2019.07.15
まだまだ梅雨が明けずジメジメした日が続いていますが、もうすぐそこまで夏が来ています。夏といえば海、山、花火など普段とは異なる非日常のアクティビティや、全国各所で行われている夏フェスに参加する!といった方も多いのではないでしょうか?
今回は不定期更新のプレイリスト「今聴きたい邦楽ROCK」を夏バージョンにリニューアル!
ジャケットはodolの7月4日に開催されたワンマンライブ「O/g-10」のライブ写真を使用しています。(photo by 今井駿介)
定番楽曲から新人アーティストの楽曲を「夏」「花火」といったキーワードを元に選曲。ギラギラ輝く太陽のような曲から、夏の暑さを振り払ってくれる爽やかな曲まで。様々な楽曲を選曲しました。
弊社所属・関連アーティストは、サカナクション, KANA-BOON, odol, YAJICO GIRLの楽曲が入っています。
上記アーティストの楽曲はもちろん要チェックですが、ここでは注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。
大阪発、青春文學ロックバンドBURNOUT SYNDROMES。2016年に発売されたメジャーデビューSGのこの楽曲はTVアニメ「ハイキュー!!セカンドシーズン」第2クールオープニング・テーマとして起用。こちらの楽曲は夏の曲、というわけではないのですが、ソングライターである熊谷和海(G, Vo)の紡ぎ出す「青春」の1ページを瑞々しく切り出したかのような巧みな言葉選びとキャッチーなロックサウンドが耳に残る1曲。【青い衝動と本能と 爪牙を剥き出しにして/艱難の旅路も 夢叶うまで何度だって】。よく通る熊谷の声が聞き慣れない言葉もはっきりと鼓膜に届け、力強く背中を押してくれる応援歌。MVも歌詞を全面に押し出しているものの、リリックビデオとはまた異なる見応えのある作品なのでぜひ合わせてチェックを。
ceroのアルバム『Obsucure Ride』収録されているこの楽曲は、cero的ブラックミュージックの空気を含んだ、メロウなチルチューン。どこかノスタルジックな雰囲気のあるイントロのフルートの柔らかな音色が、湿度高めな鬱蒼とした夏の夜に吹く風のように耳に纏わり付いて離れない。「Summer Soul」が「冷まそう」と聴こえたことから「Cool Down Baby」というフックも折り込まれていたり、所々に韻を踏んでいる感じがあったりと、歌詞を意識して聴いていても面白い一曲。レコードの針の音をノイズとして乗せたり、車の鍵の音を入れたり、音においても遊びが。MVのようにドライブをしながら聴くのにぴったりの曲。
コンポーザーである"n-buna(ナブナ)"が、ボーカル"suis(スイ)"を迎えて結成したバンド「ヨルシカ」。2017年に活動を始め、ヨルシカとして初めてリリースした1st mini AL『夏草が邪魔をする』という作品の最初に収録された1分半程のインスト楽曲であるこの曲は、アルバムの序章というような位置付けのこの楽曲はピアノだけで構成され、ギラギラした夏ではなく、柔らかく美しい夏を感じる爽やかな1曲となっています。お盆に里帰りした時に、実家の縁側で朝顔の咲く朝に聴きたい。ちなみに、以前ユアネスが入場のSEとして使用していた楽曲はこのアルバムに収録されていた「飛行」という楽曲。
2018年、一番ヒットした夏ソングってこれでは?と思う程、"あいみょん"の名を世間に浸透させた1曲。どこか懐かしさも感じるサウンドに乗せられた歌詞はとてもピュアな恋の歌。彼女の少しボーイッシュさも感じる歌声で伸びやかに歌われるこの曲。彼女の目線からは【遥か遠い場所にいても / 繋がっていたいなあ / 2人の思いが / 同じでありますように】と、昔の恋を懐かしみ、ここから先の未来も一緒にと願うふたりを思い浮かべ描かれていますが、どこか切なさを纏ったサウンドと歌詞が過去の恋を振り返っているようにも感じる、聴く人によって変わる"その人の曲"になることも一つの魅力です。"Billborad JAPAN 2019年上半期Streaming Songs"ランキングで1位を獲得するなど、現在もロングヒットを続けています。
2年ぶりのアルバム『インドア』のリリースが発表されたYAJICO GIRLの先行シングル。"ストリーミングで聴かれることを意識して"制作が行われたというアルバムのリードである本楽曲。「いい意味で既視感と違和感が共存している」と感じた、YAJICO GIRLというバンドだから鳴らせる楽曲だと思います。【やっと夢から醒めて / 僕は今ここにいるのだろう】「Indoor Newtown Collective」という彼らの活動のキーワード。【独りでにパッと扉は開かれるのさ】彼らはきっとこのアルバムで今までとは違う姿を観せてくれるに違いない。そんな期待を持たせてくれるこの曲は、梅雨と夏の境目、暑くなりきる前の今の季節の夜にぜひ聴いてほしい一曲。
今回は40曲の中から5曲ピックアップしました!
お気に入りの曲に出会えたらぜひ楽曲のお気に入り登録を。
プレイリストのフォローもよろしくお願いします。
今回は不定期更新のプレイリスト「今聴きたい邦楽ROCK」を夏バージョンにリニューアル!
ジャケットはodolの7月4日に開催されたワンマンライブ「O/g-10」のライブ写真を使用しています。(photo by 今井駿介)
定番楽曲から新人アーティストの楽曲を「夏」「花火」といったキーワードを元に選曲。ギラギラ輝く太陽のような曲から、夏の暑さを振り払ってくれる爽やかな曲まで。様々な楽曲を選曲しました。
弊社所属・関連アーティストは、サカナクション, KANA-BOON, odol, YAJICO GIRLの楽曲が入っています。
上記アーティストの楽曲はもちろん要チェックですが、ここでは注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。
BURNOUT SYNDROME「FLY HIGH!!」
大阪発、青春文學ロックバンドBURNOUT SYNDROMES。2016年に発売されたメジャーデビューSGのこの楽曲はTVアニメ「ハイキュー!!セカンドシーズン」第2クールオープニング・テーマとして起用。こちらの楽曲は夏の曲、というわけではないのですが、ソングライターである熊谷和海(G, Vo)の紡ぎ出す「青春」の1ページを瑞々しく切り出したかのような巧みな言葉選びとキャッチーなロックサウンドが耳に残る1曲。【青い衝動と本能と 爪牙を剥き出しにして/艱難の旅路も 夢叶うまで何度だって】。よく通る熊谷の声が聞き慣れない言葉もはっきりと鼓膜に届け、力強く背中を押してくれる応援歌。MVも歌詞を全面に押し出しているものの、リリックビデオとはまた異なる見応えのある作品なのでぜひ合わせてチェックを。
cero「Summer Soul」
ceroのアルバム『Obsucure Ride』収録されているこの楽曲は、cero的ブラックミュージックの空気を含んだ、メロウなチルチューン。どこかノスタルジックな雰囲気のあるイントロのフルートの柔らかな音色が、湿度高めな鬱蒼とした夏の夜に吹く風のように耳に纏わり付いて離れない。「Summer Soul」が「冷まそう」と聴こえたことから「Cool Down Baby」というフックも折り込まれていたり、所々に韻を踏んでいる感じがあったりと、歌詞を意識して聴いていても面白い一曲。レコードの針の音をノイズとして乗せたり、車の鍵の音を入れたり、音においても遊びが。MVのようにドライブをしながら聴くのにぴったりの曲。
ヨルシカ「夏影、ピアノを弾く」
コンポーザーである"n-buna(ナブナ)"が、ボーカル"suis(スイ)"を迎えて結成したバンド「ヨルシカ」。2017年に活動を始め、ヨルシカとして初めてリリースした1st mini AL『夏草が邪魔をする』という作品の最初に収録された1分半程のインスト楽曲であるこの曲は、アルバムの序章というような位置付けのこの楽曲はピアノだけで構成され、ギラギラした夏ではなく、柔らかく美しい夏を感じる爽やかな1曲となっています。お盆に里帰りした時に、実家の縁側で朝顔の咲く朝に聴きたい。ちなみに、以前ユアネスが入場のSEとして使用していた楽曲はこのアルバムに収録されていた「飛行」という楽曲。
あいみょん「マリーゴールド」
2018年、一番ヒットした夏ソングってこれでは?と思う程、"あいみょん"の名を世間に浸透させた1曲。どこか懐かしさも感じるサウンドに乗せられた歌詞はとてもピュアな恋の歌。彼女の少しボーイッシュさも感じる歌声で伸びやかに歌われるこの曲。彼女の目線からは【遥か遠い場所にいても / 繋がっていたいなあ / 2人の思いが / 同じでありますように】と、昔の恋を懐かしみ、ここから先の未来も一緒にと願うふたりを思い浮かべ描かれていますが、どこか切なさを纏ったサウンドと歌詞が過去の恋を振り返っているようにも感じる、聴く人によって変わる"その人の曲"になることも一つの魅力です。"Billborad JAPAN 2019年上半期Streaming Songs"ランキングで1位を獲得するなど、現在もロングヒットを続けています。
YAJICO GIRL「NIGHTS」
2年ぶりのアルバム『インドア』のリリースが発表されたYAJICO GIRLの先行シングル。"ストリーミングで聴かれることを意識して"制作が行われたというアルバムのリードである本楽曲。「いい意味で既視感と違和感が共存している」と感じた、YAJICO GIRLというバンドだから鳴らせる楽曲だと思います。【やっと夢から醒めて / 僕は今ここにいるのだろう】「Indoor Newtown Collective」という彼らの活動のキーワード。【独りでにパッと扉は開かれるのさ】彼らはきっとこのアルバムで今までとは違う姿を観せてくれるに違いない。そんな期待を持たせてくれるこの曲は、梅雨と夏の境目、暑くなりきる前の今の季節の夜にぜひ聴いてほしい一曲。
今回は40曲の中から5曲ピックアップしました!
お気に入りの曲に出会えたらぜひ楽曲のお気に入り登録を。
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