SENSA

2024.10.03

【読むラジオ】MC:Nolzy 今聴いている5曲!「Room H」-2024.10.2-

【読むラジオ】MC:Nolzy 今聴いている5曲!「Room H」-2024.10.2-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。この名前を初めて聞く人も多いと思うんですけど、中の人は変わらず前回までお届けしていたアツキタケトモです。この度 、名前をNolzyにアップデートして活動していくことになりました。
より自分の音楽が 伝わりやすくなったらいいなと思っております。そしてNolzyとして、ある意味初のライブともなっていましたけどFEAT. by FRIENDSHIP.ね。渋谷と梅田のCLUB QUATTRO東京・大阪で開催されましたけれども。今の収録時点では東京公演が終わって、これから大阪公演というタイミングなんですけど、FEAT.というイベントは2月にも第1回が開催されまして、今回第2回だったんですけど、その時のクアトロよりも僕自身がすごく心を開けたなというか。クアトロはずっとお客さんとして観に行っていたし、緊張していたりとか、構えている部分がすごくあって、1回目は、結果その日もいいパフォーマンスができたと思うんですけど、その時よりももっと純粋に音楽を楽しもうというテンションで。あと、フロアがすごく温かくて。めちゃめちゃ煽ったりした時にレスポンスが返ってきたので、なんか楽しいライブだなって。生配信もしていてアーカイブで観た時に、色々細々反省点とかないわけじゃないけど、いちお客さんとしてすごくエンジョイできたというか、高まるものがある、そういうライブだったので皆さんにもその熱量が伝わっていたらなと思うし、この放送時点で大阪は終わっているんですけど、大阪もそんな感じで気合を入れてやっていきたいなと思っています。

では、早速番組始めていきたいと思います。今日の1曲目は、僕の今のところの代表曲とも言えるこの曲を気持ち新たに紹介したいと思います。



Nolzyが今聴いている5曲@リビングルーム

さあ、FM FUKUOKAからNolzyがお送りしているRoom"H"。ここからは、@リビングルーム。僕の回では毎週テーマを決めて曲をセレクト。その楽曲たちについて熱く語らせていただきます。
今夜はですね、"Nolzyが今聴いている5曲"。今Nolzyの中でアツい5曲を紹介したいと思います。
今までテーマ選曲みたいにしてきたんですけど、色々これめっちゃラジオで流したいという曲がありつつ、でも今日のテーマ秋の曲だしな、夏の曲だしなとかっていうと選曲から外れてしまってまた次の回で、まただいぶ自分のブームが変わっていたりして紹介できなかったみたいな曲も多いので、ここからNolzyとしては今聴いている、今アツい曲というのをどんどん選んで紹介したいなと思っていて。今日はその第1回をやりたいなと思っております。

では早速、"Nolzyが今聴いている5曲"をお送りしていきましょう。
まず1曲目はGinuwineの「Pony」ですね。この曲、何でだろうな。僕、今アルバムの制作をしているんですけど、アルバムを作る上で90年代のR&Bとかソウルみたいなものをディグっていたというか、そういうものをリファレンスにすることが多くて。そういう系のプレイリストの中に多分入っていて聴いて、トラックのフィーリングがめっちゃ今だなと思って。それで色々調べたら、Timbalandがプロデュースということで。さすがっす、もう頭上がらないっすみたいな。
僕はもう前々からTimbalandがプロデュースしているアルバムとかをどんどん紹介していたので、そこの好きには抗えないなみたいなところもあったし、あとリリースを調べたら1996年ということで僕の生まれ年で。これは運命があるというか。自分の生まれた頃の曲というもの、前も少しこのRoom"H"で特集しましたけど、そういうものに戻ってくるんだなというのを改めて感じてですね。そこからプレイリストで聴いてからここ1、2ヶ月ぐらいずっといつ如何なる時も聴いていますね。



イントロのビートとそのボコーダーというか声のエフェクトからいきなり心を掴まれますよね。2010年代の曲と聞いても違和感ないぐらいのトラックの洗練さ。さすがでございます。

続いて2曲目にお届けするのはBabyfaceで「Lovers」ですね。今アルバム制作をしているそのリファレンスでBabyfaceも研究していたんですけど、やっぱり聴けば聴くだけ90年代のJ-POPに与えた影響みたいなものが測り知れないんじゃないかというこのサウンド感というか、それこそ僕がチャゲアス(CHAGE and ASKA)とかマッキー(槇原敬之)とかを聴いて、懐かしいと思うサウンド感というかあのキュンとくる感じって、Babyfaceとかの作った音というか時代の音像なのかなということを考えたりしていて。
この曲とか86年とか多分そのぐらいの時期に出ていて。マッキーとかチャゲアスとかそういう音楽性になっても90年代の初頭なので、そういう流れもあるのかなというのを勝手に感じたりとかしていて。というのもあったので、僕は次の自分のNolzyの初めてのアルバムではですね、「Throwback」という曲を作って、その曲でしっかりめにBabyfaceのサウンド感を研究してリバイバルしているので、そういうところも含めて今後のNolzyのテンションというところも含めてこの曲は選びたいなと思いました。



はい、メロウっすね。Babyface研究会を僕は立ち上げて、この曲が入っているファーストアルバムから順番に聴いていて。90年代中盤ぐらいから結構もう少しネオソウル味みたいな曲も出てきたりとかしていて、音像は変化していくんですけど。特に93年に出ているアルバムではすごくニュージャック味もかなり感じるし。すごく僕の次のアルバムに通ずるものというか、ここから影響を受けているというところで、今日、紹介できて良かったなと思います。

どんどんいきましょう。今週はNolzyが今聴いている今アツい5曲、セレクトしております。
3曲目はJon Batisteで「Calling Your Name」という曲ですね。これは結構最近の作品なんですけど、僕、自分のアルバムを1回マスタリングしたんですよ。マスタリングまで終わっていて完成しましたって多分この番組でも言ったような気がするんですけど、今しれっと制作中と言い替えているんですが、1回完成したんですけどリード曲を替えようという話になったりとかして。
Nolzyとして魅せ方とかも色々新しくしていこうという流れで"リード曲だったら歌詞書き替えたいな"みたいな曲が出てきて、今またアルバムを一度マスタリングといういわゆる製品化、完成みたいな作業を全部終えた作品をリリース前に差し替えようみたいなことを今していまして。レコーディングをまたやり直しているんですよね。
でもその1回目の幻のマスタリングの時にマスタリングエンジニアの吉良さんから、流れでアルバム聴いている時に"Jon Batisteのこのアルバムに影響を受けていたりする?"みたいな感じで言われて。その時点では聴いていなかったんですけど、その帰り道に聴いたら"あ、めっちゃ言っている意味分かる"みたいな。すごく通ずるものがあるなと感じて。世界観もすごく近いしその楽曲のリバイバル感とか、時代の感じとかもすごく近くて。そんな中でも特にこの曲はすごく僕が目指していた音像感とか曲、時代感の感じにすごく近くて。それを今のサウンドで体現しているというところでめちゃめちゃシンパシーを感じて。
そこからこのJon Batisteのアルバムをめちゃめちゃ聴いていて。ある意味それを受けてまた今アルバムを作り直しているので。アルバムのDNAの一つになっているのかなというところで選んできました。



さて、Nolzyがお送りしているRoom"H"。この時間は"今Nolzyが聴いている今アツい5曲"選んできましたが、ラストはフジファブリックで「赤黄色の金木犀」を紹介したいなと思います。
不意に秋っぽくなってきて、秋とかそういう時期にフジファブリック聴きたいなと思って。多分これ確か春夏秋冬シリーズみたいな感じで曲を出していて。秋の時に出た曲だと思うんですけど、久々にふと何となくフジファブ聴きたいなと思ってこの曲を流したら、ちょうど夕暮れ時で。
夕日の景色と少し秋っぽくなった涼しい風が吹いた時にこの曲が流れたらなんかグーッとじんわり泣けてきちゃって。それで秋の訪れを感じたというところでこの曲を流したいなと思って。
エンディングというかこの5曲選ぶというところの最後の曲としてふさわしいのではないかなと思って選んできました。フジファブリックで「赤黄色の金木犀」



秋の訪れと、恋愛と恋愛リアリティショーと。あと次のアルバムに向けてのリファレンスという感じの5曲でしたけど、こういう感じでいつものテーマじゃないというところで色んな曲を選べたような気もするし、何となくNolzyの音楽性みたいなものにすごく通底している曲が選べたんじゃないかなという風に思うので、ここから僕の活動と併せてこの曲も聴いて欲しいなと思うし、そんな感じで1リスナーとして今おすすめしたい曲をどんどん今後も選んでいこうかなと思っております。

10月2日(水) オンエア楽曲
Nolzy「Outsider」
Ginuwine「Pony」
Babyface「Lovers」
Jon Batiste「Calling Your Name」
eill「happy ending」
フジファブリック「赤黄色の金木犀」
Nolzy「秋の気配」
優河「Love Deluxe」
Nolzy「キスミー」


番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。

オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。

オフィシャルサイト @atsukitaketomo @atsukitaketomo

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Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト @lauradayromance @lauradayromance

LINK
FM福岡「Room "H"」

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