと、1週間前に大阪のイベントで歌ったというサザンオールスターズの「真夏の果実」を披露。
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「ちょっと僕も休憩したい(笑)」というKeishiの一言から、突如『クリスマス大抽選会』が始まる。「やり慣れてねー(笑)」と言いつつも、スマホアプリを利用して抽選を行い、先日ライブで訪れた奈良土産の「ふきん」、海外のライブのみで販売しているCD、オリジナルグッズのNEW KICKSの新作をプレゼント。この季節ならではのお楽しみ企画に観客も楽しんでいる様子が伺えた。
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そろそろ後半戦スタートしようかな、とクリスマスの楽曲を披露することを告げる。ベルを観客に手渡し「秘密の森」の演奏を始める。ベルの音とアコースティックギターの音色が幸せなクリスマスの空間を作り上げた。もう一曲、と「Peaceful Christmas」を披露。
今年の漢字「災」を引き合いに出し、9月に北海道で行う予定だった[ROOMS北海道編]が延期となり(11月に振替公演を開催)、その空いた数日間に作曲したという新曲を披露。どことなく北の空気を感じるサウンドに、聴き入る観客の姿が印象に残った。
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「偶然を待っているだなんて」、グッズ紹介を挟みながら今年リリースされた楽曲「This Feelin' Only Knows」を披露。続けて演奏された「傘を持たない君と音楽を」では客席から手拍子が起こり、軽快なリズムにKeishiの伸びやかな歌声が響き渡った。彼のペースで繰り広げられるワンマンライブ。「Like Her」を披露し、一区切りというように感謝を述べる。「きっと来年もやると思います」と告げ、そろそろ終盤へとthe band apartとのSplit 7inch Vinylに収録された「Break It Down」を熱く歌い上げた。
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本日の最後の曲、また必ず会いましょうと「Just A Side Of Love」を披露。「皆さん歌えますか?」と席を立ち上がり観客と一緒に大合唱。Happyなムードに包まれ、万雷の拍手の中本編を締め括った。

鳴り止まぬアンコールの拍手の中再びステージに現れたKeishiは、照明を極限まで落とした空間で「夜の終わり」を披露。静かな空間にKeishiの歌声が優しく響き渡った。同じ空間の中「あかり」を演奏し、最後の楽曲は「今日ここに集まってくれた皆さんと僕の2019年が良い1年になりますようにという思いを込めて。」と新曲「Breath」を披露し、2時間半のワンマンライブの幕を下ろした。
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Keishi Tanakaは大晦日の31日、新宿MARZと渋谷La.mamaでのライブが決定している。また、年明けにはthe band apartとのスプリットツアーがスタートする。東京公演は1月7日(月)代官山UNITとなっている。チケット好評発売中
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【セットリスト】
1.Hello
2.Some Rooms
3.冬の青
4.Oh Lori (Alessi Brothers Cover)
5.I Like It
6.素敵な影の結末
7.Floatin' Groove
8.花王CM書き下ろし楽曲
9.Foggy Mountain
10.Stars And Lies
11.Another Way (is so nice)
12.No time (SCAFULL KING Cover)
13.Kと彼の自転車 (the band apart Cover)
14.真夏の果実 (サザンオールスターズ Cover)
15.秘密の森
16.Peaceful Christmas
17.Untitled
18.偶然を待っているだなんて
19.This Feelin' Only Knows
20.傘を持たない君と音楽を
21.Like Her
22.Break It Down
23.Just A Side Of Love
<アンコール>
24.夜の終わり
25.あかり
26.Breath
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【Official Site】http://keishitanaka.com

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