- TOPICS
- FEATURE
2021.12.09
【読むラジオ】MC:松本大(LAMP IN TERREN) EP『A Dream Of Dreams』紹介!「Room H」 -2021.12.08-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、LAMP IN TERRENの松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)FM福岡からLAMP IN TERRENの松本大が送りしている、Room "H"。ここからは@リビングルーム。最近僕がハッとしたことと、今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。今日は12月8日に配信リリースされました、LAMP IN TERRENの新しい EP『A Dream Of Dreams』についてお話しします。
直近にリリースされた2曲、「心身二元論」と「ニューワールド・ガイダンス」に新曲の「カームダウン」をプラスした3曲収録。ということで『A Dream Of Dreams』...なんと言いますか、『夢から醒めた夢』みたいな意味です。僕の音楽の原点って、少なからずそれが結構あるんですよね。『夢から醒めた夢』というお芝居というかミュージカルがありまして、中学校の時に、授業の一環で選べるコースみたいなのがあり、演劇コース、体育のコース、パソコン関係のコースかな...。その中から演劇コースを選んで、一番最初に先生たちが用意してくれた舞台が、『夢から醒めた夢』で、僕の原点みたいなところでもあるんですね。今年いろいろ自分たちの状況が変わっていく中で、15周年ということもあり、区切りをつけるタイミングにもなったかなと思って、"夢から醒めていく"というような感じが自分の中にあるんですよ。現実が始まる感じがするんですよ。なので直感でこのタイトルを選びました。
それでジャケットには僕、松本大が書き下ろしたイラストを使用しています。宇宙飛行士が描かれています。あれがガガーリンということにあまり気づかれないという...ガガーリン見ながら描いたんですよ。なぜガガーリン見ながら描いたかと言うと、ガガーリンのこと好きなんですよね、特に顔が。。。
それではこの辺りで今日配信となった『A Dream Of Dreams』の3曲を改めて紹介していこうと思います。まず1曲目に収録されている「カームダウン」ですが、「カームダウン」は"落ち着け"ってことですね。この曲を書いたのは、今年の頭か昨年の暮れだったか、緊急事態宣言が発令されたりされなかったり、いつが緊急事態宣言中でどうなのかもわかんない。ムカつくものがたくさんある、会社だとか政治とか、身の回りの友達だとか、いろんなものにムカつくっていう。怒りの文章というか、SNS見てるとそんな感じがあるんですね。みんなの本音が出てくるというか、誰かを攻撃したり、ある事無い事言ってみたり、自暴自棄になってみたりというのが、ものすごい散見されました。そういうものがすぐ目に飛び込んできた時期に、この曲を作ってました。反対側に行きたくなっちゃって、「なんかやだなー」と思って。最近世の中を見ながら、どういう風にあたって行こうかなと。ただ「カームダウン」と思ってるんだけど、たぶん俺もすごいムカついてたというか、イライラしてたというか。それは今聴いても歌詞の中にある気がします。その混沌とした部分が、スタンプみたいな感じで残ってる。特に2番のAメロ終わった後ぐらいから、怒りみたいな渦巻いてる感じというのを出したいと言いながら、アレンジを作っていったので、その感じが出てるんじゃないかなと思います。
続いてEPの2曲目「心身二元論」です。この曲は「カームダウン」と同時期に作ってた曲ではあるんですけど、歌詞が反対のように見えて、俺の中では割と一緒だなと。そりゃあ同じ人間だからそうなるだろうと思うんですけど、俺の中で3曲ともテーマが同じなんですよね。夜道を歩いてるというか、どうやってこの世の中の上に立っていられるかみたいなところが、3曲とも通じてあるなと思います。アウトプットの仕方が違うというか...だから根本的にはすごく同じことを言っています。生きていたいということだったり、人並みに嫌だなと思いながら生きてるよということだと思う。自己主張は結構ありますね。言いたいことがものすごくあったのかもしれない。いや、なきゃ書けないのかもしんないけど。だから難しいなあ。
でも、受け取ったものが全てだと思います。皆さんが聴いてそこに何かあれば、それも僕が残したかったことの一つだし、何もなかったとしたら、それもそれかなと思います。何かしら受け取ってもらえること祈っております。自由に聴いて下さい。
3曲目は、「ニューワールド・ガイダンス」。この曲は、渋谷のボヤを見たところから曲作りを始めました。マクドナルドの前あたりで、本当に小さいダンボールが燃えて火が上がっていて、警察の方たちが駆け寄って、消化器をかけている、そんなところから始まった気がします。何かしら曲を作りたいと思いながら、その日渋谷を歩いてて、あのボヤを見ながら「これだ!」と思った自分はいましたね。この感じが今の俺に足りないんだという。例えば、火炎瓶を投げるような、そういう気概があの日の自分に足りないと思っていて、そのままの気持ちで書いたというのが、「ニューワールド・ガイダンス」だったと思います。
何かを変えたいっていうのは、すごくあったと思います。でもそれはリセットしたいとかそういうことではなく、「ニューワールド・ガイダンス」というと、「ニューワールド」という言葉があるから、また始まるみたいな意味にも捉えられるかもしれないですけど、ずっと続いているという事に変わりはなくて、ただこのままで居たくない、変わりたいという気持ちがありました。生ぬるい生活を送っていると、どうしても「こんなんじゃいけない、もっと燃えて生きたい、炎が足りないぜ!」と思いながら、なんかそういうような感じになっちゃうんですよ、振り払いたくなるというか。続けるために作った曲ではあるんですけど、この曲は自分の人生でちょっとキーになりましたね。タームポイントになった気がします。
何周もして欲しいですね。「ニューワールド・ガイダンス」を聴いた後に、「カームダウン」にも戻って聴いて欲しいなと思います。そのような感じでグルグル、夜道を歩きながら聴いてもらえればと思います。「カームダウン」でちょっと楽しくなって、「心身二元論」でもっと楽しくなって、「ニューワールド・ガイダンス」で頭振って歩いたりしてね。それを繰り返すというか、サウナみたいな感じになるかもしれないですね。ということで皆さんLAMP IN TERRENの新作EP『A Dream Of Dreams』たくさん聴いてください。
続いては、宅録コーナー@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日松本大がピックアップしたのは、というか以前録って、前に別の局でオンエアされているバージョンなんですけども。BUMP OF CHICKENの「ひとりごと」という曲です。1回だけBUMP OF CHICKENフィーチャー回みたいなのがありまして、いろんなバンドがBUMPの曲をカバーするという企画だったんですけど。そのために作ったアレンジになってて、歌以外はこれ宅録なんですよ。歌はレコーディングのついでに録ったという感じだったんですけど、僕の家でアレンジ作って、それで健仁が家でベース弾いて、真ちゃんも家でギター弾いてて、ドラムだけ打ち込みで、アコギ録ったりとかいろいろしながら、全部僕の家で完結した曲になってます。
それで1回しか流れてないのがもったいないなと思って、きっかけがそういうBUMP OF CHICKENフィーチャー回みたいなのではあったけど、この曲にはすごく救われたというか。中学生の頃に初めて聴いたんですけど、その頃の自分の言葉にできない感じというところに、スッと寄り添ってくれた感じがあったんですよね。なのでたぶん一生、藤原基央さんには頭が上がりません。
お送りしたのはLAMP IN TERRENで BUMP OF CHICKEN の「ひとりごと」のカバーでした。横でスタッフさんに「苦労したところはありますか?」と聞かれたんですけど、苦労したのはその企画を提示されてから、締め切りまで一週間もなかったということですかね(笑)。「え?今から作り始めて、今から曲選んで、アレンジして、納品するのが5日後とかですか?」みたいな。「それ間に合う?」みたいなスケジュールだったなと思います。
「Romantic Egoist」の歌録りの日に被っていたから良かったけど。だから「Romantic Egoist」のアレンジを作りながら、「ひとりごと」のアレンジ作って、それでメンバーには「Romantic Egoist」の方でいろいろ考えてもらうというのをやってもらわなきゃいけなかったから、「ひとりごと」はだいたい俺が1人でアレンジを考えましたね。選曲で何にするかで結構1日迷って、実質ほぼ3日ぐらいで作った感じだったので、よく頑張りました。ということで@レコーディングルームのコーナーでした。次回もお楽しみに。
LAMP IN TERREN「カームダウン」
LAMP IN TERREN「心身二元論」
LAMP IN TERREN「ニューワールド・ガイダンス」
折坂悠太「爆発」
The Beatles「The Long And Winding Road」
LAMP IN TERREN「ひとりごと」カバー
日食なつこ「竜巻のおどる日」
John Lennon & Yoko Ono「Happy Xmas (War Is Over)」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #FM福岡 #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年11月17日に、EP「pre」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、LAMP IN TERRENの松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)FM福岡からLAMP IN TERRENの松本大が送りしている、Room "H"。ここからは@リビングルーム。最近僕がハッとしたことと、今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。今日は12月8日に配信リリースされました、LAMP IN TERRENの新しい EP『A Dream Of Dreams』についてお話しします。
EP『A Dream Of Dreams』について
直近にリリースされた2曲、「心身二元論」と「ニューワールド・ガイダンス」に新曲の「カームダウン」をプラスした3曲収録。ということで『A Dream Of Dreams』...なんと言いますか、『夢から醒めた夢』みたいな意味です。僕の音楽の原点って、少なからずそれが結構あるんですよね。『夢から醒めた夢』というお芝居というかミュージカルがありまして、中学校の時に、授業の一環で選べるコースみたいなのがあり、演劇コース、体育のコース、パソコン関係のコースかな...。その中から演劇コースを選んで、一番最初に先生たちが用意してくれた舞台が、『夢から醒めた夢』で、僕の原点みたいなところでもあるんですね。今年いろいろ自分たちの状況が変わっていく中で、15周年ということもあり、区切りをつけるタイミングにもなったかなと思って、"夢から醒めていく"というような感じが自分の中にあるんですよ。現実が始まる感じがするんですよ。なので直感でこのタイトルを選びました。
それでジャケットには僕、松本大が書き下ろしたイラストを使用しています。宇宙飛行士が描かれています。あれがガガーリンということにあまり気づかれないという...ガガーリン見ながら描いたんですよ。なぜガガーリン見ながら描いたかと言うと、ガガーリンのこと好きなんですよね、特に顔が。。。
1曲目:「カームダウン」紹介
それではこの辺りで今日配信となった『A Dream Of Dreams』の3曲を改めて紹介していこうと思います。まず1曲目に収録されている「カームダウン」ですが、「カームダウン」は"落ち着け"ってことですね。この曲を書いたのは、今年の頭か昨年の暮れだったか、緊急事態宣言が発令されたりされなかったり、いつが緊急事態宣言中でどうなのかもわかんない。ムカつくものがたくさんある、会社だとか政治とか、身の回りの友達だとか、いろんなものにムカつくっていう。怒りの文章というか、SNS見てるとそんな感じがあるんですね。みんなの本音が出てくるというか、誰かを攻撃したり、ある事無い事言ってみたり、自暴自棄になってみたりというのが、ものすごい散見されました。そういうものがすぐ目に飛び込んできた時期に、この曲を作ってました。反対側に行きたくなっちゃって、「なんかやだなー」と思って。最近世の中を見ながら、どういう風にあたって行こうかなと。ただ「カームダウン」と思ってるんだけど、たぶん俺もすごいムカついてたというか、イライラしてたというか。それは今聴いても歌詞の中にある気がします。その混沌とした部分が、スタンプみたいな感じで残ってる。特に2番のAメロ終わった後ぐらいから、怒りみたいな渦巻いてる感じというのを出したいと言いながら、アレンジを作っていったので、その感じが出てるんじゃないかなと思います。
2曲目:「心身二元論」紹介
続いてEPの2曲目「心身二元論」です。この曲は「カームダウン」と同時期に作ってた曲ではあるんですけど、歌詞が反対のように見えて、俺の中では割と一緒だなと。そりゃあ同じ人間だからそうなるだろうと思うんですけど、俺の中で3曲ともテーマが同じなんですよね。夜道を歩いてるというか、どうやってこの世の中の上に立っていられるかみたいなところが、3曲とも通じてあるなと思います。アウトプットの仕方が違うというか...だから根本的にはすごく同じことを言っています。生きていたいということだったり、人並みに嫌だなと思いながら生きてるよということだと思う。自己主張は結構ありますね。言いたいことがものすごくあったのかもしれない。いや、なきゃ書けないのかもしんないけど。だから難しいなあ。
でも、受け取ったものが全てだと思います。皆さんが聴いてそこに何かあれば、それも僕が残したかったことの一つだし、何もなかったとしたら、それもそれかなと思います。何かしら受け取ってもらえること祈っております。自由に聴いて下さい。
3曲目:「ニューワールド・ガイダンス」紹介
3曲目は、「ニューワールド・ガイダンス」。この曲は、渋谷のボヤを見たところから曲作りを始めました。マクドナルドの前あたりで、本当に小さいダンボールが燃えて火が上がっていて、警察の方たちが駆け寄って、消化器をかけている、そんなところから始まった気がします。何かしら曲を作りたいと思いながら、その日渋谷を歩いてて、あのボヤを見ながら「これだ!」と思った自分はいましたね。この感じが今の俺に足りないんだという。例えば、火炎瓶を投げるような、そういう気概があの日の自分に足りないと思っていて、そのままの気持ちで書いたというのが、「ニューワールド・ガイダンス」だったと思います。
何かを変えたいっていうのは、すごくあったと思います。でもそれはリセットしたいとかそういうことではなく、「ニューワールド・ガイダンス」というと、「ニューワールド」という言葉があるから、また始まるみたいな意味にも捉えられるかもしれないですけど、ずっと続いているという事に変わりはなくて、ただこのままで居たくない、変わりたいという気持ちがありました。生ぬるい生活を送っていると、どうしても「こんなんじゃいけない、もっと燃えて生きたい、炎が足りないぜ!」と思いながら、なんかそういうような感じになっちゃうんですよ、振り払いたくなるというか。続けるために作った曲ではあるんですけど、この曲は自分の人生でちょっとキーになりましたね。タームポイントになった気がします。
何周もして欲しいですね。「ニューワールド・ガイダンス」を聴いた後に、「カームダウン」にも戻って聴いて欲しいなと思います。そのような感じでグルグル、夜道を歩きながら聴いてもらえればと思います。「カームダウン」でちょっと楽しくなって、「心身二元論」でもっと楽しくなって、「ニューワールド・ガイダンス」で頭振って歩いたりしてね。それを繰り返すというか、サウナみたいな感じになるかもしれないですね。ということで皆さんLAMP IN TERRENの新作EP『A Dream Of Dreams』たくさん聴いてください。
BUMP OF CHICKEN「ひとりごと」カバー@レコーディングルーム
続いては、宅録コーナー@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日松本大がピックアップしたのは、というか以前録って、前に別の局でオンエアされているバージョンなんですけども。BUMP OF CHICKENの「ひとりごと」という曲です。1回だけBUMP OF CHICKENフィーチャー回みたいなのがありまして、いろんなバンドがBUMPの曲をカバーするという企画だったんですけど。そのために作ったアレンジになってて、歌以外はこれ宅録なんですよ。歌はレコーディングのついでに録ったという感じだったんですけど、僕の家でアレンジ作って、それで健仁が家でベース弾いて、真ちゃんも家でギター弾いてて、ドラムだけ打ち込みで、アコギ録ったりとかいろいろしながら、全部僕の家で完結した曲になってます。
それで1回しか流れてないのがもったいないなと思って、きっかけがそういうBUMP OF CHICKENフィーチャー回みたいなのではあったけど、この曲にはすごく救われたというか。中学生の頃に初めて聴いたんですけど、その頃の自分の言葉にできない感じというところに、スッと寄り添ってくれた感じがあったんですよね。なのでたぶん一生、藤原基央さんには頭が上がりません。
お送りしたのはLAMP IN TERRENで BUMP OF CHICKEN の「ひとりごと」のカバーでした。横でスタッフさんに「苦労したところはありますか?」と聞かれたんですけど、苦労したのはその企画を提示されてから、締め切りまで一週間もなかったということですかね(笑)。「え?今から作り始めて、今から曲選んで、アレンジして、納品するのが5日後とかですか?」みたいな。「それ間に合う?」みたいなスケジュールだったなと思います。
「Romantic Egoist」の歌録りの日に被っていたから良かったけど。だから「Romantic Egoist」のアレンジを作りながら、「ひとりごと」のアレンジ作って、それでメンバーには「Romantic Egoist」の方でいろいろ考えてもらうというのをやってもらわなきゃいけなかったから、「ひとりごと」はだいたい俺が1人でアレンジを考えましたね。選曲で何にするかで結構1日迷って、実質ほぼ3日ぐらいで作った感じだったので、よく頑張りました。ということで@レコーディングルームのコーナーでした。次回もお楽しみに。
12月8日(水) オンエア楽曲
Surfaces & Elton John「Learn To Fly」LAMP IN TERREN「カームダウン」
LAMP IN TERREN「心身二元論」
LAMP IN TERREN「ニューワールド・ガイダンス」
折坂悠太「爆発」
The Beatles「The Long And Winding Road」
LAMP IN TERREN「ひとりごと」カバー
日食なつこ「竜巻のおどる日」
John Lennon & Yoko Ono「Happy Xmas (War Is Over)」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #FM福岡 #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年11月17日に、EP「pre」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama