SENSA

2024.03.28

【読むラジオ】MC:アツキタケトモ L'Arc〜en〜 Cielを特集!「Room H」-2024.3.27-

【読むラジオ】MC:アツキタケトモ L'Arc〜en〜 Cielを特集!「Room H」-2024.3.27-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、アツキタケトモが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます音楽家のアツキタケトモです。最近は本当に制作が...でもあまり、制作がっていう話をこのオープニングトークでしたくないんですけどね、実際、本当に制作しか最近してなくてですね、頑張り時だなって思ってる今日この頃なんですけど。
今日も3曲ぐらい同時進行。3日後にレコーディングする曲のデモがまだできてないっていう......思えば、学生時代も夏休みの宿題は最後の日に急いでやる、8月30日ぐらいから焦り出して、ほぼ徹夜で9月1日を迎えるような少年は27歳になっても同じような運命を辿っております。
でもどれもすごく心を込めて良いものを作ってます。次のシングルもかなりできあがってきたんですけど、本当に一生歌える曲が作れたかなと思ってますので、またこの番組でもO.Aできる日が近々くればいいなと思っております。
今日の1曲目はラジオでかけたことがないかもしれない、『Outisder - EP』という2022年にリリースしたEPに収録されている曲です。ト
ラックメイカーのPARKGOLFさんと一緒に作ったんですけど、この曲のメロディってアツキタケトモ節というか、僕のメロディーの癖みたいなものが特にサビの部分で炸裂してて、今日特集するアーティストは、その癖に繋がっていくメロディーラインを持っているアーティストなので、この曲を選んできました。



L'Arc〜en〜 Cielを特集@リビングルーム

ここからは@リビングルーム、僕、アツキタケトモの回では毎週1組、僕が大好きなアーティストをピックアップ、そのアーティストへの愛を熱く語らせていただきます。
今夜の特集アーティストは大好きなL'Arc〜en〜 Cielです。意外とメディアでラルクの話をしたことはなかったんですけど、実はすごく作曲面で大きな影響を与えてもらったアーティストです。
ラルクは本当に中学生ぐらいから聴いてまして、他にもエレファント・カシマシとか、この番組でも何回か出てきてるoasisとか、そういうバンドにロックバンドとしての影響も受けてきたんですけど、ラルクも初期の段階からかなり聴いてたバンドです。
ラルクの初期の作風はネオアコ的な要素も感じたり、パブリックイメージとはちょっと違う楽曲もたくさんあって、すごく音楽性の振り幅の広いバンドで、僕が中学の時に聴くまでに思ってたラルクと好きになってからのラルクのイメージは変わっていって、万華鏡みたいな感じで色んな姿があるバンドで、僕自身も音楽性がその時々とか、作品とかで コロコロ変わったりするんですけど、そういう影響源も含めて、すごくミュージシャンとして大きな影響を受けてます。けどあんまりメディアで言ってこなかった、みたいな。
自分のこの曲で、みたいなこともなかったりするから、メロディーの、とにかく癖なんですよね。地声とファルセットを使い分けて、音階をかなり広く行ったり来たりするみたいな、そういうことをhydeさんの歌唱から学んだ感じです。

僕、アツキタケトモ的L'Arc〜en〜 Cielベストソングを今日は5曲、皆さんに聴いていただきます。
まず1曲目、この曲が僕にとってラルクとの出会いの曲ですね。厳密に言うと、もちろん「HONEY」とか 「HEAVEN'S DRIVE」とか有名な曲はその前から知ってて、いい曲だなってもちろん聴いてたけど、中学に入って、大体その週の新譜を"これいいよ"みたいな感じでCD貸してくれる、そういう友達が中学時代にいて、その中の1枚として、この「GOOD LUCK MY WAY」のシングルを貸してもらって、めちゃめちゃ爽やか、めちゃめちゃかっこいい、めちゃめちゃキャッチーみたいな感じでこの曲を聴かせてもらって、ラルクってビジュアル系的なイメージが勝手にその時まであったんですけど、ポップミュージックとしてキャッチーだし、"これ、俺ハマりそうじゃない?"みたいになって聴き始めたっていう、僕にとっての中学時代の青春がめちゃめちゃ詰まっているそんな楽曲です。



この疾走感です。この疾走感が中学時代の僕の心を射止めましたね。

続いて2曲目に選んできたのは 「Caress of Venus」。 僕、ライブには行ったことないんですけど、多分ライブの定番曲というか、ライブでもよくやるような曲だと思うので、ファンの方にはお馴染みの1曲な気がします。『True』っていうアルバムに入っている曲で、このイントロの"チャンチャンツチャンツチャン"っていうハウスっぽいピアノ、当時はハウスっぽいかどうか、あんまり分かってなかったですけど、"え、このピアノかっこいい!"ってなって。
当時の感覚でいくと小室サウンド的なことなのかもしれないんですけど、このピアノの打鍵音がめちゃめちゃあるっていうか、アタックがめっちゃ強いピアノの感じが、当時「GOOD LUCK MY WAY」で(ラルクの音楽を)"あれ!?好きかも"ってなって、いろいろアルバム聴いてみようってなった中学生の僕には超衝撃的なイントロで、この曲のイントロのリフは僕にとってダンスミュージックの目覚めになった1曲、今思えばあのM1ピアノのカッコよさを最初に感じた曲ってこの「Caress of Venus」だったんじゃないかな、ということで選んできました。



やっぱり、なんかね痺れますよね、このイントロ聴くと、時代感みたいなものがバーンと、その時の空気感みたいなものが出て、でもダンスミュージックのビートと生音が混ざってたりとか、プロダクション的にも全然古びないし、その絶妙な塩梅が癖になっちゃう曲ですよね。

3曲目は「bravery」。この曲が入ってる『REAL』というアルバムが僕にとってのラルクのベストアルバムというか、僕の中での一番好きなアルバムが2000年に出た『REAL』というアルバムなんですけど。
この曲ってメロディーだけ抜き取って聴くと優しいメロディーというか、すごくキャッチーで温かいメロディーの優しい曲なんですけど、バンドの演奏陣の音色が歪み倒してて、こんなにキャッチーでこんなにポップ、こんなに優しいメロディーで演奏陣こんなに歪み倒していいんだっていう、そのオルタナ感みたいなものの出し方、激しい曲で音歪ませてるとか、ガレージっぽい曲でガレージっぽい演出するのは分かるんですけど、こんなにガレージっぽい音と優しいキャッチーな温かいメロディーを混ぜちゃっていいんだ、みたいな。
それが歌のメロディーの強さみたいなものを仮に殺しちゃってたとしたら気持ち良くないものになっちゃうけど、寧ろメロディーの美しさとか良さとか感情表現みたいなものが現れて音にリンクしてオルタナサウンドとキャッチーなメロディーの融合がうまくハマってる曲になってて、 だから本来混ざり合わなそうなものを混ざり合わせることでお互いがお互いを引き立て合うっていう関係値みたいな。そんな曲の作り方があるんだ、みたいな。
だからオルタナサウンドにキャッチーなメロディーを乗っけるっていうのはアツキタケトモとしてはコンセプトにしてて、例えば色んなジャンルを横断するけど、サウンドはめちゃめちゃ冷めてるけどメロディーはめちゃめちゃキャッチーみたいな、その影響源じゃないですけど、辿っていくとその入り口ってこの曲だったりする意味で、すごく大きな影響を受けた曲です。



4曲目は「get out from the shell」。この曲はアルバム『REAL』の1曲目に入っているんですけど、それはアジアンバージョンになってて、今回はそっちじゃなくてカップリングで最初に収録されてカップリング・ベストにも入っている方の日本語のバージョンを取り上げます。
そもそも、2004年ぐらいに出たカップリングのベスト盤があるんですけど、ラルクのオリジナルアルバムとしては、さっき言った『REAL』が僕にとっての思い出のアルバムなんですけど、オリジナルアルバム縛りをしないのであれば、そのカップリングベストを一番聴いてて、だから、めちゃめちゃコアファンってわけじゃないのに、好きな曲をあげていくと自ずとカップリング曲になっちゃって。
ロックバンドとダンスミュージックの融合みたいなところで行くと、すごく僕にとっての影響が大きくて、この前特集したサカナクションもロック少年だった僕の心をエレクトロとかダンスミュージックへ連れてってくれたバンドですけど、ラルクも同じぐらいそういう僕にとっての分岐点というか打ち込みの音みたいなものとギターの歪んでるギターとかロックサウンドとの融合を思い知らせてくれたバンドですね。



やっぱりいつ聴いてもかっこいいですよね。怪し気なジャンジャンジャンっていうあのギター、3音で心を掴むもんね。

ラスト5曲目は「SEVENTH HEAVEN」。 この曲はそれこそ「GOOD LUCK MY WAY」より前に出ている曲で、リアルタイムでラルクが新曲を出してるって感じたのがこの曲が一発目だったんですけど、この曲が出た時が2007年だから小学5年生で、小5 の僕にとってもこの「SEVENTH HEAVEN」はインパクトがあったっていうか、バンドでジャジャジャジャジャみたいな歪んだギターとか鳴っててすごくロックサウンドなのにビートが打ち込みっていう、そのインパクトと、あのMVのインパクトがめちゃくちゃあって、ラルクと言えばビジュアルの魅せ方のカッコよさも外せない要素だと思うんですけど、その総合的なクリエイティブと打ち込みのビートのドラッグ性みたいなもの、最近、僕は自分のルーツ何なんだろうって思った時に90's UKみたいなことなのかなって思ってたりするんですけど、映画の「トレインスポッティング」とか、その雰囲気をこの曲にもすごく感じてて、ちょっとドラッグ性が、中毒感があるみたいなところで、そういうものがカッコいいと思い始めたルーツどこだろうって辿っていくと、結局この曲、っていうことで選んできました。
でもこの曲が一曲目になってるアルバム『KISS』もめちゃめちゃ聴いてる。やっぱりラルクはアルバム・アーティストっていうかどのアルバムも捨て曲がないですからね。ただ「GOOD LUCK MY WAY」も入ってる『BUTTERFLY』というアルバムが多分オリジナルアルバムとしては最新作、それこそ2012年の作品なので、12年新譜が出てないということでオリジナルアルバムとして次のアルバムどんなことになっちゃうんだろうって、中学時代から変わらないモチベーションでめちゃめちゃ楽しみにしております。



ラルクで好きな曲を選ぶってなると、もちろんアルバム曲とかの隠れた曲もあるんですけど、やっぱりその思い出を、中学時代の思い出がめちゃめちゃ詰まってるから、どうしてもその頃、あの鬼のように聴いてた曲が選曲されてくんですけど、あと「DRINK IT DOWN」とか「NEO UNIVERSE」とかも選びたかったんですけどね。
特に「NEO UNIVERSE」はメロディーの感じ、そのファルセットと地声の境界線がない感じが、すごくメロディーの癖として影響を受けてて、(僕の)「Shape of Love」とか聴いてもらうと、多分すごく「NEO UNIVERSE」感、伝わると思うんですけど、実はすごく影響受けてて。
あと初期の「Flower」っていう曲とか初期作とかはネオアコというか、コクトーツインズとか、そういう匂いも感じたりして、いわゆるパブリックイメージのラルクじゃない部分にもすごく魅力がたくさんあるので皆さんにもL'Arc〜en〜 Cielの音楽とその魅力を改めて知っていただけたら嬉しいです。

サムネイル撮影:photo by 昴 @shohnophoto

3月27日(水) オンエア楽曲
アツキタケトモ「Shape of Love」
L'Arc~en~Ciel「GOOD LUCK MY WAY」
L'Arc~en~Ciel「Caress of Venus」
L'Arc~en~Ciel「bravery」
L'Arc~en~Ciel「get out from the shell」
L'Arc~en~Ciel「SEVENTH HEAVEN」
アツキタケトモ「winter fall」
アツキタケトモ「カモフラージュ」

番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
1月5日に配信SG「匿名奇謀」をリリース。
オフィシャルサイト @atsukitaketomo @atsukitaketomo

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Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas


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FM福岡「Room "H"」

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