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2025.03.27

【読むラジオ】MC: Laura day romance 「変化の時に聴きたい曲」をテーマに選曲!「Room H」-2025.3.26-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と
鈴木:ギターの鈴木迅と
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました〜。
礒本:花粉症じゃないですか?
鈴木:花粉症ですけれども
井上:2人の声同じ。何か成分似てるわ。
鈴木:花粉症ですが。2時間前ぐらいに僕らの新曲「heart」がリリースされまして。
井上:いぇーい!
鈴木:これはタイアップにもなっているということですね。僕らにとってはビッグニュース。ありがとうございます。
井上:『アン・シャーリー』というアニメのタイアップです。
鈴木:おめでとう!久々にこういう曲を書いたなという感じがあって。アルバムとはまたちょっと違った感じのね。いいテイストでできたと皆思っていると思います。録ったのはだいぶ前です。もう覚えてないぐらい。
井上:めっちゃ前のことに感じる。
礒本:昨年の上半期ぐらいの印象あるけどな。
鈴木:そうです。なので、長いこと温められて世に出たなという感じがあって感慨深いです。
井上:今回の感じは、子供もみんな歌える曲というのをめざした?
鈴木:俺が?いや〜、そんなことはないけど。そんなことないというのもどうかと思う。
井上:でも、アルバム『合歓る - walls』の曲よりだいぶ歌いやすいし、覚えやすいと思うから。
鈴木:鼻歌で歌いやすいっていうのはちょっとだけ意識したかも。子供に鼻歌で歌ってほしいなと思って。
礒本:子供に(笑)?
鈴木:おじいちゃんおばあちゃんに歌われたい。
井上:子供は多分鼻歌よりがっつり歌うんじゃない?
鈴木:俺、プールによく行くけど、子供は「Bling-Bang-Bang-Born」めっちゃ歌ってる。
井上:あ、やっぱり?
礒本:それ見たいんだよね。
鈴木:あはは(笑)。すごいよ、エネルギー。
井上:あのエネルギーで「heart」歌ってもらえるように。
鈴木:だから子供って歌おうと思えばなんでも歌えるんですよ。「Bling-Bang-Bang-Born」を歌えるんだから。
礒本:サビだけね(笑)。
鈴木:あはは(笑)。そんな感じでぜひチェックしてみてください。
礒本:では早速番組始めていきましょう。今日の1曲目は。
井上:先ほども話しましたが『アン・シャーリー』というアニメのエンディング曲になってます。というか、そのために書き下ろしています。
井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。じゃあ礒やん、今週もテーマの発表をお願いします。
礒本:@リビングルーム、今夜のテーマは"変化の時に聴きたい曲"です。
鈴木:じゃあディレクターからの指令が届いていますので、読み上げます。久しぶりの指令です。"気がついたら3月も終わりますね。進学、就職、転勤などでこの春から新しい生活をスタートするという方も多い時期です。もしかしたら最近福岡に引っ越してきたばかりという方も聞いてくれているかもしれませんね。人生の節目のような大きな変化ではなくても、会社員なら部署移動があったり、ラジオ局も改編があったり。不安と期待でなんとなくソワソワする季節でもありますよね。そこで、今日はそんな変化の時を迎えているリスナーさんに向けて変化の時に聴きたい曲をセレクトしてください"とのことです。
礒本:よく読めた。
鈴木:こういうの上手なんですよ。
礒本:これは僕が今までやってたやつ(笑)。
井上:でも、やっぱり礒やんは気持ちをめっちゃ込めてるんだなって今思った。
鈴木:ちょっとディスられてるやん(笑)。
礒本:これ上手くやったと思ってできてない時が一番恥ずかしい。
鈴木:いやいや!俺できてた!
井上:迅君は普通に読んでたけど、やっぱり礒やんはかなり波がちゃんとついて。
礒本:"最近、福岡に引っ越してきたばかり!"とかびっくりマークがついてるから、"ばかりっ!!"(くらい)
井上:やるよね。
鈴木:そのテンションでやらなきゃいけなかった。
礒本:やらないといけないってことはないんだけど。
井上:環境の変化が得意な方かどうか聞かれてますけど。
礒本:こういう話って前もしたことなかったっけ?
鈴木:なんかある気がする。
礒本:すんなり順応するタイプか、時間がかかるタイプか
鈴木:俺は苦手って言ってたね。
井上:私は意外にすんなり順応タイプかも。
礒本:俺どっちだったっけ?
鈴木:でも、得意じゃなさそう。
礒本:意外とね...
鈴木:時間がかかるタイプ。
礒本:そう。意外と体調崩したりとかする。
井上:事前準備をしっかりしなければいけないという気概で体調崩してそう。
礒本:あはは(笑)。そういえば、上京してきた時に鼻血が止まんなかった。
井上:あはは(笑)。
鈴木:その話言ってたよね。
礒本:それでサークルの先輩とかに覚えてもらってた。
井上:鼻血坊や。
礒本:鼻血マンって言われてたかな?
井上:鼻血マンの方が嫌じゃん。可愛くもないわ。私は環境の変化、得意な気がする。なんとなくだけど。
鈴木:どれぐらい根を張ってるかだと思うよ。
井上:根を張ってる?
鈴木:普段の平常運転の時に根を張ってる人ほど難しい。
井上:(私は)根なし草ってこと?え?そんなイメージあるの?
礒本:悪口ではないんじゃない?
鈴木:悪口じゃない。それは長所短所あるから。俺は生活が、自分が安定するようにめっちゃ根を張るタイプだから。変わった時にイチからやり直しか...って。
礒本:それはそうだね。行きつけの店とか決めるタイプだよね。普段買い物するスーパーとか、そういうのもだいぶ決めてたから。
井上:へ〜。全然決めてないや。
鈴木:それはいいんじゃない。楽しくて。
井上:毎回違うとこ行く。ということで、今日のテーマ"変化の時に聴きたい曲"を紹介していきます。まずは迅君からお願いします。
鈴木:ベタにというか、僕の中でこのテーマだったらこれっしょっていう感じなんだけど、David Bowieの「Changes」という曲でして。これがだいぶ初期、David Bowieの4枚目 『Hunky Dory』というアルバムの1曲目なんですけど。Bowieといえば「Changes」というぐらい、"THE音楽性変えまくるアーティスト"の第一人者ぐらいの人だと思うんですけど、これはその中でもすごくやる気に満ち溢れてるというか(笑)。外しとかじゃない。簡単に"もう変えてくぜ、俺!"という自分を鼓舞してるかのような曲。僕、暇な時にBowieのドキュメンタリーめっちゃ見るんですけど、決定的な場面で必ずこれが流れる。
井上・礒本:へー。
鈴木:人生のテーマみたいな。Bowieのそういう姿勢に影響を受けているミュージシャンの人もめっちゃいると思ってて。そういうのってやっぱ第一人者が大事じゃん?いろいろ音楽性変えても成功してるっていう例があると、レコード会社の人もミュージシャン本人も変えやすいという。そういう前例をつくったアーティストだと思うので。
井上:何気なく聴いてたわ。めっちゃいい曲だよね。
鈴木:このテーマといえばという形で選ばせていただきました。聴いてください。
鈴木:いやー、久々に聴いたわ。
井上:なんか原始的な良さがあるよね。
鈴木・礒本:あはは(笑)。
鈴木:原始的な良さ?
井上:本能に訴えかけてくる良さみたいな。
鈴木:あ〜。結構歌い上げてるというか、David Bowieって時期によって、どこが一番強いっていうのがあるんだけど、この『Hunky Dory』の時は作曲。この人の中でメロディーが一番上手くなってる時期というか。"何様やねん"って話なんですけど。『Hunky Dory』は本当に良いメロディーの曲が多いんですよ。だからDavid Bowie初心者の方にはいつも『Hunky Dory』から入ったらいいんじゃないとよく言うんです。 『Hunky Dory』か『ジギー・スターダスト』(The Rise and Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars)ですね。どうですか、皆さん。David Bowie聴きますか?
礒本:俺はそんなに通ってないから、お言葉の通り聴いてみようかなと。
鈴木:ぜひぜひ。
井上:私は『Hunky Dory』めっちゃ聴いてたわ。だけど、この曲で始まることの意味をさっき知ったわ。
礒本:この曲が事あるごとににかかる?
鈴木:David Bowieの人生とは?ってなった時に。
礒本:なんか知ってる流れだけどね(笑)。『プロフェッショナル 仕事の流儀』みたいな(笑)。
鈴木:あはは(笑)。ほんとそう。David Bowieの音楽性の変化とか、振り返ったタイミングで。
井上:私らにとってのスガシカオみたいな感じ?
鈴木:日本人にとっての「progress」みたいな感じで。
礒本:チェチェチェってなっていくんだ。
鈴木:いきなりサビじゃないよ(笑)。という感じでした。では続いて、礒本くんにバトンタッチします。
礒本:僕はBUMP OF CHICKEN「ベル」をあげさせてもらったんですけど、シンプルに上京してくる時に聴いてた曲なんですよ。僕、広島出身なので、東京に出てくるって大イベントで。もちろん新しい生活が始まるみたいな期待感というか、そういう気持ちもあったんだけど、一方で家族だけじゃなくて、友達との別れもあるみたいな。割とそっちの別れの方が強くて。自分の意思で東京に出てきたはいいんだけど、そういう(別れ)で、自分がブレそうで。
鈴木:話遮っちゃうけど、「バイバイサンキュー」じゃん?
礒本:いや、だと思ったんですよ。でも、実際に聴いてた曲!
鈴木:そういうことね(笑)。
礒本:そうそう。自分をブレさないように、バンドを始めたきっかけというか、そういったものを聴いておきたくて。
鈴木:なるほどね。それがバンプなんだ。
礒本:そうそう。
井上:でも、その後、ブラックミュージックサークルに入るよね。
礒本:そうそう。だから、そこで新しいことも始めようと。
井上:ブレてるわけじゃない?
礒本:ブレてるわけじゃない(笑)。ちょっと斜に構えてるわけでもない(笑)。
井上:バンプ聴きながら、完全に私らのほうのサークルにがっつり来てるよなと思っちゃって。
礒本:そうだね。でも、新しく何か始めたいという時にいいタイミングだった。変化の時に聴きたいというか、僕自身が聴いてた曲みたいな感じで選ばせてもらった。東京に出る理由とかも、親には割とぼんやりしたことを言ってて。
井上:なんて言ってたの?
礒本:僕は元々、学校とか塾の先生になりたいと思って。教職に就きたいと思って、勉強はしてたんだけど、 結局音楽やりたかったわけ。だから親には「教職取るから。」みたいな感じで、東京の大学受けさせてもらったんだけど。
井上:教職は取ったの?
礒本:取ってない!違うなぁと思ったね。
鈴木:お疲れ様でした(笑)。
井上:教職だけ履修つらいもんね。授業の数がめっちゃ多いもんね。
礒本:授業を受けて、自分には向いてないなと思った。本当の目的は音楽やりたいだったから。親にはぼんやりしたこと言ってたんだけど、たぶんバレてたよなと思いながら新幹線に乗ってたんですよね。
鈴木:懐かしいね。
礒本:これを聴いてたら、みんな"うわー、いい曲だなー!"とか言って。花粉症で鼻ビーンとかみ始めて。
井上:本当におでん屋の赤提灯が見えました。
礒本:おじさんみたいな(笑)。
井上:あまりにもおっちゃんすぎて。
鈴木:普通に懐かしむ時代もおっちゃんだよね。この2000年代の感じ。
礒本:ローラズで活動してたりすると、地元の人とかがたまに見てくれたりして。結構連絡くれたりするんだけど、ちょっと素直に受け取れないみたいな。
井上:それはね。仲良くなかった人が急に連絡くれるとびっくりしちゃうよね。
礒本:これまで仲良かったはずなのにとか。一回線引きをしちゃった自分とかもいたりして、ちょっと切ない曲にはなるなと。そんな曲でした。では、ラスト。ボーカルのかっちゃんお待たせしました。変化の時に聴きたい曲を教えてください。
井上:私はロードムービーのエンディングでかかりそうな曲が"変化の時に聴きたい曲"な気がしてて。そういう視点で選んだのが今から紹介するDeath Cab for Cutieの「Debate Exposes Doubt」という曲です。聴いてみてください。
井上:わかる?ロードムービーの最後って、いい曲が絶対流れるじゃん?
鈴木:あはは(笑)。漠然としてるな。
礒本:まあ、そうだね。
井上:続いていく感みたいのも大事だし。例えば、電車とかに乗った時にこの曲を聴くと、自分が主人公みたいな気持ちになれる。プラス進んでいく感じというか。それでも生活は続いていくじゃないけど、なんかそういう雰囲気を持っている曲を絶対聴きたくなる気がして。この曲はすごく良いなと。チャットモンチーのことをすごい好きな後輩の女の子がDeath Cab for Cutie も同じくらい好きみたいな感じで言ってて。そう聞いた時に共通点あるのかな?と思って。私、普通に聴いてたけど、そんなに共通点のこと考えてなかったんだけど、つい最近Death Cab for Cutieをめっちゃ聴いてた時期があって。その時に急にハッとして。チャットモンチー味じゃないけど、日本のバンドの感じ、私たちが好きだった頃のバンドの感じにすごく近いものがある気がして。だから聴きやすいのかもと思って、そういうタイムリーなこともあり、この曲にしました。
鈴木:『The Photo Album』だよね?全曲いいですけど、歌詞とかもすごく冴えない感じでよくて。和訳がCDに入ってるんだけど、それもすごく良いのでぜひチェックしてみてください。
井上:CDで?
鈴木:廃盤なので高いんですよ。高いんだけど、見つけたら買った方がいいと思います。
井上:へぇ。迅君に見せてもらおう。ということで、今日は"変化の時に聴きたい曲"というテーマで3人それぞれ選曲してきました。最後にもう一曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲を紹介したいなと思いますが。せっかくなら、新しいアルバムから流そうということで。もうまさにこの曲でしかないだろう。
礒本:変化オブ変化。
鈴木:ニューライフだよ。このニューライフって新たな生活という意味もあるし、俺の中では生命体っていう意味もあって。新生命体。
井上:どっちだろうってちょっと思ってた。
鈴木:両方の意味を入れて。英題にしてるんですけど。新生命体だよね。転校生ってね。
井上:ということで、今日は"変化の時に聴きたい曲"というテーマでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。誰の選曲が一番ハマったとか是非お気軽にSNSで感想をポストしてください。以上、Room"H" @リビングコーナーでした。
礒本:では、ここでメンバーがそれぞれ最近気に入っている曲を紹介したいなということで、今日は僕、礒本が選びたいと思います。ご紹介する曲はJoni Mitchellというカナダのシンガー・ソングライターの 「Help Me」という曲。最近、きっかけとか特になく昔聴いてた曲をもう一回聴いてみようみたいな感じで。
井上:大事だね。
礒本:多分、Joni Mitchellを知ってるのは完全に父親の影響で。東京に出てきて、しばらくして実家に帰って、聴く音楽とかも変わってきたから、お父ちゃんどんな曲聴いてたんだろうと思って、父親のCDとかが並んでる棚を漁ってたんだけど。その時に出てきたのがJoni Mitchellとか、Pat Metheny、Jaco Pastoriusとか。
鈴木:意外にそういう系。
礒本:なんで、うちの父親は楽器をやってなかったんだみたいな。
鈴木:楽器やってる人の趣味だね。
礒本:そんなラインナップの人たちがズラーッと並んでて。自分が明確に聴いてたって記憶があるわけじゃないんだけど、多分どっかで聴いてたんだろうね。だから、久しぶりに聴いた時にすごく耳なじみがいいなと思って、初期の方からガーッと今聴き返してるんです。Joni Mitchellも結構音楽性に変化がある人で、この曲を出したちょっと後ぐらいからJaco Pastorius、Pat Methenyとかああいう人たちと一緒にやるようになって。
鈴木:そうなんだ。
礒本:ジャズ要素というか、フュージョンとかクロスオーバー系の要素とかも入ってくる音楽性に変わってくるんだけど、それまでは良質なシンガーソングライターみたいな。
鈴木:フォークのイメージある。『ローレル・キャニオン』とかのイメージしかないから。
礒本:そうそう。ここから急にジャズとかエレクトロ系に寄って行ったりする人で、父親はそっちの方が好きだったんじゃないかなと思うんだけど。そういう音楽の話とか普段全然喋んない。
井上:もったいない。話しといた方がいいよ。
礒本:丸一日家にいても、昼飯食べるかどうかみたいな会話ぐらい。
井上:礒やんから聞きまくればいいじゃん。
礒本:いやー、いつか聞きたいなと思うんだけど、恥ずかしい。
井上:じゃあ、私が一緒に行ってめっちゃ聞いてあげるよ。
礒本:多分、うちの父親は恥ずかしがって喋らないと思う。
井上:えー。照れ屋さんなんだ。
礒本:そうそう。いつか話してみたいなと思うんだけど。そういったところは置いておいて、最近いいなと思ってる曲です。
David Bowie「Changes」
BUMP OF CHICKEN「ベル」
Death Cab for Cutie「Debate Exposes Doubt」
Laura day romance「転校生」
Joni Mitchell「Help Me」
Laura day romance「プラットフォーム」

Laura day romance「heart」
2025年3月26日(水)
Format:Digital
Track:
1. heart
試聴はこちら

2025年4月26日(土)大阪城音楽堂
2025年4月29日(火)東京国際フォーラム ホールC
開場16:30 開演17:30
出演:Laura day romance
<チケット情報>
全席指定
前売り 一般 ¥5,800- / U-22割 ¥5,000-
※U-22割は2003年4月2日以後に生まれた方対象、枚数限定。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と
鈴木:ギターの鈴木迅と
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました〜。
礒本:花粉症じゃないですか?
鈴木:花粉症ですけれども
井上:2人の声同じ。何か成分似てるわ。
鈴木:花粉症ですが。2時間前ぐらいに僕らの新曲「heart」がリリースされまして。
井上:いぇーい!
鈴木:これはタイアップにもなっているということですね。僕らにとってはビッグニュース。ありがとうございます。
井上:『アン・シャーリー』というアニメのタイアップです。
鈴木:おめでとう!久々にこういう曲を書いたなという感じがあって。アルバムとはまたちょっと違った感じのね。いいテイストでできたと皆思っていると思います。録ったのはだいぶ前です。もう覚えてないぐらい。
井上:めっちゃ前のことに感じる。
礒本:昨年の上半期ぐらいの印象あるけどな。
鈴木:そうです。なので、長いこと温められて世に出たなという感じがあって感慨深いです。
井上:今回の感じは、子供もみんな歌える曲というのをめざした?
鈴木:俺が?いや〜、そんなことはないけど。そんなことないというのもどうかと思う。
井上:でも、アルバム『合歓る - walls』の曲よりだいぶ歌いやすいし、覚えやすいと思うから。
鈴木:鼻歌で歌いやすいっていうのはちょっとだけ意識したかも。子供に鼻歌で歌ってほしいなと思って。
礒本:子供に(笑)?
鈴木:おじいちゃんおばあちゃんに歌われたい。
井上:子供は多分鼻歌よりがっつり歌うんじゃない?
鈴木:俺、プールによく行くけど、子供は「Bling-Bang-Bang-Born」めっちゃ歌ってる。
井上:あ、やっぱり?
礒本:それ見たいんだよね。
鈴木:あはは(笑)。すごいよ、エネルギー。
井上:あのエネルギーで「heart」歌ってもらえるように。
鈴木:だから子供って歌おうと思えばなんでも歌えるんですよ。「Bling-Bang-Bang-Born」を歌えるんだから。
礒本:サビだけね(笑)。
鈴木:あはは(笑)。そんな感じでぜひチェックしてみてください。
礒本:では早速番組始めていきましょう。今日の1曲目は。
井上:先ほども話しましたが『アン・シャーリー』というアニメのエンディング曲になってます。というか、そのために書き下ろしています。
「変化の時に聴きたい曲」をテーマに選曲!@リビングルーム
井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。じゃあ礒やん、今週もテーマの発表をお願いします。
礒本:@リビングルーム、今夜のテーマは"変化の時に聴きたい曲"です。
鈴木:じゃあディレクターからの指令が届いていますので、読み上げます。久しぶりの指令です。"気がついたら3月も終わりますね。進学、就職、転勤などでこの春から新しい生活をスタートするという方も多い時期です。もしかしたら最近福岡に引っ越してきたばかりという方も聞いてくれているかもしれませんね。人生の節目のような大きな変化ではなくても、会社員なら部署移動があったり、ラジオ局も改編があったり。不安と期待でなんとなくソワソワする季節でもありますよね。そこで、今日はそんな変化の時を迎えているリスナーさんに向けて変化の時に聴きたい曲をセレクトしてください"とのことです。
礒本:よく読めた。
鈴木:こういうの上手なんですよ。
礒本:これは僕が今までやってたやつ(笑)。
井上:でも、やっぱり礒やんは気持ちをめっちゃ込めてるんだなって今思った。
鈴木:ちょっとディスられてるやん(笑)。
礒本:これ上手くやったと思ってできてない時が一番恥ずかしい。
鈴木:いやいや!俺できてた!
井上:迅君は普通に読んでたけど、やっぱり礒やんはかなり波がちゃんとついて。
礒本:"最近、福岡に引っ越してきたばかり!"とかびっくりマークがついてるから、"ばかりっ!!"(くらい)
井上:やるよね。
鈴木:そのテンションでやらなきゃいけなかった。
礒本:やらないといけないってことはないんだけど。
井上:環境の変化が得意な方かどうか聞かれてますけど。
礒本:こういう話って前もしたことなかったっけ?
鈴木:なんかある気がする。
礒本:すんなり順応するタイプか、時間がかかるタイプか
鈴木:俺は苦手って言ってたね。
井上:私は意外にすんなり順応タイプかも。
礒本:俺どっちだったっけ?
鈴木:でも、得意じゃなさそう。
礒本:意外とね...
鈴木:時間がかかるタイプ。
礒本:そう。意外と体調崩したりとかする。
井上:事前準備をしっかりしなければいけないという気概で体調崩してそう。
礒本:あはは(笑)。そういえば、上京してきた時に鼻血が止まんなかった。
井上:あはは(笑)。
鈴木:その話言ってたよね。
礒本:それでサークルの先輩とかに覚えてもらってた。
井上:鼻血坊や。
礒本:鼻血マンって言われてたかな?
井上:鼻血マンの方が嫌じゃん。可愛くもないわ。私は環境の変化、得意な気がする。なんとなくだけど。
鈴木:どれぐらい根を張ってるかだと思うよ。
井上:根を張ってる?
鈴木:普段の平常運転の時に根を張ってる人ほど難しい。
井上:(私は)根なし草ってこと?え?そんなイメージあるの?
礒本:悪口ではないんじゃない?
鈴木:悪口じゃない。それは長所短所あるから。俺は生活が、自分が安定するようにめっちゃ根を張るタイプだから。変わった時にイチからやり直しか...って。
礒本:それはそうだね。行きつけの店とか決めるタイプだよね。普段買い物するスーパーとか、そういうのもだいぶ決めてたから。
井上:へ〜。全然決めてないや。
鈴木:それはいいんじゃない。楽しくて。
井上:毎回違うとこ行く。ということで、今日のテーマ"変化の時に聴きたい曲"を紹介していきます。まずは迅君からお願いします。
鈴木:ベタにというか、僕の中でこのテーマだったらこれっしょっていう感じなんだけど、David Bowieの「Changes」という曲でして。これがだいぶ初期、David Bowieの4枚目 『Hunky Dory』というアルバムの1曲目なんですけど。Bowieといえば「Changes」というぐらい、"THE音楽性変えまくるアーティスト"の第一人者ぐらいの人だと思うんですけど、これはその中でもすごくやる気に満ち溢れてるというか(笑)。外しとかじゃない。簡単に"もう変えてくぜ、俺!"という自分を鼓舞してるかのような曲。僕、暇な時にBowieのドキュメンタリーめっちゃ見るんですけど、決定的な場面で必ずこれが流れる。
井上・礒本:へー。
鈴木:人生のテーマみたいな。Bowieのそういう姿勢に影響を受けているミュージシャンの人もめっちゃいると思ってて。そういうのってやっぱ第一人者が大事じゃん?いろいろ音楽性変えても成功してるっていう例があると、レコード会社の人もミュージシャン本人も変えやすいという。そういう前例をつくったアーティストだと思うので。
井上:何気なく聴いてたわ。めっちゃいい曲だよね。
鈴木:このテーマといえばという形で選ばせていただきました。聴いてください。
鈴木:いやー、久々に聴いたわ。
井上:なんか原始的な良さがあるよね。
鈴木・礒本:あはは(笑)。
鈴木:原始的な良さ?
井上:本能に訴えかけてくる良さみたいな。
鈴木:あ〜。結構歌い上げてるというか、David Bowieって時期によって、どこが一番強いっていうのがあるんだけど、この『Hunky Dory』の時は作曲。この人の中でメロディーが一番上手くなってる時期というか。"何様やねん"って話なんですけど。『Hunky Dory』は本当に良いメロディーの曲が多いんですよ。だからDavid Bowie初心者の方にはいつも『Hunky Dory』から入ったらいいんじゃないとよく言うんです。 『Hunky Dory』か『ジギー・スターダスト』(The Rise and Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars)ですね。どうですか、皆さん。David Bowie聴きますか?
礒本:俺はそんなに通ってないから、お言葉の通り聴いてみようかなと。
鈴木:ぜひぜひ。
井上:私は『Hunky Dory』めっちゃ聴いてたわ。だけど、この曲で始まることの意味をさっき知ったわ。
礒本:この曲が事あるごとににかかる?
鈴木:David Bowieの人生とは?ってなった時に。
礒本:なんか知ってる流れだけどね(笑)。『プロフェッショナル 仕事の流儀』みたいな(笑)。
鈴木:あはは(笑)。ほんとそう。David Bowieの音楽性の変化とか、振り返ったタイミングで。
井上:私らにとってのスガシカオみたいな感じ?
鈴木:日本人にとっての「progress」みたいな感じで。
礒本:チェチェチェってなっていくんだ。
鈴木:いきなりサビじゃないよ(笑)。という感じでした。では続いて、礒本くんにバトンタッチします。
礒本:僕はBUMP OF CHICKEN「ベル」をあげさせてもらったんですけど、シンプルに上京してくる時に聴いてた曲なんですよ。僕、広島出身なので、東京に出てくるって大イベントで。もちろん新しい生活が始まるみたいな期待感というか、そういう気持ちもあったんだけど、一方で家族だけじゃなくて、友達との別れもあるみたいな。割とそっちの別れの方が強くて。自分の意思で東京に出てきたはいいんだけど、そういう(別れ)で、自分がブレそうで。
鈴木:話遮っちゃうけど、「バイバイサンキュー」じゃん?
礒本:いや、だと思ったんですよ。でも、実際に聴いてた曲!
鈴木:そういうことね(笑)。
礒本:そうそう。自分をブレさないように、バンドを始めたきっかけというか、そういったものを聴いておきたくて。
鈴木:なるほどね。それがバンプなんだ。
礒本:そうそう。
井上:でも、その後、ブラックミュージックサークルに入るよね。
礒本:そうそう。だから、そこで新しいことも始めようと。
井上:ブレてるわけじゃない?
礒本:ブレてるわけじゃない(笑)。ちょっと斜に構えてるわけでもない(笑)。
井上:バンプ聴きながら、完全に私らのほうのサークルにがっつり来てるよなと思っちゃって。
礒本:そうだね。でも、新しく何か始めたいという時にいいタイミングだった。変化の時に聴きたいというか、僕自身が聴いてた曲みたいな感じで選ばせてもらった。東京に出る理由とかも、親には割とぼんやりしたことを言ってて。
井上:なんて言ってたの?
礒本:僕は元々、学校とか塾の先生になりたいと思って。教職に就きたいと思って、勉強はしてたんだけど、 結局音楽やりたかったわけ。だから親には「教職取るから。」みたいな感じで、東京の大学受けさせてもらったんだけど。
井上:教職は取ったの?
礒本:取ってない!違うなぁと思ったね。
鈴木:お疲れ様でした(笑)。
井上:教職だけ履修つらいもんね。授業の数がめっちゃ多いもんね。
礒本:授業を受けて、自分には向いてないなと思った。本当の目的は音楽やりたいだったから。親にはぼんやりしたこと言ってたんだけど、たぶんバレてたよなと思いながら新幹線に乗ってたんですよね。
鈴木:懐かしいね。
礒本:これを聴いてたら、みんな"うわー、いい曲だなー!"とか言って。花粉症で鼻ビーンとかみ始めて。
井上:本当におでん屋の赤提灯が見えました。
礒本:おじさんみたいな(笑)。
井上:あまりにもおっちゃんすぎて。
鈴木:普通に懐かしむ時代もおっちゃんだよね。この2000年代の感じ。
礒本:ローラズで活動してたりすると、地元の人とかがたまに見てくれたりして。結構連絡くれたりするんだけど、ちょっと素直に受け取れないみたいな。
井上:それはね。仲良くなかった人が急に連絡くれるとびっくりしちゃうよね。
礒本:これまで仲良かったはずなのにとか。一回線引きをしちゃった自分とかもいたりして、ちょっと切ない曲にはなるなと。そんな曲でした。では、ラスト。ボーカルのかっちゃんお待たせしました。変化の時に聴きたい曲を教えてください。
井上:私はロードムービーのエンディングでかかりそうな曲が"変化の時に聴きたい曲"な気がしてて。そういう視点で選んだのが今から紹介するDeath Cab for Cutieの「Debate Exposes Doubt」という曲です。聴いてみてください。
井上:わかる?ロードムービーの最後って、いい曲が絶対流れるじゃん?
鈴木:あはは(笑)。漠然としてるな。
礒本:まあ、そうだね。
井上:続いていく感みたいのも大事だし。例えば、電車とかに乗った時にこの曲を聴くと、自分が主人公みたいな気持ちになれる。プラス進んでいく感じというか。それでも生活は続いていくじゃないけど、なんかそういう雰囲気を持っている曲を絶対聴きたくなる気がして。この曲はすごく良いなと。チャットモンチーのことをすごい好きな後輩の女の子がDeath Cab for Cutie も同じくらい好きみたいな感じで言ってて。そう聞いた時に共通点あるのかな?と思って。私、普通に聴いてたけど、そんなに共通点のこと考えてなかったんだけど、つい最近Death Cab for Cutieをめっちゃ聴いてた時期があって。その時に急にハッとして。チャットモンチー味じゃないけど、日本のバンドの感じ、私たちが好きだった頃のバンドの感じにすごく近いものがある気がして。だから聴きやすいのかもと思って、そういうタイムリーなこともあり、この曲にしました。
鈴木:『The Photo Album』だよね?全曲いいですけど、歌詞とかもすごく冴えない感じでよくて。和訳がCDに入ってるんだけど、それもすごく良いのでぜひチェックしてみてください。
井上:CDで?
鈴木:廃盤なので高いんですよ。高いんだけど、見つけたら買った方がいいと思います。
井上:へぇ。迅君に見せてもらおう。ということで、今日は"変化の時に聴きたい曲"というテーマで3人それぞれ選曲してきました。最後にもう一曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲を紹介したいなと思いますが。せっかくなら、新しいアルバムから流そうということで。もうまさにこの曲でしかないだろう。
礒本:変化オブ変化。
鈴木:ニューライフだよ。このニューライフって新たな生活という意味もあるし、俺の中では生命体っていう意味もあって。新生命体。
井上:どっちだろうってちょっと思ってた。
鈴木:両方の意味を入れて。英題にしてるんですけど。新生命体だよね。転校生ってね。
井上:ということで、今日は"変化の時に聴きたい曲"というテーマでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。誰の選曲が一番ハマったとか是非お気軽にSNSで感想をポストしてください。以上、Room"H" @リビングコーナーでした。
礒本:では、ここでメンバーがそれぞれ最近気に入っている曲を紹介したいなということで、今日は僕、礒本が選びたいと思います。ご紹介する曲はJoni Mitchellというカナダのシンガー・ソングライターの 「Help Me」という曲。最近、きっかけとか特になく昔聴いてた曲をもう一回聴いてみようみたいな感じで。
井上:大事だね。
礒本:多分、Joni Mitchellを知ってるのは完全に父親の影響で。東京に出てきて、しばらくして実家に帰って、聴く音楽とかも変わってきたから、お父ちゃんどんな曲聴いてたんだろうと思って、父親のCDとかが並んでる棚を漁ってたんだけど。その時に出てきたのがJoni Mitchellとか、Pat Metheny、Jaco Pastoriusとか。
鈴木:意外にそういう系。
礒本:なんで、うちの父親は楽器をやってなかったんだみたいな。
鈴木:楽器やってる人の趣味だね。
礒本:そんなラインナップの人たちがズラーッと並んでて。自分が明確に聴いてたって記憶があるわけじゃないんだけど、多分どっかで聴いてたんだろうね。だから、久しぶりに聴いた時にすごく耳なじみがいいなと思って、初期の方からガーッと今聴き返してるんです。Joni Mitchellも結構音楽性に変化がある人で、この曲を出したちょっと後ぐらいからJaco Pastorius、Pat Methenyとかああいう人たちと一緒にやるようになって。
鈴木:そうなんだ。
礒本:ジャズ要素というか、フュージョンとかクロスオーバー系の要素とかも入ってくる音楽性に変わってくるんだけど、それまでは良質なシンガーソングライターみたいな。
鈴木:フォークのイメージある。『ローレル・キャニオン』とかのイメージしかないから。
礒本:そうそう。ここから急にジャズとかエレクトロ系に寄って行ったりする人で、父親はそっちの方が好きだったんじゃないかなと思うんだけど。そういう音楽の話とか普段全然喋んない。
井上:もったいない。話しといた方がいいよ。
礒本:丸一日家にいても、昼飯食べるかどうかみたいな会話ぐらい。
井上:礒やんから聞きまくればいいじゃん。
礒本:いやー、いつか聞きたいなと思うんだけど、恥ずかしい。
井上:じゃあ、私が一緒に行ってめっちゃ聞いてあげるよ。
礒本:多分、うちの父親は恥ずかしがって喋らないと思う。
井上:えー。照れ屋さんなんだ。
礒本:そうそう。いつか話してみたいなと思うんだけど。そういったところは置いておいて、最近いいなと思ってる曲です。
3月26日(水) オンエア楽曲
Laura day romance「heart」David Bowie「Changes」
BUMP OF CHICKEN「ベル」
Death Cab for Cutie「Debate Exposes Doubt」
Laura day romance「転校生」
Joni Mitchell「Help Me」
Laura day romance「プラットフォーム」
RELEASE INFORMATION

Laura day romance「heart」
2025年3月26日(水)
Format:Digital
Track:
1. heart
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
Laura day romance oneman live 2025 wonderwall

2025年4月26日(土)大阪城音楽堂
2025年4月29日(火)東京国際フォーラム ホールC
開場16:30 開演17:30
出演:Laura day romance
<チケット情報>
全席指定
前売り 一般 ¥5,800- / U-22割 ¥5,000-
※U-22割は2003年4月2日以後に生まれた方対象、枚数限定。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、 Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC

黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance