2025.04.04
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.331は、バンド・The Songbardsのドラマーとしても活動する岩田栄秀を取り上げる。
キャリア初となるソロ名義での作品として、作詞・作曲・編曲・プログラミング・演奏をすべて自身で行い制作された4曲入りEP『No Reply』をリリースしたばかり。歌詞やメッセージも独白のように響いてくる、まさに"ソロ"作品となっている。

また、今作『No Reply』のアレンジと肉付けの段階でも、このアルバムを聴いてリズムマシンを使ったミニマルな編成のサウンド感・ムードの参考にしました。
ドラマー出身のシンガーソングライター、Esserの大好きなアルバム。
2009年の作品ながら、現行のハリー・スタイルズあたりにも通じるような逞しいビート感とド派手なトラックメイクが光る一作。こういう血圧の高い方向性も試してみたいなと思っています。
初めての弾き語り出演の前日に完成して、披露した楽曲。
観に来ていたメンバーに、「あの曲を音源にしよう」と言われ、初めて歌唱担当としてのThe Songbardsのリリース曲となった思い出深い一曲です。
岩田栄秀『No Reply』。
今作『No Reply』は、トラック1以外は弾き語りライブのために作った曲を収録しました。初めて自分ひとりで壇上に上がるシチュエーションで作ったので、歌詞やメッセージも独白のようなかたちになっています。宛のない手紙が、偶然誰かの手助けになるなら、それだけでいいなと思っています。
かなり性に合っていて、街中の様々な意匠を見ているだけで暇を持て余さなくなり、人生が豊かになったと感じています。


自分自身のビジュアルイメージを拡げて肉付けしていく工程が、メタ認知に深く潜るようで案外難しかった。


岩田栄秀『No Reply』
2025年4月2日(水)
試聴はこちら

2025年6月21日(土)
東京・leaf room 豪徳寺
開場/開演:開場18:00/開演18:30
チケット:前売¥3,000/当日:¥3,500 *要別途2ドリンク代¥1,000
チケット発売日時:2025年4月2日 20:00~
チケット購入URL:https://tiget.net/events/388409

岩田栄秀
シンガーソングライター、ドラマー、デザイナー。
2017年よりバンド、The Songbardsのドラマーとして活動。
2025年4月に初のソロ作品『No Reply』をリリース。
@iwata_yoshihide
FRIENDSHIP.
キャリア初となるソロ名義での作品として、作詞・作曲・編曲・プログラミング・演奏をすべて自身で行い制作された4曲入りEP『No Reply』をリリースしたばかり。歌詞やメッセージも独白のように響いてくる、まさに"ソロ"作品となっている。

活動を始めたきっかけ
所属バンド・The Songbardsでも、活動初期から思い立った時に曲を作ってメンバーに聴いてもらったりしていました。あまり披露する機会はなかったのですが、2年前に下北沢 Club Queブッキングの高橋さんに、「ドラマーの弾き語りイベントをしようと思うんだけど、出ない?」と誘われ、20代最後の年だったので、チャレンジとして引き受けました。影響を受けたアーティスト
弾き語りで楽曲を作る上で、メロディーだけでもある程度バックビート感が感じられたり、小節を跨いだ歌い回しを忍ばせたりすることで、自分の中で決まりが良く感じる場面が多かったので、歌い回しの参考にコートニー・バーネットを聴いていました。また、今作『No Reply』のアレンジと肉付けの段階でも、このアルバムを聴いてリズムマシンを使ったミニマルな編成のサウンド感・ムードの参考にしました。
ドラマー出身のシンガーソングライター、Esserの大好きなアルバム。
2009年の作品ながら、現行のハリー・スタイルズあたりにも通じるような逞しいビート感とド派手なトラックメイクが光る一作。こういう血圧の高い方向性も試してみたいなと思っています。
注目してほしい、自分の関わった作品
The Songbards「優しい怪獣」。初めての弾き語り出演の前日に完成して、披露した楽曲。
観に来ていたメンバーに、「あの曲を音源にしよう」と言われ、初めて歌唱担当としてのThe Songbardsのリリース曲となった思い出深い一曲です。
岩田栄秀『No Reply』。
今作『No Reply』は、トラック1以外は弾き語りライブのために作った曲を収録しました。初めて自分ひとりで壇上に上がるシチュエーションで作ったので、歌詞やメッセージも独白のようなかたちになっています。宛のない手紙が、偶然誰かの手助けになるなら、それだけでいいなと思っています。
今後挑戦してみたいこと
トラック1「Daydream」はスリーフィンガー奏法の練習中にできた曲なのですが、ギターでできることが増えていくとそれに伴って作曲の幅も広がってくるので、自分でもとても楽しみです。カルチャーについて
触れてきたカルチャー
バンドのグッズやフライヤー制作のために始めたデザイン。かなり性に合っていて、街中の様々な意匠を見ているだけで暇を持て余さなくなり、人生が豊かになったと感じています。

The Songbards アコースティックツアー2023「春の香りに包まれて」ツアーポスター

The Songbards「Sense of Wonder」Tシャツ
今注目しているカルチャー
今作のリリースイベントのフライヤーも、デザインを制作しました。自分自身のビジュアルイメージを拡げて肉付けしていく工程が、メタ認知に深く潜るようで案外難しかった。

岩田 栄秀「"No Reply" リリースパーティー」イベントフライヤー
RELEASE INFORMATION

岩田栄秀『No Reply』
2025年4月2日(水)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
岩田 栄秀"No Reply"Release Party

2025年6月21日(土)
東京・leaf room 豪徳寺
開場/開演:開場18:00/開演18:30
チケット:前売¥3,000/当日:¥3,500 *要別途2ドリンク代¥1,000
チケット発売日時:2025年4月2日 20:00~
チケット購入URL:https://tiget.net/events/388409
PROFILE

岩田栄秀
シンガーソングライター、ドラマー、デザイナー。
2017年よりバンド、The Songbardsのドラマーとして活動。
2025年4月に初のソロ作品『No Reply』をリリース。
LINK
@iwata_yoshihide@iwata_yoshihide
FRIENDSHIP.