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2025.01.17
【読むラジオ】MC:Nolzy 初の自主企画イベント「Nolzy pre. FAV SPACE_」の出演アーティスト特集「Room H」-2025.1.16-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。ついに2025年になりましたね。もうだいぶ2025年になって時が経ってるんですけども、Nolzyとしては今年初の担当回ということで、あけましておめでとうございます!
去年は初めて大晦日にライブをしまして。ああいう年越しは初めてだったので、新感覚でしたけども。ライブに来てくれた方、ありがとうございます。ある意味、会場に来てくれたお客さんは紅白より僕のライブを取ってくれたっていうことだから。めちゃめちゃこの人たちラブだわと思いながら、演奏しておりました。本当にありがとうございます。
お正月は(この番組の最後のコーナーの)前回のラリーでお雑煮問題が勃発してまして。僕は餅を入れたくないという話をして、(YOURNESSの)黒川さんから「ぜひ、今度は餅を入れて食べてみて。」と言われてたので、今年は母親のところに帰った時に、初日は僕がいつも「餅を入れないでほしい」というオーダーを出してるんで、普通に野菜スープというか、野菜の汁で出てきたんですけど、「明日はちょっと餅入れてくれる?」って言って、「2個入れる?」って聞かれたんですが、「いや、2個はちょっと怖いから、1個で。」って言って、1個だけ入れてもらったんですけど。食べ終わるのに2時間半かかりました(笑)。磯辺焼きは5分とかでペロッと食べれたんですけど、汁の中に入ってる餅を消化する能力が僕の体には備わってなくてですね。すごいダラダラ、チョビチョビ食べて。ちょっとずつ餅を消化して。僕はお雑煮には絶対餅を入れないという、改めて、そんな覚悟を新たにしたお正月でしたね。
では、早速番組始めていきたいと思います。今日の1曲目は新年一発目なので、今Nolzyが一番推している曲をお届けしようと思います。昨年リリースしたデビューアルバム『THE SUPREME REPLAY』よりリード曲の 「Bittersweet」
ここからは、@リビングルーム。僕Nolzyの回では、最近の僕のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストの中から、今、皆さんにお届けしたい楽曲をセレクト。
その魅力について熱く語っていますが、その前に最近音楽以外でいいなと思っているフェイバリットについて語っていきたいなと思うんですけど、最近お風呂場で本を読むのにハマってますね。前はスマホをジップロックに入れて、Kindle的なので読んでいたんですけど、スマホをジップロックに入れる行為がちょっと面倒くさくなってきちゃって。体を温めるために湯船で10分ぼーっとしてるのもちょっと難しいなということで、じゃあもう古本をそのまま持ち込んで、本を読もうっていう感じで。
そんな感じで最近本を読んでて。大江健三郎さんの『個人的な体験』をお風呂に入ってる間のちょっとずつだけ読んでいるんです。自分の人生ともシンクロするような、退廃的な感じというか。自分の人生、過去を振り返るような気持ちになりながら、お風呂場で読書に結構最近ハマって。普段読んでないと、なかなか本読むっていうのがハードル高く感じられたりするんですけど、お風呂でこれを絶対読むみたいなルーティーンが出来上がると、自然とどんどん活字に触れていくというか。お正月はブックオフが新春セールを開催してたので、めちゃめちゃ本買いまくりましたね。今年は読書家になってこうかなと思っております。
では早速、最近の僕のフェイバリットミュージックをお届けしたいんですが、ついに2月2日(日)に迫っております、Nolzy初の自主企画イベント「Nolzy pre. FAV SPACE_」の出演アーティスト特集をしていこうと思っております。企画イベントですので、私NolzyとODD Foot Worksの皆さん、そして紫 今さんをお迎えして、スリーマンでの開催になってるんですが、ODD Foot Worksと紫 今さんの楽曲をこの番組でもお届けしたいということで、今日は選んできました!
まず1曲目 ODD Foot Worksの曲から行きます。「JELLY FISH」という曲ですね。この曲は僕が大学を卒業してすぐの時、自分の曲をYouTubeに投稿しても、15回再生とかだったわけですよ。マジで誰も聴いてくれないと思って、でも音楽やりたいと思ってて。そんな将来の不安を抱えながらレコード店でバイトをしてたんですけど。
そういう風にいろんな音楽と触れることで自分の音楽性を探しながら、でも曲を作って公開しても15回かって思ってた時に、このアルバムがちょうどリリースされて。この曲を聴いて、結構ショックを受けたというか。自分は新しい音楽を生み出したくて、いろんな音楽を吸収して音楽性を探している時に、こんなにドンズバな曲を作れる人がいるんだみたいな。それですごくショックを受けて、ずっと聴いてたんですよね。めちゃめちゃ好きで。
途中で入ってくるコーラスとスチールドラムでユニゾンしてるようなフレーズがあるんですけど、MPBというブラジルの音楽とか、フュージョンとかそういう雰囲気を日本の音楽に落とし込んでいるような感じがして。僕は完全にこの曲の影響を受けて、自分で作る曲もそういうフュージョン感が漂ってきたりとかするぐらい傾倒したんです。フレーズだけで言うと、この時期はほぼ丸パクリみたいな曲ばっかり作ってて。
でも、そこからMPB、フュージョンとかをちゃんと色々聴くようになって、オリジナルな形で自分の曲で反映されたのが「Outsider」という僕の曲だったりもするんで。本当に自分の音楽に影響を与えてくれた大きな一曲ですね。
続いてもODD Foot Worksの曲をお届けしたいと思います。「台詞」という曲ですね。2023年12月に出た「あなたの走馬灯に出れたら」という曲ぐらいから今のODD Foot Worksのモードになってるな、というか。またちょっと音楽性が鋭利になってるというかね、すごくいい方向で、いい意味で鋭利になって新しくなっていってるなっていう。そういう進化とか変化を感じてるんですけど。
今のODD Foot Worksのモードが僕はすごく好きすぎて。もうこんな音楽作りたい!って毎回曲出る度に思うんですけど、仕上がりすぎてて、もうちょっと怖いんですけどね。音楽的な変態性、マニアックさとかドープさをありながら、ちゃんとポップなんですよね。ただ難しいものにならないっていうか。めちゃめちゃ難しいこともやってるし、めちゃめちゃすごいんだけど、すごくポップにパーンってまっすぐ届いてくるそのバランス感覚って他のアーティストにはない部分だと思うし、すごく好きですね。あと、人力ドラムンベースみたいなドラムもすごいですしね。
この曲は有元キイチさんの歌とPecoriさんのラップという2面のボーカリゼーションがあるからこそ、それぞれを引き立て合っていて。それぞれが生きてるみたいな。この編成だからこそできるっていうところも含めて、構造的にもすごい曲です。去年、とても聴いていた曲ですね。
どんどん行きましょう。今日は「Nolzy pre. FAV SPACE_」出演アーティスト特集を行っております。2月2日(日)に渋谷WWWで開催します、Nolzy初の自主企画イベントに出演してくれるODD Foot Worksと 紫 今さんの楽曲を届けていきます。
では、ODD Foot Works最後の選曲でございます。「この曲」という曲ですね。「この曲」という曲、すごく振りが面白いですけど、すごくメタなタイトルですよね。メタ視点の曲に「この曲」っていうタイトルをつけるっていう。そのセンスからしても、ジャケと「この曲」というタイトル見た段階で聴く前から僕は絶対好きだわと思ってたんです。聴いたら、もちろんめちゃめちゃすごい曲で。
この前12月にODD Foot WorksのワンマンライブをLIQUIDROOMで観たんですけど、「この曲」を演ってた時に、スケール感がこの曲だけ違ったというか。LIQUIDROOMってライブハウスなんですけど、アリーナ会場みたいなスケール感を感じて、神々しさみたいなものを感じたんですよね。「この曲」というタイトルも含めて、メタ視点な感じとかも含めて神を感じるというか。そういう凄みを感じるんですね。祈りとか神聖さとそのパワーみたいなものが忘れられなくて。ちょっと今日は絶対紹介したいなと思って選んできました。
ここまではODD Foot Worksの楽曲をお届けしましたが、ここからは紫 今さんの楽曲をお届けしたいと思います。まず1曲目に選んできたのは 「酔い夏」という曲ですね。酔い夏と書いて、スイカと読むというね。タイトルの付け方からしてめちゃめちゃセンスを感じるんですけど、この曲はもともと「凡人様」という曲が紫 今さんの曲がネットでバズっていた時に僕もすごい曲だと思って聴いていて、「凡人様」も入ったEPが出るっていうことで、EPを聴いた時に、「酔い夏」が入ってて。
この曲の不変的な魅力にKOされちゃったんですよね。「凡人様」の2秒でつかむような速攻性というか、フック感みたいなもの、「酔い夏」みたいな何年も残っていく不変性みたいなものも両方兼ね備えてるアーティストなんだなって、EPを聴いた時に感じて。この曲でその不変性の部分を特に強く感じて。心をぐっと掴まれた一曲です。忘れられないですね、あの感動は。
あと、2番のコーラスの途中、終わった後の間奏でフェイクするところがあるんですけども、そこのハイトーンがめちゃめちゃやばい。フェイクの仕方がめちゃめちゃかっこいいので、シンガーとしての凄みも感じるし、圧倒的な才能というか能力、天才性みたいなものを感じた一曲でしたね。
続いて、紫 今さんの曲で選んできたのが「ギンモクセイ」という曲ですね。イメージ的には結構ロックなサウンドとかノリの良い曲がイメージとしてはあるんですけど、紫 今さんの書くバラードが好きで。この「ギンモクセイ」は2000年代のJ-POPメロディーの独特なトキメキみたいなものを感じるんです。
Do As InfinityとかYUIさんとかいきものがかりとか。そういう僕ら世代って、そういう時代の上質なポップミュージックを聴くと、それだけでキュンとしちゃう。メロディーの感じにキュンとしちゃうんですけど、そのノスタルジーみたいなものを久々に感じられた曲で。でも、ちゃんと令和にアップデートしてるという。それは尺とかも含めてなんですけど。バランスの取り方のうまさに、またこの曲でグッとファンになったなっていう。そういう一曲ですね。皆さんも2000年代に思いを馳せながら聴いてみてください。
ラストですが、紫 今さんで「メロイズム」ですね。これは紫 今さんの最新曲なんですけど、リリース前にデモというか、サビだけTikTokに投稿してたんですけど、見た時に「めっちゃ好き!早くフル聴きたい」と思ってて。その後、Aメロとかも小出しに投稿してたんですけど、またAメロ聴いて、「わぁ絶対この曲好きだ」みたいになって。フルでリリースされて聴いたら、2番以降でメロディーはめっちゃ好きで、もう1コーラスの時点でもう勝ち確というか。俺の中で「来たな、これ。」みたいなのがあったんですけど。2番でまた譜割りをひねってきたりとかして。音楽オタクな感じというか、変態性みたいなものが出てきて。「すげえ。完璧やん。」って思ってたら、さらにMVがめちゃめちゃ僕がやりたかった世界観、大好きな世界観をいい形でアウトプットしてて。MVの世界観にまたまた脱帽でしたね。もうやばすぎと思って。
僕の「Bittersweet」という曲で、90年代のフィーリングみたいなものをパロってみたりとかしてる部分もあるんですけど、同時期に作ったMVでシンクロしてる部分とかミュージシャンとしてシンパシーを感じる部分もすごくあった。僕に足りなかったのはオレンジに髪を染めるという、再現性というかね。それぐらいやり切るという表現力が全然紫 今さんに及ばなかったなっていうのをMV見て思ったっていうね。僕も今度はちゃんとオレンジに髪を染めようかなと思います。
聴いてもらったのは 紫 今さんで「メロイズム」でした。 Nolzyがお送りしている Room"H"、今夜@リビングルームでおかけした曲は 2月2日(日)渋谷 WWW で開催の Nolzy自主企画イベント「Nolzy pre. FAV SPACE_」に出演される ODD Foot Works の「JELLY FISH」「台詞」「この曲」 の3曲と紫 今さん「酔い夏」「ギンモクセイ」「メロイズム」の3曲 でした。
これで対バンする2組の 音楽的な魅力を分かち合えたと思うので。プラスNolzyで 2月2日(日)お届けするので、どう考えても激フェイバリットデイになること間違いないなという感じなんでね。僕自身が一番楽しみでもあるし、ぜひ皆さんこれをきっかけにみんなの音楽聴いていただけたらなと思います。
Nolzy「THE SUPREME REPLAY」
2024年11月27日(水)
Format:Digital
Track:
1.Bittersweet
2.Throwback (slowjam)
3.#それな(MBSドラマイズム「佐原先生と土岐くん」エンディング主題歌)
4.キスミー(テレビ大阪系ドラマ「買われた男」エンディング主題歌)
5.Outsider
6.<広告> ※5秒後に報酬を獲得
7.luv U
8.Scar
9.Closet Lovers
10.自演奴
11.Virtual Drugs (fxxkin' search)
12.匿名奇謀(映画「BLOODY ESCAPE -地獄の迷走劇-」主題歌)
試聴はこちら
2025年2月2日(日)
東京・渋谷WWW
OPEN:16:30 / START:17:00
出演:Nolzy / ODD Foot Works / 紫 今
チケット一般発売は2025年1月18日 (土) 10:00 〜
URL:https://eplus.jp/nolzy/
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @Nolzy_Tweet / @nolzy_nostalgram
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。ついに2025年になりましたね。もうだいぶ2025年になって時が経ってるんですけども、Nolzyとしては今年初の担当回ということで、あけましておめでとうございます!
去年は初めて大晦日にライブをしまして。ああいう年越しは初めてだったので、新感覚でしたけども。ライブに来てくれた方、ありがとうございます。ある意味、会場に来てくれたお客さんは紅白より僕のライブを取ってくれたっていうことだから。めちゃめちゃこの人たちラブだわと思いながら、演奏しておりました。本当にありがとうございます。
大晦日のDI:GA!
お正月は(この番組の最後のコーナーの)前回のラリーでお雑煮問題が勃発してまして。僕は餅を入れたくないという話をして、(YOURNESSの)黒川さんから「ぜひ、今度は餅を入れて食べてみて。」と言われてたので、今年は母親のところに帰った時に、初日は僕がいつも「餅を入れないでほしい」というオーダーを出してるんで、普通に野菜スープというか、野菜の汁で出てきたんですけど、「明日はちょっと餅入れてくれる?」って言って、「2個入れる?」って聞かれたんですが、「いや、2個はちょっと怖いから、1個で。」って言って、1個だけ入れてもらったんですけど。食べ終わるのに2時間半かかりました(笑)。磯辺焼きは5分とかでペロッと食べれたんですけど、汁の中に入ってる餅を消化する能力が僕の体には備わってなくてですね。すごいダラダラ、チョビチョビ食べて。ちょっとずつ餅を消化して。僕はお雑煮には絶対餅を入れないという、改めて、そんな覚悟を新たにしたお正月でしたね。
では、早速番組始めていきたいと思います。今日の1曲目は新年一発目なので、今Nolzyが一番推している曲をお届けしようと思います。昨年リリースしたデビューアルバム『THE SUPREME REPLAY』よりリード曲の 「Bittersweet」
初の自主企画イベント「Nolzy pre. FAV SPACE_」の出演アーティスト特集@リビングルーム
ここからは、@リビングルーム。僕Nolzyの回では、最近の僕のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストの中から、今、皆さんにお届けしたい楽曲をセレクト。
その魅力について熱く語っていますが、その前に最近音楽以外でいいなと思っているフェイバリットについて語っていきたいなと思うんですけど、最近お風呂場で本を読むのにハマってますね。前はスマホをジップロックに入れて、Kindle的なので読んでいたんですけど、スマホをジップロックに入れる行為がちょっと面倒くさくなってきちゃって。体を温めるために湯船で10分ぼーっとしてるのもちょっと難しいなということで、じゃあもう古本をそのまま持ち込んで、本を読もうっていう感じで。
そんな感じで最近本を読んでて。大江健三郎さんの『個人的な体験』をお風呂に入ってる間のちょっとずつだけ読んでいるんです。自分の人生ともシンクロするような、退廃的な感じというか。自分の人生、過去を振り返るような気持ちになりながら、お風呂場で読書に結構最近ハマって。普段読んでないと、なかなか本読むっていうのがハードル高く感じられたりするんですけど、お風呂でこれを絶対読むみたいなルーティーンが出来上がると、自然とどんどん活字に触れていくというか。お正月はブックオフが新春セールを開催してたので、めちゃめちゃ本買いまくりましたね。今年は読書家になってこうかなと思っております。
では早速、最近の僕のフェイバリットミュージックをお届けしたいんですが、ついに2月2日(日)に迫っております、Nolzy初の自主企画イベント「Nolzy pre. FAV SPACE_」の出演アーティスト特集をしていこうと思っております。企画イベントですので、私NolzyとODD Foot Worksの皆さん、そして紫 今さんをお迎えして、スリーマンでの開催になってるんですが、ODD Foot Worksと紫 今さんの楽曲をこの番組でもお届けしたいということで、今日は選んできました!
まず1曲目 ODD Foot Worksの曲から行きます。「JELLY FISH」という曲ですね。この曲は僕が大学を卒業してすぐの時、自分の曲をYouTubeに投稿しても、15回再生とかだったわけですよ。マジで誰も聴いてくれないと思って、でも音楽やりたいと思ってて。そんな将来の不安を抱えながらレコード店でバイトをしてたんですけど。
そういう風にいろんな音楽と触れることで自分の音楽性を探しながら、でも曲を作って公開しても15回かって思ってた時に、このアルバムがちょうどリリースされて。この曲を聴いて、結構ショックを受けたというか。自分は新しい音楽を生み出したくて、いろんな音楽を吸収して音楽性を探している時に、こんなにドンズバな曲を作れる人がいるんだみたいな。それですごくショックを受けて、ずっと聴いてたんですよね。めちゃめちゃ好きで。
途中で入ってくるコーラスとスチールドラムでユニゾンしてるようなフレーズがあるんですけど、MPBというブラジルの音楽とか、フュージョンとかそういう雰囲気を日本の音楽に落とし込んでいるような感じがして。僕は完全にこの曲の影響を受けて、自分で作る曲もそういうフュージョン感が漂ってきたりとかするぐらい傾倒したんです。フレーズだけで言うと、この時期はほぼ丸パクリみたいな曲ばっかり作ってて。
でも、そこからMPB、フュージョンとかをちゃんと色々聴くようになって、オリジナルな形で自分の曲で反映されたのが「Outsider」という僕の曲だったりもするんで。本当に自分の音楽に影響を与えてくれた大きな一曲ですね。
続いてもODD Foot Worksの曲をお届けしたいと思います。「台詞」という曲ですね。2023年12月に出た「あなたの走馬灯に出れたら」という曲ぐらいから今のODD Foot Worksのモードになってるな、というか。またちょっと音楽性が鋭利になってるというかね、すごくいい方向で、いい意味で鋭利になって新しくなっていってるなっていう。そういう進化とか変化を感じてるんですけど。
今のODD Foot Worksのモードが僕はすごく好きすぎて。もうこんな音楽作りたい!って毎回曲出る度に思うんですけど、仕上がりすぎてて、もうちょっと怖いんですけどね。音楽的な変態性、マニアックさとかドープさをありながら、ちゃんとポップなんですよね。ただ難しいものにならないっていうか。めちゃめちゃ難しいこともやってるし、めちゃめちゃすごいんだけど、すごくポップにパーンってまっすぐ届いてくるそのバランス感覚って他のアーティストにはない部分だと思うし、すごく好きですね。あと、人力ドラムンベースみたいなドラムもすごいですしね。
この曲は有元キイチさんの歌とPecoriさんのラップという2面のボーカリゼーションがあるからこそ、それぞれを引き立て合っていて。それぞれが生きてるみたいな。この編成だからこそできるっていうところも含めて、構造的にもすごい曲です。去年、とても聴いていた曲ですね。
どんどん行きましょう。今日は「Nolzy pre. FAV SPACE_」出演アーティスト特集を行っております。2月2日(日)に渋谷WWWで開催します、Nolzy初の自主企画イベントに出演してくれるODD Foot Worksと 紫 今さんの楽曲を届けていきます。
では、ODD Foot Works最後の選曲でございます。「この曲」という曲ですね。「この曲」という曲、すごく振りが面白いですけど、すごくメタなタイトルですよね。メタ視点の曲に「この曲」っていうタイトルをつけるっていう。そのセンスからしても、ジャケと「この曲」というタイトル見た段階で聴く前から僕は絶対好きだわと思ってたんです。聴いたら、もちろんめちゃめちゃすごい曲で。
この前12月にODD Foot WorksのワンマンライブをLIQUIDROOMで観たんですけど、「この曲」を演ってた時に、スケール感がこの曲だけ違ったというか。LIQUIDROOMってライブハウスなんですけど、アリーナ会場みたいなスケール感を感じて、神々しさみたいなものを感じたんですよね。「この曲」というタイトルも含めて、メタ視点な感じとかも含めて神を感じるというか。そういう凄みを感じるんですね。祈りとか神聖さとそのパワーみたいなものが忘れられなくて。ちょっと今日は絶対紹介したいなと思って選んできました。
ここまではODD Foot Worksの楽曲をお届けしましたが、ここからは紫 今さんの楽曲をお届けしたいと思います。まず1曲目に選んできたのは 「酔い夏」という曲ですね。酔い夏と書いて、スイカと読むというね。タイトルの付け方からしてめちゃめちゃセンスを感じるんですけど、この曲はもともと「凡人様」という曲が紫 今さんの曲がネットでバズっていた時に僕もすごい曲だと思って聴いていて、「凡人様」も入ったEPが出るっていうことで、EPを聴いた時に、「酔い夏」が入ってて。
この曲の不変的な魅力にKOされちゃったんですよね。「凡人様」の2秒でつかむような速攻性というか、フック感みたいなもの、「酔い夏」みたいな何年も残っていく不変性みたいなものも両方兼ね備えてるアーティストなんだなって、EPを聴いた時に感じて。この曲でその不変性の部分を特に強く感じて。心をぐっと掴まれた一曲です。忘れられないですね、あの感動は。
あと、2番のコーラスの途中、終わった後の間奏でフェイクするところがあるんですけども、そこのハイトーンがめちゃめちゃやばい。フェイクの仕方がめちゃめちゃかっこいいので、シンガーとしての凄みも感じるし、圧倒的な才能というか能力、天才性みたいなものを感じた一曲でしたね。
続いて、紫 今さんの曲で選んできたのが「ギンモクセイ」という曲ですね。イメージ的には結構ロックなサウンドとかノリの良い曲がイメージとしてはあるんですけど、紫 今さんの書くバラードが好きで。この「ギンモクセイ」は2000年代のJ-POPメロディーの独特なトキメキみたいなものを感じるんです。
Do As InfinityとかYUIさんとかいきものがかりとか。そういう僕ら世代って、そういう時代の上質なポップミュージックを聴くと、それだけでキュンとしちゃう。メロディーの感じにキュンとしちゃうんですけど、そのノスタルジーみたいなものを久々に感じられた曲で。でも、ちゃんと令和にアップデートしてるという。それは尺とかも含めてなんですけど。バランスの取り方のうまさに、またこの曲でグッとファンになったなっていう。そういう一曲ですね。皆さんも2000年代に思いを馳せながら聴いてみてください。
ラストですが、紫 今さんで「メロイズム」ですね。これは紫 今さんの最新曲なんですけど、リリース前にデモというか、サビだけTikTokに投稿してたんですけど、見た時に「めっちゃ好き!早くフル聴きたい」と思ってて。その後、Aメロとかも小出しに投稿してたんですけど、またAメロ聴いて、「わぁ絶対この曲好きだ」みたいになって。フルでリリースされて聴いたら、2番以降でメロディーはめっちゃ好きで、もう1コーラスの時点でもう勝ち確というか。俺の中で「来たな、これ。」みたいなのがあったんですけど。2番でまた譜割りをひねってきたりとかして。音楽オタクな感じというか、変態性みたいなものが出てきて。「すげえ。完璧やん。」って思ってたら、さらにMVがめちゃめちゃ僕がやりたかった世界観、大好きな世界観をいい形でアウトプットしてて。MVの世界観にまたまた脱帽でしたね。もうやばすぎと思って。
僕の「Bittersweet」という曲で、90年代のフィーリングみたいなものをパロってみたりとかしてる部分もあるんですけど、同時期に作ったMVでシンクロしてる部分とかミュージシャンとしてシンパシーを感じる部分もすごくあった。僕に足りなかったのはオレンジに髪を染めるという、再現性というかね。それぐらいやり切るという表現力が全然紫 今さんに及ばなかったなっていうのをMV見て思ったっていうね。僕も今度はちゃんとオレンジに髪を染めようかなと思います。
聴いてもらったのは 紫 今さんで「メロイズム」でした。 Nolzyがお送りしている Room"H"、今夜@リビングルームでおかけした曲は 2月2日(日)渋谷 WWW で開催の Nolzy自主企画イベント「Nolzy pre. FAV SPACE_」に出演される ODD Foot Works の「JELLY FISH」「台詞」「この曲」 の3曲と紫 今さん「酔い夏」「ギンモクセイ」「メロイズム」の3曲 でした。
これで対バンする2組の 音楽的な魅力を分かち合えたと思うので。プラスNolzyで 2月2日(日)お届けするので、どう考えても激フェイバリットデイになること間違いないなという感じなんでね。僕自身が一番楽しみでもあるし、ぜひ皆さんこれをきっかけにみんなの音楽聴いていただけたらなと思います。
RELEASE INFORMATION
Nolzy「THE SUPREME REPLAY」
2024年11月27日(水)
Format:Digital
Track:
1.Bittersweet
2.Throwback (slowjam)
3.#それな(MBSドラマイズム「佐原先生と土岐くん」エンディング主題歌)
4.キスミー(テレビ大阪系ドラマ「買われた男」エンディング主題歌)
5.Outsider
6.<広告> ※5秒後に報酬を獲得
7.luv U
8.Scar
9.Closet Lovers
10.自演奴
11.Virtual Drugs (fxxkin' search)
12.匿名奇謀(映画「BLOODY ESCAPE -地獄の迷走劇-」主題歌)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
Nolzy pre. FAV SPACE_
2025年2月2日(日)
東京・渋谷WWW
OPEN:16:30 / START:17:00
出演:Nolzy / ODD Foot Works / 紫 今
チケット一般発売は2025年1月18日 (土) 10:00 〜
URL:https://eplus.jp/nolzy/
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @Nolzy_Tweet / @nolzy_nostalgram
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance