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2024.10.17
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます。YOURNESSのボーカル・ギター黒川です。
今日は10月16日ということで、YOURNESSの新しい試みですね、定期公演「Breathing」の第1回目が行われた後になっております。喋っている時(収録時)はまだゲネプロにもまだ入れていないんですけれども、きっといいパフォーマンスをしたことでしょう。
次回が12月16日(月)、会場は毎回SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行いますので、第1回目来られた方も今回来られなかった方も是非次回、定期公演なので日付を確定させて出しておりますので、なかなか変更されることってないから、安心して落ち着いてゆっくりと興味を持ってくれたら遊びに来てもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
FM福岡からYOURNESSの黒川がお送りしているRoom"H"。ここからは@リビングルームです。最近僕がハッとしたことと今、聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。
10月4日に久しぶりに対バンライブをしました。"なきごと"という僕の友達のバンドに呼んでいただいて、彼らの6周年の、友達を呼んでパーティーをするみたいな感覚のイベントだったらしいんですよ。
僕らYOURNESSと、Room"H"にもゲストで出てもらいましたシンガーソングライター小林私と、なきごとの3マンをやってきました。
いつも本当に音楽で関わることの方がどっちかというと少ない人たちなんですよね、遊ぶことの方が多いので。なので、恥ずかしかったです(笑)。ちゃんと仕事で対面するとすごくぎこちなくなってしまうというか恥ずかしくなるんですよ。
でも友達だからこそのMCの内容もあったし、それとコラボをしたんですよ、なきごとの曲をみんなで歌ったんですけども、いつも僕らがお酒飲んでカラオケに行っている感じで歌って、すごく楽しかったですね。そういうことってきっとこの職業じゃないとできないことだと思うし、(なかなかそういうことが)できない友達でもあると思うからすごく良い一日を過ごせましたね。きっとその時の良い思い出が「Breathing」でも活きてくるんじゃないかなと思います。
それでは、このあたりで音楽の方に行きましょう。毎回3曲Room"H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
秋に入ったんですかね、暖かったり突然寒くなったり変な気温じゃないですか?そんな中でもずっと雨が降り続けていてほとんど雨の記憶なんですよ。頭がずっと痛いんですよね、気圧を管理するアプリを入れているんですけど、だいたい爆弾のマークがついていて、こんなの意味ないじゃんと思うんですよ。痛くない日を教えてくれた方が分かりやすいなと思うぐらい天気が悪いじゃないですか。
でもそんな天候が悪い日でもウキウキと過ごせるように今回は"雨"というテーマで3曲選んできました。雨にも色んな捉え方があると思うんですよ。雨の日の憂鬱な気持ちを晴らしてくれる曲だったりだとか。しっとりしたい時もありますしね。今日は幅広く見て"雨"というテーマで選んできたので、是非楽しみにしていただければと思います。
まず1曲目は、東京事変の「雨天決行」という曲です。1曲目から「雨天決行」という曲を持ってきてしまったんですけど、雨の日の1日の始まりってすごく憂鬱な気持ちになりますよね。単純な体調の悪さもあるかもしれないですけども。傘が1本荷物に増えるって結構面倒くさいことだと思うんですよ。
僕も年齢を重ねてから気圧症みたいな症状をどんどん認識してきて体の不調で気圧を悟るようになりましたね。僕が体調悪いからどうせ気圧がどうかなっているんだろうみたいな。
それで大体やっぱり雨の日って憂鬱な気分が続いてしまいそうなんですけれども、そんな雨の日にもスキップしたくなるような可愛い曲ですね。じゃあ、次晴れたら何をしようかな、とかワクワク希望みたいなものを与えてくれる曲でもあると思いますので、憂鬱な1日の始まりにぴったりだと思う1曲です。
続いて2曲目に選んできた曲は、久保田利伸の「LOVE RAIN ~恋の雨~」という楽曲です。名曲ですね、大好きな曲です。
雨の種類の中でも激しい土砂降りというよりかは優しいポツポツ、サラサラした雨に降られているような印象の雨曲ですね。この曲も雨の日に少しスキップしたくなるような楽曲なんですよ。
久保田さんのグルーヴ感というんですかね、リズム感がそんな心を踊らせる感覚をより与えてくれているような。この曲よくカラオケで歌うんですけど、難しいですよね。
メロディーは分かるんですけど分かっていないような、グルーヴ感みたいな。タイム感か。出し方がR&Bの人の特有の少し後ろにいる感じが難しい、僕とは真逆なんですよね。僕は結構メトロノームの少し前を行って歌ってしまう癖があるので、このジャンルの人たちは少し後ろ目に感じる。体内を流れるリズムが違うのかなと思って。
あと単純な運動神経みたいなものもあるのかなと思って、筋肉の瞬発力みたいなものが。僕は持久力の方が得意なので、瞬間火力みたいなものが少し低めですので。だからアタック感みたいなグルーヴ感みたいなものが長い感じで出るんです。すごく面白いなと思って、勉強になるなと思って聴いています。間違いなく日本が誇るスペシャルシンガーですね、久保田さん。
黒川が選ぶ"雨"をテーマにした楽曲3曲目は、Lampの「雨のメッセージ」という楽曲です。先に紹介した2曲は雨の日に外に出かけていてもウキウキしていられるような、そんな印象の曲を選んだつもりだったんですよ。
でも今回この曲は、少し憂鬱な雨の日の気持ちに寄り添ってくれるような楽曲ですね。窓越しに雨粒がポタポタしているのを眺めているような、雨の音って少し心地良さを感じる時ってあると思うんですよ。
服が濡れたりしたら不快だとか、手荷物で傘が増えたりするのが不快だと思うんですけど、自分が安全圏にいると少し心地良さを感じるみたいなこともあると思うんですよ。
寝るときに布団に入って暖かい格好をして、屋根がついているから雨なんてかかるわけもないじゃないですか。外からポタポタって屋根とか木々を弾く音を聴きながら眠りにつくときって僕はすごく心地良いなと思っていて。「雨のメッセージ」という曲はそんな心地良い曲だと思います。時間帯的にも今の深夜の時間にぴったりだと思います。
今回収録している日に雨がめちゃくちゃ降っていて傘をさして事務所に来たんですけど、選曲のテーマを雨の曲にしようって決めて、雨ってついている曲、雨に関係する傘とかアンブレラとか付いている曲を色々聴いたんですけど、全体的にテンポがスローテンポ、ミドルテンポで。
やっぱり心を少し晴れやかにしてくれるような曲が多いなと思ったんですよね。単純に失恋みたいなものを雨で比喩するみたいな曲も多いと思うんですけど、でも憂鬱な気持ちを少し晴れやかにしてくれる、ここから晴れたらすごくきっと良いことが待っているだろうな、みたいなことを歌っている曲が多いなと思って。
楽曲のテーマとしてはすごく良いと思いました。僕は雨がすごく嫌いなんですよ。もう何回も言っているんで分かると思うんですけど、本当に傘が手荷物で1個増えるのがすごく嫌だ。それだけで雨が嫌いなんですよ。
だけど雨の日に、Nolzyくんが前、お題のコーナーで"雨の日に聴く雨ソングは違う"みたいなことを言っていたのってきっとこういうことなんだなと思って。今回はそれも少し引っ張ってきたかのように"雨"というテーマで選曲させていただきました。Room"H"、@リビングルームのコーナーでした。
続いては宅録コーナー@レコーディングルームです。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日僕、黒川がピックアップした楽曲は、スキマスイッチの「奏」という曲です。これ流したことありますかね?エピソードも喋っているような記憶もあるんですけど、もう1回話しますね。
小学校の時ぐらいにこのスキマスイッチの「奏」という曲を知って、僕のお父さんがすごく好きな曲なんですよ。僕は小さい時からずっと家でデカい声で歌ってて、歌を褒めてくれるような両親だったんですけど、"このスキマスイッチの「奏」という曲を上手に歌えたらすごいよ"みたいなことをお父さんが言ってきていたんですよ。
その時は将来自分が音楽をやるとも考えていなかったけれども、何でか知らないけど子供特有のじゃないですけど、絶対的な自信みたいなものがあったんですよ。
僕って歌がすごく上手だなみたいな、謎の自信みたいなものがあったから、このスキマスイッチの「奏」を絶対上手に歌えるようになろうってすごく練習したんですよ。
実際に直接、じゃあ聴いてくださいみたいな感じで自分の父親の前で歌ったわけじゃないんですけども、そういうきっかけがあって、カラオケの十八番にもなりましたし、弾き語りのカバーとかこういうレコーディングルームだったり、配信とかでもよく歌うようになって。自分の中でも存在の大きい曲になってですね、間違いなくあそこで父親が"これを上手に歌えたらすごいよ"と言ってくれて、自分の中で大切な曲になった1曲ですね。なので今回はレコーディングルーム、もしかしたら父親が聴いているかもしれないので選曲しました。
ということで本日はスキマスイッチの「奏」を宅録カバーバージョン・弾き語りバージョンでお届けしました。いかがだったでしょうか?
ワンコーラス1番サビ終わってもうラスサビの方に行くという形のアレンジになったんですけれども、1番練習したのがサビのファルセットに一瞬いくところなんですよ。あそこを練習したからあそこの切れ味みたいなのって少し自信があるんですよ。気になったらRoom"H"、もう一回聴いてください。
でも自分の歌唱の苦手ポイントって今回聴いて思ったんですけど、少し野生的な歌みたいなのって少し苦手というか、自分の得意ジャンルではないな、というのもアウトロの最後のフェイクというんですかね。魂で歌っている感じ。
僕、ロジカルにじゃないですけど、パソコンで画面上に音符、音程を写してそれを見て丁寧に出すみたいな歌い方をずっとやってきたので、自分がボーカロイドになるみたいな感覚で、そこに魂を吹き込んでいく感覚で歌っていたので、心の底から出てくるメロディというのを歌おうとすると頭の中で一回音程に置き換えて、その音程を歌うという過程をしてしまうので、それが僕にはまだ足りないところなんだなと。「奏」のアウトロに魂の歌唱みたいなパートが出てくるので、今回そこに少し苦労しました。
でも聴いてみてやっぱりあんまりそういうことを考えないで歌うのが良いんだなと思いました。というのがきっと人に伝わるんだと思います。ここをこうやって上手に歌ってというよりかは気持ちですよね。
自分の父親に聴いてほしいとかそれだけでいいなって思いました。ということで@レコーディングルーム次回もどうぞお楽しみに。
東京事変「雨天決行」
久保田利伸「LOVE RAIN ~恋の雨~」
Lamp「雨のメッセージ」
黒川侑司「奏」(弾き語りカバー)
しまじろうのわお!(ペトロールズ)「はのうた」
ユアネス「ECG feat.RINO」
「Breathing #2」
2024年12月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #3」
2025年2月13日(木)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #4」
2025年4月16日(水)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #5」
2025年6月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #6」
2025年8月16日(土)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:17:15 / START:18:00
※公演ごとに詳細の解禁日時は異なります。
詳細はユアネスオフィシャルサイトにて
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます。YOURNESSのボーカル・ギター黒川です。
今日は10月16日ということで、YOURNESSの新しい試みですね、定期公演「Breathing」の第1回目が行われた後になっております。喋っている時(収録時)はまだゲネプロにもまだ入れていないんですけれども、きっといいパフォーマンスをしたことでしょう。
次回が12月16日(月)、会場は毎回SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行いますので、第1回目来られた方も今回来られなかった方も是非次回、定期公演なので日付を確定させて出しておりますので、なかなか変更されることってないから、安心して落ち着いてゆっくりと興味を持ってくれたら遊びに来てもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
"雨"をテーマに選曲!@リビングルーム
FM福岡からYOURNESSの黒川がお送りしているRoom"H"。ここからは@リビングルームです。最近僕がハッとしたことと今、聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。
10月4日に久しぶりに対バンライブをしました。"なきごと"という僕の友達のバンドに呼んでいただいて、彼らの6周年の、友達を呼んでパーティーをするみたいな感覚のイベントだったらしいんですよ。
僕らYOURNESSと、Room"H"にもゲストで出てもらいましたシンガーソングライター小林私と、なきごとの3マンをやってきました。
いつも本当に音楽で関わることの方がどっちかというと少ない人たちなんですよね、遊ぶことの方が多いので。なので、恥ずかしかったです(笑)。ちゃんと仕事で対面するとすごくぎこちなくなってしまうというか恥ずかしくなるんですよ。
でも友達だからこそのMCの内容もあったし、それとコラボをしたんですよ、なきごとの曲をみんなで歌ったんですけども、いつも僕らがお酒飲んでカラオケに行っている感じで歌って、すごく楽しかったですね。そういうことってきっとこの職業じゃないとできないことだと思うし、(なかなかそういうことが)できない友達でもあると思うからすごく良い一日を過ごせましたね。きっとその時の良い思い出が「Breathing」でも活きてくるんじゃないかなと思います。
RECで使ってる自前のマイク。14万くらいしたけど既に元とってるぐらいの活躍してる。
なきごとのツアーに出ました。ライブ前は緊張して眠たくなるのでなるべくリラックスするようにしてます。あと画像がボケすぎ。photo by田中雄大
最近エナジードリンクの缶をカッコよく凹ませるのにハマってる。捨てるんですけどね
それでは、このあたりで音楽の方に行きましょう。毎回3曲Room"H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
秋に入ったんですかね、暖かったり突然寒くなったり変な気温じゃないですか?そんな中でもずっと雨が降り続けていてほとんど雨の記憶なんですよ。頭がずっと痛いんですよね、気圧を管理するアプリを入れているんですけど、だいたい爆弾のマークがついていて、こんなの意味ないじゃんと思うんですよ。痛くない日を教えてくれた方が分かりやすいなと思うぐらい天気が悪いじゃないですか。
でもそんな天候が悪い日でもウキウキと過ごせるように今回は"雨"というテーマで3曲選んできました。雨にも色んな捉え方があると思うんですよ。雨の日の憂鬱な気持ちを晴らしてくれる曲だったりだとか。しっとりしたい時もありますしね。今日は幅広く見て"雨"というテーマで選んできたので、是非楽しみにしていただければと思います。
まず1曲目は、東京事変の「雨天決行」という曲です。1曲目から「雨天決行」という曲を持ってきてしまったんですけど、雨の日の1日の始まりってすごく憂鬱な気持ちになりますよね。単純な体調の悪さもあるかもしれないですけども。傘が1本荷物に増えるって結構面倒くさいことだと思うんですよ。
僕も年齢を重ねてから気圧症みたいな症状をどんどん認識してきて体の不調で気圧を悟るようになりましたね。僕が体調悪いからどうせ気圧がどうかなっているんだろうみたいな。
それで大体やっぱり雨の日って憂鬱な気分が続いてしまいそうなんですけれども、そんな雨の日にもスキップしたくなるような可愛い曲ですね。じゃあ、次晴れたら何をしようかな、とかワクワク希望みたいなものを与えてくれる曲でもあると思いますので、憂鬱な1日の始まりにぴったりだと思う1曲です。
続いて2曲目に選んできた曲は、久保田利伸の「LOVE RAIN ~恋の雨~」という楽曲です。名曲ですね、大好きな曲です。
雨の種類の中でも激しい土砂降りというよりかは優しいポツポツ、サラサラした雨に降られているような印象の雨曲ですね。この曲も雨の日に少しスキップしたくなるような楽曲なんですよ。
久保田さんのグルーヴ感というんですかね、リズム感がそんな心を踊らせる感覚をより与えてくれているような。この曲よくカラオケで歌うんですけど、難しいですよね。
メロディーは分かるんですけど分かっていないような、グルーヴ感みたいな。タイム感か。出し方がR&Bの人の特有の少し後ろにいる感じが難しい、僕とは真逆なんですよね。僕は結構メトロノームの少し前を行って歌ってしまう癖があるので、このジャンルの人たちは少し後ろ目に感じる。体内を流れるリズムが違うのかなと思って。
あと単純な運動神経みたいなものもあるのかなと思って、筋肉の瞬発力みたいなものが。僕は持久力の方が得意なので、瞬間火力みたいなものが少し低めですので。だからアタック感みたいなグルーヴ感みたいなものが長い感じで出るんです。すごく面白いなと思って、勉強になるなと思って聴いています。間違いなく日本が誇るスペシャルシンガーですね、久保田さん。
黒川が選ぶ"雨"をテーマにした楽曲3曲目は、Lampの「雨のメッセージ」という楽曲です。先に紹介した2曲は雨の日に外に出かけていてもウキウキしていられるような、そんな印象の曲を選んだつもりだったんですよ。
でも今回この曲は、少し憂鬱な雨の日の気持ちに寄り添ってくれるような楽曲ですね。窓越しに雨粒がポタポタしているのを眺めているような、雨の音って少し心地良さを感じる時ってあると思うんですよ。
服が濡れたりしたら不快だとか、手荷物で傘が増えたりするのが不快だと思うんですけど、自分が安全圏にいると少し心地良さを感じるみたいなこともあると思うんですよ。
寝るときに布団に入って暖かい格好をして、屋根がついているから雨なんてかかるわけもないじゃないですか。外からポタポタって屋根とか木々を弾く音を聴きながら眠りにつくときって僕はすごく心地良いなと思っていて。「雨のメッセージ」という曲はそんな心地良い曲だと思います。時間帯的にも今の深夜の時間にぴったりだと思います。
今回収録している日に雨がめちゃくちゃ降っていて傘をさして事務所に来たんですけど、選曲のテーマを雨の曲にしようって決めて、雨ってついている曲、雨に関係する傘とかアンブレラとか付いている曲を色々聴いたんですけど、全体的にテンポがスローテンポ、ミドルテンポで。
やっぱり心を少し晴れやかにしてくれるような曲が多いなと思ったんですよね。単純に失恋みたいなものを雨で比喩するみたいな曲も多いと思うんですけど、でも憂鬱な気持ちを少し晴れやかにしてくれる、ここから晴れたらすごくきっと良いことが待っているだろうな、みたいなことを歌っている曲が多いなと思って。
楽曲のテーマとしてはすごく良いと思いました。僕は雨がすごく嫌いなんですよ。もう何回も言っているんで分かると思うんですけど、本当に傘が手荷物で1個増えるのがすごく嫌だ。それだけで雨が嫌いなんですよ。
だけど雨の日に、Nolzyくんが前、お題のコーナーで"雨の日に聴く雨ソングは違う"みたいなことを言っていたのってきっとこういうことなんだなと思って。今回はそれも少し引っ張ってきたかのように"雨"というテーマで選曲させていただきました。Room"H"、@リビングルームのコーナーでした。
スキマスイッチ「奏」@ベッドルーム
続いては宅録コーナー@レコーディングルームです。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日僕、黒川がピックアップした楽曲は、スキマスイッチの「奏」という曲です。これ流したことありますかね?エピソードも喋っているような記憶もあるんですけど、もう1回話しますね。
小学校の時ぐらいにこのスキマスイッチの「奏」という曲を知って、僕のお父さんがすごく好きな曲なんですよ。僕は小さい時からずっと家でデカい声で歌ってて、歌を褒めてくれるような両親だったんですけど、"このスキマスイッチの「奏」という曲を上手に歌えたらすごいよ"みたいなことをお父さんが言ってきていたんですよ。
その時は将来自分が音楽をやるとも考えていなかったけれども、何でか知らないけど子供特有のじゃないですけど、絶対的な自信みたいなものがあったんですよ。
僕って歌がすごく上手だなみたいな、謎の自信みたいなものがあったから、このスキマスイッチの「奏」を絶対上手に歌えるようになろうってすごく練習したんですよ。
実際に直接、じゃあ聴いてくださいみたいな感じで自分の父親の前で歌ったわけじゃないんですけども、そういうきっかけがあって、カラオケの十八番にもなりましたし、弾き語りのカバーとかこういうレコーディングルームだったり、配信とかでもよく歌うようになって。自分の中でも存在の大きい曲になってですね、間違いなくあそこで父親が"これを上手に歌えたらすごいよ"と言ってくれて、自分の中で大切な曲になった1曲ですね。なので今回はレコーディングルーム、もしかしたら父親が聴いているかもしれないので選曲しました。
@yourness_kuro スキマスイッチの奏です #弾き語り ♬ オリジナル楽曲 - 黒川侑司
ということで本日はスキマスイッチの「奏」を宅録カバーバージョン・弾き語りバージョンでお届けしました。いかがだったでしょうか?
ワンコーラス1番サビ終わってもうラスサビの方に行くという形のアレンジになったんですけれども、1番練習したのがサビのファルセットに一瞬いくところなんですよ。あそこを練習したからあそこの切れ味みたいなのって少し自信があるんですよ。気になったらRoom"H"、もう一回聴いてください。
でも自分の歌唱の苦手ポイントって今回聴いて思ったんですけど、少し野生的な歌みたいなのって少し苦手というか、自分の得意ジャンルではないな、というのもアウトロの最後のフェイクというんですかね。魂で歌っている感じ。
僕、ロジカルにじゃないですけど、パソコンで画面上に音符、音程を写してそれを見て丁寧に出すみたいな歌い方をずっとやってきたので、自分がボーカロイドになるみたいな感覚で、そこに魂を吹き込んでいく感覚で歌っていたので、心の底から出てくるメロディというのを歌おうとすると頭の中で一回音程に置き換えて、その音程を歌うという過程をしてしまうので、それが僕にはまだ足りないところなんだなと。「奏」のアウトロに魂の歌唱みたいなパートが出てくるので、今回そこに少し苦労しました。
でも聴いてみてやっぱりあんまりそういうことを考えないで歌うのが良いんだなと思いました。というのがきっと人に伝わるんだと思います。ここをこうやって上手に歌ってというよりかは気持ちですよね。
自分の父親に聴いてほしいとかそれだけでいいなって思いました。ということで@レコーディングルーム次回もどうぞお楽しみに。
10月16日(水) オンエア楽曲
ユアネス「日照雨」東京事変「雨天決行」
久保田利伸「LOVE RAIN ~恋の雨~」
Lamp「雨のメッセージ」
黒川侑司「奏」(弾き語りカバー)
しまじろうのわお!(ペトロールズ)「はのうた」
ユアネス「ECG feat.RINO」
LIVE INFORMATION
YOURNESS 定期公演「Breathing」
「Breathing #2」
2024年12月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #3」
2025年2月13日(木)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #4」
2025年4月16日(水)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #5」
2025年6月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #6」
2025年8月16日(土)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:17:15 / START:18:00
※公演ごとに詳細の解禁日時は異なります。
詳細はユアネスオフィシャルサイトにて
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance