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2024.10.24
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。さて、僕、Nolzyはつい先日、10月13日に大阪MINAMI WHEEL 2024でライブをしてきたり、その前も9月27日のFEAT. by FRIENDSHIP.、これは放送的には前回の放送より前の段階だったんですけど、収録的なタイム感で行くと、前回の収録から今回の間に2本大阪でのライブがあったという感じなんですけど。どっちもすごく良かったし、ミナホ(MINAMI WHEEL)とかは特にサーキットイベントで最初は少しどういう空気なんだろうとお客さんも探っている感じがあって。
でも途中で僕も"もっと前、おいでよ"とかって言って煽ったりしてみたら、それに応えるようにお客さんも前に方に来てくれたりして。そのあたりぐらいから会場が温まってきて、後半に向けてクレッシェンドしていく感じというか、フロアもバンドメンバーというか僕らのパフォーマンスもどんどん熱量が上がっていくような感じで、"ライブだ!"ってすごく思ったというか。
サーキットという限られた時間で色んなアーティストを観るというイベントの中で、少しずつ心と心の距離が、ステージとフロアの距離が近づいていったという経験が、ライブ活動は今年から始めたんですけど、続けていくことの大事さじゃないけど、積み重ねてきたものがすごくしっかり出たなというライブで、めちゃめちゃ大阪のオーディエンスの皆さんに助けられました、本当に楽しかったです。ありがとうございます。
なのでもっとライブもやっていきたいんですけど、当分次のライブの予定まで空きそうなので、一旦いつできるんだというアルバムも作っていこうかなという風に思っていますので、ぜひお楽しみにしていてください。
ここからは、@リビングルーム。僕Nolzyの回では、最近の僕のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストから、今、皆さんにお届けしたい楽曲をセレクト。その魅力について熱く語っていきます。
が、その前に、最近音楽以外でのフェイバリット、"いいな"と思っているものについて語りたいなと思っているんですけど。さっきも少し軽触れしましたけど、恋愛リアリティショーが、「ラブ トランジット」きっかけで、僕の中でブームがやばい感じになっていました。
今はですね、「ドラ恋(恋愛ドラマな恋がしたい)」という、俳優の卵というか、これから活躍が期待される俳優さん・女優さんが集まって、一緒にキスシーンを撮影していくんですけど、その中で本当の恋が始まるかどうかみたいなコンセプトの、これめちゃめちゃ面白いけど!それだけでもう今回のRoom"H"が終わってしまう気がするんで、あんまり深くは語らないですけど。
僕、ライブだけで演っている新曲で、「Bittersweet」という曲があるんですけど、その歌詞がすごくその内容とリンクしちゃって。サビ頭の歌詞が〈あの日のキスで〉なので、その恋リア(恋愛リアリティショー)にハマる前に書いた歌詞なのに、恋リア観てから没入感がすごくて。この前のミナホでの「Bittersweet」は少し恋リアモードで歌ったから、過去イチいい歌を歌えたかなと思っています。
そんな、僕、Nolzyが最近のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストから選んできた曲をお送りしていきます。
まず1曲目はゴダイゴで「ホーリー&ブライト」。ミナホに行く途中の車中で、サポートベースの小栢さんと初めてぐらい、2人でガッツリ喋って音楽談議をしたんですよ。いつもバンドメンバー皆いると、バカ話になっていくというか、バカなテンションになってくるんですけど、2人きりだとしっかり真面目に音楽談議ができたりして。
それでゴダイゴの話が出てきて、"あのアルバムの、あのイントロめちゃめちゃヤバいんだよ"みたいなことを言ってもらって。僕も、ゴダイゴといえば小学校時代、持久走大会とかマラソン大会みたいなのがあったんですけど、それの練習と称して休み時間、昼休みとかに校庭の外周をぐるぐる走り回る時期があったんですよ、冬の時期に、体力つけようみたいな。
そこでのBGMが、僕の学校はずっとゴダイゴの「ホーリー&ブライト」と、「銀河鉄道999」と「ガンダーラ」、「モンキー・マジック」がずっと流れていて。ゴダイゴが流れ始めたら走らなきゃいけないみたいな感じになっていたんですけど、当時。あれは先生の趣味だったのかも分からないですけど、「ホーリー&ブライト」が流れたらマジで走り出したくなるんですけど、それで曲を聴いていていいなと思っていて。
ある日母親が車の中でゴダイゴをかけたんですよね。母親も若い頃ゴダイゴ好きだったという話を聞いて、そういうところから僕は小学校時代からゴダイゴは聴いていて。この曲が久々に小栢さんとの会話で出てきて、久々に聴き直したら、"うわ、これが"と。
『西遊記』アルバムとか、当時のオリコンというかチャート的にも、セールス的にも結果を出しているけど、"いや、これメインストリームになるのやばくね?"っていうぐらいゴリゴリ攻めているし、何ならアルバムの曲とか全部英語詞だし、"あ、これが国内で1位を取る時代があったんだ"と思ったら、めちゃめちゃ面白いなと思って、改めてここ最近聴いているということで、紹介したいと思います。
いやー、小学校時代のランニングを思い出しますね。この曲とか「ビューティフル・ネーム」とかはミディアムな感じで走るテンポにも合っていて。「銀河鉄道999」で少しテンポが上がって、「ガンダーラ」で少しテンポを落とすというね。先生の選曲的に、先生なりに緩急をつけていたのかなという風に今改めて聴いて思ったりもしました。お送りしたのはゴダイゴで「ホーリー&ブライト」でした。
続いて2曲目は、The Human Leagueの「Human」。ここ最近アルバムの曲を作ったりしていく中で、エレピ(エレクトリック・ピアノ)の音色の時代感というものと向き合うというか。こういう音色は90年代だなとか、こういう音色は80年代だなみたいな、この感じにしたければこの音色だな、みたいに色々研究していく中で、このThe Human Leagueの「Human」とかイントロのエレピだけで好きになってしまうというか、時代感というか懐かしさがギューンって、ノスタルジーにギューンってくるじゃないですか。あの感じがたまらなくて、ここ最近聴いていて。今の僕の中での戻りたい時代感がそのぐらいの時代。戻りたいというかまだ生まれていないんですけど......その感じがあって。
最近このThe Human Leagueの「Human」が入っているアルバムをめちゃめちゃ聴いているんですけど。多分そのきっかけはTikTokでこの曲を演奏している海外の人の動画が流れてきて、そういう風に、過去のヒット曲とかを弾いている演奏とかを見て、ふと思い出させられるというところで。
実際、僕の次のアルバムでもこの曲のエレピの音色に近い音色を使ったノスタルジー溢れる曲もあったりしますのでね。そんな伏線も兼ねて、この曲は紹介しておきたいなと思いました。
いやー、もう一気に80'sな感じというか、戻った感じがしますけど。しかもプロデュースがJam & Lewisで。この前のTimbalandとかもそうだけど、アーティスト名が違っても"好き!"ってなるアーティストの裏側には作家とか同じ共通項があるんだなというのを改めて思いました。
どんどんいきましょう。僕Nolzyの最近のフェイバリットプレイリスト3曲目は、Daryl Hall & John Oatesで「Wait For Me」ですね。ここ最近、僕のモードが少しAORじみているんですよね。雑誌のレコード・コレクターズか何かでここ最近AOR特集みたいなのが出ていて。それのプレイリストを見ながら、もちろん知っている曲もたくさんあり、"この曲、このアルバムまだ聴いていなかったな"みたいなものもあったりして。"これを聴いとけAOR"みたいな100曲を今プレイリスト組んで聴きながら移動したりとかしていて。
多分そのきっかけはスガシカオさんの新曲がまさにAOR味のある曲で。それを聴いて"うわ、めちゃめちゃいいな"と思って、そういうきっかけでAORじみ始めたんですけど。
そんなところで、でもHall & Oatesの「Wait For Me」は、いつ出会ったのかな、高校生か大学生かぐらいの時からずっと聴いている曲で、もうイントロからサビまで"これが僕の一番大好きなポップソングのメロディーだ"って思うぐらい もう今CDっていう概念ないけど、"無人島に持って行く10曲"の中に入るぐらい僕にとっては多大な影響をもらったというか、この曲が僕にとってのグッドメロディーの境地みたいな。これとGilbert O'Sullivanの「Alone Again」とか。あの辺りのメロディーが僕のグッとくるメロディーの1番ピークみたいな。それぐらい大事な曲なので、選んできました。
僕の最近のフェイバリットミュージックプレイリストから楽曲をセレクトしてお届けしています。続いて、4曲目はBialystocksの「空も飛べない」。
もう新しいアルバムが出まして、この曲が1曲目なんですけど、もうぶん殴られましたよ。もうやめてくれと。そんなにいい曲を同じ国で同時代で、作らないでくれと。いいアルバムを(笑)。
でも僕は毎回、毎アルバムというか毎曲Bialystocksの作品に対しては思ってきたんですけど、今回も......何でそんなに毎回最高記録みたいな、新記録みたいなものを更新し続けられるんだろうという。とんでもない。それで映画を撮ったりとかもできるというか。そもそも映画監督だったりみたいな。才能!多彩!みたいな。
俺どんどん自信失くすんですけど、でもそれぐらいミュージシャンとして長くやっているというか、やり続けるとどんどん脳が制作者脳になってしまってリスナーとして感動できるとか、"すげー"みたいになれることがだんだん減っていくというか。トリックが分かるから。"あ、あのリファレンスとこのリファレンスを組み合わせて、こういうシンセを使ってこういうコンプでこういう感じで録ってこういう風にしたんだ"ぐらいまで分かるから。聴いていて分析しちゃうんですけど、この曲も分析はするんですけど、でも分析する前にまず"やべー!"みたいものが最初に来れる音楽をやっている人が、ある種同じ時代に、東京とか同じ街で、近いところでやっているというのはある意味すごく希望というか、喜びでもあるので、これからも名曲を作り続けてほしいなと思います。
最近1周回って、さっき言ったような分析しながら聴くみたいなところから、素直に"うわ、これいい曲だな"みたいに、ある種高校生とか音楽始めたての頃の気持ちで音楽を聴けるようになってきて。そういうきっかけにもなったのがこのBialystocksの曲だったりしたので、すごく最近の1番フェイバリットプレイリストの中で再生回数の多い曲でしたね。
さて、Nolzyがお送りしているRoom"H"。このコーナーで紹介するラスト5曲目は、birdさんで「マーメイド3000」ですね。最近、自炊にハマっていまして。今月とか、ほぼ外食していない。ミナホのときとかそういう移動の外出でみたいなのはあるけど、基本ずっとグリーンカレーを作ったりとかですね。昨日は生姜焼きと味噌汁を作って。なんか楽しい、みたいに最近なっていて。
自炊しながら音楽を聴くんですけど、その時にbirdさんのアルバム最近色々聴いていて。ファーストアルバムは聴いたことあったんですけど、『MINDTRAVEL』という2000年のアルバムは聴いていなくて。この前自炊しながら聴いたらもう"1曲目からヤバ!"みたいな。"これ絶対名盤じゃん"みたいな、多分名盤なんですけど(笑)。
2曲目に「マーメイド3000」で、2ステップというビートのリズムなんですけど、イントロ聴いたときに、"いや、これめっちゃ2024年"と思ったんですよ、僕の中で。リリースは2000年のアルバムなんですけど、めっちゃ2024年だなと思って。他の曲も色々ですけど、そこからとにかくこの曲の印象の影響で、2ステップやりたい欲がめちゃめちゃ出てきて。
そこから僕なりの2ステップを作ろうということで新曲を作ったんですよ。それは全然この曲とはまた違うアプローチになって、結果すごく自分の中では"あ、これはかなり大事な曲になるんじゃないか"みたいな曲になったんですけど、でもその曲を作るきっかけをくれた2ステップじみさせてくれたこの曲を紹介せずにはいられないだろうということで紹介したいと思います。
ゴダイゴ「ホーリー&ブライト」
The Human League「Human」
Daryl Hall & John Oates「Wait For Me」
Bialystocks「空も飛べない」
bird「マーメイド3000」
Nolzy「藍」(宅録カバー)
Nolzy「キスミー」
2025年2月2日(日)
東京・渋谷WWW
OPEN:16:30 / START:17:00
チケットなど詳細はこちら
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @nolzy_tweet / @atsukitaketomo
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。さて、僕、Nolzyはつい先日、10月13日に大阪MINAMI WHEEL 2024でライブをしてきたり、その前も9月27日のFEAT. by FRIENDSHIP.、これは放送的には前回の放送より前の段階だったんですけど、収録的なタイム感で行くと、前回の収録から今回の間に2本大阪でのライブがあったという感じなんですけど。どっちもすごく良かったし、ミナホ(MINAMI WHEEL)とかは特にサーキットイベントで最初は少しどういう空気なんだろうとお客さんも探っている感じがあって。
でも途中で僕も"もっと前、おいでよ"とかって言って煽ったりしてみたら、それに応えるようにお客さんも前に方に来てくれたりして。そのあたりぐらいから会場が温まってきて、後半に向けてクレッシェンドしていく感じというか、フロアもバンドメンバーというか僕らのパフォーマンスもどんどん熱量が上がっていくような感じで、"ライブだ!"ってすごく思ったというか。
サーキットという限られた時間で色んなアーティストを観るというイベントの中で、少しずつ心と心の距離が、ステージとフロアの距離が近づいていったという経験が、ライブ活動は今年から始めたんですけど、続けていくことの大事さじゃないけど、積み重ねてきたものがすごくしっかり出たなというライブで、めちゃめちゃ大阪のオーディエンスの皆さんに助けられました、本当に楽しかったです。ありがとうございます。
なのでもっとライブもやっていきたいんですけど、当分次のライブの予定まで空きそうなので、一旦いつできるんだというアルバムも作っていこうかなという風に思っていますので、ぜひお楽しみにしていてください。
最近のフェイバリットミュージックを紹介@リビングルーム
ここからは、@リビングルーム。僕Nolzyの回では、最近の僕のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストから、今、皆さんにお届けしたい楽曲をセレクト。その魅力について熱く語っていきます。
が、その前に、最近音楽以外でのフェイバリット、"いいな"と思っているものについて語りたいなと思っているんですけど。さっきも少し軽触れしましたけど、恋愛リアリティショーが、「ラブ トランジット」きっかけで、僕の中でブームがやばい感じになっていました。
今はですね、「ドラ恋(恋愛ドラマな恋がしたい)」という、俳優の卵というか、これから活躍が期待される俳優さん・女優さんが集まって、一緒にキスシーンを撮影していくんですけど、その中で本当の恋が始まるかどうかみたいなコンセプトの、これめちゃめちゃ面白いけど!それだけでもう今回のRoom"H"が終わってしまう気がするんで、あんまり深くは語らないですけど。
僕、ライブだけで演っている新曲で、「Bittersweet」という曲があるんですけど、その歌詞がすごくその内容とリンクしちゃって。サビ頭の歌詞が〈あの日のキスで〉なので、その恋リア(恋愛リアリティショー)にハマる前に書いた歌詞なのに、恋リア観てから没入感がすごくて。この前のミナホでの「Bittersweet」は少し恋リアモードで歌ったから、過去イチいい歌を歌えたかなと思っています。
そんな、僕、Nolzyが最近のフェイバリットミュージックを集めたプレイリストから選んできた曲をお送りしていきます。
まず1曲目はゴダイゴで「ホーリー&ブライト」。ミナホに行く途中の車中で、サポートベースの小栢さんと初めてぐらい、2人でガッツリ喋って音楽談議をしたんですよ。いつもバンドメンバー皆いると、バカ話になっていくというか、バカなテンションになってくるんですけど、2人きりだとしっかり真面目に音楽談議ができたりして。
それでゴダイゴの話が出てきて、"あのアルバムの、あのイントロめちゃめちゃヤバいんだよ"みたいなことを言ってもらって。僕も、ゴダイゴといえば小学校時代、持久走大会とかマラソン大会みたいなのがあったんですけど、それの練習と称して休み時間、昼休みとかに校庭の外周をぐるぐる走り回る時期があったんですよ、冬の時期に、体力つけようみたいな。
そこでのBGMが、僕の学校はずっとゴダイゴの「ホーリー&ブライト」と、「銀河鉄道999」と「ガンダーラ」、「モンキー・マジック」がずっと流れていて。ゴダイゴが流れ始めたら走らなきゃいけないみたいな感じになっていたんですけど、当時。あれは先生の趣味だったのかも分からないですけど、「ホーリー&ブライト」が流れたらマジで走り出したくなるんですけど、それで曲を聴いていていいなと思っていて。
ある日母親が車の中でゴダイゴをかけたんですよね。母親も若い頃ゴダイゴ好きだったという話を聞いて、そういうところから僕は小学校時代からゴダイゴは聴いていて。この曲が久々に小栢さんとの会話で出てきて、久々に聴き直したら、"うわ、これが"と。
『西遊記』アルバムとか、当時のオリコンというかチャート的にも、セールス的にも結果を出しているけど、"いや、これメインストリームになるのやばくね?"っていうぐらいゴリゴリ攻めているし、何ならアルバムの曲とか全部英語詞だし、"あ、これが国内で1位を取る時代があったんだ"と思ったら、めちゃめちゃ面白いなと思って、改めてここ最近聴いているということで、紹介したいと思います。
いやー、小学校時代のランニングを思い出しますね。この曲とか「ビューティフル・ネーム」とかはミディアムな感じで走るテンポにも合っていて。「銀河鉄道999」で少しテンポが上がって、「ガンダーラ」で少しテンポを落とすというね。先生の選曲的に、先生なりに緩急をつけていたのかなという風に今改めて聴いて思ったりもしました。お送りしたのはゴダイゴで「ホーリー&ブライト」でした。
続いて2曲目は、The Human Leagueの「Human」。ここ最近アルバムの曲を作ったりしていく中で、エレピ(エレクトリック・ピアノ)の音色の時代感というものと向き合うというか。こういう音色は90年代だなとか、こういう音色は80年代だなみたいな、この感じにしたければこの音色だな、みたいに色々研究していく中で、このThe Human Leagueの「Human」とかイントロのエレピだけで好きになってしまうというか、時代感というか懐かしさがギューンって、ノスタルジーにギューンってくるじゃないですか。あの感じがたまらなくて、ここ最近聴いていて。今の僕の中での戻りたい時代感がそのぐらいの時代。戻りたいというかまだ生まれていないんですけど......その感じがあって。
最近このThe Human Leagueの「Human」が入っているアルバムをめちゃめちゃ聴いているんですけど。多分そのきっかけはTikTokでこの曲を演奏している海外の人の動画が流れてきて、そういう風に、過去のヒット曲とかを弾いている演奏とかを見て、ふと思い出させられるというところで。
実際、僕の次のアルバムでもこの曲のエレピの音色に近い音色を使ったノスタルジー溢れる曲もあったりしますのでね。そんな伏線も兼ねて、この曲は紹介しておきたいなと思いました。
いやー、もう一気に80'sな感じというか、戻った感じがしますけど。しかもプロデュースがJam & Lewisで。この前のTimbalandとかもそうだけど、アーティスト名が違っても"好き!"ってなるアーティストの裏側には作家とか同じ共通項があるんだなというのを改めて思いました。
どんどんいきましょう。僕Nolzyの最近のフェイバリットプレイリスト3曲目は、Daryl Hall & John Oatesで「Wait For Me」ですね。ここ最近、僕のモードが少しAORじみているんですよね。雑誌のレコード・コレクターズか何かでここ最近AOR特集みたいなのが出ていて。それのプレイリストを見ながら、もちろん知っている曲もたくさんあり、"この曲、このアルバムまだ聴いていなかったな"みたいなものもあったりして。"これを聴いとけAOR"みたいな100曲を今プレイリスト組んで聴きながら移動したりとかしていて。
多分そのきっかけはスガシカオさんの新曲がまさにAOR味のある曲で。それを聴いて"うわ、めちゃめちゃいいな"と思って、そういうきっかけでAORじみ始めたんですけど。
そんなところで、でもHall & Oatesの「Wait For Me」は、いつ出会ったのかな、高校生か大学生かぐらいの時からずっと聴いている曲で、もうイントロからサビまで"これが僕の一番大好きなポップソングのメロディーだ"って思うぐらい もう今CDっていう概念ないけど、"無人島に持って行く10曲"の中に入るぐらい僕にとっては多大な影響をもらったというか、この曲が僕にとってのグッドメロディーの境地みたいな。これとGilbert O'Sullivanの「Alone Again」とか。あの辺りのメロディーが僕のグッとくるメロディーの1番ピークみたいな。それぐらい大事な曲なので、選んできました。
僕の最近のフェイバリットミュージックプレイリストから楽曲をセレクトしてお届けしています。続いて、4曲目はBialystocksの「空も飛べない」。
もう新しいアルバムが出まして、この曲が1曲目なんですけど、もうぶん殴られましたよ。もうやめてくれと。そんなにいい曲を同じ国で同時代で、作らないでくれと。いいアルバムを(笑)。
でも僕は毎回、毎アルバムというか毎曲Bialystocksの作品に対しては思ってきたんですけど、今回も......何でそんなに毎回最高記録みたいな、新記録みたいなものを更新し続けられるんだろうという。とんでもない。それで映画を撮ったりとかもできるというか。そもそも映画監督だったりみたいな。才能!多彩!みたいな。
俺どんどん自信失くすんですけど、でもそれぐらいミュージシャンとして長くやっているというか、やり続けるとどんどん脳が制作者脳になってしまってリスナーとして感動できるとか、"すげー"みたいになれることがだんだん減っていくというか。トリックが分かるから。"あ、あのリファレンスとこのリファレンスを組み合わせて、こういうシンセを使ってこういうコンプでこういう感じで録ってこういう風にしたんだ"ぐらいまで分かるから。聴いていて分析しちゃうんですけど、この曲も分析はするんですけど、でも分析する前にまず"やべー!"みたいものが最初に来れる音楽をやっている人が、ある種同じ時代に、東京とか同じ街で、近いところでやっているというのはある意味すごく希望というか、喜びでもあるので、これからも名曲を作り続けてほしいなと思います。
最近1周回って、さっき言ったような分析しながら聴くみたいなところから、素直に"うわ、これいい曲だな"みたいに、ある種高校生とか音楽始めたての頃の気持ちで音楽を聴けるようになってきて。そういうきっかけにもなったのがこのBialystocksの曲だったりしたので、すごく最近の1番フェイバリットプレイリストの中で再生回数の多い曲でしたね。
さて、Nolzyがお送りしているRoom"H"。このコーナーで紹介するラスト5曲目は、birdさんで「マーメイド3000」ですね。最近、自炊にハマっていまして。今月とか、ほぼ外食していない。ミナホのときとかそういう移動の外出でみたいなのはあるけど、基本ずっとグリーンカレーを作ったりとかですね。昨日は生姜焼きと味噌汁を作って。なんか楽しい、みたいに最近なっていて。
手作りグリーンカレー
自炊しながら音楽を聴くんですけど、その時にbirdさんのアルバム最近色々聴いていて。ファーストアルバムは聴いたことあったんですけど、『MINDTRAVEL』という2000年のアルバムは聴いていなくて。この前自炊しながら聴いたらもう"1曲目からヤバ!"みたいな。"これ絶対名盤じゃん"みたいな、多分名盤なんですけど(笑)。
2曲目に「マーメイド3000」で、2ステップというビートのリズムなんですけど、イントロ聴いたときに、"いや、これめっちゃ2024年"と思ったんですよ、僕の中で。リリースは2000年のアルバムなんですけど、めっちゃ2024年だなと思って。他の曲も色々ですけど、そこからとにかくこの曲の印象の影響で、2ステップやりたい欲がめちゃめちゃ出てきて。
そこから僕なりの2ステップを作ろうということで新曲を作ったんですよ。それは全然この曲とはまた違うアプローチになって、結果すごく自分の中では"あ、これはかなり大事な曲になるんじゃないか"みたいな曲になったんですけど、でもその曲を作るきっかけをくれた2ステップじみさせてくれたこの曲を紹介せずにはいられないだろうということで紹介したいと思います。
10月23日(水) オンエア楽曲
Nolzy「#それな」ゴダイゴ「ホーリー&ブライト」
The Human League「Human」
Daryl Hall & John Oates「Wait For Me」
Bialystocks「空も飛べない」
bird「マーメイド3000」
Nolzy「藍」(宅録カバー)
Nolzy「キスミー」
LIVE INFORMATION
Nolzy pre. FAV SPACE_
2025年2月2日(日)
東京・渋谷WWW
OPEN:16:30 / START:17:00
チケットなど詳細はこちら
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
4 ピースバンド、ユアネスのVocal&Guitar。琴線に触れる憂いを帯びた唯一無二の歌声と、高い表現力で魅了するボーカリスト。
80 年代の歌謡曲からアニメ・ゲーム・ボカロ曲まで、振り幅の大きいジャンルレスな弾語りが好評で、SNS を中心に多くのファンを集めている。
初のソロ作品であり作詞/ 作曲も手掛けた「この星からの脱出」、SNS 等で話題のギタリスト"こーじゅん" を迎えて制作したカバー曲「フライディ・チャイナタウン」をFRIENDSHIP. より配信リリース。
主催イベント「素顔の見せ方」の開催をはじめ、弾き語りワンマンツアーを2022 年と2023 年に開催している。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @nolzy_tweet / @atsukitaketomo
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance