バンドによってグッズの作り方はさまざま。THE ORAL CIGARETTESの場合、デビュー以来ずっとベースのあきらかにあきらがグッズのデザインを手がけている。Tシャツやパーカー、タオルにラバーバンドといった定番アイテムはもちろん、そのときどきのバンドのテーマやメンバーそれぞれの作りたいものを落とし込んで作られていくオーラルのグッズはそれ自体がひとつのブランドと言ってもいいほどにバリエーションが豊富でクオリティも高い。これからの夏フェスシーズンに各会場で販売される夏フェスグッズのラインナップの中にも、普段使いできそうなアイテムがたくさんある。あきらはどんな思いを込めてグッズを作り続けているのか。あまり語られることのない、グッズプロデューサーとしての考えを語ってもらった。今お客さんが求めてるもの、今僕らが提示したいテーマを落とし込んで作っている
─あきらさんはずっとオーラルのグッズ制作を手掛けてきていますけど、そもそもはどういうきっかけでやり始めたんですか?
あきらかにあきら:僕らが本格的にグッズを作り始めたのは事務所に入ってからなんですけど......うちのバンドの場合、結構(山中)拓也(Vo/G)がめちゃくちゃ大変なバンドなんですよ。バンマス的な立ち位置で、とにかく全部やりたがる人だから、デビューするタイミングで彼がパンクしちゃって、「グッズ、誰かやってくれへん?」みたいな話になって。それで僕も興味あったから「じゃあやってみようかな」っていう流れで、今まで来てる感じですね。
─なるほど。
あきら:だから、昔からやってるって言ってもいまだにメンバーに意見も聞くこともありますし、リリースやツアーと絡めたグッズっていうのは基本的には拓也のイメージをデザインに落とし込むっていう作業でもあるんです。逆に今回のような夏フェスグッズとかは結構自由にできる部分があって、今お客さんが求めてるものってなんやろうなとか、今僕らが提示したいテーマってなんやろうなっていうのを落とし込んで作っています。
─最初の頃と今とでグッズ作りに対する考え方は変わりました?
あきら:本当に最初の最初は、拓也が曲を作っているように僕もデザインをしようと思って、Illustratorをいじってちまちまやってたんです。でもやっていくうちにやっぱり自分の限界に気づいて。餅は餅屋じゃないですけど、デザイナーさんやイラストレーターさんと知り合うことも増えたので、その人と一緒に何かを作ろうっていう意識に変わってきましたね。やっぱり自分の本業は音楽やし、プロがやったら10分でできることを自分で1時間調べてやってって、「何やこの時間」って思って。しかもイメージはあるけどできないことも多くて、できあがったものもやっぱりダサいんですよ。バンドの方向性も定まっていなかったから、ロゴを思いっきり主張してみたり、いろんな色を出してみたり、変なキャラとか登場させてみたり(笑)。そうやって失敗を重ねて「これは違ったんだな」って学んで方向性を固めていくっていう。だから過去のグッズとか見てたらめっちゃおもろいっすよね、ブレブレで。他のバンドでも思うことありますからね、「今ちょっと迷ってるんだな」とか(笑)。
─当時はグッズをどういうものとして捉えていました?
あきら:僕らみたいなバンドは、フェスシーンでそれを着てくれる人が広告塔になってくれるというか、お客さんがタオルを掲げていることでそのバンドがより広がっていくっていうことがあるので、それを結構意識したグッズをめっちゃ作ってましたね。
─フェスに行くと背中に「BKW!!」って書かれたTシャツを着ている人がたくさんいて、あれは目立っていましたよね。
あきら:あれは本当にいい発見だったと思います。あれを発明できたのは、うちのバンドのグッズが広まっていったいちばん大きいきっかけだったのかなと思ってますね。あの「BKW!!」っていうワードが背番号風になって、みんなが背負ってくれて。「あれなんや?」ってなるので。
─あきらさん自身もライブを観に行ってグッズを買ったりしていたんですか?
あきら:してました。自分で買うのは目立つものが好きでしたね。僕「京都大作戦」に毎年行っていたんですけど、やっぱり10-FEETのロゴが入ったでっかいバスタオルとか「京都大作戦」のTシャツとか、「このイベント行ったんやで」とか「このバンド応援してるんだぞ」っていうのを自慢できるようなアイテム。ワンポイントとかじゃなくドーンって書いてるザ・バンTみたいなのをめっちゃ好んで買ってましたね。
─でも最近のオーラルのグッズは、そうじゃないのも多いじゃないですか。あんまりバンド名を主張しすぎないというか。
あきら:そうですね。最近は重ね着とか過去のグッズとの組み合わせをできるようなものをよく作っていて。昔買ってくれたロンTの上に着やすいような空白のあるデザインにしようとか。もともとは名前を広げたいっていうのもあったから、ロゴをバーンって大きくしてたけど、それをどこまで小さくして主張できるかっていうのにはチャレンジしていますね。でもグッズとロゴとかバンドの印象っていうのは結構リンクする部分があるので、そこには責任を持って、崩すにしても崩しすぎないものとかは意識してますね。
─グッズ作りというのは単にモノだけを作っているわけじゃなくて、バンドの見え方にも影響するということですね。
あきら:まさにそうですね。
ディズニーランドのカチューシャでいたいけど、家に帰って使わないのももったいない
─オーラルはこれまでも結構おもしろいものを作ってきているじゃないですか。Tシャツ、タオル、ラバーバンドみたいな定番だけじゃなくて、以前パジャマとかも作っていましたよね。
あきら:作りましたね。あれはやっぱりコロナ禍でおうち時間にフォーカスして、ライブ会場以外でも日常に溶け込むものっていうのを作ろうと思って。コロナじゃなかったら作ってないと思います。
─そういう「生活に馴染む」みたいなことって作る上で考えたりしますか?
あきら:どっちもあるんですよね。ディズニーランドの耳付きのカチューシャのポジションでもいたいけど、だからといって家に帰って使わないというのももったいないじゃないですか。だったらさらに価値をつけられるもの、普段使いできるものをっていう。そのいい塩梅を探りたいとは思ってますけど、なかなか難しいですからね。
─アイテムによっても役割が違いますしね。たとえば最近でいうとスタジャンとかアノラックとか、アウター類も作っているじゃないですか。ああいうものはライブハウスの中で着るというよりは日常使いのアイテムだと思うし。
あきら:ああいうものはグッズの中でも結構コアファンに向けたアイテムではあるので。言ったら僕らの私服っぽいものを作ってるんです。「拓也、そのアウターいいやん。そういう雰囲気のグッズを作ってみいひん?」みたいな、そういう会話から始まってるので。より僕ら個人のファッションへの憧れ、たとえば大学生の子とかが「拓也っぽくなりたい」って思ったときにその欲求を満たすっていうものも定期的に作るように心がけていますね。
─今回の夏フェスグッズでいうと、このキャップはあきらさんの持っているものを元に作ったそうですね。
あきら:そうです。よくある形ではあるんですけど、僕最近ライブでずっと帽子をかぶっているので、これをグッズにしたらみんな喜ぶんちゃうかっていう。そういうアーティスト本人とのリンク性っていうのもすごく大事にしています。
─具体的に作っていくときはどういう流れで進んでいくものなんですか?
あきら:まずは「何を作ろうか」ってラインナップを決めます。Tシャツは作っておこうかとか、季節柄パーカーなのかスウェットなのか、夏だったらそれは要らないけど冬だったら必要だよねとか。春や秋だったらロンT入れとく?とか。そうやってその季節に合ったものを選んで、小物はラバーバンドやタオルのようなものは定番として入れるんですけど、「最近キーホルダー作ってないから作ろうか」とか「カバンの類1年ぐらい出してないからそろそろ出しておく?」とか、あとは夏フェスだったら最近フード付きのバスタオルは需要あるよねっていうことで入れたり、過去グッズで人気があったものの色違いだったり、そういうものをバーってみんなでアイデア出し合いますね。でも実際にフェスで販売できるアイテム数っていうのも決まっていたりするので、それも考えて具体的にラインナップを決めていきます。
─なるほど。
あきら:次はそれをデザインしていくんですけど、そこではバンドの最近のテーマだったり、最新のシングルの衣装だったりを踏まえてメンバーで話し合ったり、僕とデザイナーさんで話をして、デザイン案を出してもらいます。2〜3案もらって、その中からブラッシュアップしていくっていう感じですね。
─デザイナーさんはずっと同じ方にやってもらっているんですか?
あきら:主にお願いしている方が今は2人いて、そのどちらかにお願いすることが多いです。でも2人ともお忙しい方なので、どっちか捕まったらラッキーっていうか(笑)。どっちも捕まらない場合はマネージャーの柳井さんが手を動かします。
─ええ?
あきら:柳井さんもデザイン得意だし、めちゃくちゃ意見も出してくれるし、めちゃくちゃ助かってますね。柳井さん、何でもできるんですよ。文章も書けるし、インスタライブもやってるし(笑)。
─すごいシステム(笑)。でも、ツアーごととかフェスシーズンごとに作るわけじゃないですか。ファッションブランドでも年2回なのに。それは大変ですよね。
あきら:いや、でもやっぱり比べものにならないくらいあっちは大変そうですけどね。こっちはアイテム数や基本的な軸がバンドにあるので、衣類やアイテム中心にコンセプトから考えるのと比べるとそもそも別物な気もしてます(笑)。
─いやいや、オーラルのグッズは全然そういうものじゃないじゃないですか。確かにバンドロゴとツアーのスケジュールを入れればOK、みたいなバンドもいるけど。
あきら:でもそれで成り立つのがいちばんかっこいいっちゃかっこいいんですよ。ハイスタとかそうじゃないですか。それでいいならそれがいいよとも思っているんです。でも僕らはどっちかっていうと「ネオグッズバンド」なんで。やっぱりちょっと新しいものに対して敏感にやってますよっていうのもブランディングだと思うので、そこはがんばらないとなと思ってますね。
バンドのグッズ制作から販売までのパッケージをオーラルは作ったんじゃないかな
─今まで作ってきた中で自分的に「これはいいのできたな」って思ってるものはありますか?
あきら:何だろう、スウェットかな。ちょっと前まではスウェットじゃなくて「トレーナー」やったんですよね。それが「スウェット」になったんですよ。なんていうんだろう、すごい抽象的なんですけど、これはトレーナーじゃなくてスウェットやなっていう......それはたとえば首の詰まり具合とかなんですけど、そういうものをオリジナルボディで作ったらめちゃくちゃ売れて。生地と形もすごいこだわって、肩がちょっと落ちる感じにして。それを作れた時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。ボディが大事なんだとか形が大事なんだっていうのをすごい痛感したアイテムでしたね。
あと小物ですごく嬉しかったのは、CBDのVAPEを作ったんです。それはバンド名に因んだんですけど、世の中的に禁煙の流れがある中でタバコのイメージはよくないから、そういうものをグッズとして出すのは難しいかなと思っていたんですけど、VAPEならちょっとワル感もあって、でもちゃんと合法で、バンドのイメージにもすごく合っていて。しかもそれは「NYLON JAPAN」とコラボして出せたので、カルチャー色も出せたし。これができるバンドって少ないよなっていうのをすごい思ったので、すごく楽しかったし、嬉しかったですね。
─そういうものもいわゆるバンドのライブ会場で売るマーチャンダイズっていう枠からはみ出ていますよね。どんどんできることが増えてきている感じがしますね。
あきら:だいぶ枠は広がってきました。サンリオとコラボして自分たちのキャラクターのぬいぐるみを作ったりもしたんですけど、そういうのも最初はありえなかったんですよ。それはバンドじゃなくない?って思って。でもサンリオとコラボやったらありやな、とか。そうやってちょっとずつ許せる範囲を広げていけているのは楽しいですね。アリーナ公演の会場で販売したガチャとかもそうですよね。ガチャってどっちかというとバンドのカルチャーじゃないなのかなと思ってたんですけど、それがめちゃくちゃ回って。僕らにもガチャとか求めてるファンがいたんだというのは驚きました。そうやって実験的にやったことが受け入れられて、またやってあげたいなって思いました。
─あまり他のバンドのグッズにはないようなアイテムもたくさんありますしね。
あきら:ユニフォームとかもそうですね。野球のユニフォームも作りましたし、昔はサッカーのシャツとかも作ったんですけど、あれは僕、the telephonesを追いかけたんですよ(笑)。the telephonesがずっとサッカーT作っていて「あれいいな」と思って。他のバンドはみんな敬遠していた気がするんですけど、「行ってまえ」と思って作ったら、それもめっちゃ人気になって。アメフトTも作りましたね。古着で買ったアメフトのシャツをベースに作ったら、それもめちゃくちゃ跳ねて。夏フェスとの相性がすごい良かったんですよね。グッズ売り場に行列ができて、「めっちゃ当ててしまった」みたいな。そこから他のバンドも似たアイテムを出したりしてたと思います(笑)。ブームを作ったんちゃう?って思いました。そうやってバンドに真似されるっていうのは嬉しいんですよね。僕らみたいにグッズの撮影をするバンドも増えてきて、なんかひとつ、バンドのグッズ制作から販売までのパッケージをオーラルは作ったんじゃないかなと思っています。
自分の生活の中で「これあったらいいな」っていうものを形にしていく
─拓也くんの誕生日プレゼントとして作った野球のユニフォーム、さっき見せていただきましたけどすごいですね。
あきら:はい、拓也の誕生日に彼の好きな野球チームのユニフォームの形をできるだけ再現して、拓也の好きなブランドの人にデザインとか色とか指定してもらって。せっかく作ったしお客さんにも着てほしいということで、刺繍は高くなりすぎちゃうのでできなかったんですけど、プリントで再現したものを受注販売させてもらいました。受注生産なので背番号を変えられたり名前を入れられたりもできたんですけど、そういうオンリーワンのものがほしいという需要もあるんだなと。まあ、実験ではあったんですけどちゃんとデータが取れたので、またやりたいなと思いますね。
─受注販売というのも最近は少しずつ増えてきた感じがありますね。
あきら:本当に在庫を抱えるのがとにかくリスクなので。いつ売れるか分からないものをずっと抱えておくっていうのもそうだし、逆に求めてくれる人がいるのに売り切れてしまうこともあるし。数が読めないっていうのが不安要素ではあるので、受注で作れるものが年に1回でも出せたらバンドとしてはすごく安心して活動できるんですよね。それによって他のグッズの制作費も稼げるし(笑)。
─いや、そういう需給バランスとかコストのところまで考え抜いてグッズを作るというのは本当に大変ですよね。それに加えてもちろんベースも弾いているわけだし(笑)。
あきら:僕、音楽よりグッズのことを考えてることが多いかもしれない(笑)。音楽のことは拓也に全任せできるので、うちのバンドの場合は。だからこそ、グッズのことを拓也に相談する回数を本当にゼロにできたというのはめっちゃでかいですね。まあ、参考意見を聞いたりはするのでゼロではないですけど、基本的には全任せしてくれてるので。
─そういうバンド内の役割分担がはっきりしてきたっていうのが、バンドにとっても大きいんですね。
あきら:そうですね。ソロアーティストやったらわりと楽なのかもしれないですけど、メンバー4人の趣味嗜好が合うことってないので。誰かが決定しないといけないじゃないですか。グッズに関しては他の3人は僕にほぼ任せてくれてるので、決めるのも早くできる。事務所のグッズ担当の人も「あきらがOKならOK」で進行できるし。だから今回の夏フェスグッズのデザイン、まさやん(中西雅哉・Dr)とシゲ(鈴木重伸・G)はまだ知らないですよ。
─それぐらい任せてるってことですよね。でも、彼らから「こういうの作りたいんだけど」っていうアイデアが出てくることもありますよね。
あきら:めっちゃあります。めっちゃありますけど、「それは俺、1年前に考えてたで」みたいなのもある(笑)。作れない理由とかも説明して、でもそれでも作りたいって本当に思ってくれるものとかは受注生産で作ったりして。できるだけ形にはしたいと思っているし、でもできないものはできないっていうのがはっきりしている世界でもあるので。いろいろ話し合ってやってますね。
─わかりました。さて、今年の夏フェスでは青をキーカラーにいろいろなグッズが完成しました。この中であきらさん的なイチ押しみたいなものはありますか?
あきら:今回初めて作ったのがこのPVCバッグなんですけど......(最終サンプルを見て)おー、かわいい! これ、最初サンプル出した時はメッシュの生地やったりして、集合体恐怖症の人にはきついかなとか、生地が切りっぱなしになっていて、これが当たったら痛くない?とか、いろいろあって、そこからブラッシュアップして。めっちゃいいもんになりました。シンプルにかわいいし、夏っぽいし、これはたぶん売れると思います(笑)。あとはこのカラビナ。結構丈夫なやつなんですよ。僕、何年前かに最初に作ったやつをずっと使っていて、今日もつけてるんですけど。だから最初に買った人にはもう必要ないんかなと思ってたんですけど、色を変えてみたらそれはそれで、めっちゃよくて。前に買った人もそういうので楽しんでもらえたらいいし、今年ファンになりましたみたいな方にとっても手に取りやすいものになっていると思います。昔からのお客さんと新しいお客さんと、あとフェスでちょっと観たっていうお客さんと、すべての人のニーズを叶えるのは難しいんですけど、今のところの最大がこれかなっていう感じのラインナップになりました。
※7/22(土)OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2023 から夏フェスグッズ販売開始!通販未定の為、決まり次第THE ORAL CIGARETTES公式より告知予定。
─今年の夏フェスはこの青がフェス会場を席巻すると。
あきら:はい、今年は青で。席巻してほしいですね。
─これから先、作ってみたいものとかはありますか?
あきら:この間思ったのが、僕、最近バイクに乗り始めて。家のバイク置き場に置くときに、そこにオートロックの鍵をピッて当てないといけないんです。バイクに乗りながらそれを当てるのが難しいんですよね。だから、鍵が伸びるリールキーホルダーみたいなのを作りたいっていって、今実際に作ろうとしています(笑)。そうやって自分の生活の中で本当に自分の作りたいものを「これあったらいいな」っていうものを形にしていくっていう感じですね。
─バイクなら、ヘルメットとかどうですか?
あきら:ヘルメットねえ。でも需要めっちゃ少ないので(笑)。だからヘルメットに貼れるシールとかチャームとかかな。
取材・文:小川智宏
撮影:Kohei Suzuki
LIVE INFORMATION
THE ORAL CIGARETTES presents "WANDER ABOUT 放浪 TOUR 2023 北海道 編"
9月21日(木) 【北見】 ONION HOLL OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:SATOH
9月22日(金) 【帯広】 MEGA STONE OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:SATOH
9月24日(日) 【旭川】 CASINO DRIVE OPEN 17:30 / START 18:00
FRONT ACT:SATOH
9月26日(火) 【札幌】 PENNY LANE 24 OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:the McFaddin
9月28日(木) 【小樽】 GOLD STONE OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:the McFaddin
9月30日(土) 【函館】 CLUB COCOA OPEN 17:30 / START 18:00
FRONT ACT:the McFaddin
チケット:
オールスタンディング ¥4,800(税込)
THE ORAL CIGARETTES presents "WANDER ABOUT 放浪 TOUR 2023 九州・沖縄 編"
10月11日(水) 【福岡】 LIVE HOUSE Queblick OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:鋭児
10月13日(金) 【佐賀】 LIVE HOUSE GEILS OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:鋭児
10月14日(土) 【長崎】 DRUM Be-7 OPEN 17:30 / START 18:00
FRONT ACT:鋭児
10月16日(月) 【福岡】 Zepp Fukuoka OPEN 17:30 / START 18:30
FRONT ACT:鋭児
10月19日(木) 【大分】 DRUM Be-0 OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:AFJB
10月20日(金) 【宮崎】 LAZARUS OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:AFJB
10月25日(水) 【熊本】 熊本 B.9 V1 OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:AFJB
10月26日(木) 【鹿児島】 CAPARVO HALL OPEN 18:30 / START 19:00
FRONT ACT:AFJB
10月29日(日) 【沖縄】 桜坂セントラル OPEN 17:30 / START 18:00
FRONT ACT:Hello Sleepwalkers
チケット:
オールスタンディング ¥4,800(税込)
<Zepp Fukuokaのみ>
2F立ち見 ¥4,800(税込)
2F指定席 ¥6,300(税込)
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