Rol3ert、次なるステージへ加速する2回目のワンマンライブ"katachi"オフィシャルライブレポート
REPORT
2026.03.19
Enfants・FINLANDS・REJAYら他出演のアメリカ大型フェスSXSW2026「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO」、ライブレポート到着!
米国時間3月13日、世界最大級の複合型コンベンション&フェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)」にて、日本のアーティストによるオフィシャルショーケース「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO showcase supported by MUSIC WAY PROJECT」が開催された。本イベントは、2023年の「TOKYO CALLING」から始まり、2024年には「TOKYO CALLING」と「INSPIRED BY TOKYO」の連日開催、そして昨年には両イベントが共同で同日開催と規模を広げ、着実にファンを増やしてきた。和風のイラストが印象的なイベントのアートワークも、「SXSW」に訪れる邦楽ファンの中ではお馴染みになりつつある。4度目となる今年はロックジャンルを中心に、バラエティに富んだ6組のアーティストが集結。本イベントの模様をレポートする。

今年で40年目という節目を迎える「SXSW」を祝福するかのように、カラっとした晴天が続くオースティン。定刻の19時、Downlight Austin Backyardの野外会場「Global Stage」にシンガーREJAYが登場した。REJAYは、昼に行われた日本貿易振興機構(JETRO)主催の日本カルチャー体験プログラム「SXJP: Infusion Japan」にも出演。そこではアコースティックギターを弾きながら、語りかけるように歌う彼女の歌声に、フロアからは思わず"Such a beautiful voice..."とため息交じりの反応が溢れた。夜のステージでは、心地よい夜風に髪をなびかせエレキギターで披露した「Middle of the night」で、センチメンタルなサウンドが会場を包み込んだ。

ステージセットはフルバンド仕様へと転換。打首獄門同好会が一曲目の「WAZA」から轟音を鳴らすと、フロアの熱気が炸裂した。スクリーンに映し出されたコミカルなミュージックビデオと歌詞の英訳で笑いを誘い、"もっと英語が話せたらいいのに"という大澤敦史(Vo./Gt.)の想いが正直に綴られた全英詞の最新曲「I wish I could speak English」では、ユーモアたっぷりのパフォーマンスで国境を越えた共感を呼び、"生活密着型ラウドロック"ならではの爆音と爆笑を届けた。

続くのは、今日がアメリカで初のライブとなる板歯目(バンシモク)。「ウィーアー、板歯目~」と可愛げのある声で自己紹介したかと思えば、次の瞬間には目つきを鋭く変えてギターをかき鳴らす千乂詞音(Vo./Gt.)。そのギャップに驚いた人も多かったはずだ。「オリジナルスクープ」では早くもモッシュピットが生まれ、「地獄と地獄」ではタオルを回して応戦するファンも。ラストの「親切」まで、パンキッシュなライブを見せつけた。

オルタナティヴロックバンドEnfantsが、洗練されたサウンドスケープで会場の空気を一変させる。"ここに戻って来られて嬉しいです。音楽って、世界共通言語だよな!"と松本大(Vo./Gt.)が話すと歓声が上がり、昨年の「SXSW」に出演した際にオースティンでレコーディングしたという「天国に生まれた僕ら」を披露。バンドが持つ陰と陽のコントラストが交錯し、その世界観を体現してみせた。

ビッグサイズの緑色のスーツが一際映えるFINLANDSの塩入冬湖(Vo./Gt.)は、前列のオーディエンス一人ひとりと目を合わせながら「ラヴソング」を力強く歌った。その唯一無二の歌声は鋭さと切なさを併せ持ち、胸にキュンと響くパワーで聴く人全てを魅了していく。"素敵な週末が訪れますように、また会いましょう!"と語りかけると「ウィークエンド」でエモーショナルな余韻を会場に残した。

トリを務めたのは、アイスクリームネバーグラウンド。"暴レンターテイメントバンド"の名に恥じることなく、初っ端の「リビングステッパーズ」でらんご(Vo.)が煽ると、フロアはツーステップの嵐に。アメリカ初ライブとは思えないほどの熱量で、サークルモッシュやヘッドバンギングが次々と巻き起こった。SNSフォロワーの半数がアメリカのオーディエンスだというこのバンドの、脅威的な支持率にも頷けるステージだった。
今年の「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO 」は、J-ROCKの多面性を存分に感じさせる一夜だった。単なる演奏の場にとどまらず、歌詞やパフォーマンスを通して、日本人のデイリーライフやカルチャーを音にのせてプレゼンテーションするような、まさに"ショーケース"と呼ぶにふさわしい場であった。会場では日本からの訪問者や現地の業界関係者が交流し、アーティスト同士がつながる瞬間も見受けられた。また、ライブパフォーマンスがオーガナイザーの目に留まれば、会期中の他のライブへの出演機会にも結びつくこともある。SXSWは、行くだけでは終わらない。現地でこそ真価が問われる、ライブ感あふれる舞台なのだ。
文:Megumi Hamura
撮影:Ryota Mori
Enfants
@enfants_jp
@enfants_jp
FINLANDS
@Finlands12
@finlands.official
REJAY
@rejay_official
@rejay_rejay
アイスクリームネバーグラウンド
@INGofficial
@iscream.never.ground
打首獄門同好会
@uchikubigokumon
@uchikubigokumondoukoukai
板歯目
@banshimoku
@banshimoku

今年で40年目という節目を迎える「SXSW」を祝福するかのように、カラっとした晴天が続くオースティン。定刻の19時、Downlight Austin Backyardの野外会場「Global Stage」にシンガーREJAYが登場した。REJAYは、昼に行われた日本貿易振興機構(JETRO)主催の日本カルチャー体験プログラム「SXJP: Infusion Japan」にも出演。そこではアコースティックギターを弾きながら、語りかけるように歌う彼女の歌声に、フロアからは思わず"Such a beautiful voice..."とため息交じりの反応が溢れた。夜のステージでは、心地よい夜風に髪をなびかせエレキギターで披露した「Middle of the night」で、センチメンタルなサウンドが会場を包み込んだ。

ステージセットはフルバンド仕様へと転換。打首獄門同好会が一曲目の「WAZA」から轟音を鳴らすと、フロアの熱気が炸裂した。スクリーンに映し出されたコミカルなミュージックビデオと歌詞の英訳で笑いを誘い、"もっと英語が話せたらいいのに"という大澤敦史(Vo./Gt.)の想いが正直に綴られた全英詞の最新曲「I wish I could speak English」では、ユーモアたっぷりのパフォーマンスで国境を越えた共感を呼び、"生活密着型ラウドロック"ならではの爆音と爆笑を届けた。

続くのは、今日がアメリカで初のライブとなる板歯目(バンシモク)。「ウィーアー、板歯目~」と可愛げのある声で自己紹介したかと思えば、次の瞬間には目つきを鋭く変えてギターをかき鳴らす千乂詞音(Vo./Gt.)。そのギャップに驚いた人も多かったはずだ。「オリジナルスクープ」では早くもモッシュピットが生まれ、「地獄と地獄」ではタオルを回して応戦するファンも。ラストの「親切」まで、パンキッシュなライブを見せつけた。

オルタナティヴロックバンドEnfantsが、洗練されたサウンドスケープで会場の空気を一変させる。"ここに戻って来られて嬉しいです。音楽って、世界共通言語だよな!"と松本大(Vo./Gt.)が話すと歓声が上がり、昨年の「SXSW」に出演した際にオースティンでレコーディングしたという「天国に生まれた僕ら」を披露。バンドが持つ陰と陽のコントラストが交錯し、その世界観を体現してみせた。

ビッグサイズの緑色のスーツが一際映えるFINLANDSの塩入冬湖(Vo./Gt.)は、前列のオーディエンス一人ひとりと目を合わせながら「ラヴソング」を力強く歌った。その唯一無二の歌声は鋭さと切なさを併せ持ち、胸にキュンと響くパワーで聴く人全てを魅了していく。"素敵な週末が訪れますように、また会いましょう!"と語りかけると「ウィークエンド」でエモーショナルな余韻を会場に残した。

トリを務めたのは、アイスクリームネバーグラウンド。"暴レンターテイメントバンド"の名に恥じることなく、初っ端の「リビングステッパーズ」でらんご(Vo.)が煽ると、フロアはツーステップの嵐に。アメリカ初ライブとは思えないほどの熱量で、サークルモッシュやヘッドバンギングが次々と巻き起こった。SNSフォロワーの半数がアメリカのオーディエンスだというこのバンドの、脅威的な支持率にも頷けるステージだった。
今年の「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO 」は、J-ROCKの多面性を存分に感じさせる一夜だった。単なる演奏の場にとどまらず、歌詞やパフォーマンスを通して、日本人のデイリーライフやカルチャーを音にのせてプレゼンテーションするような、まさに"ショーケース"と呼ぶにふさわしい場であった。会場では日本からの訪問者や現地の業界関係者が交流し、アーティスト同士がつながる瞬間も見受けられた。また、ライブパフォーマンスがオーガナイザーの目に留まれば、会期中の他のライブへの出演機会にも結びつくこともある。SXSWは、行くだけでは終わらない。現地でこそ真価が問われる、ライブ感あふれる舞台なのだ。
文:Megumi Hamura
撮影:Ryota Mori
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SXSWオフィシャルサイトEnfants
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FINLANDS
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REJAY
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打首獄門同好会
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板歯目
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