Highlighter

2026.04.22

ライブハウスでもがき続ける九州のインディ/オルタナシーンの注目株「yard rat」-Highlighter Vol.261-

ライブハウスでもがき続ける九州のインディ/オルタナシーンの注目株「yard rat」-Highlighter Vol.261-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.261は、熊本を拠点に活動するyard ratを取り上げる。
2019年に結成されてから、九州を中心に全国各地でライブを重ねてきた5人組。インディ/オルタナティブロックをリスペクトし、そのスピリットを受け継ぎながら、疾走感や爽快感といった、自分たちらしさを昇華した音楽性を発揮している。自分自身の未練や拙さにケリをつけるべく作り上げた最新作『undertaker』で、その軌跡に触れて欲しい。


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活動を始めたきっかけ
勇斗:元々はおっさんになっても一緒にバンドしたいね、というのが始まりでした。 メンバー全員ギターメインで各々バンドをしていたため、最初はどうなるかと思っていました。たくさんの人に聴いていただけたり、ツアーを周ったりという未来があるとは思っていませんでした。

太一:元々はyard ratが活動を開始したときから大ファンでしたが、その2年後に声をかけてもらって加入しました。

:就活や大学卒業が控えているなかで、今後もバンドを続けながら一緒に遊んでいきたいと考えていたタイミングで、And Protectorのコピーバンドを組んだことがきっかけでした。

ナカケン:大学の軽音サークルの同級生で「おじさんになってもバンドやろうぜ」という感じでゆるく長く楽しいことやってこうとして、始まったのがきっかけです。本当におじさんになっても続いてそうな気がします。楽しいです!

小野:元々は別のバンドで活動をしていましたが、勇斗から声をかけてもらい加入しました。

影響を受けたアーティスト
勇斗:人生で初めて行ったバンドのライブがthe HIATUSでした。 メロディの良さや納得性、オケの作り込みなどすべて影響を受けているバンドです。
君島大空は新婚旅行のいちばんの目的となるくらい大好きです。 好きな音像だけど聴いたことない、そんなアプローチあったのかというような曲ばかりでとても影響を受けてます。

the cabsは人生でいちばん多感だった時期にいちばん聴いていました。プレイも音使いもたくさん影響を受けています。

odolは優しくそっと背中を押したりしてくれて大好きです。 自分は直接感じた日常を曲にすることが多いのですが、odolの影響がとても大きいです。

太一:特定のアーティストに絞るのは難しいですが、バンドを始めてからいろんな大人に出会うことで、音楽観や生き方について様々な影響を受けました。最も私の人格形成に影響を与えたのは熊本NAVAROと福岡UTEROを取り巻くローカルバンドシーンだと思います。

:初めて組んだバンドがELLEGARDENのコピーバンドでした。そのバンドがとても楽しかったおかげで今もバンドを続けていると思います。
『The Actuality of Thought』というビデオがきっかけで90年代のバンドをよく聴くようになりました。その中でもJejuneの「That's Why She Hates Me」がいちばん好きです。




ナカケン:九州、熊本でバンドを続けていくことにおいて、 同郷のDoit Scienceや、鹿児島のNo edge、佐賀のMake The Pancake、 長崎のBAN'S ENCOUNTERなどの先輩の姿勢やエネルギーにはいつも背中を押してもらい、影響を受けております!

小野:たくさんありますが、身近な人からの影響が1番大きい気がします。清田さん(Doit Science)やgivegiveさん(Academy Fight Song等)、The CORPSEの小川さん、ショーゴくんには、聴く音楽やバンドへの姿勢で大きく影響を受けています。

注目してほしい、自分の関わった作品
勇斗:表題曲の「Undertaker」は自分史上最も難産かつ思い入れのある曲なので、是非聴いていただきたいです。ライブではみんな歌って欲しいです。

太一:純粋な楽曲の良さ。そしてアルバム通して素敵な流れになっていると思うので、出来れば最初から最後まで聴いて欲しいです。

:コンポーザーである勇斗の書く曲や、メンバーの演奏がとても好きなので、皆さんにもぜひ聴いていただきたいです。

ナカケン:音楽にもアルバムデザインにも、細部に宿るアレンジや工夫も含め、何度も見返して聴き返しても楽しめるアルバムになっていると思います!

小野:アルバムを通して、ジャンルに捉われないyard ratの音楽性を感じてもらいたいです。



今後挑戦してみたいこと
勇斗:会いたい人たちに会いに行って、たくさん楽しい日を作っていきたいです。
そしてまた曲を作っていきたいです。

太一:様々な場所で受けた影響を地元に還元していく方法を探したいです。

:バンドが作ってくれた経験によって、自分の価値観が変化してきたと感じています。
今後もいろんなことを共に経験して、たくさん話していけたらいいなと考えています。

ナカケン:ツアーでもまだお邪魔しきれてない日本各地、日本を飛び出して世界各地、いろんなところでライブしていろんな人と出会ってみたいです!その人たちを熊本に呼んだりして繋がりを続けていきたいです!

小野:今までどのバンドでもしてこなかったんですが、ドラムのリズム先行で曲を作ったりしてみたいです。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
勇斗:数年前から格闘技観戦にどっぷりです。
人生を懸けてすべてをぶつける姿に何度も心震わされてきました。
その他はVTuber(ぶいすぽ)、格闘ゲーム(見る専)などです。

太一:オルタナティヴ、パンク、ハードコア等ジャンルの垣根なく、身近な九州のバンドカルチャーに触れてきました。

:熊本NAVAROで開催されている「Art Blakey Fes.」に初めて遊びに行った際、すごく自由でかっこいい遊び方だなと感じた経験から、ライブハウスで遊ぶようになりました。

ナカケン:小さな頃から母親の影響で、絵画が好きです。個人的にはシスレーやモネなどの印象派が特に好みで、風や水の流れ、光を感じる表現は好きな音楽にも通じています。



小野:音楽だと、バンド以外でもHIPHOPのイベントとかに行ったりするのは好きです。ホームにしているNAVAROは音楽のジャンルの垣根が無くて遊びやすいです。あとは音楽以外だと服とか花とか好きです。



今注目しているカルチャー
勇斗:あまりこれといって無いですが...キャンプとか気になってます。

太一:これと言ってありませんが、全国ツアーで各地の美味しいものとお酒を楽しみたいです。

:各地のバンドたちがライブハウス以外でどうやって遊んでいるのかとても気になっているので、ツアーで会ったときに聞けたらいいなと思います。

ナカケン:これまであまり映画を観てこなかった人生なので、気軽に観れるショートムービーに最近興味があります。SAMANSAというサブスクサービスを使ってます。



小野:上記で触れた音楽、服、花はずーっと注目し続けてる...... って感じです(笑)。

RELEASE INFORMATION

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yard rat「undertaker」
2026年4月22日(水)

試聴はこちら

LIVE INFORMATION

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PROFILE

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yard rat
2019年結成。熊本を拠点に活動。
2022年に1stアルバム『fingerpost』を熊本のライブハウス「NAVARO」内レーベル「4JC RECORDS」よりリリース。
以降九州を中心に全国各地にてライブを重ねるとともに、自主企画「Teleportation」を開催。
2026年4月に2ndアルバム『undertaker』をリリースし、同年同月より全国ツアーを敢行予定。

LINK
オフィシャルサイト
@yardrat_kmmt
@yardrat_kmmt
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