SENSA

2019.03.19

映像音楽回顧録 洋楽編

映像音楽回顧録 洋楽編

先日公開した「映像音楽回顧録 邦楽編」、個人的に作っていて面白かったので、調子に乗って「洋楽編」も作ってみました!洋楽編なので弊社所属アーティストなどは選曲されていないのですが(笑)洋画の劇版って本当に壮大でかっこいい楽曲が多数あります。シリーズでもバージョン違いで発表されていたりと、聴き比べるのも面白い点の一つ。実は耳にしたことのあるあのBGMが、この映画の主題歌だった!なんて発見もきっとあると思います。

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ここでは50曲の中から5曲、注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。



ジョン・ウィリアムズ「Prologue」

皆さんきっと知らない人はいませんよね、『ハリー・ポッター』のメインタイトルが流れる時に流れる楽曲です。メインテーは「Hedwig's Theme」の方。同じアルバムに入っているのでこちらもぜひ聴いて下さい。魔法の世界に誘われるような不思議さと神秘さ、不穏さが全て入った名曲です。収録はロンドンで行われたとのこと。
ジョン・ウィリアムズはニューヨーク出身の作曲家で、ハリー・ポッターを手掛ける以前に「ジョーズ」「スターウォーズ」「スーパーマン」「レイダース」「E.T.」など、音楽が印象に残る数多くの作品を担当しています。
この「Prologue」の後に選曲している『ファンタスティック・ビースト』の「Main Titles」は彼の作曲でなく、ジェームズ・ニュートン・ハワードが「Hedwig's Theme」などを組み込んで作曲したものになっています。ちょっと壮大さが違う方向なのも聴いてて面白いポイント。



イディナ・メンゼル「Let It Go」

イディナ・キム・メンゼルは劇中で「エルサ」を演じたアメリカの女優・歌手です。作詞作曲はロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペスが担当しています。日本でも一斉を風靡した「アナと雪の女王」。近年で一番ヒットしたアニメ映画ではないでしょうか?吹き替えでエルサを演じた松たか子さんの歌声も素晴らしかったですよね。この楽曲もですが、さすがディズニー、歌いたくなる楽曲が多くなる映画作品でした。皆さん歌いませんでした?「雪だるまつく〜ろ〜」。「生まれてはじめて」も印象に残る1曲でしたよね。ミュージカルに近く、音楽に注目して聴かなくても自然と身体に入ってくる楽曲が多いのがディズニー作品の特徴の一つだと思います。



キアラ・セトル「This Is Me」

こんなにヒットしたサントラあるかな!?ってくらい今年度売れに売れたサウンドトラック。(ボヘミアンラプソディーの方が売れましたかね?)『グレイテスト・ショーマン』はミュージカル映画ではお馴染み?のヒュー・ジャックマンが主演のアメリカで製作された映画です。ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが手掛け、中でも「This Is Me」は主題歌として多くの人が耳にしたことがある楽曲だと思います。キアラ・セトル演じる髭を蓄えたレティ・ルッツが、自分に問いかけるように歌い始め、そしてフリークショー劇場のキャストを引き連れて舞踏会に乗り込んで歌うシーン。キアラの情熱的に力強い歌声の裏にある、役のレティの歩んできた人生から生まれた歌詞にも注目の一曲です。



アダム・レヴィーン/キーラ・ナイトレイ「Lost Stars」

せっかくなので3曲入れてみました。2013年のアメリカ合衆国の音楽映画。監督および脚本はジョン・カーニー、主演はシンガーソングライターを演じたキーラ・ナイトレイと音楽プロデューサーを演じたマーク・ラファロ。マルーン5のアダム・レヴィーンの3人です。この楽曲は、第87回アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされました。作詞作曲は、音楽プロデューサーのGregg Alexander(グレッグ・アレクサンダー)が担当しています。アダム・レヴィーンの「Lost Stars」はもちろん、キーラ・ナイトレイ歌う「Lost Stars」はアダム・レヴィーンが演じる元彼を思い出して、パソコンに保存してあった動画を見ながら、過去を振り返る場面に登場します。彼女の歌声もとても素晴らしく、他の曲も良いのでぜひストーリーと合わせながら楽しんでほしい作品です。



クイーン「Bohemian Rhapsody - Live Aid」

映画のあのシーンが鮮明に思い出されすぎて。クイーンはイギリス・ロンドン出身のロックバンド。残念ながらフレディは私が生まれる以前に逝去されていますが、どの時代でも耳にしたことのある数多くの名曲をこの世に残していったアーティストです。本楽曲は、アカペラ→バラード→オペラ→ハードロック→バラードで構成され、ライブでの完全再現が難しく、原曲は6分近くあるのですが、Live Aidでは原曲の1分弱のあたりから始まるバラード部分だけが演奏されました。史実とは異なる点もありますが、彼らが残した名曲の数々と時間を追いながら聴くことでCDとは違った聴き方もでき、本物の"ロックバンド"の姿を感じることのできる良い映画でした。


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