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2023.06.22
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、アツキタケトモが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
FM福岡からアツキタケトモがお送りしているRoom"H"、ここからは@リビングルーム。
僕、アツキタケトモの回では、毎週1組、僕が大好きなアーティストをピックアップ。
そのアーティストへの愛を熱く語らせていただきます。この前、#RoomHのつぶやきで"一体何組分、この熱量で語れるんだろうか"みたいなプレッシャーををかけていただいてましたけれども、まだまだ全然、あの方も語りたい、あのアーティストも語りたいが、ずっとリストとしてありますので覚悟していてください(笑)。
今夜の特集アーティストは、大好きなCHAGE and ASKAです。
いやあもう、今までミスチル、スガさん、宇多田さんと来てるので、年代的には一番大御所というかベテランですけど、チャゲアスに関しては、そもそも母親が中学時代からファンでその頃からライブにも行っていたみたいで、しかもそれって全然「SAY YES」とか「YAH YAH YAH」よりもっと前なんです。
「モーニングムーン」で母親はハマったんですけど、なので80年代中盤、という時代から、母親の青春という感じで、ずっと車の中でもかけてたりとか、カラオケ行ったら必ず母親が歌ってるみたいな。逆に僕はちっちゃい頃はASKAさんの独特な節回しをちょっと理解できない部分もあって、ちょっとクセがありすぎて、受け止めきれなかったというか。
あとやっぱり母親がすごい流すから、ちょっと反抗心じゃないけど、自分で選んだものじゃないっていう感覚があってなかなかとっつきづらい部分もあったんですけど、年を重ねてきて、大学生ぐらいになったときに、"なんていい曲なんだ!"みたいになる瞬間が。
最初は往年のヒット曲、それこそ「SAY YES」にしても「YAH YAH YAH」にしても、カラオケで歌うとめちゃめちゃ上がるし。
あと「LOVE SONG」とか、そういう有名な名曲を聴いて、"めちゃめちゃいい曲じゃん!"ってなって、そこからどっぷりハマっていって。
全シングル・アルバムを、集めるのも簡単なんですね。母親がめちゃめちゃ持ってるから。
そんな感じで聴き漁りまして、この5年間に限って言うと、母親よりも聴いててるかもしれない、というぐらい好きになってっていう感じでハマっていったアーティストなので、ある意味、僕、母親のお腹の中にいるときにツアーに行ってたらしいので、母親が。
胎教ですね、僕にとって。aikoさんとか平井堅さんとか僕、幼少期に聴いてて、童謡みたいな感覚、って話したことあると思うんですけど、それを越えて胎教なのでね。CHAGE and ASKA特集していきたいなと思います。
それでは僕アツキタケトモ的CHAGE and ASKAベストソング、まず1曲目は「熱風」。これはセカンドアルバムに入ってる曲なのでかなり初期。
今日は、有名な曲はまずそんなに選ばない、メインどころを選ばないっていうのと、年代をできる限り分けるっていう、そういうテーマで選んできたんですけど、この「熱風」の時、この時期のCHAGE and ASKAっていうのはもう少し、チャゲ&飛鳥っていう形でフォークデュオみたいな感じ、今でいうと、何となくゆずとか、ああいう佇まいではないだろうけど構成としてはああいう感じだった。
もっと歌もフォークっぽい感じだったんですけどこの「熱風」って曲は何かオリエンタルな雰囲気があったりとか、あと当時まだASKAさん、今の歌唱法になってなくて結構ストレートにまだ歌ってた発音していた時期なんですけど。
でも、ちょっとこの曲はレイドバックしてタメて歌ってたりとか、今のASKAさんの歌唱法にも通ずるその源流を僕は感じてて、フォークデュオだったCHAGE and ASKAの曲ではあるんだけど、その後のCHAGE and ASKAのポップスのスタイルに繋がっていくその入口になってるような曲だなということで選んできました。
このタメ感みたいなものがその後のASKAさんの歌唱法に繋がっていってるのかなっていう、この曲聴くだけでもシンプルなフォークのデュオっていうところとは、ちょっと一線を画してる雰囲気を感じるなっていう。この時代の「ひとり咲き」とかちょっと演歌フォークみたいなスタイルの曲もそれはそれですごく素敵なメロディーラインだなとは思ってるんですけど、ただ、80年代になって、ASKAさんは洋楽のエッセンスを取り入れたりしてって、フォークデュオから独特なポップスの方向に進化していくんですけど、2曲目に選んできたCHAGE and ASKAのアツキ的ベストソングは、「風のライオン」。
だいぶ時期は飛ぶんですけど、この前の、「オンリーロンリー」ぐらいから段々そのポップスのCHAGE and ASKAの源流が見えてくるんですけど、この曲とかイントロ流れた瞬間にもう泣きそうっていう感じに僕はなっちゃうんですけど。
これ80年代の後半ぐらいなんですけど、だいぶ今のCHAGE and ASKAのスタイルというかASKAさんのスタイルも確立されてきていて、フォークデュオ的なハモリじゃなくてもっとコーラスデュオみたいな感じのコーラスワークになっていっていて。
この曲とかは、サビに行く前にファルセットが出てきてすごい高い音域に行ったりとか、そういうのって僕、自分の曲で「Period」っていう曲でいきなりAメロでオクターブ上に行くっていう、音程の起伏を作ったりしてるのって、この曲とか、この時期のCHAGE and ASKAからの影響が大きいんですけど。
あと、サビの前に、「大人の顔で」っていう歌詞があるんですけど、そこの裏のコードが1拍ずつ動いてるんですよね。コードって1小節ずつで動いたり、2拍ずつで動いたりするんですけど、めちゃめちゃ切り替わる歌のメロディーの歌、それって当時の曲としてはかなりえぐいなと思ってて。一つのメロディーの裏でめちゃめちゃコード動くみたいなことも、僕は影響を受けていて、すごく僕に影響を与えてて、それって何なんだろうって考えたら、この時期のASKAさんの作曲って歌を作るっていうよりかは、歌自体が楽器みたいな、歌も楽器の一部で器楽的な捉え方をしてるから歌メロもすごい自由、起伏がすごかったりとか。あとコードもガンガン動いたりとか、シンプルに歌を聴かせるんじゃなくて総合的なアレンジメントを考えながら作ってるんだろうなっていう感覚がして「熱風」から時を経てどれぐらい進化したのかっていうところに、着目していただきながら聴いてほしいなと思います。
いやあ、これやばいでしょ。(笑)この曲、アルバムの曲なんですけど、あんまりベストとかに入ってるような有名曲ではなくて...もしかしたらファンの間では有名曲なのかもしれないですけど、僕はこれをディスコグラフィー順に聴いてってこの曲と出会ったときにやばい!みたいな。もう覚醒してる!みたいな。僕の感覚では「オンリーロンリー」ぐらいからASKAさんのスタイルが確立されて覚醒してるなっていう、そこから無双状態が10年以上続いているようなイメージなんですけど。
個人的に大好きな6曲を厳選して、皆さんにご紹介しておりますが、4曲目に選んだのは、「You are free」。
この曲は、CHAGE and ASKAが「SAY YES」と「YAH YAH YAH」出してバカ売れしてる一番トップを独走してるような時期に一応シングルカットもされてる曲で、僕96年生まれなんですけど、その時期を知らずに生まれた人間にとってはそんなに馴染みのない曲、CHAGE and ASKAといえば、ぱっ!と出てくるような曲じゃないんですけど、当時のR&Bの感じ、ソウルの感じっていうのを完全に邦楽に落とし込んでいて、それこそ今でいう藤井風さんとかの曲との関連性もすごい高いんじゃないか、フィールとしてはかなり近いものを感じていて、さっきも言ったようにフォークデュオみたいなところから始まって洋楽ポップの影響を受けて、どんどん独自のPOPを作り上げていったっていうチャゲアスの鍛錬の成熟が見られるような楽曲で、歌詞もすごいシンプルなんだけど切なさの権化みたいな感じの曲で、とにかくやっぱり今っぽいな、古びないな、メロディーの完成度が高すぎてと思ってて。
最近ボカロ文化から派生していって展開の多い、コードの動きが多い日本のJ-POP的な曲をまとめたSpotifyの「Gacha Pop」というプレイリストが今ネット上で話題になってて、「J-POP」以降海外の人にJ-POPの特徴を伝える言葉として、Gacha Popって新しい概念を生み出しつつあるみたいなことが話題になってるんですけど、とにかくコードがめちゃめちゃ展開が多くて、メロディーのドラマチックさがすごいみたいなところでいうと、もしかしたらチャゲアスとかは意外とその源流に近いものもあるんじゃないかなっていうふうに、全然その文化とかカルチャーとしては別なんだけど、楽曲の構造としてはすごく通ずるものもあるんじゃないかなっていう。この曲、6分超えなんですけど、全然長さを感じない。
これもイントロをディスコグラフィー順に聴いてて、イントロ聴いた瞬間に、"わ、名曲!"みたいな。Aメロ始まって"わ、名曲!"みたいな(笑)。とんでもない衝撃を受けて、だから、1個下の世代っていうか、僕とかからすると、なんでこんだけやばい曲が後世に語り継がれてないのか、みたいなことを感じる曲がめちゃめちゃチャゲアスさんは多くて、だからこそ、今日はド定番からちょっと外して選んでるつもりです。
アツキタケトモがお送りしているRoom"H"、今日は僕が敬愛するアーティストCHAGE and ASKAの特集です。
5曲目に僕が選んできたのは、CHAGE and ASKAで「Here & There」です。
今まで結構ASKAさん作曲の曲でコメントも結構ASKAさんよりなことが多かったんですけど、やっぱりある種ASKAさんが自分で歌ってASKAさんが自分でハモるっていうのは、それはソロでもそういう形になるんですけど、CHAGEさんの声っていうのは、何かASKAさんとの混じりっていう意味では随一というか。
ASKAさんが他のアーティストと共演してる他のライブを見て、例えば、スタレビの根本さんがハモったりとか、根本さんってめちゃめちゃハモリ上手い人ですけど、その声も素敵だけどChageさんの声でハモリ聴きたいみたいな。
2人の声だからこそ生まれる化学反応みたいなものがきっとあると思うんですけど。という意味でChageさんはすごく重要な存在で、もちろんハモってるだけじゃなくて、Chageさん自身もソングライターで、アルバムの中でシングルはASKAさん率が相当高いですけど、アルバムの収録曲の中ではASKAさんがA面っぽい曲を書いて、Chageさんが音楽的な面白みというか、どちらかというとオルタナティブなものを作ってるっていう形のバランスなんですけど。
Chageさんはですね、2000年代にポップスのソングライターとして覚醒したんじゃないかと僕は勝手に思ってて。
もちろんそれまでも有名な曲だと、「エピローグ」とかありますけど、名曲はあるんですけど、2000年代のChageさんはマジで覚醒してて、ただ世の中的にはチャゲアスがバーンっていった後の時期ではあるから、めちゃめちゃフォーカスされてはない気がするんですけど、2000年代はChageさんがシングルを書くっていうのも多くなってたりしますし、すごく調子が、筆が乗ってきてたんじゃないかなと感じています。
この「Here and There」、CHAGE and ASKAとしてのラストシングル、ASKAさんの作曲の「Man and Woman」と同時リリースだったと思うんですけど、50枚目とかのシングルでこんなクオリティの曲書いちゃうの!みたいな驚きがあって。
サビも3段階あって、まずピークの前座じゃないけど、はい良いメロできましたよっていう雰囲気を1段階目出して、2段階目で同じコード進行なんだけどメロディーが変わって、高い音域を使うメロディーになって、だんだんドラマティックにピークを作って、3段階のところで落とすみたいな。
とにかく構造も素晴らしいし、この「Here and There」聴いた時はChageさんめっちゃノッてるな、みたいな。でもこのタイミングで活動が止まってるんだ、願わくはもうちょっと聴きたかったな、CHAGE and ASKAとしての曲を、と思ったそんな衝撃的なシングルですね。
とてつもないですよね、25周年ぐらいのタイミングでこの曲を出せるっていう、Chageさんのソングライティングの凄みみたいなものを感じますよね。
続いては、お楽しみ宅録コーナーでございます@レコーディングルーム、RoomHの住人が弾き語り宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日、僕、アツキタケトモがピックアップしたのは、CHAGE and ASKAの「恋人はワイン色」です。
そもそも僕、「天気予報の恋人」をカバーしようと思って、ファイル名に「天気予報の恋人」って打ち込んで、よし作るぞ!と思ってやってたんですけど、そのときの気分で歌いたかったのが、「恋人はワイン色」で(笑)。
何かタイトルまで書いたのに今すごい、俺、「恋人はワイン色」歌いたい!っていうその衝動に、嘘をつかずに選んできた曲です。
「天気予報の恋人」より「恋人はワイン色」の方がカバーされてないんじゃないかなと思ってApple Musicで検索したんですけど、椿屋四重奏の中田裕二さんがカバーしていて、それは僕のこの音源を作った後に知ったんですけど、そのカバーもめちゃめちゃ良くて、もう絶妙にコード進行を変えていて、それでジャンル感を変えてるんだけど、メロディーの旨みを全く捨てずに、中田さんの声の艶やかさとまたすごいマッチしていて、"うわー"みたいな、"やべー"みたいな。
ただ、僕は今回はできるだけ、なんて言うのかな、モダナイズするというか、今っぽい質感にいかにするか、だから音数を削ってちょっとネオ・ソウルっぽい感じの雰囲気にして。
元々さっきも言ったようにCHAGE and ASKAは当時の洋楽のR&Bとかのフィーリングを邦楽に落とし込もうというところがあったので、それを2020年代版でちょっとやってみようかなっていう。
Moonchildとかね、ああいう質感を出せないかなっていうところでカバーしてみました。
これ、二日酔いの日に録ったんですよ。めっちゃお酒飲んで、ちょっと虚しい飲みだったっていうか、なんか気持ちが"はーっ"ってなって、声も二日酔いでちょっとしゃがれて、ちょっと潰れてて、頭も重くて、みたいなテンションで録ったそのけだるさがめちゃめちゃセクシーだなって、自分で言うのも何だって話なんですけど。(笑)
それがすごくいい感じにマッチして、結構渾身の出来、過去イチなんじゃないかなと思っております。
これはかなり自信作というか、セクシーな感じに。この曲も、曲の内容自体に対して語ればまたもう1時間ぐらい語れちゃうんですけど。
これ歌っててさらに感じたのは、ドラマの映像的な表現で、出会い、出会いからハプニングが起きる、恋に落ちるまでを4行でポンと映像的表現を用いながら、たったの4行で文字数少なく描いてるっていう秀逸さ、改めて皆さんも歌詞を読みながら聴いていただきたいなと思います。
CHAGE and ASKA「風のライオン」
CHAGE and ASKA「熱風」
CHAGE and ASKA「天気予報の恋人」
CHAGE and ASKA 「You are free」
CHAGE and ASKA 「Here & There」
CHAGE and ASKA 「no no darlin'」
アツキタケトモ「恋人はワイン色」 (宅録カバー)
アツキタケトモ「カモフラージュ」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas
今週のMCは、アツキタケトモが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
CHAGE and ASKAを語る!@リビングルーム
FM福岡からアツキタケトモがお送りしているRoom"H"、ここからは@リビングルーム。
僕、アツキタケトモの回では、毎週1組、僕が大好きなアーティストをピックアップ。
そのアーティストへの愛を熱く語らせていただきます。この前、#RoomHのつぶやきで"一体何組分、この熱量で語れるんだろうか"みたいなプレッシャーををかけていただいてましたけれども、まだまだ全然、あの方も語りたい、あのアーティストも語りたいが、ずっとリストとしてありますので覚悟していてください(笑)。
Photo by Naoyuki Hayashi
今夜の特集アーティストは、大好きなCHAGE and ASKAです。
いやあもう、今までミスチル、スガさん、宇多田さんと来てるので、年代的には一番大御所というかベテランですけど、チャゲアスに関しては、そもそも母親が中学時代からファンでその頃からライブにも行っていたみたいで、しかもそれって全然「SAY YES」とか「YAH YAH YAH」よりもっと前なんです。
「モーニングムーン」で母親はハマったんですけど、なので80年代中盤、という時代から、母親の青春という感じで、ずっと車の中でもかけてたりとか、カラオケ行ったら必ず母親が歌ってるみたいな。逆に僕はちっちゃい頃はASKAさんの独特な節回しをちょっと理解できない部分もあって、ちょっとクセがありすぎて、受け止めきれなかったというか。
あとやっぱり母親がすごい流すから、ちょっと反抗心じゃないけど、自分で選んだものじゃないっていう感覚があってなかなかとっつきづらい部分もあったんですけど、年を重ねてきて、大学生ぐらいになったときに、"なんていい曲なんだ!"みたいになる瞬間が。
最初は往年のヒット曲、それこそ「SAY YES」にしても「YAH YAH YAH」にしても、カラオケで歌うとめちゃめちゃ上がるし。
あと「LOVE SONG」とか、そういう有名な名曲を聴いて、"めちゃめちゃいい曲じゃん!"ってなって、そこからどっぷりハマっていって。
全シングル・アルバムを、集めるのも簡単なんですね。母親がめちゃめちゃ持ってるから。
そんな感じで聴き漁りまして、この5年間に限って言うと、母親よりも聴いててるかもしれない、というぐらい好きになってっていう感じでハマっていったアーティストなので、ある意味、僕、母親のお腹の中にいるときにツアーに行ってたらしいので、母親が。
胎教ですね、僕にとって。aikoさんとか平井堅さんとか僕、幼少期に聴いてて、童謡みたいな感覚、って話したことあると思うんですけど、それを越えて胎教なのでね。CHAGE and ASKA特集していきたいなと思います。
それでは僕アツキタケトモ的CHAGE and ASKAベストソング、まず1曲目は「熱風」。これはセカンドアルバムに入ってる曲なのでかなり初期。
今日は、有名な曲はまずそんなに選ばない、メインどころを選ばないっていうのと、年代をできる限り分けるっていう、そういうテーマで選んできたんですけど、この「熱風」の時、この時期のCHAGE and ASKAっていうのはもう少し、チャゲ&飛鳥っていう形でフォークデュオみたいな感じ、今でいうと、何となくゆずとか、ああいう佇まいではないだろうけど構成としてはああいう感じだった。
もっと歌もフォークっぽい感じだったんですけどこの「熱風」って曲は何かオリエンタルな雰囲気があったりとか、あと当時まだASKAさん、今の歌唱法になってなくて結構ストレートにまだ歌ってた発音していた時期なんですけど。
でも、ちょっとこの曲はレイドバックしてタメて歌ってたりとか、今のASKAさんの歌唱法にも通ずるその源流を僕は感じてて、フォークデュオだったCHAGE and ASKAの曲ではあるんだけど、その後のCHAGE and ASKAのポップスのスタイルに繋がっていくその入口になってるような曲だなということで選んできました。
このタメ感みたいなものがその後のASKAさんの歌唱法に繋がっていってるのかなっていう、この曲聴くだけでもシンプルなフォークのデュオっていうところとは、ちょっと一線を画してる雰囲気を感じるなっていう。この時代の「ひとり咲き」とかちょっと演歌フォークみたいなスタイルの曲もそれはそれですごく素敵なメロディーラインだなとは思ってるんですけど、ただ、80年代になって、ASKAさんは洋楽のエッセンスを取り入れたりしてって、フォークデュオから独特なポップスの方向に進化していくんですけど、2曲目に選んできたCHAGE and ASKAのアツキ的ベストソングは、「風のライオン」。
だいぶ時期は飛ぶんですけど、この前の、「オンリーロンリー」ぐらいから段々そのポップスのCHAGE and ASKAの源流が見えてくるんですけど、この曲とかイントロ流れた瞬間にもう泣きそうっていう感じに僕はなっちゃうんですけど。
これ80年代の後半ぐらいなんですけど、だいぶ今のCHAGE and ASKAのスタイルというかASKAさんのスタイルも確立されてきていて、フォークデュオ的なハモリじゃなくてもっとコーラスデュオみたいな感じのコーラスワークになっていっていて。
この曲とかは、サビに行く前にファルセットが出てきてすごい高い音域に行ったりとか、そういうのって僕、自分の曲で「Period」っていう曲でいきなりAメロでオクターブ上に行くっていう、音程の起伏を作ったりしてるのって、この曲とか、この時期のCHAGE and ASKAからの影響が大きいんですけど。
あと、サビの前に、「大人の顔で」っていう歌詞があるんですけど、そこの裏のコードが1拍ずつ動いてるんですよね。コードって1小節ずつで動いたり、2拍ずつで動いたりするんですけど、めちゃめちゃ切り替わる歌のメロディーの歌、それって当時の曲としてはかなりえぐいなと思ってて。一つのメロディーの裏でめちゃめちゃコード動くみたいなことも、僕は影響を受けていて、すごく僕に影響を与えてて、それって何なんだろうって考えたら、この時期のASKAさんの作曲って歌を作るっていうよりかは、歌自体が楽器みたいな、歌も楽器の一部で器楽的な捉え方をしてるから歌メロもすごい自由、起伏がすごかったりとか。あとコードもガンガン動いたりとか、シンプルに歌を聴かせるんじゃなくて総合的なアレンジメントを考えながら作ってるんだろうなっていう感覚がして「熱風」から時を経てどれぐらい進化したのかっていうところに、着目していただきながら聴いてほしいなと思います。
いやあ、これやばいでしょ。(笑)この曲、アルバムの曲なんですけど、あんまりベストとかに入ってるような有名曲ではなくて...もしかしたらファンの間では有名曲なのかもしれないですけど、僕はこれをディスコグラフィー順に聴いてってこの曲と出会ったときにやばい!みたいな。もう覚醒してる!みたいな。僕の感覚では「オンリーロンリー」ぐらいからASKAさんのスタイルが確立されて覚醒してるなっていう、そこから無双状態が10年以上続いているようなイメージなんですけど。
個人的に大好きな6曲を厳選して、皆さんにご紹介しておりますが、4曲目に選んだのは、「You are free」。
この曲は、CHAGE and ASKAが「SAY YES」と「YAH YAH YAH」出してバカ売れしてる一番トップを独走してるような時期に一応シングルカットもされてる曲で、僕96年生まれなんですけど、その時期を知らずに生まれた人間にとってはそんなに馴染みのない曲、CHAGE and ASKAといえば、ぱっ!と出てくるような曲じゃないんですけど、当時のR&Bの感じ、ソウルの感じっていうのを完全に邦楽に落とし込んでいて、それこそ今でいう藤井風さんとかの曲との関連性もすごい高いんじゃないか、フィールとしてはかなり近いものを感じていて、さっきも言ったようにフォークデュオみたいなところから始まって洋楽ポップの影響を受けて、どんどん独自のPOPを作り上げていったっていうチャゲアスの鍛錬の成熟が見られるような楽曲で、歌詞もすごいシンプルなんだけど切なさの権化みたいな感じの曲で、とにかくやっぱり今っぽいな、古びないな、メロディーの完成度が高すぎてと思ってて。
最近ボカロ文化から派生していって展開の多い、コードの動きが多い日本のJ-POP的な曲をまとめたSpotifyの「Gacha Pop」というプレイリストが今ネット上で話題になってて、「J-POP」以降海外の人にJ-POPの特徴を伝える言葉として、Gacha Popって新しい概念を生み出しつつあるみたいなことが話題になってるんですけど、とにかくコードがめちゃめちゃ展開が多くて、メロディーのドラマチックさがすごいみたいなところでいうと、もしかしたらチャゲアスとかは意外とその源流に近いものもあるんじゃないかなっていうふうに、全然その文化とかカルチャーとしては別なんだけど、楽曲の構造としてはすごく通ずるものもあるんじゃないかなっていう。この曲、6分超えなんですけど、全然長さを感じない。
これもイントロをディスコグラフィー順に聴いてて、イントロ聴いた瞬間に、"わ、名曲!"みたいな。Aメロ始まって"わ、名曲!"みたいな(笑)。とんでもない衝撃を受けて、だから、1個下の世代っていうか、僕とかからすると、なんでこんだけやばい曲が後世に語り継がれてないのか、みたいなことを感じる曲がめちゃめちゃチャゲアスさんは多くて、だからこそ、今日はド定番からちょっと外して選んでるつもりです。
アツキタケトモがお送りしているRoom"H"、今日は僕が敬愛するアーティストCHAGE and ASKAの特集です。
5曲目に僕が選んできたのは、CHAGE and ASKAで「Here & There」です。
今まで結構ASKAさん作曲の曲でコメントも結構ASKAさんよりなことが多かったんですけど、やっぱりある種ASKAさんが自分で歌ってASKAさんが自分でハモるっていうのは、それはソロでもそういう形になるんですけど、CHAGEさんの声っていうのは、何かASKAさんとの混じりっていう意味では随一というか。
ASKAさんが他のアーティストと共演してる他のライブを見て、例えば、スタレビの根本さんがハモったりとか、根本さんってめちゃめちゃハモリ上手い人ですけど、その声も素敵だけどChageさんの声でハモリ聴きたいみたいな。
2人の声だからこそ生まれる化学反応みたいなものがきっとあると思うんですけど。という意味でChageさんはすごく重要な存在で、もちろんハモってるだけじゃなくて、Chageさん自身もソングライターで、アルバムの中でシングルはASKAさん率が相当高いですけど、アルバムの収録曲の中ではASKAさんがA面っぽい曲を書いて、Chageさんが音楽的な面白みというか、どちらかというとオルタナティブなものを作ってるっていう形のバランスなんですけど。
Chageさんはですね、2000年代にポップスのソングライターとして覚醒したんじゃないかと僕は勝手に思ってて。
もちろんそれまでも有名な曲だと、「エピローグ」とかありますけど、名曲はあるんですけど、2000年代のChageさんはマジで覚醒してて、ただ世の中的にはチャゲアスがバーンっていった後の時期ではあるから、めちゃめちゃフォーカスされてはない気がするんですけど、2000年代はChageさんがシングルを書くっていうのも多くなってたりしますし、すごく調子が、筆が乗ってきてたんじゃないかなと感じています。
この「Here and There」、CHAGE and ASKAとしてのラストシングル、ASKAさんの作曲の「Man and Woman」と同時リリースだったと思うんですけど、50枚目とかのシングルでこんなクオリティの曲書いちゃうの!みたいな驚きがあって。
サビも3段階あって、まずピークの前座じゃないけど、はい良いメロできましたよっていう雰囲気を1段階目出して、2段階目で同じコード進行なんだけどメロディーが変わって、高い音域を使うメロディーになって、だんだんドラマティックにピークを作って、3段階のところで落とすみたいな。
とにかく構造も素晴らしいし、この「Here and There」聴いた時はChageさんめっちゃノッてるな、みたいな。でもこのタイミングで活動が止まってるんだ、願わくはもうちょっと聴きたかったな、CHAGE and ASKAとしての曲を、と思ったそんな衝撃的なシングルですね。
とてつもないですよね、25周年ぐらいのタイミングでこの曲を出せるっていう、Chageさんのソングライティングの凄みみたいなものを感じますよね。
「ASKA Premium Concert Tour -Wonderful World- 2023」を観に行きました
CHAGE and ASKAの「恋人はワイン色」宅録カバー!@レコーディングルーム
続いては、お楽しみ宅録コーナーでございます@レコーディングルーム、RoomHの住人が弾き語り宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日、僕、アツキタケトモがピックアップしたのは、CHAGE and ASKAの「恋人はワイン色」です。
そもそも僕、「天気予報の恋人」をカバーしようと思って、ファイル名に「天気予報の恋人」って打ち込んで、よし作るぞ!と思ってやってたんですけど、そのときの気分で歌いたかったのが、「恋人はワイン色」で(笑)。
何かタイトルまで書いたのに今すごい、俺、「恋人はワイン色」歌いたい!っていうその衝動に、嘘をつかずに選んできた曲です。
「天気予報の恋人」より「恋人はワイン色」の方がカバーされてないんじゃないかなと思ってApple Musicで検索したんですけど、椿屋四重奏の中田裕二さんがカバーしていて、それは僕のこの音源を作った後に知ったんですけど、そのカバーもめちゃめちゃ良くて、もう絶妙にコード進行を変えていて、それでジャンル感を変えてるんだけど、メロディーの旨みを全く捨てずに、中田さんの声の艶やかさとまたすごいマッチしていて、"うわー"みたいな、"やべー"みたいな。
ただ、僕は今回はできるだけ、なんて言うのかな、モダナイズするというか、今っぽい質感にいかにするか、だから音数を削ってちょっとネオ・ソウルっぽい感じの雰囲気にして。
元々さっきも言ったようにCHAGE and ASKAは当時の洋楽のR&Bとかのフィーリングを邦楽に落とし込もうというところがあったので、それを2020年代版でちょっとやってみようかなっていう。
Moonchildとかね、ああいう質感を出せないかなっていうところでカバーしてみました。
これ、二日酔いの日に録ったんですよ。めっちゃお酒飲んで、ちょっと虚しい飲みだったっていうか、なんか気持ちが"はーっ"ってなって、声も二日酔いでちょっとしゃがれて、ちょっと潰れてて、頭も重くて、みたいなテンションで録ったそのけだるさがめちゃめちゃセクシーだなって、自分で言うのも何だって話なんですけど。(笑)
それがすごくいい感じにマッチして、結構渾身の出来、過去イチなんじゃないかなと思っております。
これはかなり自信作というか、セクシーな感じに。この曲も、曲の内容自体に対して語ればまたもう1時間ぐらい語れちゃうんですけど。
これ歌っててさらに感じたのは、ドラマの映像的な表現で、出会い、出会いからハプニングが起きる、恋に落ちるまでを4行でポンと映像的表現を用いながら、たったの4行で文字数少なく描いてるっていう秀逸さ、改めて皆さんも歌詞を読みながら聴いていただきたいなと思います。
6月21日(水) オンエア楽曲
アツキタケトモ「Outsider」CHAGE and ASKA「風のライオン」
CHAGE and ASKA「熱風」
CHAGE and ASKA「天気予報の恋人」
CHAGE and ASKA 「You are free」
CHAGE and ASKA 「Here & There」
CHAGE and ASKA 「no no darlin'」
アツキタケトモ「恋人はワイン色」 (宅録カバー)
アツキタケトモ「カモフラージュ」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas