SENSA

2019.06.13

コンセプトは「空間」。今回で10回目となる『森、道、市場』に行ってきた。

コンセプトは「空間」。今回で10回目となる『森、道、市場』に行ってきた。

数多くの音楽フェスが存在する今。
その中でもちょっと違った雰囲気のあるイベントとして有名な「森、道、市場」を皆さんはご存知でしょうか?
東海地方を中心に9回の開催実績をもつ「森、道、市場」は今回で10回目の開催。日本全国から素敵なモノやおいしいごはんを携えたお店が500店以上集まる、市場とジャンルを問わず素晴らしい音楽が複数のステージで演奏される野外イベントです。

今年はなんと600店を超える店舗が出店し、100組を超えるアーティストが出演。5月31日(金)、6月1日(土)、6月2日(日)の3日間、愛知県蒲郡市・ラグーナビーチ&遊園地ラグナシアで開催され、キャンプインすることも可能。私は日帰りで5月31日(金)のみ行ってきました。


行き方
東京からは新幹線&電車&シャトルバスで行くのが快適です。(美味しいクラフトビールやレモンサワーなどここならではのアルコール飲料も販売しているので、運転で飲めない、というのはもったいない!)こだま(orひかり)で「JR豊橋駅」まで行き、そこから各駅停車のJR東海道線に乗ること15分、「JR三河大塚駅」で下車します。駅前から無料のシャトルバスが出ているので、そちらに乗車。乗車時間は5分程度です。ちなみに駅からラグーナまでも歩いて20分程なので、すごく混んでる場合は歩いて行くのもアリ!
tp20190620_01.jpg
tp20190620_02.jpg


服装・持ち物
5月末、そろそろ梅雨入りという時期なので、雨の対策もしつつの服装がベスト(会場内は傘禁止です!)。
私は半袖Tシャツにレインジャケット、GRAMICCIのショートパンツに接触冷感のタイツで、足元はTevaで行きました。が...ある意味足元だけ失敗した気がします...。「森、道、市場」の会場はとても広く、遊園地エリアもビーチエリアも比較的舗装されているので歩きやすいです。(海には入れないので、ビーチサンダルでなくて問題ないです)。隅から隅まで歩くとかなり広いので、雨を考えたらゴアテックスの靴が良いのですが、普通のスニーカーでサンダルを手荷物として持っておくのがベストかもしれません。


入り口に到着
リストバンドの交換口は2つ。「JR三河大塚駅」から近いのは「EAST ENTRACE GATE」です。
近くにはフェスティバルマーケットというショッピングモールも併設されており、何か買い忘れのものがあればちょっとした服や小物はここで買い足して行きましょう。
tp20190620_03.jpg


今年は"NF"が「森、道、コラボ
サカナクション山口一郎が立ち上げた「NF」は、各界のクリエイターとコラボレーションを行いながら音楽と様々なカルチャーが混ざり合うコンテンツを企画・運営し社会貢献や、より良いライフスタイルの提案を実現させるというミッションを掲げている取り組み。今回は、『NF×Sauna Camp.』のコラボレーションで、会場内のテントサウナを設置、DJを楽しみながらサウナを楽しめる「音楽とサウナの融合体験」を提供していました。時間が足りなかったので流石に体験まではできなかったのですが、少し肌寒い気候ながらかなりの盛況具合でした。土曜日は晴れていたこともあり、プールと合わせて賑わっていたのでは?
tp20190620_04.jpg
tp20190620_05.jpg


森道と言えば、美味しいご飯!
森、道、市場には普通のフェスとは一風変わった、実店舗を構えて営業しているお店が多数出店しています。今年はなんと500店舗を超えるお店が出店しており、買い物を楽しみの一つ。そして、なんといってもご飯のクオリティがとても高い!私は今回「mado cafe」で"マドのオムライス"(¥900-)「手打ちそばnaru」で"特製くるみ蕎麦"(¥1,000-)「稲垣腸詰店」で"焼きソーセージ"(¥400-)を「ゲストハウスLAMP」で"本気のレモンスカッシュ"(¥400-)を購入。
mado cafeは、愛知県岡崎市にあるカフェで、実店舗もとても人気な模様。毎年出店しており、なかなか長蛇の列でした。手打ちそばnaruは、今年初出店の静岡県浜松にあるお蕎麦屋さん。先日Keishi Tanakaもおすすめしていた気が...!また、私が購入した店舗以外にも、OUTDOOR PARKにも出店していた「蜜香屋」や、昼過ぎには完売していた沖縄からの「モジャのパン屋」など、様々なこだわりの食が並んでいました。
残念だったのは土日しか出店していないお店も多数あったこと。そして広すぎてお店の場所を探すのが大変だったこと(笑)「森、道、市場」に弾丸で行く場合は、3日前くらいからWeb Siteをちゃんとみて、行きたいお店をある程度目星をつけておくのも大事な準備です。

tp20190620_11.jpg
tp20190620_10.jpg
マドのオムライス - mado cafe

tp20190620_18.jpg
特製くるみ蕎麦 - 手打ちそばnaru

tp20190620_20.jpg
焼きソーセージ - 稲垣腸詰店

tp20190620_19.jpg
本気のレモンスカッシュ - ゲストハウスLAMP


こだわりを感じるハンドメイド商品の数々
500を超える出店の中にはもちろん様々な雑貨や服、古本などを扱ってる店舗もあり、いろいろ見て回っているだけでもとても楽しめます。日本全国のお店が集まっているからこそ、色々なものを比べながらあなたのお気に入りを見つけることができます。
私は「SAVA!STORE」でサコッシュを購入。福井県鯖江市に拠点を置くデザインスタジオ「TSUGI」が運営する、福井でつくられたデザイン性とストーリー性の高い商品が並ぶスーベニアショップ。福井県鯖江市の越前漆器の老舗〈漆琳堂〉と東京のサイクルショップ〈tokyobike〉がコラボしたサコッシュ。なぜ自転車屋さんとのコラボでお椀?と思ったのですが、お店の方が丁寧に説明して下さり、tokyobikeの自転車を漆琳堂が漆塗りした商品を作っていることをきっかけに「お椀」に行き着いたそう(笑)
その他にも気になるお店がたくさん。こちらも土日しかやっていない店舗も多かったので、来年行く場合は事前の確認をお忘れなく。
tp20190620_16.jpg
tp20190620_06.jpg
tp20190620_07.jpg


空間を楽しむ。
「キャンプ」「デイキャンプ」ができるエリアはもちろん、「VIP ZONE」や「LOUNGE BBQ」など様々なチケットを販売している「森、道、市場」。キャンプサイトはABCDと4エリアあり、どれも海エリア側になります。デイキャンプは浜辺!タープやテントを張って休憩する場所の確保にも気持ちのいい場所です。サイズなどに規定があるので、キャンプしたい!という方は事前にWeb Siteの「NOTICE」をよく読んでからどうぞ。そして、海エリアは犬の同伴が可能となっております。放し飼いはNGですが、広い場所で一緒に遊ぶのにはちょうど良いですね。
遊園地には常設のゴミ箱がいくつかありますが、海エリアのゴミ捨て場は出口の一箇所のみ。小さめのビニール袋など、ゴミ袋を持参することをおすすめします。
tp20190620_08.jpg
tp20190620_15.jpg
tp20190620_22.jpg
tp20190620_17.jpg


体験してみる。
「森、道、市場。」では様々なワークショップも開かれていました。ブレスレットや自分のオリジナルの香水作り、木のスプーンまで作れるようなブースが!ぜひ気になったものには積極的に参加してみてください。整理券が渡される場合もあるので、迷ってたらまずは店員さんに声を掛けてみましょう。
tp20190620_12.jpg
tp20190620_13.jpg
tp20190620_21.jpg


もちろん、様々な音楽も。
音楽のラインナップも、バンドから弾き語り、DJやシンガーまで、100組を超えるアーティストが出演。私が訪れた5月31日(金)遊園地ステージがNFとのコラボだったので、サカナクション・山口一郎の弾き語りやodolのライブ、そして、ライブのみならずトークセッションなど音楽だけではないステージも多数観ることができました。MORI.MICHI.DISCO STAGEでは、朝から晩まで音楽が鳴り続け、開放感のあるクラブ宛らの空間でお酒を飲みながら音楽を楽しむことも最高ですね。
海エリアにあるGRASS STAGE、SAND STAGEでは海をサイドに自然の中で音楽を体感でき、BEACH STAGEやPurveyors. STAGEではライブやトークセッションが交互に行われたりと、STAGEによって様々な楽しみ方ができるのもこのフェスならではの特徴ではないでしょうか。

tp20190620_14.jpg


ちょっと非日常の空間で、いろんなものを一度に楽しんでみませんか?

気になるタグをCHECK!