- TOPICS
- FEATURE
2023.08.24
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、アツキタケトモが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
アツキタケトモ:皆さんこんばんは。音楽家のアツキタケトモです。3週間ぶりですが皆さん、お元気でしたでしょうか?もう夏も、そろそろ終盤ですか。いや、早いですね。今年はロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)に行って先輩たちと挨拶させてもらいまして。THE ORAL CIGARETTES先輩とか、フェスで初めてオーラルを観たんですけど、あんなにかますんだ、みたいな。もうお客さんもバーッて入ってて、グラスステージのトリで、俺だったらめちゃめちゃ緊張のガチガチで"決めに行くぞ!"みたいになるけど、そういうのもない王者の貫禄というか、余裕というか、実際余裕かどうかは別として、無敵感、無双感というか本当にステージの上で自由に遊んでる感じっていうか、それでナチュラルにリスナーの気持ちを高ぶらせていく感じのライブの見せ方っていうのはこの夏の一番の収穫というか、かなりインパクトがあるロッキンでしたね。今まで、自分の音楽はフジロック寄り、みたいな謎の"フジロック寄りでありたい"みたいなこだわりがあったんですけど、(笑)"ロッキン出たい!"って思いましたね。と言うか、"フェス出たい!"と思ったかな。だから、今、作っている曲とかにも何かロック味ってわけじゃないけど、より大きいステージとかで映える曲というか、そこで皆んながノレる曲、盛り上がれる曲。イントロ来て、ワーッとなれるような曲を作りたいな、という意識がすごく最近の制作にも繋がってきてますね。だから今後の新曲、楽しみにして欲しいですね。
アツキタケトモ:アツキタケトモ 初のゲストをお迎えしました。
VivaOla:こんばんは、VivaOlaです。宜しくお願いします。
アツキタケトモ:宜しくお願いします。VivaOla君とは事務所が同じで入ったタイミングも近い感じ。
VivaOla:そうだね。2019-20年?
アツキタケトモ:ヒップランドの社長の野村さんから「同期だから」と紹介されたところから始まって、何となく曲を聴いたりしていつつ距離感を探りつつ、3年?
VivaOla:3年(笑)
アツキタケトモ:ライブを観に行ったりはしてて、楽屋でちょっと挨拶したり、遊びに行きたいね、とか話はしていつつ、3年(笑)ここでは、これから仲良くなっていくトークが出来たらと思ってます。まず、お互いの第1印象ですが、どうでしたか?
VivaOla:今も思ったんだけど、滑舌めっちゃ良いなと思って。
アツキタケトモ:マジで?俺、結構、あれだけどね。
VivaOla:今だめ、それ良い人が言うやつだ(笑)
アツキタケトモ:そうなの?
VivaOla:滑舌良い人ほど"別にそんな良くないけどな"って言うけど、今言った"エフエム福岡から"これが、もうムズイもんね。
アツキタケトモ:(笑)なんかハ行が多いよね。
VivaOla:ハ行、タ行、サ行。難しいから、曲書くときもめっちゃ避けて。子音。
アツキタケトモ:あ、結構俺も避けるわ。唄いづらいよね。
VivaOla::一応、避けるよね。
アツキタケトモ:やっぱり発音がフワッとしてるのが一番ダサく聴こえちゃうって言うか、聴感上。
VivaOla:そうだね、なんか塩梅はあるけど、フワっとし過ぎてるとボソボソに聴こえちゃうから。会話から避けてる、結構。
アツキタケトモ:会話から?子音を避けてるの?
VivaOla:自分からディエッサーしてるレベル。
アツキタケトモ:そうなんだ、すごいな。そんなこと意識したことなかった。でもその話で思い出したけど、俺、最近よくしてもらってるエンジニアさんに怒られたんだけど、ずっと10年くらい唄をコンプかけ録りしてたの。
VivaOla:そうなんだ。
アツキタケトモ:歌録りの時に。しかも、なんかめちゃめちゃ叩いてたっていうか。
VivaOla:えーっ。
アツキタケトモ:もう、声量とかのコントロールするっていう概念が無くて。
VivaOla:なるほどね。
アツキタケトモ:気持ち良く唄ってただけだったの。で、Aメロとか低いところとかは、すごく小っちゃくて、サビはめっちゃ声でかくてみたいな。だから、そんな日常生活から発音とか音に対してこだわってるって話聞いて、"うわっ、俺はなんてアマチュアだったんだ"って(笑)
VivaOla:いやいやいや(笑)逆にコンプ怖いから。多分、滑舌悪いっていうと、適当な言い方で。
アツキタケトモ:うん。
VivaOla:英語話すから普段から。
アツキタケトモ:なるほど。
VivaOla:だからちょっと子音強くなっちゃう、と言うか。
アツキタケトモ:なるほど、言語の違いもあるのか。
VivaOla:あるかもしれない。
アツキタケトモ:じゃあ、俺のVivaOlaくんの第1印象は、やっぱりプロっぽいっていうか、俺は自分がすごく"野良ミュージシャン"って感じがしてて。(音楽を)聴いてただけで、誰かに何かを教わることも、最近し始めたけど、自己流だけで遠回りしながら音楽をやってきたけど、(VivaOlaは)なんか秀才じゃないけど、めっちゃ音楽のことを分かってるっていう感じがすごくしてて。
VivaOla:その、野良ミュージシャンの言わんとしてること分かる。なるほどね。
アツキタケトモ:(音楽をする上で)裏打ちされたものがない、のが自分のコンプレックスだったけど、裏打ちされたものを、音聴いても感じるし、今みたいなトークしてても、"及ばないわ"ってすごく思う。
VivaOla:いやいや。でも俺もギターとかボーカルも独学だから。やってて、途中で音大2年行ったときに、その裏打ちみたいなのがあったけど、結局マインドは野良の。マネージャーともよく話すんだけど、結局、スポ根。
アツキタケトモ:スポ根(笑)・
VivaOla:無駄なスポ根が嫌いみたいな。
アツキタケトモ:あー、そこが大事だよね。
VivaOla:そうね。
アツキタケトモ:俺、無駄なスポ根ばっかりやってたから。
VivaOla:そんなことはない(笑)。
アツキタケトモ:意味のない空振りは意味がないっていうか。目的意識を持って素振りする分には良いけど、何の意識もないままとにかく素振りしてればいつか上手くなるみたいな感覚でやってきちゃったから。
VivaOla:ちょっと危ないよね、それ。
アツキタケトモ:身体、腕壊すだけっていうか。
VivaOla:分かる、分かる。
アツキタケトモ:その感じはした。今の話にもちょっと出てきましたけど、音楽に目覚めたきっかけみたいなものって、どんな感じでした?
VivaOla:元々、ピアノをさせられて、家で習ってください、みたいになって、習ったけど嫌になっちゃって。ショパンとかすごく好きだったんだけど昔から聴くのは。弾くのは違うなってなって、その時13歳とかで反抗期が訪れて、"俺、ニルヴァーナ弾きたい"ってなって。アジカンとかその時すごく流行ってて、DOESとか。
アツキタケトモ:"バクチダンサー"とか?"曇天"とか?
VivaOla:そうそう、"曇天"ぐらい。多分アニメだと銀魂とか。その時くらい。そういう時代を生きてきたからギターがすごく熱くて、気付いたら音楽やってた。
アツキタケトモ:意外とロックっていうか、ディストーション・ギターに。
VivaOla:1990年、2000年代、リンキンパークとか好きだった。
アツキタケトモ:リンキンパーク!世代だわ。
VivaOla:ヒップホップとか元々そっちから入った、Jay-Zとか。
アツキタケトモ:ミクスチャー的なところから深めていった感じ?
VivaOla:そうそう、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンとか、その辺からヒップホップも入ったし。
アツキタケトモ:なるほど。それはすごく意外なところが。
VivaOla:そうなんですよ。
アツキタケトモ:そこからプロになろうじゃないけど、本格派になっていこうと思ったのはどういうきっかけ?
VivaOla:みんながどういうストーリーか分からないけど、逆説的なやつで、色々何となくは出来たの、昔から。親のサポートも厚かったから、これもやらせてもらって、あれもやらせてもらってってなった時に、どれもやりたくないってなってマイナス思考で音楽になった。これしかしたくないっていう。
アツキタケトモ:強制というか親から用意されたものに対しての反抗心みたいな?
VivaOla:反抗心もあったし、用意してもらった分見えたというか。色々やったから。
アツキタケトモ:なるほど、自分の適性とかも含めて?
VivaOla:あと15年やるならみたいな。
アツキタケトモ:なるほど。
VivaOla:真面目なところあるから、たまに。昔、建築の勉強をしてて、一時期。その時に建築好きだけど、15年座ってられるかな、みたいな。デザインとかやって、インテリアとか凄く好きだったけど。多分座れないみたいになって。どうせ座るならって時に気付いたらMacBook手に入れてて、気付いたらLOGIC入ってて、気付いたら、初めての自作アルバムみたいなのを作ってて、サンクラ(Sound Cloud)からだけ出て3回再生されて、"これやる!!"ってなって。
アツキタケトモ:だから才能とか天才とか言われるけど結局一番はナチュラルに続けられるかどうかが才能と呼ばれてる部分なのかなって思ってて。
VivaOla:出ました、名言。
アツキタケトモ:名言じゃないんだけど(笑)。
VivaOla:でも本当に名言と言うか、核心を突いてる。
アツキタケトモ:頑張らなきゃと思ってやってる時点で、そこには何か無理が生じてるし、別に俺も曲を作るとか音楽のことを考えるのを外的要因があってってよりかは、せざるを得ないみたいな。誰に頼まれてもないんだけど、これをしなきゃいけない気がしてる、何かやっちゃってるみたいな、意識の前に。
VivaOla:分かる。それこそ音大に行った時にメンターに言われたし、自分で思ってたのは、その好きじゃ勝てないから、中毒じゃなきゃいけない。
アツキタケトモ:名言だ、それはまさに。
VivaOla:そう、それぐらい頑張れっていう。よく分からないスポ根が、そこに出てくるんだけど、さっき言ってた音楽人のスポ根ってそういう感じ。好きじゃ勝てないから中毒になれ、頑張れ!みたいな。
アツキタケトモ:音楽依存症なのかなと思ってて、自分も。ミュージシャンで花開いてる人とか、良い音楽作ってる人ってみんなその音楽依存者みたいな。
VivaOla:依存症みたいな。
アツキタケトモ:そういう感じをすごく感じるから、すごい、今の話はしっくりきましたね。
VivaOla:さっき、話したんですけど、よく80sとかシティポップみたいに言われてるやつは"真夜中のドア"とか、大橋純子さんの"テレフォンナンバー"とかモノの名前多いけど、1990-2000に行くと、急に"オートマチック"とか。
アツキタケトモ:そこに何か時代性みたいなものを。
VivaOla:それに近いって思いました。
アツキタケトモ:英語が分からないから、それは一つコンプレックスで、どうやって勉強しようかなみたいな。
VivaOla:でも...新曲、聴いてますけど。
アツキタケトモ:ありがとうございます。
VivaOla:自演...なんて読むんですか?
アツキタケトモ:自演奴(ジエンド)。
VivaOla:逆に日本語読めないから、でもそういうのも良いなと思う、逆に。多分、隣の芝生は青く見える的な。
アツキタケトモ:そうね、できないから日本語でやらざるを得ないけど、でも聴いてる音楽は洋楽だったりするから英語で唄ってる音楽に憧れを持って唄ってるから、日本語のアプローチの中で英語っぽくとか、英語で普通にやってることを日本語でやると意外と新しかったりって言うのは確かにあるのかな、と今、聞いて、思ったけど。でも、VivaOlaくんの曲聴いて、僕は英語が理解できないから英語の部分の歌詞の細かいニュアンスとか意味は分からないのもあって音としてそこは聴いてるんだけど、突如挟んでくる日本語でグッと心の距離近付けてくるっていうか、凄く情緒性が強いなと思ってて。
VivaOla:ありがとうございます。
アツキタケトモ:しかも切り取り方とか距離の詰め方が絶妙で、だからある種、音としてそこまでは聴いてて、ノリで聴いてる、身体で聴いてるんだけど、突然心に来るっていうか、その両面性が日本語しか分からない人間にとってはそういう楽しみ方にもなるし、だからそこら辺が色んな言語を使えることの強みだなと思うんですけど、その使い分けっていうか、英語と日本語の使い分けで意識してることってあります?
VivaOla:そんなに自分が上手いと思わないんだけど日本語の歌詞とか、歌詞がそんな強くないっていうか、一番最後に書いてて、何となく良い音節がもうあって、出てきた言葉とかそのムード、自分は自分の気持ちを歌うベースの人だから。その時にあるのは、この前Wezくんとプライベートで話してて、日本語の歌詞一発入れると、日本人には、頭を通り越して心に入ってくる、母国語で"愛してるよって言うと一番響くみたいな話で。でも、だからと言って1行3行4行しかない中で、どれだけ中身があるものを言えるか、だけど中身を詰めすぎると重くなっちゃうから、みたいなのはめっちゃ話して。
アツキタケトモ:そこにも引き算があるっていうか、日本語がちょっとしかないからといって、日本語にめちゃめちゃ意味を詰め込み過ぎるのもそれはそれで。
VivaOla:それはそれで、もちろんこれはプライベートだからそういう話をするんだけど、なんかそれじゃあ、モテなそうみたいな。そんないっぱいプレッシャーかけられたら嫌かも、みたいな。一応パーソナルじゃん、音楽って。ライブだったらみんなで聴いてるけど、例えば耳の中で聴いてたら、2人の対話みたいになってるから、音楽って。その距離感で4行だったら、4行なりの中身の濃さ、みたいのだけ意識してるかも。
アツキタケトモ:めっちゃ勉強になるな。
VivaOla:いやいや(笑)。
アツキタケトモ:今回、俺、自分の曲作ってて、初めてめっちゃ人の意見聞いて作ったの。
VivaOla:あ、そうなんだ。
アツキタケトモ:そう。今まではレコーディングの前日とかに歌詞書いて、"はい、これでいきます"みたいな感じで唄ってたんだけど、今回は客観性が欲しいなと思って、書いた箇所を1回スタッフとかエンジニアに見せて、この曲、"自演奴"はレコーディング前日にエンジニアとGoogleの一緒に編集できるソフトで、"ここはちょっと説明しすぎじゃない"みたいな話をしてもらって、言い回しを変えたりとか、っていうのを初めてやったわけよ。
VivaOla:なるほどね。
アツキタケトモ:その時、今言ったようなことを感じたって言うか、俺なんか、めっちゃ誤解を恐れてて、こう読んで欲しい、この歌詞はこう受け取って欲しい、みたいなエゴが強かったっていうか、今までの曲で。
VivaOla:なるほどね。
アツキタケトモ:もうこれ以外の意味にはとられたくないから、このリビングルームでこのコップを使って、それは青いマグカップでそれは熊の絵柄が描いてあって、そこにコーヒーを注いでミルクとガムシロちょっとずつみたいに、具体的にすることでどんどん説明臭くなってたっていうか。そこを指摘されて、良い意味でライトにしていったって言うか。
VivaOla:抽象的にする?
アツキタケトモ:そう、抽象的にしていったり、音の気持ち良さを使って、それで言葉が言葉以上の意味を持つっていうか。音に乗ってる言葉なわけだから、例えばブログで言葉だけを伝えたいんだったらその忠実性が重要だったりもする場面はあるけど、音楽に於いて、あくまで音に乗る言葉としての言葉の意味だから、何か言葉が持つ元々の意味を超えていかないと結果的にあんまり意味も伝わらないっていうか。
VivaOla:なるほど、なるほど。
アツキタケトモ:音になった時に、その言葉がその普段の言葉の意味よりも強いものを持ってるっていう状態じゃないと、歌詞にする意味がないな、みたいなことをすごく感じて。
VivaOla:ああ、難しいな。なるほど。知り合いのアーティストでKenya FujitaっていうR&Bのシンガーがいて、その人とCo-Writeしてて、音大行ってた時も作曲家だったからCo-Writeが多くて、同じ部屋でこうやってやろうみたいな、さっきのエンジニアさんの話じゃないけど、その時めっちゃ出るのは、具体性がある曲とそうじゃない曲で、書き方が変わってくるし、書く人が1人いるじゃん。誰の経験でもない曲を書くのが一番意味がないと思ってて、誰でも書ける曲は意味ない。だから例えばアツキくんが一緒に書こうってなった時に本当に青いコップでそういう話だったら残した方がいい場面もあると思うし、そうじゃないとこもあるっていうか。ここに具体性があり過ぎて、例えばアツキくんしかしない趣味があって、それは伝わらないんじゃない、みたいな。その趣味をしたときにこういう感情が出ることはみんな分かるよね、みたいな。だから、みんながもっと分かるような話にしよう、とかはなるから、すごく良いと思う、やっぱりCo-Writeみたいなものは。
アツキタケトモ:いや、ちょっと深いな、これは。
VivaOla:新曲、作ります、じゃあ(笑)?
アツキタケトモ:普通に制作に生きてきそうな。
BoA「VALENTI」
VivaOla「Tomorrow」
Justin Timberlake 「Cry Me A River」
アツキタケトモ「カモフラージュ」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas
今週のMCは、アツキタケトモが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
アツキタケトモ:皆さんこんばんは。音楽家のアツキタケトモです。3週間ぶりですが皆さん、お元気でしたでしょうか?もう夏も、そろそろ終盤ですか。いや、早いですね。今年はロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)に行って先輩たちと挨拶させてもらいまして。THE ORAL CIGARETTES先輩とか、フェスで初めてオーラルを観たんですけど、あんなにかますんだ、みたいな。もうお客さんもバーッて入ってて、グラスステージのトリで、俺だったらめちゃめちゃ緊張のガチガチで"決めに行くぞ!"みたいになるけど、そういうのもない王者の貫禄というか、余裕というか、実際余裕かどうかは別として、無敵感、無双感というか本当にステージの上で自由に遊んでる感じっていうか、それでナチュラルにリスナーの気持ちを高ぶらせていく感じのライブの見せ方っていうのはこの夏の一番の収穫というか、かなりインパクトがあるロッキンでしたね。今まで、自分の音楽はフジロック寄り、みたいな謎の"フジロック寄りでありたい"みたいなこだわりがあったんですけど、(笑)"ロッキン出たい!"って思いましたね。と言うか、"フェス出たい!"と思ったかな。だから、今、作っている曲とかにも何かロック味ってわけじゃないけど、より大きいステージとかで映える曲というか、そこで皆んながノレる曲、盛り上がれる曲。イントロ来て、ワーッとなれるような曲を作りたいな、という意識がすごく最近の制作にも繋がってきてますね。だから今後の新曲、楽しみにして欲しいですね。
初ゲストにVivaOla登場!
アツキタケトモ:アツキタケトモ 初のゲストをお迎えしました。
VivaOla:こんばんは、VivaOlaです。宜しくお願いします。
アツキタケトモ:宜しくお願いします。VivaOla君とは事務所が同じで入ったタイミングも近い感じ。
VivaOla:そうだね。2019-20年?
アツキタケトモ:ヒップランドの社長の野村さんから「同期だから」と紹介されたところから始まって、何となく曲を聴いたりしていつつ距離感を探りつつ、3年?
VivaOla:3年(笑)
アツキタケトモ:ライブを観に行ったりはしてて、楽屋でちょっと挨拶したり、遊びに行きたいね、とか話はしていつつ、3年(笑)ここでは、これから仲良くなっていくトークが出来たらと思ってます。まず、お互いの第1印象ですが、どうでしたか?
VivaOla:今も思ったんだけど、滑舌めっちゃ良いなと思って。
アツキタケトモ:マジで?俺、結構、あれだけどね。
VivaOla:今だめ、それ良い人が言うやつだ(笑)
アツキタケトモ:そうなの?
VivaOla:滑舌良い人ほど"別にそんな良くないけどな"って言うけど、今言った"エフエム福岡から"これが、もうムズイもんね。
アツキタケトモ:(笑)なんかハ行が多いよね。
VivaOla:ハ行、タ行、サ行。難しいから、曲書くときもめっちゃ避けて。子音。
アツキタケトモ:あ、結構俺も避けるわ。唄いづらいよね。
VivaOla::一応、避けるよね。
アツキタケトモ:やっぱり発音がフワッとしてるのが一番ダサく聴こえちゃうって言うか、聴感上。
VivaOla:そうだね、なんか塩梅はあるけど、フワっとし過ぎてるとボソボソに聴こえちゃうから。会話から避けてる、結構。
アツキタケトモ:会話から?子音を避けてるの?
VivaOla:自分からディエッサーしてるレベル。
アツキタケトモ:そうなんだ、すごいな。そんなこと意識したことなかった。でもその話で思い出したけど、俺、最近よくしてもらってるエンジニアさんに怒られたんだけど、ずっと10年くらい唄をコンプかけ録りしてたの。
VivaOla:そうなんだ。
アツキタケトモ:歌録りの時に。しかも、なんかめちゃめちゃ叩いてたっていうか。
VivaOla:えーっ。
アツキタケトモ:もう、声量とかのコントロールするっていう概念が無くて。
VivaOla:なるほどね。
アツキタケトモ:気持ち良く唄ってただけだったの。で、Aメロとか低いところとかは、すごく小っちゃくて、サビはめっちゃ声でかくてみたいな。だから、そんな日常生活から発音とか音に対してこだわってるって話聞いて、"うわっ、俺はなんてアマチュアだったんだ"って(笑)
VivaOla:いやいやいや(笑)逆にコンプ怖いから。多分、滑舌悪いっていうと、適当な言い方で。
アツキタケトモ:うん。
VivaOla:英語話すから普段から。
アツキタケトモ:なるほど。
VivaOla:だからちょっと子音強くなっちゃう、と言うか。
アツキタケトモ:なるほど、言語の違いもあるのか。
VivaOla:あるかもしれない。
アツキタケトモ:じゃあ、俺のVivaOlaくんの第1印象は、やっぱりプロっぽいっていうか、俺は自分がすごく"野良ミュージシャン"って感じがしてて。(音楽を)聴いてただけで、誰かに何かを教わることも、最近し始めたけど、自己流だけで遠回りしながら音楽をやってきたけど、(VivaOlaは)なんか秀才じゃないけど、めっちゃ音楽のことを分かってるっていう感じがすごくしてて。
VivaOla:その、野良ミュージシャンの言わんとしてること分かる。なるほどね。
アツキタケトモ:(音楽をする上で)裏打ちされたものがない、のが自分のコンプレックスだったけど、裏打ちされたものを、音聴いても感じるし、今みたいなトークしてても、"及ばないわ"ってすごく思う。
VivaOla:いやいや。でも俺もギターとかボーカルも独学だから。やってて、途中で音大2年行ったときに、その裏打ちみたいなのがあったけど、結局マインドは野良の。マネージャーともよく話すんだけど、結局、スポ根。
アツキタケトモ:スポ根(笑)・
VivaOla:無駄なスポ根が嫌いみたいな。
アツキタケトモ:あー、そこが大事だよね。
VivaOla:そうね。
アツキタケトモ:俺、無駄なスポ根ばっかりやってたから。
VivaOla:そんなことはない(笑)。
アツキタケトモ:意味のない空振りは意味がないっていうか。目的意識を持って素振りする分には良いけど、何の意識もないままとにかく素振りしてればいつか上手くなるみたいな感覚でやってきちゃったから。
VivaOla:ちょっと危ないよね、それ。
アツキタケトモ:身体、腕壊すだけっていうか。
VivaOla:分かる、分かる。
アツキタケトモ:その感じはした。今の話にもちょっと出てきましたけど、音楽に目覚めたきっかけみたいなものって、どんな感じでした?
VivaOla:元々、ピアノをさせられて、家で習ってください、みたいになって、習ったけど嫌になっちゃって。ショパンとかすごく好きだったんだけど昔から聴くのは。弾くのは違うなってなって、その時13歳とかで反抗期が訪れて、"俺、ニルヴァーナ弾きたい"ってなって。アジカンとかその時すごく流行ってて、DOESとか。
アツキタケトモ:"バクチダンサー"とか?"曇天"とか?
VivaOla:そうそう、"曇天"ぐらい。多分アニメだと銀魂とか。その時くらい。そういう時代を生きてきたからギターがすごく熱くて、気付いたら音楽やってた。
アツキタケトモ:意外とロックっていうか、ディストーション・ギターに。
VivaOla:1990年、2000年代、リンキンパークとか好きだった。
アツキタケトモ:リンキンパーク!世代だわ。
VivaOla:ヒップホップとか元々そっちから入った、Jay-Zとか。
アツキタケトモ:ミクスチャー的なところから深めていった感じ?
VivaOla:そうそう、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンとか、その辺からヒップホップも入ったし。
アツキタケトモ:なるほど。それはすごく意外なところが。
VivaOla:そうなんですよ。
アツキタケトモ:そこからプロになろうじゃないけど、本格派になっていこうと思ったのはどういうきっかけ?
VivaOla:みんながどういうストーリーか分からないけど、逆説的なやつで、色々何となくは出来たの、昔から。親のサポートも厚かったから、これもやらせてもらって、あれもやらせてもらってってなった時に、どれもやりたくないってなってマイナス思考で音楽になった。これしかしたくないっていう。
アツキタケトモ:強制というか親から用意されたものに対しての反抗心みたいな?
VivaOla:反抗心もあったし、用意してもらった分見えたというか。色々やったから。
アツキタケトモ:なるほど、自分の適性とかも含めて?
VivaOla:あと15年やるならみたいな。
アツキタケトモ:なるほど。
VivaOla:真面目なところあるから、たまに。昔、建築の勉強をしてて、一時期。その時に建築好きだけど、15年座ってられるかな、みたいな。デザインとかやって、インテリアとか凄く好きだったけど。多分座れないみたいになって。どうせ座るならって時に気付いたらMacBook手に入れてて、気付いたらLOGIC入ってて、気付いたら、初めての自作アルバムみたいなのを作ってて、サンクラ(Sound Cloud)からだけ出て3回再生されて、"これやる!!"ってなって。
アツキタケトモ:だから才能とか天才とか言われるけど結局一番はナチュラルに続けられるかどうかが才能と呼ばれてる部分なのかなって思ってて。
VivaOla:出ました、名言。
アツキタケトモ:名言じゃないんだけど(笑)。
VivaOla:でも本当に名言と言うか、核心を突いてる。
アツキタケトモ:頑張らなきゃと思ってやってる時点で、そこには何か無理が生じてるし、別に俺も曲を作るとか音楽のことを考えるのを外的要因があってってよりかは、せざるを得ないみたいな。誰に頼まれてもないんだけど、これをしなきゃいけない気がしてる、何かやっちゃってるみたいな、意識の前に。
VivaOla:分かる。それこそ音大に行った時にメンターに言われたし、自分で思ってたのは、その好きじゃ勝てないから、中毒じゃなきゃいけない。
アツキタケトモ:名言だ、それはまさに。
VivaOla:そう、それぐらい頑張れっていう。よく分からないスポ根が、そこに出てくるんだけど、さっき言ってた音楽人のスポ根ってそういう感じ。好きじゃ勝てないから中毒になれ、頑張れ!みたいな。
アツキタケトモ:音楽依存症なのかなと思ってて、自分も。ミュージシャンで花開いてる人とか、良い音楽作ってる人ってみんなその音楽依存者みたいな。
VivaOla:依存症みたいな。
アツキタケトモ:そういう感じをすごく感じるから、すごい、今の話はしっくりきましたね。
VivaOla:さっき、話したんですけど、よく80sとかシティポップみたいに言われてるやつは"真夜中のドア"とか、大橋純子さんの"テレフォンナンバー"とかモノの名前多いけど、1990-2000に行くと、急に"オートマチック"とか。
アツキタケトモ:そこに何か時代性みたいなものを。
VivaOla:それに近いって思いました。
アツキタケトモ:英語が分からないから、それは一つコンプレックスで、どうやって勉強しようかなみたいな。
VivaOla:でも...新曲、聴いてますけど。
アツキタケトモ:ありがとうございます。
VivaOla:自演...なんて読むんですか?
アツキタケトモ:自演奴(ジエンド)。
VivaOla:逆に日本語読めないから、でもそういうのも良いなと思う、逆に。多分、隣の芝生は青く見える的な。
アツキタケトモ:そうね、できないから日本語でやらざるを得ないけど、でも聴いてる音楽は洋楽だったりするから英語で唄ってる音楽に憧れを持って唄ってるから、日本語のアプローチの中で英語っぽくとか、英語で普通にやってることを日本語でやると意外と新しかったりって言うのは確かにあるのかな、と今、聞いて、思ったけど。でも、VivaOlaくんの曲聴いて、僕は英語が理解できないから英語の部分の歌詞の細かいニュアンスとか意味は分からないのもあって音としてそこは聴いてるんだけど、突如挟んでくる日本語でグッと心の距離近付けてくるっていうか、凄く情緒性が強いなと思ってて。
VivaOla:ありがとうございます。
アツキタケトモ:しかも切り取り方とか距離の詰め方が絶妙で、だからある種、音としてそこまでは聴いてて、ノリで聴いてる、身体で聴いてるんだけど、突然心に来るっていうか、その両面性が日本語しか分からない人間にとってはそういう楽しみ方にもなるし、だからそこら辺が色んな言語を使えることの強みだなと思うんですけど、その使い分けっていうか、英語と日本語の使い分けで意識してることってあります?
VivaOla:そんなに自分が上手いと思わないんだけど日本語の歌詞とか、歌詞がそんな強くないっていうか、一番最後に書いてて、何となく良い音節がもうあって、出てきた言葉とかそのムード、自分は自分の気持ちを歌うベースの人だから。その時にあるのは、この前Wezくんとプライベートで話してて、日本語の歌詞一発入れると、日本人には、頭を通り越して心に入ってくる、母国語で"愛してるよって言うと一番響くみたいな話で。でも、だからと言って1行3行4行しかない中で、どれだけ中身があるものを言えるか、だけど中身を詰めすぎると重くなっちゃうから、みたいなのはめっちゃ話して。
アツキタケトモ:そこにも引き算があるっていうか、日本語がちょっとしかないからといって、日本語にめちゃめちゃ意味を詰め込み過ぎるのもそれはそれで。
VivaOla:それはそれで、もちろんこれはプライベートだからそういう話をするんだけど、なんかそれじゃあ、モテなそうみたいな。そんないっぱいプレッシャーかけられたら嫌かも、みたいな。一応パーソナルじゃん、音楽って。ライブだったらみんなで聴いてるけど、例えば耳の中で聴いてたら、2人の対話みたいになってるから、音楽って。その距離感で4行だったら、4行なりの中身の濃さ、みたいのだけ意識してるかも。
アツキタケトモ:めっちゃ勉強になるな。
VivaOla:いやいや(笑)。
アツキタケトモ:今回、俺、自分の曲作ってて、初めてめっちゃ人の意見聞いて作ったの。
VivaOla:あ、そうなんだ。
アツキタケトモ:そう。今まではレコーディングの前日とかに歌詞書いて、"はい、これでいきます"みたいな感じで唄ってたんだけど、今回は客観性が欲しいなと思って、書いた箇所を1回スタッフとかエンジニアに見せて、この曲、"自演奴"はレコーディング前日にエンジニアとGoogleの一緒に編集できるソフトで、"ここはちょっと説明しすぎじゃない"みたいな話をしてもらって、言い回しを変えたりとか、っていうのを初めてやったわけよ。
VivaOla:なるほどね。
アツキタケトモ:その時、今言ったようなことを感じたって言うか、俺なんか、めっちゃ誤解を恐れてて、こう読んで欲しい、この歌詞はこう受け取って欲しい、みたいなエゴが強かったっていうか、今までの曲で。
VivaOla:なるほどね。
アツキタケトモ:もうこれ以外の意味にはとられたくないから、このリビングルームでこのコップを使って、それは青いマグカップでそれは熊の絵柄が描いてあって、そこにコーヒーを注いでミルクとガムシロちょっとずつみたいに、具体的にすることでどんどん説明臭くなってたっていうか。そこを指摘されて、良い意味でライトにしていったって言うか。
VivaOla:抽象的にする?
アツキタケトモ:そう、抽象的にしていったり、音の気持ち良さを使って、それで言葉が言葉以上の意味を持つっていうか。音に乗ってる言葉なわけだから、例えばブログで言葉だけを伝えたいんだったらその忠実性が重要だったりもする場面はあるけど、音楽に於いて、あくまで音に乗る言葉としての言葉の意味だから、何か言葉が持つ元々の意味を超えていかないと結果的にあんまり意味も伝わらないっていうか。
VivaOla:なるほど、なるほど。
アツキタケトモ:音になった時に、その言葉がその普段の言葉の意味よりも強いものを持ってるっていう状態じゃないと、歌詞にする意味がないな、みたいなことをすごく感じて。
VivaOla:ああ、難しいな。なるほど。知り合いのアーティストでKenya FujitaっていうR&Bのシンガーがいて、その人とCo-Writeしてて、音大行ってた時も作曲家だったからCo-Writeが多くて、同じ部屋でこうやってやろうみたいな、さっきのエンジニアさんの話じゃないけど、その時めっちゃ出るのは、具体性がある曲とそうじゃない曲で、書き方が変わってくるし、書く人が1人いるじゃん。誰の経験でもない曲を書くのが一番意味がないと思ってて、誰でも書ける曲は意味ない。だから例えばアツキくんが一緒に書こうってなった時に本当に青いコップでそういう話だったら残した方がいい場面もあると思うし、そうじゃないとこもあるっていうか。ここに具体性があり過ぎて、例えばアツキくんしかしない趣味があって、それは伝わらないんじゃない、みたいな。その趣味をしたときにこういう感情が出ることはみんな分かるよね、みたいな。だから、みんながもっと分かるような話にしよう、とかはなるから、すごく良いと思う、やっぱりCo-Writeみたいなものは。
アツキタケトモ:いや、ちょっと深いな、これは。
VivaOla:新曲、作ります、じゃあ(笑)?
アツキタケトモ:普通に制作に生きてきそうな。
8月23日(水) オンエア楽曲
アツキタケトモ「自演奴」BoA「VALENTI」
VivaOla「Tomorrow」
Justin Timberlake 「Cry Me A River」
アツキタケトモ「カモフラージュ」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas