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2024.07.04
FM福岡で毎週水曜日 26:00～26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート！（聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。）
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、ユアネスのボーカル・ギター、黒川です。Room"H"でもやっとこの曲を流すことができるようになりました。大人の色々がありましたが、Room"H"でも初解禁、「夏の桜feat. Galileo Galilei」を紹介したいと思います。
どういった曲だとか、曲のテーマ、どういった経緯でこの曲ができたのか、軽くお話させていただきます。僕がずっと大好きだったバンドGalileo Galileiの尾崎雄貴さんにお願いして作っていただいた楽曲です。
もともとは尾崎さんが別でやられていたBBHFというバンドとユアネスで対バンしたことがあって、それぐらいの共通点しかなかったんですけど、僕、この人すごく好きだし、この人の作った曲を歌わせて欲しいという気持ちが出て、お願いしたら快く引き受けてくださって作っていただきました。
まさか"フィーチャリングGalileo Galilei"になるとも思っていなくて、楽曲を作っていただいて提供してもらえるだけではなく、Galileo Galileiもフィーチャリング（すること）は初めてらしくって、その初めてをもらってしまったんですよね、すごいことが起きているんですよ。
そういう経緯で「夏の桜feat. Galileo Galilei」という楽曲ができました。この曲は"実直な男"がテーマで、"素直な気持ちでまっすぐ歌ってくれれば大丈夫です"と尾崎さんに言っていただけたので、あんまり変なことというか、深いことは考えずに正直な気持ちで、単純に嬉しい、楽しいとか、あたたかい、みたいな、そういうことを思って歌わせていただきました。そういう真っ直ぐさみたいなものが、皆さんにも伝わればいいなと思っております。
FM FUKUOKAからユアネスの黒川がお送りしているRoom"H"、ここからは＠リビングルームです。
今日は「夏の桜」のレコーディングの時の話をしたいと思うんですけど。今回、北海道に行って（Galileo Galileiの）皆さんのプライベートスタジオの"Wan Wan Studio"というところでレコーディングさせていただけました。ユアネスもレコーディングの準備段階というか、デモを作ったり、ある程度の準備って自分たちだけで基本的に完結させているんですよね。家でパソコンを使って、それぞれが自宅でデータを用意して、という連携みたいなものがあるんですけど。
今回、Wan Wan Studioに行って皆さんの連携を見たんですけど、レコーディングを完全に自分たちだけで完結させていたんですよね。それってチームとしてすごく出来上がっているなと感じて。同じレコーディングのソフトをみんながある程度触れるとか、同じ方向を向いてある程度少しずつ意見を言い合って擦り合わせて良い方向に持っていくみたいな。手が空いたメンバーがデータをきれいに整えて、みたいなことを別の部屋でやったりしていて。
それってものすごく理想的だなと思って。うち（ユアネス）が今、めざすべく理想形がそこにはあって、すごく勉強になったのを覚えていますね。単純に技術面ですごく学ばさせていただいたことが多くて、僕にとって曲をいただいただけではなくて、そういう制作についての技術力をいただいたのもあったので、すごく身になったレコーディング期間でした。あとみんなでジンギスカン食べに行ったのが嬉しかったです（笑）。
それではこのあたりで音楽行きましょう。毎回3曲、Room"H"の住人が、それぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。今日もテーマがありません。けど3曲選んできました。
まず1曲目は、Awesome City Clubの「花は桜 君は美し」です。
これは、いきものがかりの曲のカバーですね。いきものがかりのトリビュートアルバム「いきものがかりmeets」に収録されています。これ、めちゃくちゃかっこいいんですよ。僕、いきものがかりが本当に大好きだからこそ、このAwesome City Clubのアレンジがめちゃくちゃすごくいいなって思ったんですよね。
和エレクトロ、和シティポップみたいな。曲名「花は桜 君は美し」ってすごく日本っぽいというか、古風な感じってないですか？そういうところから着想を受けたようなアレンジ、音使いがあったりして。
あと楽曲の単純なメロディーの良さを存分に生かしたような、音の引き算の瞬間をすごく感じられて、それがとてもいいなと思いました。
続いて2曲目に選んできた楽曲は、Perfumeの「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」という楽曲です。
僕が中学校くらいの時にニコニコ動画という動画投稿サイトで知って、アイドルマスター×PerfumeっていうMAD作品があって、それで知りました。
MADっていうのは、既存の曲だったり音声を、ゲーム映像とかアニメ映像とガッチャンコさせて、自分だけのオリジナルのミュージックビデオを作る、みたいな。それをみんなに見てもらいたいから動画サイトに投稿する、みたいな文化ですね。
それで知りましたね。すごく流行ったんですよ。当時、MAD職人と言われていた人たちの中には、今、ミュージシャンのミュージックビデオを作っている人もいますし。もちろん、作品を作ることにグレーな部分はすごくあると思うんですけどね。
でも、楽曲を知るにあたってすごくいい文化だと思うので、僕はこうやってたくさんのいい曲に出会っているので。当時流行っていたんですよ、ニコニコ動画で。そのニコニコ動画で流行った楽曲たちが、14分ぐらいのメドレーになっているニコニコ動画流星群というのがあってインターネット好きの人の間ではすごく流行って。
それでこの曲を知ったっていう人も絶対少なくないと思います。今聴いてもめちゃくちゃ時代先駆けているサウンドだなと思います。
3曲目は澤田空海理の「作曲」という楽曲です。
この曲、本当にすごいんですよ。空海理さんの曲ってとりあえず、すごい！って言ってしまうんですよね。空海理さんは、独特な生活の見え方とか、人の気持ちの見え方みたいなものがたくさんあるんだなと思って、曲を聴くとね。
きっと自分で作曲も編曲もたくさん向き合っているから、音楽とも人間とも誠心誠意向き合っているからこそ、「作曲」という曲が書けるんだなと思わされるような曲ですね。これほどその人の人間性が、如実に楽曲に反映されているミュージシャンってなかなかいないと思います。
僕、この人の作る音楽もすごく好きなんですけど、人間はもっと大好きです。そう思わせてくれるような優しい気持ちになれる楽曲です。
最後のポエトリーっぽいパートなんかも、空海理さんのすごく柔らかい人間性が出ている。声色からすごく空海理さんのニコって笑った時の顔が想像できるんですよね。
これミュージックビデオも観てほしいんですよ。本当に音楽にまっすぐ向き合ってきたからこそ、音でものすごく遊んでいる映像とともに感じられるんですよ。ミュージックビデオで空海理さんを観てほしいなって思います。この人の顔を観てほしい。この人が歌っているんだって思って聴いてほしいです。
僕こんなに人のことが好きになることあんまりないから、ぜひ皆さんもミュージックビデオも観て、この「作曲」という楽曲がどういう向き合い方をしてこの人が作ったんだろうみたいなことを想像するときっと聴くのが楽しくなると思います。
＠ベッドルームのコーナーです。今日、このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのはGalileo Galileiの 「青い栞」という楽曲です。夏って言ってもいいんじゃないかってぐらいの気温になったら絶対にすぐに紹介しようと思っていました。
本当は8月くらいまで我慢したかったんですけど我慢できなかったですね。愛が溢れ出ちゃった。それぐらい偏愛度が高いですね。
僕がGalileo Galileiに釘付けになったきっかけの曲ですね。この曲に出会わなかったらきっと「夏の桜」を作っていただくまでに辿り着いていないと思いますから、ものすごくでかいと思います。
今日「夏の桜」を番組の冒頭で紹介したでしょ。だから偏愛ソングは僕がGalileo Galileiと出会ったきっかけの「青い栞」を紹介しようと思って。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』というアニメの主題歌で、超名曲ですよね。
この曲聴くと、"あの頃の夏"に戻りたくなりますね。みんなにとってのそれぞれの"あの頃の夏"ですね。なんで夏ってノスタルジーの印象みたいなものが濃いんでしょうかね。僕だけなのかな、夏ってノスタルジーの印象すごく濃いんですよね。
もう戻れないなって思ってしまうんですけど、でも戻れないからすごく美しいものだと、懐かしいものって感じることができるんだと思います。その美しさとか儚さみたいなものが、この「青い栞」にはギュッとたくさん詰まっていると思います。それがすごく大好きなポイントです。
Awesome City Club「花は桜 君は美し」
Perfume「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」
澤田 空海理「作曲」
黒川侑司「想い出がいっぱい」（弾き語りカバー）
Galileo Galilei「青い栞」
ユアネス「命の容量」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください！
放送時間：毎週水曜日 26:00~26:55
放送局：FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司（ユアネス Vo.&Gt.）
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第２弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト／ @yourness_on／ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
1月5日に配信SG「匿名奇謀」をリリース。
オフィシャルサイト／ @atsukitaketomo ／ @atsukitaketomo
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月～11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku（TOKYO）を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト／ @lauradayromance ／ @lauradayromance
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート！（聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。）
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、ユアネスのボーカル・ギター、黒川です。Room"H"でもやっとこの曲を流すことができるようになりました。大人の色々がありましたが、Room"H"でも初解禁、「夏の桜feat. Galileo Galilei」を紹介したいと思います。
どういった曲だとか、曲のテーマ、どういった経緯でこの曲ができたのか、軽くお話させていただきます。僕がずっと大好きだったバンドGalileo Galileiの尾崎雄貴さんにお願いして作っていただいた楽曲です。
もともとは尾崎さんが別でやられていたBBHFというバンドとユアネスで対バンしたことがあって、それぐらいの共通点しかなかったんですけど、僕、この人すごく好きだし、この人の作った曲を歌わせて欲しいという気持ちが出て、お願いしたら快く引き受けてくださって作っていただきました。
まさか"フィーチャリングGalileo Galilei"になるとも思っていなくて、楽曲を作っていただいて提供してもらえるだけではなく、Galileo Galileiもフィーチャリング（すること）は初めてらしくって、その初めてをもらってしまったんですよね、すごいことが起きているんですよ。
そういう経緯で「夏の桜feat. Galileo Galilei」という楽曲ができました。この曲は"実直な男"がテーマで、"素直な気持ちでまっすぐ歌ってくれれば大丈夫です"と尾崎さんに言っていただけたので、あんまり変なことというか、深いことは考えずに正直な気持ちで、単純に嬉しい、楽しいとか、あたたかい、みたいな、そういうことを思って歌わせていただきました。そういう真っ直ぐさみたいなものが、皆さんにも伝わればいいなと思っております。
【大発表】
— 黒川侑司(ユアネス) (@yourness_kuro) June 17, 2024
2024.07.17 Digital Release
「夏の桜」/ 黒川侑司 feat. Galileo Galilei
リリース決定しました。
尊敬するボーカリストの尾崎雄貴さんに素敵な曲を書いていただきました。沢山の方々に愛される楽曲になるよう、気持ちを込めて歌わせていただきました。https://t.co/44Bh9kvs34 pic.twitter.com/yDXK0Q3bBu
自由に選曲！@リビングルーム
FM FUKUOKAからユアネスの黒川がお送りしているRoom"H"、ここからは＠リビングルームです。
今日は「夏の桜」のレコーディングの時の話をしたいと思うんですけど。今回、北海道に行って（Galileo Galileiの）皆さんのプライベートスタジオの"Wan Wan Studio"というところでレコーディングさせていただけました。ユアネスもレコーディングの準備段階というか、デモを作ったり、ある程度の準備って自分たちだけで基本的に完結させているんですよね。家でパソコンを使って、それぞれが自宅でデータを用意して、という連携みたいなものがあるんですけど。
今回、Wan Wan Studioに行って皆さんの連携を見たんですけど、レコーディングを完全に自分たちだけで完結させていたんですよね。それってチームとしてすごく出来上がっているなと感じて。同じレコーディングのソフトをみんながある程度触れるとか、同じ方向を向いてある程度少しずつ意見を言い合って擦り合わせて良い方向に持っていくみたいな。手が空いたメンバーがデータをきれいに整えて、みたいなことを別の部屋でやったりしていて。
それってものすごく理想的だなと思って。うち（ユアネス）が今、めざすべく理想形がそこにはあって、すごく勉強になったのを覚えていますね。単純に技術面ですごく学ばさせていただいたことが多くて、僕にとって曲をいただいただけではなくて、そういう制作についての技術力をいただいたのもあったので、すごく身になったレコーディング期間でした。あとみんなでジンギスカン食べに行ったのが嬉しかったです（笑）。
北海道レコーディングしに行った時の航空券
夏の桜ジャケット
アー写撮影のメイク
それではこのあたりで音楽行きましょう。毎回3曲、Room"H"の住人が、それぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。今日もテーマがありません。けど3曲選んできました。
まず1曲目は、Awesome City Clubの「花は桜 君は美し」です。
これは、いきものがかりの曲のカバーですね。いきものがかりのトリビュートアルバム「いきものがかりmeets」に収録されています。これ、めちゃくちゃかっこいいんですよ。僕、いきものがかりが本当に大好きだからこそ、このAwesome City Clubのアレンジがめちゃくちゃすごくいいなって思ったんですよね。
和エレクトロ、和シティポップみたいな。曲名「花は桜 君は美し」ってすごく日本っぽいというか、古風な感じってないですか？そういうところから着想を受けたようなアレンジ、音使いがあったりして。
あと楽曲の単純なメロディーの良さを存分に生かしたような、音の引き算の瞬間をすごく感じられて、それがとてもいいなと思いました。
続いて2曲目に選んできた楽曲は、Perfumeの「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」という楽曲です。
僕が中学校くらいの時にニコニコ動画という動画投稿サイトで知って、アイドルマスター×PerfumeっていうMAD作品があって、それで知りました。
MADっていうのは、既存の曲だったり音声を、ゲーム映像とかアニメ映像とガッチャンコさせて、自分だけのオリジナルのミュージックビデオを作る、みたいな。それをみんなに見てもらいたいから動画サイトに投稿する、みたいな文化ですね。
それで知りましたね。すごく流行ったんですよ。当時、MAD職人と言われていた人たちの中には、今、ミュージシャンのミュージックビデオを作っている人もいますし。もちろん、作品を作ることにグレーな部分はすごくあると思うんですけどね。
でも、楽曲を知るにあたってすごくいい文化だと思うので、僕はこうやってたくさんのいい曲に出会っているので。当時流行っていたんですよ、ニコニコ動画で。そのニコニコ動画で流行った楽曲たちが、14分ぐらいのメドレーになっているニコニコ動画流星群というのがあってインターネット好きの人の間ではすごく流行って。
それでこの曲を知ったっていう人も絶対少なくないと思います。今聴いてもめちゃくちゃ時代先駆けているサウンドだなと思います。
3曲目は澤田空海理の「作曲」という楽曲です。
この曲、本当にすごいんですよ。空海理さんの曲ってとりあえず、すごい！って言ってしまうんですよね。空海理さんは、独特な生活の見え方とか、人の気持ちの見え方みたいなものがたくさんあるんだなと思って、曲を聴くとね。
きっと自分で作曲も編曲もたくさん向き合っているから、音楽とも人間とも誠心誠意向き合っているからこそ、「作曲」という曲が書けるんだなと思わされるような曲ですね。これほどその人の人間性が、如実に楽曲に反映されているミュージシャンってなかなかいないと思います。
僕、この人の作る音楽もすごく好きなんですけど、人間はもっと大好きです。そう思わせてくれるような優しい気持ちになれる楽曲です。
最後のポエトリーっぽいパートなんかも、空海理さんのすごく柔らかい人間性が出ている。声色からすごく空海理さんのニコって笑った時の顔が想像できるんですよね。
これミュージックビデオも観てほしいんですよ。本当に音楽にまっすぐ向き合ってきたからこそ、音でものすごく遊んでいる映像とともに感じられるんですよ。ミュージックビデオで空海理さんを観てほしいなって思います。この人の顔を観てほしい。この人が歌っているんだって思って聴いてほしいです。
僕こんなに人のことが好きになることあんまりないから、ぜひ皆さんもミュージックビデオも観て、この「作曲」という楽曲がどういう向き合い方をしてこの人が作ったんだろうみたいなことを想像するときっと聴くのが楽しくなると思います。
Galileo Galilei 「青い栞」@ベッドルーム
ここからはRoom"H"の住人がプライベートで大事にしているディープな偏愛ソングを毎週1曲ご紹介。＠ベッドルームのコーナーです。今日、このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのはGalileo Galileiの 「青い栞」という楽曲です。夏って言ってもいいんじゃないかってぐらいの気温になったら絶対にすぐに紹介しようと思っていました。
本当は8月くらいまで我慢したかったんですけど我慢できなかったですね。愛が溢れ出ちゃった。それぐらい偏愛度が高いですね。
僕がGalileo Galileiに釘付けになったきっかけの曲ですね。この曲に出会わなかったらきっと「夏の桜」を作っていただくまでに辿り着いていないと思いますから、ものすごくでかいと思います。
今日「夏の桜」を番組の冒頭で紹介したでしょ。だから偏愛ソングは僕がGalileo Galileiと出会ったきっかけの「青い栞」を紹介しようと思って。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』というアニメの主題歌で、超名曲ですよね。
この曲聴くと、"あの頃の夏"に戻りたくなりますね。みんなにとってのそれぞれの"あの頃の夏"ですね。なんで夏ってノスタルジーの印象みたいなものが濃いんでしょうかね。僕だけなのかな、夏ってノスタルジーの印象すごく濃いんですよね。
もう戻れないなって思ってしまうんですけど、でも戻れないからすごく美しいものだと、懐かしいものって感じることができるんだと思います。その美しさとか儚さみたいなものが、この「青い栞」にはギュッとたくさん詰まっていると思います。それがすごく大好きなポイントです。
7月3日(水) オンエア楽曲
黒川侑司「夏の桜 feat. Galileo Galilei」Awesome City Club「花は桜 君は美し」
Perfume「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」
澤田 空海理「作曲」
黒川侑司「想い出がいっぱい」（弾き語りカバー）
Galileo Galilei「青い栞」
ユアネス「命の容量」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください！
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角（けごむつかど）」。"203号室（毎週水曜日の26:00～26:55）"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間：毎週水曜日 26:00~26:55
放送局：FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司（ユアネス Vo.&Gt.）
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第２弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト／ @yourness_on／ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
1月5日に配信SG「匿名奇謀」をリリース。
オフィシャルサイト／ @atsukitaketomo ／ @atsukitaketomo
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月～11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku（TOKYO）を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト／ @lauradayromance ／ @lauradayromance
