SENSA

2023.05.18

【読むラジオ】MC:Wez Atlas ルーツソングを紹介した初回放送!「Room H」-2023.05.17-

【読むラジオ】MC:Wez Atlas ルーツソングを紹介した初回放送!「Room H」-2023.05.17-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Wez Atlasが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

皆さんこんばんは。そして初めまして。ここからの1時間はRoom"H" DJを務めます。Wez Atlasです。お引越しされた odolの森山さんと入れ替わりで、このRoom"H"に引っ越してきました。よろしくお願いします。僕は、ラッパーです。ヒップホップアーティストとして今、東京で活動してて、元々出身は大分県で、そこからアメリカのコロラド州ってとこに引っ越して、そこから東京に来て、そこでラッパーになるっていう夢を抱いて、今はそれを生きてるっていう感じです。
これから色々、自分の話とか、自分の子供のときのエピソードとか、そういうことをいっぱい話していきたいんで。みんな、お願いします。ゆっくりゆるゆるでやっていきましょう。

では早速、番組を始めていきたいと思います。この僕が担当するRoom"H"最初の曲として選んできたのは、Wez Atlasの"Damn!"です。これは最近出したミニアルバム"This Too Shall Pass"のシングルとしてリリースした曲で、starRoさんと作った曲なんですけど、最近では多分Wez Atlasといえば"Damn!"かなっていうぐらい、たくさん聴かれていて、すごく自分でも大好きな曲なんで、聴いてください。



どうだった?聴いてもらったのは、Wez Atlasの"Damn!"でした。いやいい曲でしょう、これは。誰かが言ったんだけど、BPMがちょうど散歩するテンポにちょうどいいって。この曲聴きながら永遠と歩いてられるっていう、ドライブとかにもめっちゃ合うし、なんか風を感じるようなサウンドになってて。内容はどっちかというと、ちょっとちょっと落ち込んでるときの話になってるんだけど、それをこのハッピーなサウンドに乗せて、そういう悩みも全部吹き飛ばせようぜ!っていう感じのテーマになってます。"Damn!"っていうのが、もう俺の口癖なんだけど、"ああ、もう!"みたいな表現で、僕は多分毎日34回ぐらいは言ってて、朝寝坊したら"Damn!"。電車遅れちゃって"Damn!"。コーヒー飲んでそれがめっちゃ美味しくて、"Damn!"みたいな。そういうポジティブなシチュエーションでも使えるからね、すごい万能な言葉なんでみんなも使ってください(笑)。

新住人 Wez Atlasのルーツソングを紹介!@リビングルーム

これからは@リビングルーム。僕、Wez Atlasが担当する初回の放送ということで、今日は僕のバックボーンとなっているルーツソングを何曲かピックアップしてきました。
僕は大分育ちで、8歳まで大分に住んでたんですけど、全然英語とかも子供のときは喋れなくて、お母さんが英語の先生をやってて、なんで外国人の友達とかは何人かいたんですけど、アメリカに行ってからどっぷりアメリカの現地校に放り込まれて、急に全部英語になって、その後、日本語がだんだんできなくなってきて、英語しか喋れなくなって、また日本語頑張って勉強して、みたいな。
なので今日もちょっと言葉が詰まったら急に英語になるかもしれないんで、そこはご了承ください。
これ放送しているのFM FUKUOKAなんですけど僕も親戚はめっちゃ福岡にいて、行橋とか豊前とかなんか、福岡はもうめちゃくちゃMy Footなんで、ここでラジオできるのはすごい嬉しいですね。

0歳から8歳ぐらいの間は、聴いてた音楽はお母さんが車でかけるのが結構海外のものだったりして。最初は、ブラックアイドピースの"Elephant"というアルバムと"Monkey Business"というアルバムと2枚CDあって、CDなのでもう曲順がシャッフルとかないから、曲順が決まってるじゃないですか。
だからもう今でも、曲が曲の終わりのタイミングになるともう次の曲が先に聴こえてくるみたいな。それぐらい何回も聴いてましたね。





日本の音楽でも、ラブサイケデリコとか、よく聴いてて、"Greatest Hits"ってアルバムお母さんが持ってて、それもめっちゃ印象的でしたね。
今僕がやってる、英語と日本語を混ぜて、作詞をするっていうのを、ラブサイケデリコの方は、あの時からやってたから、何か今思い返すと結構影響されたのかなとか思ったりしますね。その中から1曲ちょっと流したいんですけど、"Last Smile"って曲が僕、特に好きで、なんかすごくチルな曲で、歌詞もあんまりその時の子供の自分には何の話してんのか分かんないけど、なんか印象的なフレーズがいっぱい入ってて、どういう意味なんだろうとかって考えてたりしてたのを覚えてますね。



うわー、懐かしい。めっちゃ聴いてました、これ。なんか今、聴くとちょっと悲しい感じの曲なのかなって印象ですけど、全然悲しいムードにはなってなかったですね当時は。やっぱりその所々に入ってくる英語がすごく気持ちよくて。なんかすごくクールだなって、その時から思ってましたね。いいですね、いつかラブサイケデリコさん会ってみたいですね。聴いてました!って言ってみたいな。

僕は、8歳の頃にアメリカに引っ越して、コロラド州っていうとこなんですけど、コロラドはどっちかというと西部、アメリカの西寄りで、西側からカリフォルニア、ネバダ、ラスベガスがあるとこでその次ユタその次がコロラドで西海岸から四つ、内側に入ったとこにあるんですけど。
めちゃくちゃ自然が豊かなところで、もう年内300日は晴れてて、みんなすごい健康的っていうか、みんな何かサイクリングとかハイキングとか、めっちゃ体動かすような人がいっぱいいて。夏休みとかもう、毎日外にいたから焼けてて、毎日外で遊んでて、なんか夏の日がすごく長かったの覚えてますね。夜9時ぐらいまでずっと明るいみたいな。めっちゃ楽しかった日々でした。そこで向こうの現地校に入って、すっかりアメリカ人になってっていう。感じで。向こうの給食とかが結構衝撃で、毎週ピザが1週間に1回は出る、ピザの日みたいな。ピザの日はもうピザしか食べれない、もう他の選択肢がないっていう感じで、もう本当アメリカって感じでしたね。
でも、途中で俺そういうのだんだん飽きてきて、お母さんにおにぎりとか作ってくれない?って言ったりしてたの覚えてますね。
それ学校に持ってったら、友達が「Yo,Bro,what is that?」「何それ?」みたいな、言われてでもちょっと何か自慢げに「Yo, this is ONIGIRI, Bro. Japanese food,Men」みたいな。

ちょっとそこからJapanese プライドを持ち始めたりして。アメリカに住んでたときも、ずっと車ん中で音楽聴いてて、基本、最初の頃は、音楽との触れ合いは全部車ん中でしたね。
日本ではCDで。向こうでは、ラジオステーション、ヒップホップステーションとかをずっと聴いてて。お母さんがヒップポップとかブラックミュージックが好きだったので、必ず車の中でヒップホップステーションを聴いてて。でもたまにちょっとチャンネル変えて、カントリーとか、あとマリアチっていうメキシコの音楽とかを聴いたり、クリスチャンロックとか、何かステーションによってもう全部ジャンルが決まってるから、その日のムードに合わせてみたいな。
でも基本はヒップホップステーションでしたね。"997 the Party"ってやつと"KS1075"っていう、まだ覚えてるんですけど、多分今も普通にやってますね、その二つのチャンネルは。コロラドのデンバーのチャンネルでめっちゃ聴いてました。その中で、最初はゴリゴリなヒップホップじゃなくて、どっちかというとポップ寄りなものに多分耳が行ってて、最初はMacklemoreの曲とかがその時当時2011か12年ぐらいにめっちゃ流行ってて、それはもう、ずっと一緒に口ずさんでましたね。めちゃくちゃ早口のパートがあって、何故かその早口がすごい好きで、完璧に真似しようとする、ていう遊びをしてて。それで多分今、そのおかげで滑舌がすごい良くなったっていうか、ラップするときの早口が簡単にできるっていうか。EMINEMとかMacklemoreとかその白人ラッパーとかが早口が好きだから、それを真似したりしてましたね。

VivaOla@My Buddy

FM FUKUOKAからお送りしているRoom"H"、初回ちょっと緊張してましたけど、何とかやってけるかと思います。次は"My Buddy"っていうコーナーです。僕が仲良くしてるミュージシャンを紹介させてもらう時間です。
今日は、もうMy Buddyはまずはこの人を紹介しなきゃっていう、絶対的なベストフレンドVivaOlaくんです。Wez Atlasを知ってくれてたら多分絶対VivaOlaを知ってて、VivaOla知ってくれたら多分絶対Wez Atlas知ってるっていう。
もう最初から一緒の仲間ですね、彼は。高校が一緒で、そこからお互い別々の大学に行ったけど、たまに会って、曲作ったりして、VivaOlaはR&Bアーティストで、めちゃくちゃかっこいいですね。今、次のアルバムを準備してるっぽくて、俺はちょっと聴かせてもらったんだけど、マジでやばかった。「Crazy,Men!」次のVivaOlaが一番楽しみってぐらい。今までもすごい良い作品たくさん出してるけど、次は化けましたね、ちょっと怪物になりましたね。めっちゃ楽しみです。多分そろそろ次のシングルとかも出るんじゃないかな。
みんな楽しみにしててください。そうですね、とりあえず先にちょっと聴いてもらおうかな、VivaOlaの特に最近、僕がはまってるVivaOlaの曲"REFERENCE"っていうEPがあって、そのオリジナルミックスKRICKプロデュースの曲です。



はい。これがVivaOlaです。めちゃくちゃかっこいいですね。VivaOlaは15歳で初めて出会って、もうね、お互いただの子供だったっていうかWez AtlasとVivaOlaの欠片もなかったですね、そのときは。Vivaは、めっちゃマッシュルームカットで、ビートルズみたいな、しいたけみたいな感じで眼鏡つけて、俺もしいたけみたいなマッシュルームカットで、2人とも何かビートルズみたいな見た目してて、彼はジャズ部に入ってて、高校で俺はサッカー部に入ったんですけど、最初は別にめっちゃくちゃ仲良かったわけじゃなくて、なんか親が仲良かったんですよね。お母さん同士が何かたまにお茶したりとか、してて、僕らもそれについてって、結果仲良くなったっていうか。お母さんについていってて、最初なんかどっかのスタバで、親がこうお喋りしてる間に、ハングル、韓国語の文字をずっとVivaOlaに教えてもらってたの覚えてますね。
そこから色んなものを教えてもらってますね。VivaOlaはやっぱり音楽センスすごくて、音楽知識もすごいから、僕は割といろいろ勘でやってるタイプの人なんですけど。彼はめちゃくちゃ考えてやってるから、そこも多分、良いバランスっていうかお互いから吸収できるものがあったりして、多分それでずっと、関係が続いてるっていうか。常に何かを意識高く、お互い高め合うみたいな。勝手に思ってるんですけど。ていう感じの僕にとっては欠かせない存在のVivaOlaくんです。もうコラボとかはもう何回もしてて、ちょっと次回呼びたいです。VivaOla来てくれるからちょっと一緒にお喋りしたいな。
なので、次の放送ではVivaOlaがいるかもしれません。なんで楽しみにしててください。

5月17日(水) オンエア楽曲
Wez Atlas「Damn」
LOVE PSYCHEDELICO 「Last Smile」
Macklemore & Ryan Lewis Feat. Ray Dalton「Can't Hold Us」
J. Cole 「Work Out」
J. Cole「January 28th」
VivaOla「Reference Original Mix」
Wez Atlas 「Life's a Game」

LIVE INFORMATION

SIMCITY
2023年5月19日(金)
下北沢ADRIFT

OUTDOOR PARK 2023
2023年5月20日(土)
大阪万博記念公園

KOBE MELLOW CLUES 2023
2023年5月21日(日)
神戸メリケンパーク

SHIBUYA SOUND RIVERSE 2023
2023年6月3日(土)
渋谷6会場サーキット



番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
202211_KurokawaYuji_main_s.jpg
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

atsukitaketomo_artistph.jpg
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト @atsukitaketomo @atsukitaketomo

WezAtlas_1000.jpg
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas


LINK
FM福岡「Room "H"」

気になるタグをCHECK!