2023.04.26
2023年の日本でリアルに響く女声オルタナティブロック「omeme tenten」-Highlighter Vol.169-
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。 Vol.169は、女性ボーカルの4人組ロックバンドomeme tentenを取り上げる。
オルタナ道をまい進しながらも、等身大の今をわかりやすい日本語詞とキャッチーなメロディに落とし込む新星ギターロックバンド。2nd EP『2020』で、さらに注目を集めるはずだ。
あとはコロナ禍の膨大な暇のおかげです。趣味が多くないので、家に籠ってできることが弾き語りくらいしかありませんでした。この期間から曲をちゃんと作るようになり、友人を集めてバンドを組みました。
andymoriと出会ったのは中学生の時。当時引っ越しで友達や街との別れを経験し、寂しさを埋めるようにiPodに入れていた3rd album『革命』を何度も聴いていました。歌詞の優しさ、曲の持つ独特な虚しさに救われていたんだと思います。
あの頃はまだギターが弾けなかったので、ピアノで弾き語りしてみたり......今でも弾き語りする時はandymoriの曲を歌うことが多く、ずっと一緒です。
スーパーカーは大人になってから聴くようになりました。サウンドの世界観や不思議な歌詞にとても惹かれていて、コード感、言葉の使い方などたくさんのスパイスをくれます。迷走した時は、一旦スーパーカーを聴いて「そうそう私はこういう音楽が好きなんだ!」と自分を見つめ直すこともあります。特に野外で聴くのが爽快で好きです。
omeme tenten初めての音源1st EP『祈りたちよ』は、サウンドや歌詞に私たちの初々しさが残っていてみずみずしいものになっていますが、2nd EP『2020』には、より今の自分たちがやりたい音楽を詰め込みました。
リード曲「2020」は、いつかの未来で2020年を思い返している時の曲です。あの時は苦しかったと、私たちは2020年のことを辛い記憶として語り続けてしまうのでしょうか?ふと観た映画の主人公に釘付けになったこととか、お気に入りだった洋服を捨ててしまったこととか。そんないつも通りの平凡な生活もちゃんとあったよね。と歌っているつもりです。
また、リリースに向けてMVやスタジオライブなどの映像作品もぞくぞく発信します。
2nd EP『2020』が新たな出発点になってくれると思いますので、チェックしてほしいです!
特に好きなアイドルはBiSで、今年の始めに脱退してしまったネオ・トゥリーズが今でも大好きです。彼女の歌声があまりに美しかったから、私も自分の歌を歌いたくなったんです。アイドルって本当に本当に、元気をくれますよね。
"いるようでいらない、けれどクオリティの高い小物"みたいなものが大好きなので、カプセルトイはまさにドンピシャ。目が離せません!
omeme tenten『2020』
2023年4月26日(水)
試聴はこちら
東京・下北沢ERA
OPEN 18:00/START 18:30
ADV ¥2,500/DOOR ¥3,000
(+1DRINK ¥600)
omeme tenten
2022年春、東京にて結成した女性ボーカルの4人組ロックバンド。結成して間もなくEP『祈りたちよ』を配信リリース。夏に初自主企画を下北沢ERAにて開催、満員観客となる。同時にCD盤『祈りたちよEP』をリリース。HOLIDAY! RECORDSでは、入荷のたびにソールドアウト状態になっている。2023年4月26日、待望の2nd EP『2020』 配信スタート。
FRIENDSHIP.
オルタナ道をまい進しながらも、等身大の今をわかりやすい日本語詞とキャッチーなメロディに落とし込む新星ギターロックバンド。2nd EP『2020』で、さらに注目を集めるはずだ。
活動を始めたきっかけ
灯(Vo/G) :きっかけは、自分たちを何か形として残したいという気持ちでした。生きている声や音が誰かに届くこと、忘れずにいられることってすごく良いなって。あとはコロナ禍の膨大な暇のおかげです。趣味が多くないので、家に籠ってできることが弾き語りくらいしかありませんでした。この期間から曲をちゃんと作るようになり、友人を集めてバンドを組みました。
影響を受けたアーティスト
灯 :特に影響を受けたアーティストはandymoriとスーパーカーです。andymoriと出会ったのは中学生の時。当時引っ越しで友達や街との別れを経験し、寂しさを埋めるようにiPodに入れていた3rd album『革命』を何度も聴いていました。歌詞の優しさ、曲の持つ独特な虚しさに救われていたんだと思います。
あの頃はまだギターが弾けなかったので、ピアノで弾き語りしてみたり......今でも弾き語りする時はandymoriの曲を歌うことが多く、ずっと一緒です。
スーパーカーは大人になってから聴くようになりました。サウンドの世界観や不思議な歌詞にとても惹かれていて、コード感、言葉の使い方などたくさんのスパイスをくれます。迷走した時は、一旦スーパーカーを聴いて「そうそう私はこういう音楽が好きなんだ!」と自分を見つめ直すこともあります。特に野外で聴くのが爽快で好きです。
注目してほしい、自分の関わった作品
灯 :4月26日リリースの2nd EP『2020』は是非聴いてほしい一枚です。omeme tenten初めての音源1st EP『祈りたちよ』は、サウンドや歌詞に私たちの初々しさが残っていてみずみずしいものになっていますが、2nd EP『2020』には、より今の自分たちがやりたい音楽を詰め込みました。
リード曲「2020」は、いつかの未来で2020年を思い返している時の曲です。あの時は苦しかったと、私たちは2020年のことを辛い記憶として語り続けてしまうのでしょうか?ふと観た映画の主人公に釘付けになったこととか、お気に入りだった洋服を捨ててしまったこととか。そんないつも通りの平凡な生活もちゃんとあったよね。と歌っているつもりです。
また、リリースに向けてMVやスタジオライブなどの映像作品もぞくぞく発信します。
2nd EP『2020』が新たな出発点になってくれると思いますので、チェックしてほしいです!
今後挑戦してみたいこと
灯 :バンドで全国に行ってみたいです。omeme tentenは東京のバンドですが、活動を始めてから今まで京都・福島・愛知・宮城にライブをしに行きました。どの土地も本当に魅力的で......!もっともっと様々な街や人に出会いたいなって気持ちが強いです。もちろん、東京でもバリバリ活動したいです。カルチャーについて
触れてきたカルチャー
灯 :私は女性アイドルに夢中です。自分と同じくらいの年齢の女の子たちが全力で踊って歌っている姿をみると、私も頑張りたい!と、とんでもなく勇気づけられます。なにより可愛いくて癒されますし。特に好きなアイドルはBiSで、今年の始めに脱退してしまったネオ・トゥリーズが今でも大好きです。彼女の歌声があまりに美しかったから、私も自分の歌を歌いたくなったんです。アイドルって本当に本当に、元気をくれますよね。
今注目しているカルチャー
灯 :最近はカプセルトイの種類がめちゃくちゃ豊富で。一回200~500円くらいで、運試し気分に玩具やストラップを手に入れることができる、その魅力にハマっています。秋葉原や原宿、池袋には大きなカプセルトイ専門店がたくさんあるため、ひとりで行くこともあります。"いるようでいらない、けれどクオリティの高い小物"みたいなものが大好きなので、カプセルトイはまさにドンピシャ。目が離せません!
RELEASE INFORMATION
omeme tenten『2020』
2023年4月26日(水)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
omeme tenten presents 2nd EP『2020』Release Party
2023年5月7日(日)東京・下北沢ERA
OPEN 18:00/START 18:30
ADV ¥2,500/DOOR ¥3,000
(+1DRINK ¥600)
PROFILE
omeme tenten
2022年春、東京にて結成した女性ボーカルの4人組ロックバンド。結成して間もなくEP『祈りたちよ』を配信リリース。夏に初自主企画を下北沢ERAにて開催、満員観客となる。同時にCD盤『祈りたちよEP』をリリース。HOLIDAY! RECORDSでは、入荷のたびにソールドアウト状態になっている。2023年4月26日、待望の2nd EP『2020』 配信スタート。
LINK
オフィシャルサイトFRIENDSHIP.