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2025.02.06
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます。Nolzyです。この放送日は、2月2日に渋谷WWW で開催された、Nolzy初の自主企画「Nolzy pre. FAV SPACE_」が無事終了したタイミングかと思います。実はですね、まだ(収録時点では)公演前ではあるので、本当に無事に終えられたかどうか分からないですけど。無事に終わっていることを願っておりますけどもね。このタイミングで本当はライブの振り返りとかできたら一番綺麗ではありつつも、収録してる時点ではまだライブの前なので、しれっと、「最高でしたね!」みたいに、辻褄合わせで振り返るのも違うと思うので、また次回、触れていきたいです。
今日の収録時点で一番タイムリーな話題ですと、ヒップランドミュージックの先輩でもあります、サカナクションのツアー「SAKANAQUARIUM 2025 "怪獣"」、神奈川公演に行ってきました。相模原なので僕の地元にもすごく近くて。久々にサカナクションのライブを観たんですけども、凄すぎて語彙力を失う感じが久々というか。復活のツアー(「SAKANAQUARIUM 2024 "turn"」)は今までのベスト版みたいな選曲だったりもしたので、あの時のあれっていう、そういう感動の方が大きかったんです。
今回は復活して、新しいフェーズに行くツアーみたいなところもあったと思うので、こんな演出まだあるのかみたいな。いろんな演出で楽しませてくれたサカナクションがここに来てまた新しい技というか、こんなやり方あったかって思ったりとか。ツアータイトルになっている新曲の披露もあったり。次のサカナクションが見えるライブで、すごく刺激になったし。
でも同時に、ただ憧れっていうだけで止まってちゃダメだなというか。「サカナクション、かっけー、やべー。」ってなったけど、自分がこういうふうに"やべー"って思ってもらえるようなものを改めて作りたいなと思ったし、そのためにはもっともっといろんなことを勉強したり、いろんなインプットが必要だなと思ったので、楽しみながら、でもストイックに頑張っていきたいなっていう覚悟をさせてもらったというか、改めて夢を見させてもらいました。すごく衝撃を受けたライブでしたね。ツアーは始まったばっかりですし、ネタバレになっちゃうので。ここからツアーも続くみたいなのでね、観に行かれる方は楽しみにしててください。
では、早速番組始めていきたいと思います。今日の1曲目は「NEGATIVE STEP」です。この曲を紹介するのはだいぶ久々だと思うんですけど、久々に(今回の放送は)僕が影響を受けたアーティスト1組を特集する回にしようと思っていて、そのアーティストからの影響を大きく受けたなという曲がこの「NEGATIVE STEP」ですね。
ここからは@リビングルーム。僕の回では最近のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストの中から、今、皆さんにお届けしたい楽曲をセレクトしていたんですが、今日は久しぶりにワン・アーティスト特集をしていきたいなと思っております。その前にちょっとフリートークをしたいなと思うんですけど、最近、部屋探しをしてまして。
というのも、新生活シーズンではありますけど僕も2025年はチャレンジの1年というか、今までとは違う動きをしたいというのもあり、まず環境を変えるのが大事だろうということで引っ越したいなとずっと思っていて。
でも、決断ができなかったというか。今の家で演奏もできるし、楽曲制作のことを考えたり、生活的な部分も含めて、今の家にいるのが一番楽だなと思ったんです。でも、そういう楽さに逃げちゃいかんだろうと。コンフォートゾーンに篭っていちゃダメでしょということで。家から出たいなというところで、最近部屋探しをしてて。内見に行ったら、すごくいい物件に出会えて。不安が押し寄せる前に決めちゃおうということで、一旦物件を決めてきて、ちょっと手続き中なので、実際に契約するかどうかまだ分からないんですけど。そういう風に2025年はニューNolzyになるための1年にしていけたらなと。音楽的にもいろいろ挑戦したり、新しいDTM、DAWを覚えたりしようかなとかも思ってるんで、みんなも新しい自分に生まれ変わるみたいな、そんな1年にしていけたらなと思っております。
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今回はワン・アーティスト特集を久々にしたいと思うのですが、今日取り上げるのはORIGINAL LOVEです。過去にもすでにORIGINAL LOVEをワン・アーティスト特集で取り上げた気でいて。過去のSENSAの記事を見直したら、「え!ORIGINAL LOVEやってないじゃん!」ということで。多大な影響を受けたアーティストの一人なので、ORIGINAL LOVEを特集したいと。多分、過去に「接吻」をカバーしたりもしてるので、特集した気になってしまっていると思うんです。
ただ、ORIGINAL LOVEは「接吻」のイメージだけで語っちゃいかんだろと言うのが僕の中で勝手にあるので、あんまりフィーチャーされづらい時期の曲を中心にお届けしたいなと思っています。僕がORIGINAL LOVEで一番好きなのは1997年にリリースされた 『ELEVEN GRAFFITI』っていうアルバムから2000年にリリースされた『ビッグクランチ』っていうアルバムぐらいまで。あのぐらいの時期の田島さんが冴え渡ってるっていうか。ずっと冴え渡ってるんですけど、ジャンルの混ぜ方みたいなものが一番カオスになってる時期なんですよね。それ以降は"昭和歌謡"とか"ブルース"とか、1個のテーマがあったり、一貫性があって、それはそれでめっちゃかっこいいんですけど。
1997年から2000年ぐらいの時期っていうのはすごく何でも取り入れて、何でも自分のものにして、何でも作るぞみたいな。音楽家としてのカオスみたいなものをすごく感じる時期なので、僕はすごく好きなんです。今日はその時期の曲を中心にお届けしたいなと思います。まず1曲目はちょっとその時期から外れますが、「月の裏で会いましょう」という曲です。この曲は代表曲の一つでもあると思うんですけど、僕がJ-POPというか、キャッチーなメロディを書こうとするとこういう感じになる。「ド真ん中、作るぞ」って思うとこの曲のメロディが浮かんでくるぐらい、僕にとっての完璧なメロディ、完璧なポップスみたいな印象の楽曲になってますね。キャッチーな曲っていうと、このコード進行になっちゃったりとかするっていうぐらい影響を受けてて。あと、この曲面白いのは1コーラス歌い終わって、ソロが入るんですけど、そのソロで転調するんです。普通はソロだけ転調して、またAメロに戻るときに、もう一回転調で戻ってキーを戻して、2番のAメロに入るっていうのが多いんですけど、これはキーが戻らないんですよね。
だから、サビ終わりで転調して、そのまま転調したまま、1番と違うキーで2番のAメロが歌われてるっていう。全音上がってるんですよ。カラオケでいうとシャープを2回押した状態になってるんですよね。1番と2番のAメロは同じなんだけど、キーが2個違うっていう。転調して戻らないんだみたいな。そのまま高くなったまま、歌っちゃうんだみたいな。そういう新しさもありますし、ポップなんだけど、音楽的な面白さを追求してるっていうところでこの曲を取り上げたいなと思いました。
僕的にこのアルバムバージョンのイントロの方が好きだなと思ったので、こだわりのアルバムバージョンでした。ここからは冒頭にも話した通り、1997年から2000年の時期のORIGINAL LOVEをちょっと掘り下げちゃおうかなと思います。やっぱり、インパクトが強いのはこの曲。1997年『ELEVEN GRAFFITI』の1曲目に入っている「ティラノサウルス」という曲です。
この『ELEVEN GRAFFITI』の前のアルバム『Desire』っていうアルバムぐらいから田島さんの音楽的な幅がグワンと広がったというか。そこまではある意味、渋谷系とかにカテゴライズされるような、おしゃれ系なポップスというイメージとかもあったりとか、洗練された都会的なイメージだったんですけど、「ティラノサウルス」が入っているアルバムの一個前の『Desire』ではいきなりワールドミュージックみたいなものを取り上げたり。ブルージーな曲があったり、泥臭くなっていくというか、洗練された大人の都会のみたいなところから離れていくんですけど、この『ELEVEN GRAFFITI』は結構オルタナティブロックみたいな感じのアルバムになってまして。当時流行ってたブレイクビーツみたいなものがガンガン入ってきたと思いきや、メロディーの節回しとかすごくファンクな感じもするし。元々のR&Bとかファンクとかの要素や、自分たちがやってた部分は引き継ぎつつも、サウンドはその当時の最先端のブレイクビーツとかオルタナティブロックみたいなものを取り入れながら独自のサウンドを作っている。この「ティラノサウルス」は結構ぶっ飛んでるというか。ORIGINAL LOVEのイメージが「接吻」になっている人はだいぶ印象が変わるような楽曲になってますので、ぜひ聴いてみてください。
どうですか?「こんな音楽もやってたんだ!」ってなるような感じだと思うんですけど、この曲から『ELEVEN GRAFFITI』が始まって、僕はこの曲から始まったことで、ORIGINAL LOVEのイメージが刷新されて、「やばい!もっと聴きたい!」となったので、そんな思い出の曲ですね。では、どんどん行きましょう。
今日はORIGINAL LOVE特集です。続いて取り上げたいのは、「水の音楽」です。『L』というアルバムに入っている曲なんですけど、このアルバムは『ELEVEN GRAFFITI』とは別の方向、もっとデジタルなサウンド感になっていったというか、ダンスミュージックのノリが入ってくるんですよね。ハウスとか、テクノとかね。当時のトレンドでもあったと思うんですけど。
1曲目の「Wedding of The Housefly」という曲があるんですけど、それがAphex Twinの影響を感じるようなテクノなインスト曲なんですよ。「こんなサウンドからアルバム始めていいの?」みたいなところから始まって、それが終わったら、この「水の音楽」なんですけど、いきなりウォータードラムから始まる本当に水の音楽。
だから、ウォータードラムはすごくイメージに合うんですけど、いきなり異国に迷い込んだみたいなサウンドがから始まって、展開が読めないアルバムなんですよ。だからこそ、すごく面白いし、そのカオスさみたいなものが一番分かりやすい。「水の音楽」はウォータードラムからエキゾチックに始まるんだけど、ドラムンベースになっていったり、ジャズっぽい要素も入ってきたり。デジタルと生楽器が融合して、この曲以外ないみたいな質感の音楽になっていて。だけど、メロディーはすごいポップスだし、このバランス感覚って本当に田島さんにしか作れないと思ってますね。
続いてお届けするのは「地球独楽」です。この曲が入っている『ビッグクランチ』というアルバムがあるんですけど、このアルバムは僕の人生の名盤5選に入るくらい。結構いろんな音楽を聴いてきたけど、このアルバムを聴いた時の感動というのは他にないなというぐらい大きな衝撃を受けました。『ビッグクランチ』はそんなアルバムにしては邦楽ベストで入ってくる感じの作品ではなくて、ORIGINAL LOVEなら『結晶 SOUL LIBERATION』とかそういうアルバムの方が入ってくるんですけど、僕にとってはこの『ビッグクランチ』が。"他にこんなアルバム作っているJ-POPのアーティストいないよ"っていうぐらいのとんでもない作品です。その中でも「地球独楽」を聴いた時の感動たるや。僕はいろんなミュージシャンにおすすめの曲を紹介する時に絶対この曲を出しちゃうんです。感動しすぎて。邦楽で最も美しいんじゃないかなと思っているんです。何がすごいって結構言いづらいんですけど、宇宙を感じるんですよ。宇宙の音楽。宇宙を音楽にしたらこうなるんじゃないかみたいなことをすごく感じていて。
というのも、結構意図的で、21世紀宇宙の旅のオープニングで流れる「ツァラトゥストラはかく語りき」とかそういうクラシックの曲があって、あそこで使われているホールトーン・スケールっていう印象的なものがあるんですけど、そのホールトーン・スケールを元にこの曲は作られていて。ずっと開いていく感じっていうか。宇宙に向かっていく感じみたいなストーリー性でもあったり。
あと、楽曲の展開がすごいプログレっぽくて。そのプログレ性みたいなものをなんでこんなにポップなメロディ(にできるのか)。全然ポップなメロディじゃないんだけど、一聴すると、J-POPの枠の中で聴けるんだけど、よく聴いてみると、コードも複雑だったりするし、メロディのコードに対しての持ってき方も複雑だったりするし。どんな頭の中でこんな曲ができるのかみたいな。もうとんでもない作り込み方をされている楽曲なので、この曲もそうだし、アルバム全体としてずっと凄いので。『ビッグクランチ』を本当に聴いてもらいたいなと思います。
ORIGINAL LOVE特集で紹介したい曲、ラストは「MP」です。この曲も僕の生涯の名盤5選に入るアルバム『ビッグクランチ』から持ってきました。ヒップホップの要素が入ったボーカル。というのも、ちょっとラップっぽい。そのフローの感じが全然時代感がないんですよ。今聴いても、新鮮に聴こえるフローで歌ってる感じもする。切迫感があるストリングスとヒップホップのビートみたいなものが絡んでて、怪しさみたいな独特な世界観。ヒップホップっぽいビートと歪んだギターとストリングスをかけ合わせるっていう方法論。
僕、King Gnuとか初めて聴いた時はそういう組み合わせなかったなぁと思ってて。大学1、2年の時とかに聴いて、「こんなミクスチャーがあるんだ。ストリングスがこんなポップとかロックの中に組み込めるんだ。」ってすごく感動したんですよ。こういうヒップホップなビートとか打ち込みのビート、歪んだギターに対してストリングスって合うんだみたいな。King Gnuで出会って、数年後に 『ビッグクランチ』を聴いて、「MP」って曲を聴いて、「いや、もうこれKing Gnu!」と思ったんですよ。多分、隠れた名曲だから、常田さんがこの曲から影響受けているとかはそんなにないと思うんですけど。そういう方法論を2000年の時点で田島さんはちょっと見つけてたっていうか。とはいえ、すごくドープ。King Gnuはそこに対してさらに歌謡的なポップな要素も足してるから、全然別物の魅力があるんですけど。2000年に近い答えを出してた田島さん。今聴いても、2000年の音に聴こえないっていうか、NOWなものとして聴こえる。NOWな音楽より新しく感じるみたいな。やっぱり、音楽オタクだなみたいな。もうとんでもない才能だなと思って。このミクスチャー感をこの時代でもう見つけてるのすごいなと感動したので、ちょっと聴いていただこうかなと。リリースが2000年って言わなかったら、全然、今年の曲って言われても信じちゃうようなサウンドだと思います。
今夜、@リビングルームでおかけしたのは ORIGINAL LOVE特集、「月の裏で会いましょう (Album Version)」「ティラノサウルス」「水の音楽」「地球独楽」「MP」 の5曲でした。ORIGINAL LOVE特集でこの選曲するのは多分僕しかいないでしょう(笑)。
しかも、この時期の曲を取り上げるにしても、そこ行くかっていう感じだと思うので。他にもたくさんいい曲、ORIGINAL LOVEにしかない要素がある曲がこの時期に限らずありますので、ぜひ皆さんもサブスクでチェックしてほしいなと思います。1曲目に「NEGATIVE STEP」という僕の曲を紹介したんですけど、なんでこの曲が(ORIGINAL LOVEの)影響を受けていると思ったかっていうと、とにかく色んなジャンルの要素をごちゃ混ぜにしたかったんですよ。「NEGATIVE STEP」を作るときに、ミクスチャー、そういうカオスさみたいな。ポップなんだけど、カオス。音楽的変態性みたいなものがやりたくなるのは絶対に田島さんの影響が強いなと思っているので。 50代になった時にああいう感じになってたらいいなぁなんていう夢もあり、そんなリスペクトを込めたORIGINAL LOVE特集でした。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
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Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @Nolzy_Tweet / @nolzy_nostalgram
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Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます。Nolzyです。この放送日は、2月2日に渋谷WWW で開催された、Nolzy初の自主企画「Nolzy pre. FAV SPACE_」が無事終了したタイミングかと思います。実はですね、まだ(収録時点では)公演前ではあるので、本当に無事に終えられたかどうか分からないですけど。無事に終わっていることを願っておりますけどもね。このタイミングで本当はライブの振り返りとかできたら一番綺麗ではありつつも、収録してる時点ではまだライブの前なので、しれっと、「最高でしたね!」みたいに、辻褄合わせで振り返るのも違うと思うので、また次回、触れていきたいです。
今日の収録時点で一番タイムリーな話題ですと、ヒップランドミュージックの先輩でもあります、サカナクションのツアー「SAKANAQUARIUM 2025 "怪獣"」、神奈川公演に行ってきました。相模原なので僕の地元にもすごく近くて。久々にサカナクションのライブを観たんですけども、凄すぎて語彙力を失う感じが久々というか。復活のツアー(「SAKANAQUARIUM 2024 "turn"」)は今までのベスト版みたいな選曲だったりもしたので、あの時のあれっていう、そういう感動の方が大きかったんです。
今回は復活して、新しいフェーズに行くツアーみたいなところもあったと思うので、こんな演出まだあるのかみたいな。いろんな演出で楽しませてくれたサカナクションがここに来てまた新しい技というか、こんなやり方あったかって思ったりとか。ツアータイトルになっている新曲の披露もあったり。次のサカナクションが見えるライブで、すごく刺激になったし。
でも同時に、ただ憧れっていうだけで止まってちゃダメだなというか。「サカナクション、かっけー、やべー。」ってなったけど、自分がこういうふうに"やべー"って思ってもらえるようなものを改めて作りたいなと思ったし、そのためにはもっともっといろんなことを勉強したり、いろんなインプットが必要だなと思ったので、楽しみながら、でもストイックに頑張っていきたいなっていう覚悟をさせてもらったというか、改めて夢を見させてもらいました。すごく衝撃を受けたライブでしたね。ツアーは始まったばっかりですし、ネタバレになっちゃうので。ここからツアーも続くみたいなのでね、観に行かれる方は楽しみにしててください。
では、早速番組始めていきたいと思います。今日の1曲目は「NEGATIVE STEP」です。この曲を紹介するのはだいぶ久々だと思うんですけど、久々に(今回の放送は)僕が影響を受けたアーティスト1組を特集する回にしようと思っていて、そのアーティストからの影響を大きく受けたなという曲がこの「NEGATIVE STEP」ですね。
ORIGINAL LOVEを特集@リビングルーム
ここからは@リビングルーム。僕の回では最近のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストの中から、今、皆さんにお届けしたい楽曲をセレクトしていたんですが、今日は久しぶりにワン・アーティスト特集をしていきたいなと思っております。その前にちょっとフリートークをしたいなと思うんですけど、最近、部屋探しをしてまして。
というのも、新生活シーズンではありますけど僕も2025年はチャレンジの1年というか、今までとは違う動きをしたいというのもあり、まず環境を変えるのが大事だろうということで引っ越したいなとずっと思っていて。
でも、決断ができなかったというか。今の家で演奏もできるし、楽曲制作のことを考えたり、生活的な部分も含めて、今の家にいるのが一番楽だなと思ったんです。でも、そういう楽さに逃げちゃいかんだろうと。コンフォートゾーンに篭っていちゃダメでしょということで。家から出たいなというところで、最近部屋探しをしてて。内見に行ったら、すごくいい物件に出会えて。不安が押し寄せる前に決めちゃおうということで、一旦物件を決めてきて、ちょっと手続き中なので、実際に契約するかどうかまだ分からないんですけど。そういう風に2025年はニューNolzyになるための1年にしていけたらなと。音楽的にもいろいろ挑戦したり、新しいDTM、DAWを覚えたりしようかなとかも思ってるんで、みんなも新しい自分に生まれ変わるみたいな、そんな1年にしていけたらなと思っております。
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お越しいただきありがとうございました!
今回はワン・アーティスト特集を久々にしたいと思うのですが、今日取り上げるのはORIGINAL LOVEです。過去にもすでにORIGINAL LOVEをワン・アーティスト特集で取り上げた気でいて。過去のSENSAの記事を見直したら、「え!ORIGINAL LOVEやってないじゃん!」ということで。多大な影響を受けたアーティストの一人なので、ORIGINAL LOVEを特集したいと。多分、過去に「接吻」をカバーしたりもしてるので、特集した気になってしまっていると思うんです。
ただ、ORIGINAL LOVEは「接吻」のイメージだけで語っちゃいかんだろと言うのが僕の中で勝手にあるので、あんまりフィーチャーされづらい時期の曲を中心にお届けしたいなと思っています。僕がORIGINAL LOVEで一番好きなのは1997年にリリースされた 『ELEVEN GRAFFITI』っていうアルバムから2000年にリリースされた『ビッグクランチ』っていうアルバムぐらいまで。あのぐらいの時期の田島さんが冴え渡ってるっていうか。ずっと冴え渡ってるんですけど、ジャンルの混ぜ方みたいなものが一番カオスになってる時期なんですよね。それ以降は"昭和歌謡"とか"ブルース"とか、1個のテーマがあったり、一貫性があって、それはそれでめっちゃかっこいいんですけど。
1997年から2000年ぐらいの時期っていうのはすごく何でも取り入れて、何でも自分のものにして、何でも作るぞみたいな。音楽家としてのカオスみたいなものをすごく感じる時期なので、僕はすごく好きなんです。今日はその時期の曲を中心にお届けしたいなと思います。まず1曲目はちょっとその時期から外れますが、「月の裏で会いましょう」という曲です。この曲は代表曲の一つでもあると思うんですけど、僕がJ-POPというか、キャッチーなメロディを書こうとするとこういう感じになる。「ド真ん中、作るぞ」って思うとこの曲のメロディが浮かんでくるぐらい、僕にとっての完璧なメロディ、完璧なポップスみたいな印象の楽曲になってますね。キャッチーな曲っていうと、このコード進行になっちゃったりとかするっていうぐらい影響を受けてて。あと、この曲面白いのは1コーラス歌い終わって、ソロが入るんですけど、そのソロで転調するんです。普通はソロだけ転調して、またAメロに戻るときに、もう一回転調で戻ってキーを戻して、2番のAメロに入るっていうのが多いんですけど、これはキーが戻らないんですよね。
だから、サビ終わりで転調して、そのまま転調したまま、1番と違うキーで2番のAメロが歌われてるっていう。全音上がってるんですよ。カラオケでいうとシャープを2回押した状態になってるんですよね。1番と2番のAメロは同じなんだけど、キーが2個違うっていう。転調して戻らないんだみたいな。そのまま高くなったまま、歌っちゃうんだみたいな。そういう新しさもありますし、ポップなんだけど、音楽的な面白さを追求してるっていうところでこの曲を取り上げたいなと思いました。
僕的にこのアルバムバージョンのイントロの方が好きだなと思ったので、こだわりのアルバムバージョンでした。ここからは冒頭にも話した通り、1997年から2000年の時期のORIGINAL LOVEをちょっと掘り下げちゃおうかなと思います。やっぱり、インパクトが強いのはこの曲。1997年『ELEVEN GRAFFITI』の1曲目に入っている「ティラノサウルス」という曲です。
この『ELEVEN GRAFFITI』の前のアルバム『Desire』っていうアルバムぐらいから田島さんの音楽的な幅がグワンと広がったというか。そこまではある意味、渋谷系とかにカテゴライズされるような、おしゃれ系なポップスというイメージとかもあったりとか、洗練された都会的なイメージだったんですけど、「ティラノサウルス」が入っているアルバムの一個前の『Desire』ではいきなりワールドミュージックみたいなものを取り上げたり。ブルージーな曲があったり、泥臭くなっていくというか、洗練された大人の都会のみたいなところから離れていくんですけど、この『ELEVEN GRAFFITI』は結構オルタナティブロックみたいな感じのアルバムになってまして。当時流行ってたブレイクビーツみたいなものがガンガン入ってきたと思いきや、メロディーの節回しとかすごくファンクな感じもするし。元々のR&Bとかファンクとかの要素や、自分たちがやってた部分は引き継ぎつつも、サウンドはその当時の最先端のブレイクビーツとかオルタナティブロックみたいなものを取り入れながら独自のサウンドを作っている。この「ティラノサウルス」は結構ぶっ飛んでるというか。ORIGINAL LOVEのイメージが「接吻」になっている人はだいぶ印象が変わるような楽曲になってますので、ぜひ聴いてみてください。
どうですか?「こんな音楽もやってたんだ!」ってなるような感じだと思うんですけど、この曲から『ELEVEN GRAFFITI』が始まって、僕はこの曲から始まったことで、ORIGINAL LOVEのイメージが刷新されて、「やばい!もっと聴きたい!」となったので、そんな思い出の曲ですね。では、どんどん行きましょう。
今日はORIGINAL LOVE特集です。続いて取り上げたいのは、「水の音楽」です。『L』というアルバムに入っている曲なんですけど、このアルバムは『ELEVEN GRAFFITI』とは別の方向、もっとデジタルなサウンド感になっていったというか、ダンスミュージックのノリが入ってくるんですよね。ハウスとか、テクノとかね。当時のトレンドでもあったと思うんですけど。
1曲目の「Wedding of The Housefly」という曲があるんですけど、それがAphex Twinの影響を感じるようなテクノなインスト曲なんですよ。「こんなサウンドからアルバム始めていいの?」みたいなところから始まって、それが終わったら、この「水の音楽」なんですけど、いきなりウォータードラムから始まる本当に水の音楽。
だから、ウォータードラムはすごくイメージに合うんですけど、いきなり異国に迷い込んだみたいなサウンドがから始まって、展開が読めないアルバムなんですよ。だからこそ、すごく面白いし、そのカオスさみたいなものが一番分かりやすい。「水の音楽」はウォータードラムからエキゾチックに始まるんだけど、ドラムンベースになっていったり、ジャズっぽい要素も入ってきたり。デジタルと生楽器が融合して、この曲以外ないみたいな質感の音楽になっていて。だけど、メロディーはすごいポップスだし、このバランス感覚って本当に田島さんにしか作れないと思ってますね。
続いてお届けするのは「地球独楽」です。この曲が入っている『ビッグクランチ』というアルバムがあるんですけど、このアルバムは僕の人生の名盤5選に入るくらい。結構いろんな音楽を聴いてきたけど、このアルバムを聴いた時の感動というのは他にないなというぐらい大きな衝撃を受けました。『ビッグクランチ』はそんなアルバムにしては邦楽ベストで入ってくる感じの作品ではなくて、ORIGINAL LOVEなら『結晶 SOUL LIBERATION』とかそういうアルバムの方が入ってくるんですけど、僕にとってはこの『ビッグクランチ』が。"他にこんなアルバム作っているJ-POPのアーティストいないよ"っていうぐらいのとんでもない作品です。その中でも「地球独楽」を聴いた時の感動たるや。僕はいろんなミュージシャンにおすすめの曲を紹介する時に絶対この曲を出しちゃうんです。感動しすぎて。邦楽で最も美しいんじゃないかなと思っているんです。何がすごいって結構言いづらいんですけど、宇宙を感じるんですよ。宇宙の音楽。宇宙を音楽にしたらこうなるんじゃないかみたいなことをすごく感じていて。
というのも、結構意図的で、21世紀宇宙の旅のオープニングで流れる「ツァラトゥストラはかく語りき」とかそういうクラシックの曲があって、あそこで使われているホールトーン・スケールっていう印象的なものがあるんですけど、そのホールトーン・スケールを元にこの曲は作られていて。ずっと開いていく感じっていうか。宇宙に向かっていく感じみたいなストーリー性でもあったり。
あと、楽曲の展開がすごいプログレっぽくて。そのプログレ性みたいなものをなんでこんなにポップなメロディ(にできるのか)。全然ポップなメロディじゃないんだけど、一聴すると、J-POPの枠の中で聴けるんだけど、よく聴いてみると、コードも複雑だったりするし、メロディのコードに対しての持ってき方も複雑だったりするし。どんな頭の中でこんな曲ができるのかみたいな。もうとんでもない作り込み方をされている楽曲なので、この曲もそうだし、アルバム全体としてずっと凄いので。『ビッグクランチ』を本当に聴いてもらいたいなと思います。
ORIGINAL LOVE特集で紹介したい曲、ラストは「MP」です。この曲も僕の生涯の名盤5選に入るアルバム『ビッグクランチ』から持ってきました。ヒップホップの要素が入ったボーカル。というのも、ちょっとラップっぽい。そのフローの感じが全然時代感がないんですよ。今聴いても、新鮮に聴こえるフローで歌ってる感じもする。切迫感があるストリングスとヒップホップのビートみたいなものが絡んでて、怪しさみたいな独特な世界観。ヒップホップっぽいビートと歪んだギターとストリングスをかけ合わせるっていう方法論。
僕、King Gnuとか初めて聴いた時はそういう組み合わせなかったなぁと思ってて。大学1、2年の時とかに聴いて、「こんなミクスチャーがあるんだ。ストリングスがこんなポップとかロックの中に組み込めるんだ。」ってすごく感動したんですよ。こういうヒップホップなビートとか打ち込みのビート、歪んだギターに対してストリングスって合うんだみたいな。King Gnuで出会って、数年後に 『ビッグクランチ』を聴いて、「MP」って曲を聴いて、「いや、もうこれKing Gnu!」と思ったんですよ。多分、隠れた名曲だから、常田さんがこの曲から影響受けているとかはそんなにないと思うんですけど。そういう方法論を2000年の時点で田島さんはちょっと見つけてたっていうか。とはいえ、すごくドープ。King Gnuはそこに対してさらに歌謡的なポップな要素も足してるから、全然別物の魅力があるんですけど。2000年に近い答えを出してた田島さん。今聴いても、2000年の音に聴こえないっていうか、NOWなものとして聴こえる。NOWな音楽より新しく感じるみたいな。やっぱり、音楽オタクだなみたいな。もうとんでもない才能だなと思って。このミクスチャー感をこの時代でもう見つけてるのすごいなと感動したので、ちょっと聴いていただこうかなと。リリースが2000年って言わなかったら、全然、今年の曲って言われても信じちゃうようなサウンドだと思います。
今夜、@リビングルームでおかけしたのは ORIGINAL LOVE特集、「月の裏で会いましょう (Album Version)」「ティラノサウルス」「水の音楽」「地球独楽」「MP」 の5曲でした。ORIGINAL LOVE特集でこの選曲するのは多分僕しかいないでしょう(笑)。
しかも、この時期の曲を取り上げるにしても、そこ行くかっていう感じだと思うので。他にもたくさんいい曲、ORIGINAL LOVEにしかない要素がある曲がこの時期に限らずありますので、ぜひ皆さんもサブスクでチェックしてほしいなと思います。1曲目に「NEGATIVE STEP」という僕の曲を紹介したんですけど、なんでこの曲が(ORIGINAL LOVEの)影響を受けていると思ったかっていうと、とにかく色んなジャンルの要素をごちゃ混ぜにしたかったんですよ。「NEGATIVE STEP」を作るときに、ミクスチャー、そういうカオスさみたいな。ポップなんだけど、カオス。音楽的変態性みたいなものがやりたくなるのは絶対に田島さんの影響が強いなと思っているので。 50代になった時にああいう感じになってたらいいなぁなんていう夢もあり、そんなリスペクトを込めたORIGINAL LOVE特集でした。
番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
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Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @Nolzy_Tweet / @nolzy_nostalgram
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Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance