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2022.12.23
大阪をベースに活動する4人組、DENIMSの全国ワンマンツアー『DENIMS ONE MAN TOUR "Sing a Simple Song"』。その3本目となる12月16日（金）京都・磔磔公演に潜入してきました！レポートするのは私、大阪のラジオ局FM802のDJ板東さえかです。
このレポートでは、これからツアーであなたの街へと向かうDENIMSが、今どんなモードで、どんなライブを繰り広げているのかをお伝えし、行くと決めているあなたにはさらなるワクワクを、行くか迷っているあなたにはほんのちょっとでも後押しができたらと思います。
（楽しみにしてもらいたいセットリストについては触れませんのでご安心を！）
この日ライブの直前、釜中健伍（Gt/Vo）は「（1本目の）神戸と（2本目の）横浜がすごくよくて、お客さんの雰囲気も戻ってきた感じがする」と言っていた。ツアー序盤ですでに手応えを実感している様子が伺えて、期待値が上がった。
おなじみのSEでライブがスタートすると、バンドの演奏へと移る瞬間から一気に仕上がったグルーヴを作り上げる4人。自然と身体が揺れ、踊れて、拳が挙がる。演奏が続いていく中で"DENIMSが送るパーティーが帰ってきた！"と実感した。
この日改めて感じたDENIMSの魅力は、とにかく"いい音"。こだわった音作り、曲間の繋ぎやライブアレンジから、楽器そのものに魅了される演奏力。そして技術だけでは生まれない、バンドならではのグルーヴもやはり凄まじくよい。DENIMSのライブに行って"なんだこのかっこよさ!?"と感じたら、それはDENIMSのグルーヴそのもの。音源から感じられる各パートの音、フレージング、そしてアンサンブルへのこだわりは、ライブになると何倍にもよさを増して響く。結成10年目、深みを増したDENIMSのグルーヴ力は、ライブでこそ本領発揮される。
特筆すべきは、今回のツアーで進行している、とある企画。
DENIMS初のコラボ楽曲としてリリースされた「ふたり feat.アユニ・D」。その『アユニ・Dパートを歌ってくれるシンガーを各地で募集。応募方法は各種SNSにハッシュタグ #ゴトウチD & #出演希望県名 の2つを付けて好きな方法で歌唱動画をアップするだけ！』その名も『ゴトウチ・D』。
実際この曲を初めて聴いた時からアユニ・Dのパートは歌ってみたくなるコーラスとメロディーだと思っていたが、まさか各地でゲストがオンステージするとはなんとも愉快で心躍る企画だこと。すでに開催された神戸編、横浜編での模様がバンドのSNSで公開されており、動画を観てるだけでも興奮ものなのだが、果たして一体どんな時間になるのだろうか。
京都編では、自身もバンドを組んでいながら担当はドラムだという『かほすけ』さんが参加。彼女は、人生で初めて買ったレコードがDENIMSの前作『makuake』（2019）だそうで、その想いや緊張感が伝わってきて、なんだか親心のような感情が湧いた。ステージは、ひとりの女の子がバンドの音に乗って逞しく歌い上げる姿にグッとくる、とてもよい時間だった。そしてそんな感動を生み出せるDENIMSのバンド力。「ふたり feat.ゴトウチ・Dかほすけ」は、間違いなくこの日のハイライトだった。
これがこのあとも各地で行われると思うと楽しみでならない。少しでも気になる方は思い切って参加してみてほしいし、各地、その勇者を温かく盛大に迎え入れ、大いに楽しんでもらいたい！
その他、リリースを控えているニューアルバム『ugly beauty』に収録される新曲も多数披露。「新曲やります！」と添えられるたびにどんな曲なのか身構える自分がいたが、"どうだ！"と言わんばかりの自信が感じられるパフォーマンスに"最高にええやん...！"と返したくなる、そんなキャッチボールの連続だったように思う。
MCで釜中が「このツアーがバンドを10年やってきて、いちばん楽しい。初期衝動やシンプルな音楽への愛を伝えたくてつけた」とツアータイトル『Sing a Simple Song』に込めた想いを話す場面も印象的だった。その想いの通り、今のDENIMSが作るライブ空間は、難しく考えすぎないでパーティーしよう！というムードに包まれていて、それはDENIMSが最初にくれた衝撃だったなと思い出させてくれるものだった。
ライブが終わった頃にはあの曲もこの曲もよかったな、と余韻に浸れる満足感。会場に足を運んだお客さんたちは、帰り道どの曲を聴きたくなるのだろうか。ちなみに私は「ふたり feat.アユニ・D」を3回リピートした（笑）。
バンドは10周年を迎え、「大人になって知識や経験が身についたけど、考えすぎて曲作りに難しさを感じることもあった」（釜中健伍のMC）と。だからこそ初期衝動を思い出し、シンプルでピュアな想いを今一度見つめ直す。そうやって生み出され、形になったアルバム『ugly beauty』が、もうすぐ私たちの元へと届く。難しいことは考えず、音に身を任せるだけ。その心地よさで包み込んでくれる今のDENIMSをぜひ観に行ってほしい。
文：板東さえか
撮影：原田昴
DENIMS「ugly beauty」
2023年1月18日（水）
品番：OSAMI-0006
価格：¥2,800（税込）
Track：
1．Life Is Good
2．syotyu-mimai
3．ひかり
4．ふたり feat.アユニ・D
5．AIWO
6．way back
7．Midnight Drive
8．RAGE
9．Too dry to die
10．Story of the Mountain side
11．LAST DANCE
12．ugly beauty
試聴はこちら
2023年1月21日（土）
福岡 BEAT STATION
2023年1月22日（日）
広島 4.14
2023年2月5日（日）
高松 TOONICE
2023年2月12日（日）
札幌 ベッシーホール
2023年2月23日（木・祝）
名古屋 CLUB QUATTRO
2023年2月25日（土）
金沢 GOLD CREEK
2023年2月26日（日）
新潟 RIVERST
2023年3月12日（日）
大阪 BIGCAT
2023年3月23日（木）
仙台 enn 2nd
2023年3月25日（土）
恵比寿 リキッドルーム
＜チケット情報＞
各地一般発売中！
受付URL：https://w.pia.jp/t/denims/
@DENIMS_official
@denims_official
このレポートでは、これからツアーであなたの街へと向かうDENIMSが、今どんなモードで、どんなライブを繰り広げているのかをお伝えし、行くと決めているあなたにはさらなるワクワクを、行くか迷っているあなたにはほんのちょっとでも後押しができたらと思います。
（楽しみにしてもらいたいセットリストについては触れませんのでご安心を！）
この日ライブの直前、釜中健伍（Gt/Vo）は「（1本目の）神戸と（2本目の）横浜がすごくよくて、お客さんの雰囲気も戻ってきた感じがする」と言っていた。ツアー序盤ですでに手応えを実感している様子が伺えて、期待値が上がった。
おなじみのSEでライブがスタートすると、バンドの演奏へと移る瞬間から一気に仕上がったグルーヴを作り上げる4人。自然と身体が揺れ、踊れて、拳が挙がる。演奏が続いていく中で"DENIMSが送るパーティーが帰ってきた！"と実感した。
この日改めて感じたDENIMSの魅力は、とにかく"いい音"。こだわった音作り、曲間の繋ぎやライブアレンジから、楽器そのものに魅了される演奏力。そして技術だけでは生まれない、バンドならではのグルーヴもやはり凄まじくよい。DENIMSのライブに行って"なんだこのかっこよさ!?"と感じたら、それはDENIMSのグルーヴそのもの。音源から感じられる各パートの音、フレージング、そしてアンサンブルへのこだわりは、ライブになると何倍にもよさを増して響く。結成10年目、深みを増したDENIMSのグルーヴ力は、ライブでこそ本領発揮される。
特筆すべきは、今回のツアーで進行している、とある企画。
DENIMS初のコラボ楽曲としてリリースされた「ふたり feat.アユニ・D」。その『アユニ・Dパートを歌ってくれるシンガーを各地で募集。応募方法は各種SNSにハッシュタグ #ゴトウチD & #出演希望県名 の2つを付けて好きな方法で歌唱動画をアップするだけ！』その名も『ゴトウチ・D』。
実際この曲を初めて聴いた時からアユニ・Dのパートは歌ってみたくなるコーラスとメロディーだと思っていたが、まさか各地でゲストがオンステージするとはなんとも愉快で心躍る企画だこと。すでに開催された神戸編、横浜編での模様がバンドのSNSで公開されており、動画を観てるだけでも興奮ものなのだが、果たして一体どんな時間になるのだろうか。
京都編では、自身もバンドを組んでいながら担当はドラムだという『かほすけ』さんが参加。彼女は、人生で初めて買ったレコードがDENIMSの前作『makuake』（2019）だそうで、その想いや緊張感が伝わってきて、なんだか親心のような感情が湧いた。ステージは、ひとりの女の子がバンドの音に乗って逞しく歌い上げる姿にグッとくる、とてもよい時間だった。そしてそんな感動を生み出せるDENIMSのバンド力。「ふたり feat.ゴトウチ・Dかほすけ」は、間違いなくこの日のハイライトだった。
これがこのあとも各地で行われると思うと楽しみでならない。少しでも気になる方は思い切って参加してみてほしいし、各地、その勇者を温かく盛大に迎え入れ、大いに楽しんでもらいたい！
その他、リリースを控えているニューアルバム『ugly beauty』に収録される新曲も多数披露。「新曲やります！」と添えられるたびにどんな曲なのか身構える自分がいたが、"どうだ！"と言わんばかりの自信が感じられるパフォーマンスに"最高にええやん...！"と返したくなる、そんなキャッチボールの連続だったように思う。
MCで釜中が「このツアーがバンドを10年やってきて、いちばん楽しい。初期衝動やシンプルな音楽への愛を伝えたくてつけた」とツアータイトル『Sing a Simple Song』に込めた想いを話す場面も印象的だった。その想いの通り、今のDENIMSが作るライブ空間は、難しく考えすぎないでパーティーしよう！というムードに包まれていて、それはDENIMSが最初にくれた衝撃だったなと思い出させてくれるものだった。
ライブが終わった頃にはあの曲もこの曲もよかったな、と余韻に浸れる満足感。会場に足を運んだお客さんたちは、帰り道どの曲を聴きたくなるのだろうか。ちなみに私は「ふたり feat.アユニ・D」を3回リピートした（笑）。
バンドは10周年を迎え、「大人になって知識や経験が身についたけど、考えすぎて曲作りに難しさを感じることもあった」（釜中健伍のMC）と。だからこそ初期衝動を思い出し、シンプルでピュアな想いを今一度見つめ直す。そうやって生み出され、形になったアルバム『ugly beauty』が、もうすぐ私たちの元へと届く。難しいことは考えず、音に身を任せるだけ。その心地よさで包み込んでくれる今のDENIMSをぜひ観に行ってほしい。
文：板東さえか
撮影：原田昴
RELEASE INFORMATION
DENIMS「ugly beauty」
2023年1月18日（水）
品番：OSAMI-0006
価格：¥2,800（税込）
Track：
1．Life Is Good
2．syotyu-mimai
3．ひかり
4．ふたり feat.アユニ・D
5．AIWO
6．way back
7．Midnight Drive
8．RAGE
9．Too dry to die
10．Story of the Mountain side
11．LAST DANCE
12．ugly beauty
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
DENIMS ONE MAN TOUR "Sing a Simple Song"
2023年1月21日（土）
福岡 BEAT STATION
2023年1月22日（日）
広島 4.14
2023年2月5日（日）
高松 TOONICE
2023年2月12日（日）
札幌 ベッシーホール
2023年2月23日（木・祝）
名古屋 CLUB QUATTRO
2023年2月25日（土）
金沢 GOLD CREEK
2023年2月26日（日）
新潟 RIVERST
2023年3月12日（日）
大阪 BIGCAT
2023年3月23日（木）
仙台 enn 2nd
2023年3月25日（土）
恵比寿 リキッドルーム
＜チケット情報＞
各地一般発売中！
受付URL：https://w.pia.jp/t/denims/
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オフィシャルサイト@DENIMS_official
@denims_official
