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2025.05.08

【読むラジオ】MC: Laura day romance 「風を感じる音楽」をテーマに選曲!「Room H」-2025.5.7-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と。
鈴木:ギターの鈴木迅と。
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました。ワンマンライブ、大阪と東京が無事完遂されているはず。
鈴木:史上最大動員でございまして、ツアーも発表されてるということで。
井上:秋にまた大きなところでやります。



礒本:福岡にも行きますね。
井上:Room"H"を聞いてライブ来てくれる人いるのかな?
鈴木:(そういう人を)作っていこうぜ。
井上:分かりやすくRoom"H"って書かれたうちわとか持ってきてほしい。
鈴木・礒本:あはは(笑)。
井上:Room"H"のファン(笑)。私たちローラズがお届けするRoom"H"、今日も1時間お付き合いよろしくお願いします。今日の1曲目はNHK・Eテレ、毎週土曜日午後6時25分から放送中、アニメ『アン・シャーリー』のエンディングテーマで書き下ろした楽曲です。山田尚子さんが絵コンテと演出をしてくれているアニメとも曲ともすごく親和性のある映像が出たばかりで、ぜひそちらもご覧ください。反響がすごかった気がする。
鈴木: 世界中からね。
井上:チェックしてください。Laura day romanceで「heart」。
井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。今週も礒本くん、テーマの発表をお願いします。
礒本:@リビングルーム。今夜のテーマは新緑の季節、"風を感じる音楽"です。5月、新緑が目に眩しい季節になりました。この間までピンクや白や黄色など満開の花でカラフルだった街も一気に若々しい緑の葉っぱに覆われ、木々の生命力には驚くばかりです。暑くもなく寒くもなく、蚊もまだいないこの時期、風香る5月と言われるほど、そよ風は気持ちよく最高の季節ですね。今日はそんな1年で最もフレッシュな季節に似合う風を感じる音楽を紹介していただきたいと思います。音楽は耳で聴くものですが、時々風を感じる音楽に出会うことってありませんか?5月の風のような音楽、皆さんがどんな曲をセレクトしてくれるのか楽しみです。試されております!
鈴木:指令読みが日に日にうまくなっていますね。
礒本:(指令読み)専門で行きますから。
井上:専門なんだ。確かに5月って一番いいのかも。花粉はない、あったかい、暑すぎない、雨も降らない。
鈴木:ほんとに5月はいいね。
井上:もはや5月しか良くないんじゃないか。
鈴木:5月病とか言われますけれども、要はだらだらしたくなるぐらい居心地がいいと。やる気にならないとか。
礒本:5月病って他にもあって。4月病もあって、6月病もあって、7月病も9月病とか1月病もあるんですよ。
井上:なんでもいいってこと?
礒本:結局、気のもちよう!
鈴木:あはは(笑)
井上:5月病って詳細何?って感じだもんね。
鈴木:でも、5月病が一番有名だよね。
礒本:一番有名だね。ゴールデンウィーク明けの暗い気持ちみたいな。
井上:普通に週末が楽しかっただけなんじゃない。では、今日のテーマ、"新緑の季節風を感じる音楽"紹介していきます。迅君から。
鈴木:5月は風や居心地の良さみたいなのが印象的な季節だと思うんですけれども、僕はインディーロックみたいなものがすごく聴きたくなる。声のミックスがデカくなくていいんですよね。いつも声が小さい音楽聴いていて、最初の頃はそういう音楽を真似しすぎて、かっちゃんとボーカルの音量、ミックスで揉めたりもしてたし。
礒本:最初の頃とか特に揉めてたよね。
鈴木:「私の声、聞き取れないよ。」って言われて。「いやいや、うるさいよ。逆に。」。
井上:親戚中から言われてた。
礒本:あはは(笑)。
鈴木:僕が当時一番好きだったのがYo La Tengoというアメリカのインディーのスーパードンみたいなバンドで。現代のThe Velvet Undergroundなんて言われてますけれども、その人たちの音楽がすごく好きで。その中でもキャリア後期の大人になって渋いけれども爽やかで子供も分かるみたいなポップな魅力がたくさん詰まった『Fade』というアルバムに入っている1曲を選ばせていただきました。
鈴木:楽器が重なっていく喜び、ちょっとした風がいろんなものを動かしていく感じ、その躍動感がアレンジに詰まっておりまして、そこに乗ってくるこのポップなメロディ。ベースがいなくて、キーの低いギターが2人とドラムとシンセという感じなんですけど、非常にいいんですよ。
井上:このリズムの曲って風を感じるよね。
鈴木:一定だよね。とにかく一定で終わるまでずっとこの感じなんですよね。
井上:風を感じる音楽で(思いついた曲)全部この感じのテンポ感だった。
鈴木:テンポ感ね。意外に大事だと思われます。では、礒本くんお願いします。
礒本:5月は雨が少ないとか、外に出たいような季節というのがまず一つあって。歩いていたりすると、昔聴いてた曲を聴いたりするんですけど、今日紹介したいのがスキマスイッチの「スフィアの羽」。僕はこの曲がすごく好きで、中学生の時とかMDに入れて毎日聴いて。
鈴木:「ガラナ」のカップリングだよね?
礒本:そうそう。当時ってカップリングでいい曲に気づいたりすると、ちょっと優越感。みんなが知らない曲を俺は知ってるんだ!みたいなところもあったりして。あとこれ、甲子園のテーマソングだよね?どっちかというと夏みたいな感じもあるんだけど、最近の5月って夏みたいなもんじゃんという気持ちもあって。
井上:春の甲子園もあるよ。
礒本:春の甲子園もあるんですけど、この曲は夏の甲子園。どっちかというと、夏の感じではあるんですが、熱血というよりは、すごくさわやかな曲調ですごく気に入ってるので紹介します。
礒本:歌詞が前向きですね。
井上:爽やか。
礒本:この年は甲子園を全部観てて。
鈴木:一番盛り上がった年だよね。田中将大、斎藤佑樹。やばかったよ。
礒本:1回戦から全部見たんじゃないかな?ちょっと思い出補正もあるかもね。
井上:うちも見てる。うち、父親が野球好きすぎて、地方の一回戦からめっちゃ見てる。
礒本:ではラスト、ボーカルのかっちゃんお待たせしました。かっちゃんにとっての風を感じる音楽を教えてください。
井上:さっきも言ったけど、風を感じるリズムがあるんだよね。それって何なんだろうって思ったら、ドライブしてる感。窓から音楽を聴いてる感なのかなと。車の窓から風入ってきてて、音楽を聴いてる感じとかが近い気がしてて。テイラー・スウィフトの曲はビートではなく声からめっちゃ風を感じるなって思ったのね。声からすごく風を感じて、こういうパターンもあるなとかいろいろ考えながら聴いたんだけど、普通にスカートさんの「私が夢からさめたら」という曲すごく好きなんですけど。
礒本:テイラー・スウィフトじゃないんだ。
鈴木:普通に(笑)。
礒本:じゃあ今の話いらないじゃん。
鈴木:芸人の永野さん?
鈴木・礒本:テイラーより普通にスカート(が好き)。
井上:「私が夢からさめたら」が流れてきた時にこれだと思って。5月感。なんでそんなに笑ってるの?
礒本:いやいや(笑)。放送を聞き返してみてよ。
鈴木:普通にって何やねん(笑)。脈絡のなさにみんな引っかかってた。
井上:スカートのラジオに出させてもらった時もこの曲好きですと言った気がする。相当気に入ってる曲です。
礒本:普通に好きな曲をかけた感じ?
井上:でも、"風"感じない?
礒本:風は感じるよ。
鈴木:俺は視界良好の感じ。
井上:まぁ、それは人による。
礒本:あはは(笑)。
鈴木:それはそう。
井上:私は5月の風のイメージでこれを選んだからちょっと穏やかというか。
鈴木:スカート全体的に言えるところだけど、爽やかさの中に仄暗さがあるというか。切なさがあるというかね。
礒本:澤部さんの声質じゃないけど、そういう印象がある。
井上:ちょっとくぐもってる感じね。この曲は歌詞もすごく良いんだよね。ということで今日は風を感じる音楽というテーマで3人それぞれ選曲してきました。最後にもう1曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲を紹介したいなと思うんですが、アルバムの中で一番風を感じるのはこの曲です。
鈴木:いろんな風があるけど、5月の風となってくると、これかな。
鈴木:メンバーがそれぞれ最近気に入っている曲を紹介。今日は鈴木迅が選びたいと思います。最近どんな音楽を聴いているかというと、僕、アルバムの後編に向けての制作をツアーの合間なのにしておりまして。
礒本:合間なのに(笑)。
鈴木:僕はギターで主に作曲してましたけど、鍵盤もすごく使うんですよ。なので、YouTubeとかで鍵盤のボイシングを教えてくれる動画みたいなのがいっぱいあって、それを見ながら曲作りをよくやってるんですけど、人によって鍵盤ってカラーがめっちゃあるんですよ。同じコードを押さえても、この人は暴力的に聞こえるとか、この人はちょっとおしゃれに聞こえるとか。いろいろな感覚があるんですけど、Tyler, The Creatorのコードボイシングがすごく特徴的なんですよ。洒落ているんだけど暴力的で、子供っぽいんだけど大人っぽいという。僕、正直Tyler, The Creatorはみんなほどハマってなくて、おしゃれすぎていると思っててあんまりピンとこなかったんです。
でも、最近Tyler, The Creatorのピアノの響きがすごく好きで、自分の曲に取り入れたいと思ってるのでピアノの感じをずっと真似てるんですけど、それがいい具合に溶けている曲があって。REX ORANGE COUNTYの「OPEN A WINDOW (feat.Tyler,The Creator)」という曲なんですけど、元々2人は仲良くて REX ORANGE COUNTYはTyler, The Creatorがフックアップした人でもあると思うんですよ。本当にこの2人は相性が良くて、REX ORANGE COUNTYの方がちょっと上品で坊ちゃんっぽいんだけど、(Tyler, The Creatorが)外に連れ出すヤンキーっぽい友達。でも、好きなものは同じみたいな。独特の距離感がこの曲には詰まっていると思っております。最近すごく好きな曲です。
Yo La Tengo「Ohm」
スキマスイッチ「スフィアの羽根」
スカート「私が夢からさめたら」
Laura day romance「プラットフォーム|platform」
REX ORANGE COUNTY「OPEN A WINDOW (feat.Tyler,The Creator)」
Laura day romance「Sleeping pills|眠り薬」
木村カエラ「happiness!!!」

Laura day romance「heart」
2025年3月26日(水)
Format:Digital
Track:
1. heart
試聴はこちら
2025年10月03日(金)北海道・札幌cube garden
開場:18:30 開演:19:00
2025年10月19日(日)宮城・仙台darwin
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月02日(日)大阪・BIGCAT
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月09日(日)福岡・BEAT STATION
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月16日(日)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月23日(日)東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)
開場:17:00 開演:18:00
出演: Laura day romance
<チケット情報>
・全⾃由 スタンディング ⼀般︓5,500円(税込)
・全⾃由 スタンディング U-22割︓4,500円(税込)
※2003年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
・全⾃由 スタンディング U-12割︓3,000円(税込)(保護者同伴必須)
※保護者の⽅もチケット必要 ※2013年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
※U-22/U-12の⽅は年齢確認のできる写真付き⾝分証明書1点、写真がない場合は2点(学⽣証・健康保険証など)を⼊場時にご提⽰ください。
※U-12 チケットはU-22、通常チケットのいずれかと必ずセットでの購⼊をお願いします。U-12チケットのみでの⼊場、購⼊はお断り致します。
※各公演ドリンク代別途必要
※3歳未満⼊場不可
<FC「只今より、古参」会員先行2次>
2025年5月9日(金) 18:00 ~ 5月18日(日) 23:59
※同行者の方は非会員でもお申し込み可能です。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と。
鈴木:ギターの鈴木迅と。
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました。ワンマンライブ、大阪と東京が無事完遂されているはず。
鈴木:史上最大動員でございまして、ツアーも発表されてるということで。
井上:秋にまた大きなところでやります。



礒本:福岡にも行きますね。
井上:Room"H"を聞いてライブ来てくれる人いるのかな?
鈴木:(そういう人を)作っていこうぜ。
井上:分かりやすくRoom"H"って書かれたうちわとか持ってきてほしい。
鈴木・礒本:あはは(笑)。
井上:Room"H"のファン(笑)。私たちローラズがお届けするRoom"H"、今日も1時間お付き合いよろしくお願いします。今日の1曲目はNHK・Eテレ、毎週土曜日午後6時25分から放送中、アニメ『アン・シャーリー』のエンディングテーマで書き下ろした楽曲です。山田尚子さんが絵コンテと演出をしてくれているアニメとも曲ともすごく親和性のある映像が出たばかりで、ぜひそちらもご覧ください。反響がすごかった気がする。
鈴木: 世界中からね。
井上:チェックしてください。Laura day romanceで「heart」。
風を感じる音楽をテーマに選曲!@リビングルーム
井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。今週も礒本くん、テーマの発表をお願いします。
礒本:@リビングルーム。今夜のテーマは新緑の季節、"風を感じる音楽"です。5月、新緑が目に眩しい季節になりました。この間までピンクや白や黄色など満開の花でカラフルだった街も一気に若々しい緑の葉っぱに覆われ、木々の生命力には驚くばかりです。暑くもなく寒くもなく、蚊もまだいないこの時期、風香る5月と言われるほど、そよ風は気持ちよく最高の季節ですね。今日はそんな1年で最もフレッシュな季節に似合う風を感じる音楽を紹介していただきたいと思います。音楽は耳で聴くものですが、時々風を感じる音楽に出会うことってありませんか?5月の風のような音楽、皆さんがどんな曲をセレクトしてくれるのか楽しみです。試されております!
鈴木:指令読みが日に日にうまくなっていますね。
礒本:(指令読み)専門で行きますから。
井上:専門なんだ。確かに5月って一番いいのかも。花粉はない、あったかい、暑すぎない、雨も降らない。
鈴木:ほんとに5月はいいね。
井上:もはや5月しか良くないんじゃないか。
鈴木:5月病とか言われますけれども、要はだらだらしたくなるぐらい居心地がいいと。やる気にならないとか。
礒本:5月病って他にもあって。4月病もあって、6月病もあって、7月病も9月病とか1月病もあるんですよ。
井上:なんでもいいってこと?
礒本:結局、気のもちよう!
鈴木:あはは(笑)
井上:5月病って詳細何?って感じだもんね。
鈴木:でも、5月病が一番有名だよね。
礒本:一番有名だね。ゴールデンウィーク明けの暗い気持ちみたいな。
井上:普通に週末が楽しかっただけなんじゃない。では、今日のテーマ、"新緑の季節風を感じる音楽"紹介していきます。迅君から。
鈴木:5月は風や居心地の良さみたいなのが印象的な季節だと思うんですけれども、僕はインディーロックみたいなものがすごく聴きたくなる。声のミックスがデカくなくていいんですよね。いつも声が小さい音楽聴いていて、最初の頃はそういう音楽を真似しすぎて、かっちゃんとボーカルの音量、ミックスで揉めたりもしてたし。
礒本:最初の頃とか特に揉めてたよね。
鈴木:「私の声、聞き取れないよ。」って言われて。「いやいや、うるさいよ。逆に。」。
井上:親戚中から言われてた。
礒本:あはは(笑)。
鈴木:僕が当時一番好きだったのがYo La Tengoというアメリカのインディーのスーパードンみたいなバンドで。現代のThe Velvet Undergroundなんて言われてますけれども、その人たちの音楽がすごく好きで。その中でもキャリア後期の大人になって渋いけれども爽やかで子供も分かるみたいなポップな魅力がたくさん詰まった『Fade』というアルバムに入っている1曲を選ばせていただきました。
鈴木:楽器が重なっていく喜び、ちょっとした風がいろんなものを動かしていく感じ、その躍動感がアレンジに詰まっておりまして、そこに乗ってくるこのポップなメロディ。ベースがいなくて、キーの低いギターが2人とドラムとシンセという感じなんですけど、非常にいいんですよ。
井上:このリズムの曲って風を感じるよね。
鈴木:一定だよね。とにかく一定で終わるまでずっとこの感じなんですよね。
井上:風を感じる音楽で(思いついた曲)全部この感じのテンポ感だった。
鈴木:テンポ感ね。意外に大事だと思われます。では、礒本くんお願いします。
礒本:5月は雨が少ないとか、外に出たいような季節というのがまず一つあって。歩いていたりすると、昔聴いてた曲を聴いたりするんですけど、今日紹介したいのがスキマスイッチの「スフィアの羽」。僕はこの曲がすごく好きで、中学生の時とかMDに入れて毎日聴いて。
鈴木:「ガラナ」のカップリングだよね?
礒本:そうそう。当時ってカップリングでいい曲に気づいたりすると、ちょっと優越感。みんなが知らない曲を俺は知ってるんだ!みたいなところもあったりして。あとこれ、甲子園のテーマソングだよね?どっちかというと夏みたいな感じもあるんだけど、最近の5月って夏みたいなもんじゃんという気持ちもあって。
井上:春の甲子園もあるよ。
礒本:春の甲子園もあるんですけど、この曲は夏の甲子園。どっちかというと、夏の感じではあるんですが、熱血というよりは、すごくさわやかな曲調ですごく気に入ってるので紹介します。
礒本:歌詞が前向きですね。
井上:爽やか。
礒本:この年は甲子園を全部観てて。
鈴木:一番盛り上がった年だよね。田中将大、斎藤佑樹。やばかったよ。
礒本:1回戦から全部見たんじゃないかな?ちょっと思い出補正もあるかもね。
井上:うちも見てる。うち、父親が野球好きすぎて、地方の一回戦からめっちゃ見てる。
礒本:ではラスト、ボーカルのかっちゃんお待たせしました。かっちゃんにとっての風を感じる音楽を教えてください。
井上:さっきも言ったけど、風を感じるリズムがあるんだよね。それって何なんだろうって思ったら、ドライブしてる感。窓から音楽を聴いてる感なのかなと。車の窓から風入ってきてて、音楽を聴いてる感じとかが近い気がしてて。テイラー・スウィフトの曲はビートではなく声からめっちゃ風を感じるなって思ったのね。声からすごく風を感じて、こういうパターンもあるなとかいろいろ考えながら聴いたんだけど、普通にスカートさんの「私が夢からさめたら」という曲すごく好きなんですけど。
礒本:テイラー・スウィフトじゃないんだ。
鈴木:普通に(笑)。
礒本:じゃあ今の話いらないじゃん。
鈴木:芸人の永野さん?
鈴木・礒本:テイラーより普通にスカート(が好き)。
井上:「私が夢からさめたら」が流れてきた時にこれだと思って。5月感。なんでそんなに笑ってるの?
礒本:いやいや(笑)。放送を聞き返してみてよ。
鈴木:普通にって何やねん(笑)。脈絡のなさにみんな引っかかってた。
井上:スカートのラジオに出させてもらった時もこの曲好きですと言った気がする。相当気に入ってる曲です。
礒本:普通に好きな曲をかけた感じ?
井上:でも、"風"感じない?
礒本:風は感じるよ。
鈴木:俺は視界良好の感じ。
井上:まぁ、それは人による。
礒本:あはは(笑)。
鈴木:それはそう。
井上:私は5月の風のイメージでこれを選んだからちょっと穏やかというか。
鈴木:スカート全体的に言えるところだけど、爽やかさの中に仄暗さがあるというか。切なさがあるというかね。
礒本:澤部さんの声質じゃないけど、そういう印象がある。
井上:ちょっとくぐもってる感じね。この曲は歌詞もすごく良いんだよね。ということで今日は風を感じる音楽というテーマで3人それぞれ選曲してきました。最後にもう1曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲を紹介したいなと思うんですが、アルバムの中で一番風を感じるのはこの曲です。
鈴木:いろんな風があるけど、5月の風となってくると、これかな。
鈴木:メンバーがそれぞれ最近気に入っている曲を紹介。今日は鈴木迅が選びたいと思います。最近どんな音楽を聴いているかというと、僕、アルバムの後編に向けての制作をツアーの合間なのにしておりまして。
礒本:合間なのに(笑)。
鈴木:僕はギターで主に作曲してましたけど、鍵盤もすごく使うんですよ。なので、YouTubeとかで鍵盤のボイシングを教えてくれる動画みたいなのがいっぱいあって、それを見ながら曲作りをよくやってるんですけど、人によって鍵盤ってカラーがめっちゃあるんですよ。同じコードを押さえても、この人は暴力的に聞こえるとか、この人はちょっとおしゃれに聞こえるとか。いろいろな感覚があるんですけど、Tyler, The Creatorのコードボイシングがすごく特徴的なんですよ。洒落ているんだけど暴力的で、子供っぽいんだけど大人っぽいという。僕、正直Tyler, The Creatorはみんなほどハマってなくて、おしゃれすぎていると思っててあんまりピンとこなかったんです。
でも、最近Tyler, The Creatorのピアノの響きがすごく好きで、自分の曲に取り入れたいと思ってるのでピアノの感じをずっと真似てるんですけど、それがいい具合に溶けている曲があって。REX ORANGE COUNTYの「OPEN A WINDOW (feat.Tyler,The Creator)」という曲なんですけど、元々2人は仲良くて REX ORANGE COUNTYはTyler, The Creatorがフックアップした人でもあると思うんですよ。本当にこの2人は相性が良くて、REX ORANGE COUNTYの方がちょっと上品で坊ちゃんっぽいんだけど、(Tyler, The Creatorが)外に連れ出すヤンキーっぽい友達。でも、好きなものは同じみたいな。独特の距離感がこの曲には詰まっていると思っております。最近すごく好きな曲です。
5月7日(水) オンエア楽曲
Laura day romance「heart」Yo La Tengo「Ohm」
スキマスイッチ「スフィアの羽根」
スカート「私が夢からさめたら」
Laura day romance「プラットフォーム|platform」
REX ORANGE COUNTY「OPEN A WINDOW (feat.Tyler,The Creator)」
Laura day romance「Sleeping pills|眠り薬」
木村カエラ「happiness!!!」
RELEASE INFORMATION

Laura day romance「heart」
2025年3月26日(水)
Format:Digital
Track:
1. heart
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
Laura day romance tour 2025 a perfect review

開場:18:30 開演:19:00
2025年10月19日(日)宮城・仙台darwin
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月02日(日)大阪・BIGCAT
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月09日(日)福岡・BEAT STATION
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月16日(日)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月23日(日)東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)
開場:17:00 開演:18:00
出演: Laura day romance
<チケット情報>
・全⾃由 スタンディング ⼀般︓5,500円(税込)
・全⾃由 スタンディング U-22割︓4,500円(税込)
※2003年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
・全⾃由 スタンディング U-12割︓3,000円(税込)(保護者同伴必須)
※保護者の⽅もチケット必要 ※2013年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
※U-22/U-12の⽅は年齢確認のできる写真付き⾝分証明書1点、写真がない場合は2点(学⽣証・健康保険証など)を⼊場時にご提⽰ください。
※U-12 チケットはU-22、通常チケットのいずれかと必ずセットでの購⼊をお願いします。U-12チケットのみでの⼊場、購⼊はお断り致します。
※各公演ドリンク代別途必要
※3歳未満⼊場不可
<FC「只今より、古参」会員先行2次>
2025年5月9日(金) 18:00 ~ 5月18日(日) 23:59
※同行者の方は非会員でもお申し込み可能です。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、 Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC

黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance