- TOPICS
- FEATURE
2024.11.28
【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス) 移動中に聴いていた曲をテーマに選曲!「Room H」-2024.11.27-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めますYOURNESSのボーカル・ギター黒川です。オンエアを聴いている方はお気づきの方もいらっしゃるかもしれないですけど、僕すごく鼻声なんですよね。季節の変わり目だったじゃないですか。
めちゃくちゃ風邪をひいて熱が38度ぐらいまで出て、たまたま何もなかったから良かったんですけども、今、めっちゃ流行っているみたいですね。病院に行った時も、鼻風邪・喉風邪で診に来られる方が一気に増えましたよと言われて、(皆さん)体調はいかがお過ごしでしょうか。
基本的に素直に病院に行くのが良いと思います。昔から身体の弱い僕が言うので、間違いないと思います。何にも関わらずにずっと健康で生活できるのが1番だと思うんですけど、病院に素直に行くという決断をするのはとても大切だと思います。はい、気をつけて過ごしてください。
それでは早速、今日の1曲目をご紹介しましょう。そういえばなんですけども、つい最近YOURNESSで新しいミュージックビデオを公開しました。新曲ではないんですよ。SNSで「YOURNESS新曲出したの?」って書いてくださっている方がいたんですけど、新曲ではないんですよ。もうすでにリリースされてるんですけど、フルアルバムの中に収録されていた楽曲で、ライブでもすごく人気な楽曲で結構な頻度でセトリに入る曲を、今回はミュージックビデオで出しました。
ここからは@リビングルームです。最近僕がハッとしたことと今、聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。人生で初めて食べた食べ物があって。と言っても、"銀だこ"なんですけど...、たこ焼きは初めてじゃないんですよ。"銀だこ"というものを初めて食べたんですよね。
体調を崩していて食べ物を外に買いに行くこともできないから、Uber Eatsで済ますみたいなことをやってしまったんですけど、銀だこを食べて、びっくりした。銀だことたこ焼きって一緒にしていいのか、また別にしなきゃいけないのか、みたいなことって少し難しいところじゃないですか。僕は銀だこはたこ焼きだと思うんですけど、人生で食べてきたたこ焼きの中で1番美味しかったんですよね。
もちろんトッピングがすごくてんこ盛りで、おかずみたいなものが乗っているトッピングもあったりするんですよ。
だけど単純に素のやつを食べて、ソースが単純なお好み焼きソースじゃないんですよね。駄菓子のソースみたいな味がして、たこ焼き自体もものすごくカリカリじゃないですか。僕、たこがあんまり食べられないんですけど、それでも、たこと周りの膜というか衣を一緒に食べてすごく美味しいなと思って。
銀だこ酒場というものがあるのを知りまして、銀だこのたこ焼きを食べながら、お酒が飲めるという場所があるらしくて、体調良くなったらそれに早く行きたいなとずっとウズウズしています。毎日銀だこ酒場についてネットで検索しています。みんなもぜひ銀だこを食べたことがなかったら食べてみてください。びっくりしました。
それではこのあたりで音楽に行きましょう。毎回3曲、Room"H"の住人がそれぞれのカラーで、今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
今日は体調を崩していたので音楽を聴く余裕がありませんでしたが、電車移動中とかに聴いていた自分の視聴履歴の中から3曲選んできました。
ということで、まず1曲目は、シドの「モノクロのキス」という楽曲です。
これはアニメ『黒執事』第1期のオープニングテーマですね。2008年のアニメなんですよ。2007-8年とかその頃って、シドが主題歌を担当しているアニメが何個かあった気がして、アニメを観てたくさんの方々が聴いて、それでビジュアル系、いわゆるV系という畑に足を突っ込んだ方、少なくないと思います。
僕の地元でもビジュアル系のブームってめちゃくちゃ来ていたんですよ。学校給食の時にV系のCDがたくさん応募箱に入っていたのを覚えています。サビのメロディーなんかが特にめちゃくちゃキャッチーなんですよね。疾走感が今からアニメが始まるぞというワクワク感を高めてくれますし、単純に登場キャラクターのかっこいい演出とマッチするなと思って、つい口ずさんでしまうようなメロディーの曲です。
2024年の4月から6月くらいで『黒執事』の第4期が放送されていたらしいんですよ。第5期が2025年に放送予定らしくて、2008年のアニメがまだ未だに続いているのってめちゃくちゃすごいことだと思うんですよね。まだ漫画でしか『黒執事』を観たことがなかったので、これを機に僕もちゃんとアニメを観たいなと思いました。
僕、小中高と放送委員だったので、給食時間とかにリクエストされたCDを流すという役割が与えられていたんですけど、放送室の前に応募箱が置いてあって、応募用紙に流してほしい曲とメッセージとクラス、名前を書いてCDにテープで貼って箱に入れるというシステムだったんですよ。
それを使って誰かに告白をする人もいたんですよ。でも告白の恋文自体を読むのは僕なわけじゃないですか、全校に向かってですよ。自分が人に告白しているわけじゃないけどすごく恥ずかしくなっちゃって...それを流し終わって給食時間が終わって昼休みになったら僕がその人に直接(CDを)返しに行かなきゃいけないんですよ。
だから告白した人の顔も見れるわけですよね。だいたいビジュアル系とかが当時流行っていた頃は女の子の先輩とかが結構応募してくれていたので、僕は先輩の教室の女生徒に会いに行かなきゃいけなかったわけですよね。すごく気まずかったんですけど、読まなきゃいけないし。それで告白が失敗したら僕のせいになっちゃいそうな気がしてね、そんなことはないと思うんですけど。でもすごく楽しい学校生活を送らせてもらいました。
続いて2曲目に選んできた楽曲は、宇多田ヒカルの「Beautiful World」という楽曲です。
これは映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の主題歌です。これは2007年の映画らしいですね。この前シン・エヴァンゲリオンがやっていなかったっけ?と思ったんですけど、2007年の映画で。
エヴァンゲリオン、僕すごく大好きなんですけど、もちろんこの曲もすごく好きなんですよ。このエヴァに登場する、あるキャラクターの心情みたいなものを表現しているような気がして。主人公の碇シンジくんのお父さんの碇ゲンドウというキャラクターと、シンジくんのお母さん、つまりはゲンドウの妻ユイというキャラクターがいるんですけど、事故で亡くなってしまって。
それで碇ゲンドウは妻ユイにもう一度会うこと、ただそれだけを、本当にただそれだけを目標に息子も犠牲にするようなというか、半分暴走のような行動を取り続けるんですよね。それがエヴァンゲリオンの基本的なお話なんですよ。
大体のことがゲンドウのせいみたいなところはあってですね、正直気持ちが悪いみたいに感じる人も多かったと思うんですよ。でも、ただ妻にもう一度会いたい、そばにいるだけでいいんだというゲンドウを救いたかったんじゃないのかなと感じる一曲なんですよ、この宇多田ヒカルの「Beautiful World」という楽曲が。
なので、もちろんエヴァンゲリオンを知らなくて宇多田ヒカルが好きでこの曲を知っているという方、いらっしゃると思うんですけども、エヴァンゲリオンをちゃんと理解して観た上でこの曲を聴くと全然聴こえ方が変わってくると思います。
続いて選んできた3曲目の楽曲は、吉澤嘉代子の「残ってる -ピアノと歌-」です。
「残ってる」という楽曲自体は、もう色んなところでたくさんカバーもさせてもらっていますし、こういうラジオの場でも流してきました。Room"H"でもおそらく紹介したと思います。
それぐらい大好きな楽曲で。今日は、その「残ってる」のピアノと歌のみのアレンジを紹介したいと思います。改めて、歌唱の表現力の素晴らしさを感じるアレンジになっています。「残ってる」という楽曲に詰まっている独特な温度とか、季節感とか、あと体調の悪さ加減みたいなもの。
この曲は僕少し体調悪そうに聴こえるんですよね。体調の悪さみたいな部分までもが伝わってくるような、基本的には恋愛描写みたいなものを描かれている、感じる1曲だとは思うんですけども、ピアノと歌だけのアレンジになって、それだけじゃないかもなと思って。単純に大切だと思っている人間って、恋愛感情以外にもたくさんいると思うんですよ。「残ってる」で歌われていることって、大切な人、誰しもに感じられる感情なのかもしれない。人に対する行為の思いみたいなものの柔軟さというか幅広さみたいなものを感じさせてくれる1曲、アレンジだなと思ったので、今回は選びました。
改めて自分のRoom"H"で流す曲のラインナップを見てみた時に、別に悪い言い方じゃないと思うんですけど、広く浅くみたいな感じだなと思って。集中的に部分的に同じジャンルをたくさん聴くことって少ないなと思って。
副産物というか、アニメを見た副産物で知って好きになった曲もあるし、単純にミュージックビデオの映像がめちゃくちゃいいなと思って知った曲、「残ってる」はそうですし。
エヴァンゲリオンもアニメですし、シドは『鋼の錬金術師』というアニメで別の曲を歌われていて知って、"うわ、なんかかっこいいなこの歌"と思って色んなCDを借りたりして、また別の曲を知って今回「モノクロのキス」という曲を知ったというのがあるので、音楽を知る機会って本当に世の中にたくさん散らばっているんだなと改めて思いました。
今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたい楽曲はmanzoの「溝ノ口太陽族」という楽曲です。
これは天体戦士サンレッドというアニメの主題歌です。このアニメは神奈川県川崎市の主に溝ノ口を舞台に繰り広げられるヒーローギャグコメディみたいなアニメなんですよ。
僕、小中学校の頃に山口県の自室のブラウン管でよく観ていたんです。24、25歳の頃に上京したわけですよ。それで溝ノ口に行った時に"ここがサンレッドが正義を執行している街か"と感動したのを覚えています。アニメの中でもすごく如実に分かりやすく聖地巡礼してくれというぐらいに場所が出てくるんですよ。
二子橋とか高津駅とかオープニング映像でサンレッドがいる場所があるんですけど、そこが溝ノ口のマルイの屋上とか、溝ノ口駅の南口とか。
僕、初めてのアニメの聖地巡礼が天体戦士サンレッドなんですよ。そういう思い出込みでも大好きな曲なんですけど、この「溝ノ口太陽族」という楽曲がヒーローものとして少しギャグコメディも入っているんで歌詞の内容とかも少し面白おかしい部分もあるんですけど、単純に曲がかっこよすぎるんですよね。
manzoさんの歌声も相まって、曲の暑苦しさみたいなものが満点になっています。単純に歌唱力が抜群。
マジでめちゃくちゃ歌が上手なんですよ。YouTubeに他の人が録られた昔の映像があるんですけど、溝ノ口駅の南武線とかの方の改札の近くでmanzoさんがアカペラでこの曲を歌っている映像が上がっているんですけど、めちゃくちゃ上手で、その場所も観に行ったという思い出込みですごく大好きな曲なんですけども、単純にめちゃくちゃかっこいい曲なので、僕はすごく聴いています。最近ずっとこの曲を聴いています。
小中学校ぐらいの時に、おもしろフラッシュ倉庫というのがめちゃくちゃ流行って、パソコンで観れる面白動画みたいなやつですね。それでアスキーアートという文字だけで描いたキャラクターが建物を破壊しまくる映像みたいなものが流行ったんですよ。そこで流れていた曲が「日本ブレイク工業 社歌」という曲で、その歌の人と声が似ているなと思ったんですよ。
このサンレッドの曲を聴いた時に、同じ人でしたね。manzoさんって人の曲がその映像の後ろで使われていて、思い出ってそうやって繋がっていくんだなと思って。天体戦士サンレッド、昔の作品ですけど、聖地巡礼をもう1回したいなと思いました。以上Room"H"、@ベッドルームのコーナーでした。
宇多田ヒカル「Beautiful World」
吉澤嘉代子「残ってる -ピアノと歌-」
黒川侑司「茜色の夕日」(弾き語りカバー)
manzo「溝ノ口太陽族」
ユアネス「命の容量」
「Breathing #2」
2024年12月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #3」
2025年2月13日(木)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #4」
2025年4月16日(水)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #5」
2025年6月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #6」
2025年8月16日(土)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:17:15 / START:18:00
※公演ごとに詳細の解禁日時は異なります。
詳細はユアネスオフィシャルサイトにて
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めますYOURNESSのボーカル・ギター黒川です。オンエアを聴いている方はお気づきの方もいらっしゃるかもしれないですけど、僕すごく鼻声なんですよね。季節の変わり目だったじゃないですか。
めちゃくちゃ風邪をひいて熱が38度ぐらいまで出て、たまたま何もなかったから良かったんですけども、今、めっちゃ流行っているみたいですね。病院に行った時も、鼻風邪・喉風邪で診に来られる方が一気に増えましたよと言われて、(皆さん)体調はいかがお過ごしでしょうか。
基本的に素直に病院に行くのが良いと思います。昔から身体の弱い僕が言うので、間違いないと思います。何にも関わらずにずっと健康で生活できるのが1番だと思うんですけど、病院に素直に行くという決断をするのはとても大切だと思います。はい、気をつけて過ごしてください。
風邪もですが気圧症も酷くなる天候です。これが噂の五苓散です。だいぶ楽になります。
それでは早速、今日の1曲目をご紹介しましょう。そういえばなんですけども、つい最近YOURNESSで新しいミュージックビデオを公開しました。新曲ではないんですよ。SNSで「YOURNESS新曲出したの?」って書いてくださっている方がいたんですけど、新曲ではないんですよ。もうすでにリリースされてるんですけど、フルアルバムの中に収録されていた楽曲で、ライブでもすごく人気な楽曲で結構な頻度でセトリに入る曲を、今回はミュージックビデオで出しました。
移動中に聴いていた曲をテーマに選曲!@リビングルーム
ここからは@リビングルームです。最近僕がハッとしたことと今、聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。人生で初めて食べた食べ物があって。と言っても、"銀だこ"なんですけど...、たこ焼きは初めてじゃないんですよ。"銀だこ"というものを初めて食べたんですよね。
体調を崩していて食べ物を外に買いに行くこともできないから、Uber Eatsで済ますみたいなことをやってしまったんですけど、銀だこを食べて、びっくりした。銀だことたこ焼きって一緒にしていいのか、また別にしなきゃいけないのか、みたいなことって少し難しいところじゃないですか。僕は銀だこはたこ焼きだと思うんですけど、人生で食べてきたたこ焼きの中で1番美味しかったんですよね。
もちろんトッピングがすごくてんこ盛りで、おかずみたいなものが乗っているトッピングもあったりするんですよ。
だけど単純に素のやつを食べて、ソースが単純なお好み焼きソースじゃないんですよね。駄菓子のソースみたいな味がして、たこ焼き自体もものすごくカリカリじゃないですか。僕、たこがあんまり食べられないんですけど、それでも、たこと周りの膜というか衣を一緒に食べてすごく美味しいなと思って。
銀だこ酒場というものがあるのを知りまして、銀だこのたこ焼きを食べながら、お酒が飲めるという場所があるらしくて、体調良くなったらそれに早く行きたいなとずっとウズウズしています。毎日銀だこ酒場についてネットで検索しています。みんなもぜひ銀だこを食べたことがなかったら食べてみてください。びっくりしました。
定期公演#2に向けてスタジオにも入っています。今回は面白いセトリになると思います。
それではこのあたりで音楽に行きましょう。毎回3曲、Room"H"の住人がそれぞれのカラーで、今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
今日は体調を崩していたので音楽を聴く余裕がありませんでしたが、電車移動中とかに聴いていた自分の視聴履歴の中から3曲選んできました。
ということで、まず1曲目は、シドの「モノクロのキス」という楽曲です。
これはアニメ『黒執事』第1期のオープニングテーマですね。2008年のアニメなんですよ。2007-8年とかその頃って、シドが主題歌を担当しているアニメが何個かあった気がして、アニメを観てたくさんの方々が聴いて、それでビジュアル系、いわゆるV系という畑に足を突っ込んだ方、少なくないと思います。
僕の地元でもビジュアル系のブームってめちゃくちゃ来ていたんですよ。学校給食の時にV系のCDがたくさん応募箱に入っていたのを覚えています。サビのメロディーなんかが特にめちゃくちゃキャッチーなんですよね。疾走感が今からアニメが始まるぞというワクワク感を高めてくれますし、単純に登場キャラクターのかっこいい演出とマッチするなと思って、つい口ずさんでしまうようなメロディーの曲です。
2024年の4月から6月くらいで『黒執事』の第4期が放送されていたらしいんですよ。第5期が2025年に放送予定らしくて、2008年のアニメがまだ未だに続いているのってめちゃくちゃすごいことだと思うんですよね。まだ漫画でしか『黒執事』を観たことがなかったので、これを機に僕もちゃんとアニメを観たいなと思いました。
僕、小中高と放送委員だったので、給食時間とかにリクエストされたCDを流すという役割が与えられていたんですけど、放送室の前に応募箱が置いてあって、応募用紙に流してほしい曲とメッセージとクラス、名前を書いてCDにテープで貼って箱に入れるというシステムだったんですよ。
それを使って誰かに告白をする人もいたんですよ。でも告白の恋文自体を読むのは僕なわけじゃないですか、全校に向かってですよ。自分が人に告白しているわけじゃないけどすごく恥ずかしくなっちゃって...それを流し終わって給食時間が終わって昼休みになったら僕がその人に直接(CDを)返しに行かなきゃいけないんですよ。
だから告白した人の顔も見れるわけですよね。だいたいビジュアル系とかが当時流行っていた頃は女の子の先輩とかが結構応募してくれていたので、僕は先輩の教室の女生徒に会いに行かなきゃいけなかったわけですよね。すごく気まずかったんですけど、読まなきゃいけないし。それで告白が失敗したら僕のせいになっちゃいそうな気がしてね、そんなことはないと思うんですけど。でもすごく楽しい学校生活を送らせてもらいました。
続いて2曲目に選んできた楽曲は、宇多田ヒカルの「Beautiful World」という楽曲です。
これは映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の主題歌です。これは2007年の映画らしいですね。この前シン・エヴァンゲリオンがやっていなかったっけ?と思ったんですけど、2007年の映画で。
エヴァンゲリオン、僕すごく大好きなんですけど、もちろんこの曲もすごく好きなんですよ。このエヴァに登場する、あるキャラクターの心情みたいなものを表現しているような気がして。主人公の碇シンジくんのお父さんの碇ゲンドウというキャラクターと、シンジくんのお母さん、つまりはゲンドウの妻ユイというキャラクターがいるんですけど、事故で亡くなってしまって。
それで碇ゲンドウは妻ユイにもう一度会うこと、ただそれだけを、本当にただそれだけを目標に息子も犠牲にするようなというか、半分暴走のような行動を取り続けるんですよね。それがエヴァンゲリオンの基本的なお話なんですよ。
大体のことがゲンドウのせいみたいなところはあってですね、正直気持ちが悪いみたいに感じる人も多かったと思うんですよ。でも、ただ妻にもう一度会いたい、そばにいるだけでいいんだというゲンドウを救いたかったんじゃないのかなと感じる一曲なんですよ、この宇多田ヒカルの「Beautiful World」という楽曲が。
なので、もちろんエヴァンゲリオンを知らなくて宇多田ヒカルが好きでこの曲を知っているという方、いらっしゃると思うんですけども、エヴァンゲリオンをちゃんと理解して観た上でこの曲を聴くと全然聴こえ方が変わってくると思います。
続いて選んできた3曲目の楽曲は、吉澤嘉代子の「残ってる -ピアノと歌-」です。
「残ってる」という楽曲自体は、もう色んなところでたくさんカバーもさせてもらっていますし、こういうラジオの場でも流してきました。Room"H"でもおそらく紹介したと思います。
それぐらい大好きな楽曲で。今日は、その「残ってる」のピアノと歌のみのアレンジを紹介したいと思います。改めて、歌唱の表現力の素晴らしさを感じるアレンジになっています。「残ってる」という楽曲に詰まっている独特な温度とか、季節感とか、あと体調の悪さ加減みたいなもの。
この曲は僕少し体調悪そうに聴こえるんですよね。体調の悪さみたいな部分までもが伝わってくるような、基本的には恋愛描写みたいなものを描かれている、感じる1曲だとは思うんですけども、ピアノと歌だけのアレンジになって、それだけじゃないかもなと思って。単純に大切だと思っている人間って、恋愛感情以外にもたくさんいると思うんですよ。「残ってる」で歌われていることって、大切な人、誰しもに感じられる感情なのかもしれない。人に対する行為の思いみたいなものの柔軟さというか幅広さみたいなものを感じさせてくれる1曲、アレンジだなと思ったので、今回は選びました。
改めて自分のRoom"H"で流す曲のラインナップを見てみた時に、別に悪い言い方じゃないと思うんですけど、広く浅くみたいな感じだなと思って。集中的に部分的に同じジャンルをたくさん聴くことって少ないなと思って。
副産物というか、アニメを見た副産物で知って好きになった曲もあるし、単純にミュージックビデオの映像がめちゃくちゃいいなと思って知った曲、「残ってる」はそうですし。
エヴァンゲリオンもアニメですし、シドは『鋼の錬金術師』というアニメで別の曲を歌われていて知って、"うわ、なんかかっこいいなこの歌"と思って色んなCDを借りたりして、また別の曲を知って今回「モノクロのキス」という曲を知ったというのがあるので、音楽を知る機会って本当に世の中にたくさん散らばっているんだなと改めて思いました。
manzo「溝ノ口太陽族」@ベッドルーム
ここからはRoom"H"の住人がプライベートで大事にしているディープな偏愛ソングを毎週1曲ご紹介。@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたい楽曲はmanzoの「溝ノ口太陽族」という楽曲です。
これは天体戦士サンレッドというアニメの主題歌です。このアニメは神奈川県川崎市の主に溝ノ口を舞台に繰り広げられるヒーローギャグコメディみたいなアニメなんですよ。
僕、小中学校の頃に山口県の自室のブラウン管でよく観ていたんです。24、25歳の頃に上京したわけですよ。それで溝ノ口に行った時に"ここがサンレッドが正義を執行している街か"と感動したのを覚えています。アニメの中でもすごく如実に分かりやすく聖地巡礼してくれというぐらいに場所が出てくるんですよ。
二子橋とか高津駅とかオープニング映像でサンレッドがいる場所があるんですけど、そこが溝ノ口のマルイの屋上とか、溝ノ口駅の南口とか。
僕、初めてのアニメの聖地巡礼が天体戦士サンレッドなんですよ。そういう思い出込みでも大好きな曲なんですけど、この「溝ノ口太陽族」という楽曲がヒーローものとして少しギャグコメディも入っているんで歌詞の内容とかも少し面白おかしい部分もあるんですけど、単純に曲がかっこよすぎるんですよね。
manzoさんの歌声も相まって、曲の暑苦しさみたいなものが満点になっています。単純に歌唱力が抜群。
マジでめちゃくちゃ歌が上手なんですよ。YouTubeに他の人が録られた昔の映像があるんですけど、溝ノ口駅の南武線とかの方の改札の近くでmanzoさんがアカペラでこの曲を歌っている映像が上がっているんですけど、めちゃくちゃ上手で、その場所も観に行ったという思い出込みですごく大好きな曲なんですけども、単純にめちゃくちゃかっこいい曲なので、僕はすごく聴いています。最近ずっとこの曲を聴いています。
小中学校ぐらいの時に、おもしろフラッシュ倉庫というのがめちゃくちゃ流行って、パソコンで観れる面白動画みたいなやつですね。それでアスキーアートという文字だけで描いたキャラクターが建物を破壊しまくる映像みたいなものが流行ったんですよ。そこで流れていた曲が「日本ブレイク工業 社歌」という曲で、その歌の人と声が似ているなと思ったんですよ。
このサンレッドの曲を聴いた時に、同じ人でしたね。manzoさんって人の曲がその映像の後ろで使われていて、思い出ってそうやって繋がっていくんだなと思って。天体戦士サンレッド、昔の作品ですけど、聖地巡礼をもう1回したいなと思いました。以上Room"H"、@ベッドルームのコーナーでした。
11月27日(水) オンエア楽曲
シド「モノクロのキス」宇多田ヒカル「Beautiful World」
吉澤嘉代子「残ってる -ピアノと歌-」
黒川侑司「茜色の夕日」(弾き語りカバー)
manzo「溝ノ口太陽族」
ユアネス「命の容量」
LIVE INFORMATION
YOURNESS 定期公演「Breathing」
「Breathing #2」
2024年12月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #3」
2025年2月13日(木)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #4」
2025年4月16日(水)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #5」
2025年6月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #6」
2025年8月16日(土)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:17:15 / START:18:00
※公演ごとに詳細の解禁日時は異なります。
詳細はユアネスオフィシャルサイトにて
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance