SENSA

2019.11.21

今聴きたい邦楽ROCK-2019 WINTER-

今聴きたい邦楽ROCK-2019 WINTER-

秋風がだんだんと冬の寒さを運んでくるようになってきたこの季節。ぐっと気温も下がってきて、マフラーが必要になってくる日が増えてきました。年末に向けて街行く人の足取りも忙しなく、いよいよ今年も終わりが近づいてきています。

今回は不定期更新のプレイリスト「今聴きたい邦楽ROCK」を冬バージョンにリニューアル!
ジャケットは、9月22日に開催された「White Line"-additional tour-」のユアネスのライブ写真を使用しています。
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今回は「雪」や「クリスマス」をキーワードに40曲をセレクト。歌詞や音色から"冬"を感じることができる楽曲って本当にたくさんありますよね。切ないバラードはもちろん、クリスマスのハッピーな雰囲気まで、様々なアーティストを詰め込んでいます。新旧問わず、新人から有名アーティストまで幅広く選曲しました。

弊社所属・関連アーティストは、サカナクション, The fin., odol, ユアネス, LAMP IN TERREN, Saucy Dogの楽曲が入っています。
上記アーティストの楽曲はもちろん要チェックですが、ここでは注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。



ユアネス「紫苑」

福岡で結成された4人組ロックバンド・ユアネス。先日リリースされたばかりの1年振りの新作・2nd EP『ES』より、リード曲「紫苑」を選曲しました。この楽曲は花の"紫苑"の花言葉「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」をテーマに紡がれた壮大なバラードとなっています。アルバムのコンセプトでもある「死生観」「人は花のよう」を、楽曲の中では【誰しもが 感情に 背を向いて
/気づけば 枯れ果てる 花のようだ】【ずっと快晴じゃ心は枯れ果ててしまう】などの言葉で表現。Gt.古閑さんが手掛けたMusic Videoもとても美しい作品になっているので必見です。文学的ながらすっと入ってくる歌詞と冬の冷たさも感じるサウンドがこの季節にぴったりの1曲となっています。



NICO Touches the Walls「かけらー総べての想いたちへー」

先日15年間の活動に幕を下ろした彼らのこの楽曲は、10年前、2009年に日本テレビ系ドラマ『傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか~』の主題歌に起用されました。メロディアスなピアノの旋律とVo.光村さんの伸びやかな歌声が印象的なミディアムバラードになっています。冷たい風が吹き始めるこの季節、この楽曲の【「季節の変わり目は 風邪ひきやすいんだ」っけ】というフレーズが耳の奥にふと蘇ってきます。切々と歌い上げたまっすぐな歌詞、この季節はだんだんと受験の準備もラストスパートに向けて大詰めになってきますよね。そんな受験生の背中をしっかりと押してくれるような言葉が散りばめられているので、ちょっと心が折れそうになっている人にもオススメの一曲です。



the HIATUS「紺碧の夜に」

the HIATUSの1st AL『Trash We'd Love』に収録されたこちらの楽曲。the HIATUSの初期の楽曲の中では珍しい、曲調も歌詞も明るい楽曲になっています。アルバムを通して聴くと、サウンドとしては明暗のある楽曲が並んでいるのですが、歌詞はかなり暗く当時のVo.&Gt.細美さんの心境が顕著に表れているように感じます。そんな中、この楽曲は一筋の光が差しているかのように感じ、サビの【Someday we're gonna find ourselves/Holding the candles in our hands】という一節がまたファンの心を支えてくれた曲。フェスなどでセットリストに入ることも多いので耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?



Indigo la End「冬夜のマジック」

2017年12月3日にリリースされた、indigo la Endらしさが溢れる叙情的な歌詞と切ないメロディーが耳に残るラブソング。Vo.&Gt.川谷絵音の誕生日の発売となった今作は、「夏夜のマジック」と対になった一曲です。ミュージックビデオには、路上で弾き語りを行うミュージシャン役として川谷さん本人が出演し、楽曲の世界観を反映した切ない恋愛模様のストーリーが表現されています。イントロのDADARAYのREISと一緒に歌っているフレーズも印象的。ちなみにプレイリスト上ではこの曲の次にスピッツの冬の名曲「スカーレット」を続けさせて頂きました。(ちなみにその後サカナクションを並べたのも故意です)



back number「クリスマスソング」

back numberの冬のラブソングといえば「ヒロイン」だった中、さらに上をいったと言っても過言ではない、後世に語り継がれるであろうクリスマスの代表曲。フジテレビ系月9ドラマ『5→9 ~私に恋したお坊さん~』の主題歌にも起用されており、発売当時は街中でこの曲を聴かない日はなかったというほど耳にしました。back number流クリスマスソングは、プロデューサーに小林武史さんを迎え、ストリングスやピアノを加えたアレンジでメロディーを引き立て「ザ・クリスマス」というサウンドなのですが、Vo.&Gt.清水さんが描く「クリスマス=楽しい,幸せ」という概念から少し外れた、数多く存在するクリスマスソングとは一味違う人間味が滲み出た歌詞に心を掴まれます。




今回は40曲の中から5曲ピックアップ。
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