2024.08.07
"BURNING EMO"を掲げて飛躍するポストハードコア/エモの新星「SigarDown」-Highlighter Vol.211-
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.211は、東京を中心に活動するオルタナティブロックバンド・SigarDownを取り上げる。
90~00年代USのポストハードコア/エモから影響を受け、日本詞で歌うスタイルはBURNING EMOと称されており、それを掲げた1st EP『BURNING EMO』を完成させたばかり。鬱屈した感情が叫ぶようなボーカルとヒリついたアンサンブルにのって、今、響きだす。
中学校で、いじめられて学校に行けなかった時期があるんですけど、収録されてたSTANCE PUNKSの曲を聴いてめちゃくちゃに勇気をもらって。当時いじめてきた同じ野球部の中村くんをグーで殴れたんですよ、解決こそしなかったけどそれから学校にはなんとか行けるようになって。ロックバンドの曲はめっちゃ勇気がもらえるな、いつかやってみたいなーと思ってました。
実際に自分の作る曲に影響を与えてくれたのは、高校生の時に聴いたTHE BACK HORNと9mm Parabellum Bulletです。SigarDownが日本語の歌詞である理由はこの2バンドにすごく影響されてます。
初めて自分でチケットを買ってライブに行ったのは9mmが出ていた残響祭で、そこでthe cabsとかcinema staffを初めて観ました。学校に軽音部がなかったのでそこから少しずつ国内外のポストロックやハードコア、90s~00sのエモとかを大学生にかけて自力でディグっていった感じです。
今まではキラーチューンだ!と思うシングルにMVを付けて、何曲かリリースした後、それらをまとめたミックステープのような形でフィジカルをリリースしてきました。
そこを経て、今回は自分の根底にある音楽性をアウトプットして所謂B面的な曲も録音することができました。
タイトルにある『BURNING EMO』はメロディックハードコアなどのライナーノーツに見かける燃え上がるヒリヒリとした歌や疾走感を形容する「バーニング」というワードと、90s~00sの「エモーショナル・ハードコア」というジャンル名、このふたつの単語を組み合わせました。双方のジャンルにはまだまだ音像においてたくさんの解釈や、枝葉の広がりがあるのですが、これらを自分なりに調和して楽曲を生み出してみたいという理想があって、今回5曲の楽曲と共にこのタイトルを付けました。
いろいろ悩んだんですが名前の響きもいいし、リスナーや周りの仲間にも受け入れてもらえたら嬉しいなって思っています。
SigarDownがフルメンバーになって初めてレコーディングした作品なので、過去イチ濃いものになったと思います!聴いてほしいっす!よろしくお願いします!
身の回りの近しいバンドたちがアルバムを出すことでリスナーに見つかっていったので、それはこの時代においても重要だっていうのを腹の底から感じています。自身の作詞曲の能力についても、制作を通してもっと研鑽できたらいいなと思っています。
後は個人的には筋トレっすね、TURNSTILEのブレンダン・イェーツやBRAHMANのTOSHI-LOWさんみたいなタトゥーなしで、脱いだらバキバキでライブのギアが更に入る、みたいな体幹の強くてしなやかな肉体を手に入れたいです。
楽器を演奏するのと違って、体ひとつで喜怒哀楽や物語を表現するので、そこが魅力だなと思います。よくお店ではHHIの動画が流れていて、いろんなダンスがあるんだなぁと思いました。At The Drive-Inのセドリック(・ビクスラー・ザヴァラ)とオマー(・ロドリゲス・ロペス)の動きがHOUSEの動きに似ていて個人的に親和性を感じています。
あとはお笑いのライブに行きたいです!値段は様々だけどチケットの価格帯が結構似ていて¥2,000~¥3,000のライブチケットを払ってショーを観る中で、どんな感覚になるか体験したいです。最寄りから近くの駅に吉本の劇場があるので今度行こうと思います。
SigarDown「BURNING EMO」
2024年8月7日(水)
試聴はこちら
2024年9月6日(金)
SHIMOKITAZAWABASEMENTBAR(TOKYO)
OPEN 18:30 / START 19:00
SigarDown
mother
SEVENTEEN AGAiN
Jam Fuzz Kid
ADV ¥3,000 / DOOR TBA (+1DRINK)
チケットURL:
https://t.livepocket.jp/e/e77aw
2024年9月27日(金)
SHNSAIBASHI Live House Pangea(OSAKA)
OPEN18:00 / START18:30
SigarDown
健やかなる子ら
PLATFORM
WHITE SURF!
AIRCRAFT
ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500 (+1DRINK)
チケットURL:
https://t.livepocket.jp/e/sigardown
SigarDown
メンバーは徳太郎(Vo)、小嶋(G)、徹(B)、純音(Dr)、山口(sup.G) 。東京都を中心に活動するオルタナティブロックバンド。90~00年代USのポストハードコア/エモから影響を受け、日本詞で歌うスタイルはBURNING EMOと称され、様々なアーティストとの邂逅を引き寄せる。
@sigardown
@sigardown_jp
linktree
FRIENDSHIP.
90~00年代USのポストハードコア/エモから影響を受け、日本詞で歌うスタイルはBURNING EMOと称されており、それを掲げた1st EP『BURNING EMO』を完成させたばかり。鬱屈した感情が叫ぶようなボーカルとヒリついたアンサンブルにのって、今、響きだす。
活動を始めたきっかけ
徳太郎(Vo):大学を卒業する最後の年にこのまま社会に出てマジの大人になっちゃうのやだなーと、自分の鬱屈した気持ちとかをなるべくピュアにぶつけたいなと思ってロックバンドをすることにしました。メンバーを集めたのはいいんですけど曲は作れなかったので、それからギターを買って半年くらい練習して、1曲だけレコーディングしてライブ活動を始めました。影響を受けたアーティスト
徳太郎:小、中学生の時にアニメのオープニングテーマとかエンディングの曲が入ってるCDを聴くのが好きで。特に『NARUTO -ナルト-』のヤツがめっちゃ好きでした。中学校で、いじめられて学校に行けなかった時期があるんですけど、収録されてたSTANCE PUNKSの曲を聴いてめちゃくちゃに勇気をもらって。当時いじめてきた同じ野球部の中村くんをグーで殴れたんですよ、解決こそしなかったけどそれから学校にはなんとか行けるようになって。ロックバンドの曲はめっちゃ勇気がもらえるな、いつかやってみたいなーと思ってました。
実際に自分の作る曲に影響を与えてくれたのは、高校生の時に聴いたTHE BACK HORNと9mm Parabellum Bulletです。SigarDownが日本語の歌詞である理由はこの2バンドにすごく影響されてます。
初めて自分でチケットを買ってライブに行ったのは9mmが出ていた残響祭で、そこでthe cabsとかcinema staffを初めて観ました。学校に軽音部がなかったのでそこから少しずつ国内外のポストロックやハードコア、90s~00sのエモとかを大学生にかけて自力でディグっていった感じです。
注目してほしい、自分の関わった作品
徳太郎:今回リリースする1st EPをチェックしてほしいです!今まではキラーチューンだ!と思うシングルにMVを付けて、何曲かリリースした後、それらをまとめたミックステープのような形でフィジカルをリリースしてきました。
そこを経て、今回は自分の根底にある音楽性をアウトプットして所謂B面的な曲も録音することができました。
タイトルにある『BURNING EMO』はメロディックハードコアなどのライナーノーツに見かける燃え上がるヒリヒリとした歌や疾走感を形容する「バーニング」というワードと、90s~00sの「エモーショナル・ハードコア」というジャンル名、このふたつの単語を組み合わせました。双方のジャンルにはまだまだ音像においてたくさんの解釈や、枝葉の広がりがあるのですが、これらを自分なりに調和して楽曲を生み出してみたいという理想があって、今回5曲の楽曲と共にこのタイトルを付けました。
いろいろ悩んだんですが名前の響きもいいし、リスナーや周りの仲間にも受け入れてもらえたら嬉しいなって思っています。
SigarDownがフルメンバーになって初めてレコーディングした作品なので、過去イチ濃いものになったと思います!聴いてほしいっす!よろしくお願いします!
今後挑戦してみたいこと
徳太郎:1stアルバムを来年までに作りたいです!身の回りの近しいバンドたちがアルバムを出すことでリスナーに見つかっていったので、それはこの時代においても重要だっていうのを腹の底から感じています。自身の作詞曲の能力についても、制作を通してもっと研鑽できたらいいなと思っています。
後は個人的には筋トレっすね、TURNSTILEのブレンダン・イェーツやBRAHMANのTOSHI-LOWさんみたいなタトゥーなしで、脱いだらバキバキでライブのギアが更に入る、みたいな体幹の強くてしなやかな肉体を手に入れたいです。
カルチャーについて
触れてきたカルチャー
徳太郎:最近までダンススクールで働いてたんですけど、自分でも踊れるようになったら楽しいかもなーって思ってます。ライブ中は歌う以外の部分は結構暇なので、出来るようになったら楽しいかも!と(笑)。楽器を演奏するのと違って、体ひとつで喜怒哀楽や物語を表現するので、そこが魅力だなと思います。よくお店ではHHIの動画が流れていて、いろんなダンスがあるんだなぁと思いました。At The Drive-Inのセドリック(・ビクスラー・ザヴァラ)とオマー(・ロドリゲス・ロペス)の動きがHOUSEの動きに似ていて個人的に親和性を感じています。
今注目しているカルチャー
徳太郎:アニメや映画、ドラマなどの映像にもっと触れたいです。普段全然観ないんですけど、この前サポートギターのヤマケンに初期の『(機動戦士)ガンダム』をオススメしてもらって、めっちゃハマって気づいたら一気見してました。結構前に観に行った『(新世紀)エヴァンゲリオン』の映画と似てるところもちょいちょいあって、昔の手本から表現方法を受け継ぐのは映像も同じなんだなって感心しました。あとはお笑いのライブに行きたいです!値段は様々だけどチケットの価格帯が結構似ていて¥2,000~¥3,000のライブチケットを払ってショーを観る中で、どんな感覚になるか体験したいです。最寄りから近くの駅に吉本の劇場があるので今度行こうと思います。
RELEASE INFORMATION
SigarDown「BURNING EMO」
2024年8月7日(水)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
SigarDown 1st EP「BURNING EMO」Release party
2024年9月6日(金)
SHIMOKITAZAWABASEMENTBAR(TOKYO)
OPEN 18:30 / START 19:00
SigarDown
mother
SEVENTEEN AGAiN
Jam Fuzz Kid
ADV ¥3,000 / DOOR TBA (+1DRINK)
チケットURL:
https://t.livepocket.jp/e/e77aw
2024年9月27日(金)
SHNSAIBASHI Live House Pangea(OSAKA)
OPEN18:00 / START18:30
SigarDown
健やかなる子ら
PLATFORM
WHITE SURF!
AIRCRAFT
ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500 (+1DRINK)
チケットURL:
https://t.livepocket.jp/e/sigardown
PROFILE
SigarDown
メンバーは徳太郎(Vo)、小嶋(G)、徹(B)、純音(Dr)、山口(sup.G) 。東京都を中心に活動するオルタナティブロックバンド。90~00年代USのポストハードコア/エモから影響を受け、日本詞で歌うスタイルはBURNING EMOと称され、様々なアーティストとの邂逅を引き寄せる。
LINK
オフィシャルサイト@sigardown
@sigardown_jp
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FRIENDSHIP.