2019.03.01
最近やっとポカポカ陽気の日が増えて、春らしさのある日が続いています。コートからジャケットへの衣替えの季節に差し掛かっています。(まだちょっと夜は肌寒いかな?)花粉症の人は...ちょっとつらい季節がやってきましたね(笑)
今回は不定期更新のプレイリスト「今聴きたい邦楽ROCK」を春バージョンにリニューアル!
ジャケットはサカナクションのホールツアー公演のライブ写真を使用させて頂きました。
そして、フォロワーも4,000人を突破!ありがとうございます!
定番楽曲から新人アーティストの楽曲を「春」「さくら」といったキーワードを元に選曲。歌詞の一部に春を感じたり、新たな旅立ちの門出のこのシーズンにぴったりの楽曲も入っています。
こうしてみると「春風」という曲はこんなにあるのか...とか「さくら」という楽曲の多さにも驚きます。それぞれの楽曲を聴き比べるのも面白いかも。今回は邦楽ROCKだけではなく、少しだけJ-POPも織り交ぜてみました。
弊社所属・関連アーティストは、GONTITI, サカナクション, KANA-BOON, odol, mol-74の楽曲が入っています。
上記アーティストの楽曲はもちろん要チェックですが、ここでは注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。
イントロから暖かい春の息吹を感じるようなサウンド。Vo.ミゾベの柔らかい歌声からはじまるこの楽曲はodolが昨年3月にリリースしたDigital SG。AL『往来するもの』にも収録されています。ジャケットも当時のアー写を切り出したものですが、どこか春らしさを感じる色味ですよね。「旅に出てみようか 怖いことなんてないさ」から始まり、「どこまでも行こう 君の目に映る全てが新しくあるように」で終わるこの楽曲は、春のこの終わりと始まりにぴったり。「旅」をテーマに描かれたこの楽曲ですが、知らない土地に移り住む人も多いこの時期、新しい場所への期待の気持ちに寄り添ってくれるような1曲です。最新ではないですが、その当時のものがジャケにもなっているのでアー写はそちらを掲載しております。
絶対春になったら聴きたい曲個人的No.1。スピッツっていつの季節聴いても良いのですが、この楽曲はこの3月4月の揺れる心の状態をすごく反映していて、尚且、スピッツらしい言葉で背中をちょっと押してくれるような曲だと思います。ぬかるむ道を歩いた経験も、トゲのある藪を通ってきたことも、食べられそうなものはなんでも食べて。書いている筆者は25歳ですが、この25年を振り返っても人生楽しいことや嬉しいことより悲しいことや辛いことの方が多かったように感じます。特に、この3月って自分も変わらなきゃ、といろいろな悩みが生まれる季節かなと思います。様々なもやもやを抱えて自分を見失いそうな時、この曲をぜひきいてほしい。「どうでもいいとか」そんな言葉で汚れた心今放て」。
昨年1年間で目まぐるしい急成長を遂げた若手最注目株"King Gnu"が繰り出した「Prayer X」以来4ヶ月振りのSG。3月までの日本テレビ系ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌でもあるこの楽曲。「時には誰かを/知らず知らずのうちに/傷つけてしまったり/失ったりして初めて/犯した罪を知る」というピアノとVo.&Key.井口理の、心の内から零れ落ちてしまったようにも感じる儚い歌声から始まり、Vo.&Gt.常田大希のパートからの曲展開がKing Gnuの真骨頂とも感じるメロディーセンスを感じます。誰もが小さな罪を重ね、人生の終わりまでそれを背負っていくしかない。人間の誰もが持つ「弱さ」「儚さ」「美しさ」。歌詞にも深みを感じるこの楽曲は、King Gnuをさらに上のステップに引き上げる代表曲になる予感。MVの渋さも最高です。
羊文学を知る切っ掛けになった楽曲。UKシューゲイザーの雰囲気も感じるオルタナティヴ・ロックを奏でる3ピースバンドで、この楽曲は収録されている『トンネルを抜けたら』よりも、かなり早い段階でYouTubeに公開されていました。曲の展開が多いのも印象に残る曲ですが、読み上げるように「今日はここに三日間で最低の日だ/最高気温は18度一昨日より1度/昨日よりは2度高い 最高の日だ/春だ 君が嫌い とても嫌い」という部分で、Vo.塩塚モエカの作り出す空気と世界観に一気に引き込まれていく。「春」というワードも入っていますが、サウンド面以上に曲の主人公の気持ちの揺らぎがこの季節を投影しているなと感じる一曲です。収録されているALも素晴らしいので合わせて他の楽曲も聴いてみて下さい。
25歳世代なら絶対知っていると思うこのケツメイシの「さくら」。萩原聖人さんとと鈴木えみさんが出演しているドラマ仕立てのMVも今でもかなり鮮明に思い出せる、多くの名曲がある彼らの中でも代表曲となっている1曲です。まずメロディーが最強。サビ始まりで一言目が「さくら」ではじまる印象の強さはもちろんですが、バックで奏でられるストリングスの曲線がとても美しく、歌詞だけでなくこの季節と楽曲の切なさを際立てます。案外ラップパートでは勢いもありますし、ヒップホップと切なさって共存が難しい気がするのですが、ストリングスとピアノの作り出す音色の柔らかさと儚さがこの楽曲を成立させていると感じます。「花びら舞い散る 記憶舞い戻る」という歌詞が何度も繰り返される歌詞が頭から離れません。
2017年、デビュー10周年を記念して行われた「あなたが選ぶサカナクションの名曲」ランキングで1位に輝いた楽曲です。この楽曲の基はVo.山口一郎が10代の頃にできていて、構想9年を経て完成させたこの曲はAL『KikUUiki』に収録されています。決して春の楽曲というわけではないのですが、「制服はもう捨てた 僕は行く 行くんだ」という歌詞や、ロック→オペラ→ロックという楽曲展開のロック・シンフォニーが、どことなく合唱とかで歌ってほしいなと個人的に感じるところから選曲させて頂きました。歌詞の一部に「KiKUUiki」の音が隠されていたり、改めて聴くと面白い楽曲だなと思いました。そんなサカナクション、ようやく!やっと!やっっと!!6年振りにオリジナル・アルバムの発売が発表されましたね。4月24日(水)、あと1ヶ月と少しですが発売されるのか!?それまで皆さん、ぜひ過去のアルバムを聴き直してみて下さい。
40曲の中から6曲ピックアップしました!
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今回は不定期更新のプレイリスト「今聴きたい邦楽ROCK」を春バージョンにリニューアル!
ジャケットはサカナクションのホールツアー公演のライブ写真を使用させて頂きました。
そして、フォロワーも4,000人を突破!ありがとうございます!
定番楽曲から新人アーティストの楽曲を「春」「さくら」といったキーワードを元に選曲。歌詞の一部に春を感じたり、新たな旅立ちの門出のこのシーズンにぴったりの楽曲も入っています。
こうしてみると「春風」という曲はこんなにあるのか...とか「さくら」という楽曲の多さにも驚きます。それぞれの楽曲を聴き比べるのも面白いかも。今回は邦楽ROCKだけではなく、少しだけJ-POPも織り交ぜてみました。
弊社所属・関連アーティストは、GONTITI, サカナクション, KANA-BOON, odol, mol-74の楽曲が入っています。
上記アーティストの楽曲はもちろん要チェックですが、ここでは注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。
odol「時間と距離と僕らの旅」
イントロから暖かい春の息吹を感じるようなサウンド。Vo.ミゾベの柔らかい歌声からはじまるこの楽曲はodolが昨年3月にリリースしたDigital SG。AL『往来するもの』にも収録されています。ジャケットも当時のアー写を切り出したものですが、どこか春らしさを感じる色味ですよね。「旅に出てみようか 怖いことなんてないさ」から始まり、「どこまでも行こう 君の目に映る全てが新しくあるように」で終わるこの楽曲は、春のこの終わりと始まりにぴったり。「旅」をテーマに描かれたこの楽曲ですが、知らない土地に移り住む人も多いこの時期、新しい場所への期待の気持ちに寄り添ってくれるような1曲です。最新ではないですが、その当時のものがジャケにもなっているのでアー写はそちらを掲載しております。
スピッツ「春の歌」
絶対春になったら聴きたい曲個人的No.1。スピッツっていつの季節聴いても良いのですが、この楽曲はこの3月4月の揺れる心の状態をすごく反映していて、尚且、スピッツらしい言葉で背中をちょっと押してくれるような曲だと思います。ぬかるむ道を歩いた経験も、トゲのある藪を通ってきたことも、食べられそうなものはなんでも食べて。書いている筆者は25歳ですが、この25年を振り返っても人生楽しいことや嬉しいことより悲しいことや辛いことの方が多かったように感じます。特に、この3月って自分も変わらなきゃ、といろいろな悩みが生まれる季節かなと思います。様々なもやもやを抱えて自分を見失いそうな時、この曲をぜひきいてほしい。「どうでもいいとか」そんな言葉で汚れた心今放て」。
King Gnu「白日」
昨年1年間で目まぐるしい急成長を遂げた若手最注目株"King Gnu"が繰り出した「Prayer X」以来4ヶ月振りのSG。3月までの日本テレビ系ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌でもあるこの楽曲。「時には誰かを/知らず知らずのうちに/傷つけてしまったり/失ったりして初めて/犯した罪を知る」というピアノとVo.&Key.井口理の、心の内から零れ落ちてしまったようにも感じる儚い歌声から始まり、Vo.&Gt.常田大希のパートからの曲展開がKing Gnuの真骨頂とも感じるメロディーセンスを感じます。誰もが小さな罪を重ね、人生の終わりまでそれを背負っていくしかない。人間の誰もが持つ「弱さ」「儚さ」「美しさ」。歌詞にも深みを感じるこの楽曲は、King Gnuをさらに上のステップに引き上げる代表曲になる予感。MVの渋さも最高です。
羊文学「春」
羊文学を知る切っ掛けになった楽曲。UKシューゲイザーの雰囲気も感じるオルタナティヴ・ロックを奏でる3ピースバンドで、この楽曲は収録されている『トンネルを抜けたら』よりも、かなり早い段階でYouTubeに公開されていました。曲の展開が多いのも印象に残る曲ですが、読み上げるように「今日はここに三日間で最低の日だ/最高気温は18度一昨日より1度/昨日よりは2度高い 最高の日だ/春だ 君が嫌い とても嫌い」という部分で、Vo.塩塚モエカの作り出す空気と世界観に一気に引き込まれていく。「春」というワードも入っていますが、サウンド面以上に曲の主人公の気持ちの揺らぎがこの季節を投影しているなと感じる一曲です。収録されているALも素晴らしいので合わせて他の楽曲も聴いてみて下さい。
ケツメイシ「さくら」
25歳世代なら絶対知っていると思うこのケツメイシの「さくら」。萩原聖人さんとと鈴木えみさんが出演しているドラマ仕立てのMVも今でもかなり鮮明に思い出せる、多くの名曲がある彼らの中でも代表曲となっている1曲です。まずメロディーが最強。サビ始まりで一言目が「さくら」ではじまる印象の強さはもちろんですが、バックで奏でられるストリングスの曲線がとても美しく、歌詞だけでなくこの季節と楽曲の切なさを際立てます。案外ラップパートでは勢いもありますし、ヒップホップと切なさって共存が難しい気がするのですが、ストリングスとピアノの作り出す音色の柔らかさと儚さがこの楽曲を成立させていると感じます。「花びら舞い散る 記憶舞い戻る」という歌詞が何度も繰り返される歌詞が頭から離れません。
サカナクション「目が明く藍色」
2017年、デビュー10周年を記念して行われた「あなたが選ぶサカナクションの名曲」ランキングで1位に輝いた楽曲です。この楽曲の基はVo.山口一郎が10代の頃にできていて、構想9年を経て完成させたこの曲はAL『KikUUiki』に収録されています。決して春の楽曲というわけではないのですが、「制服はもう捨てた 僕は行く 行くんだ」という歌詞や、ロック→オペラ→ロックという楽曲展開のロック・シンフォニーが、どことなく合唱とかで歌ってほしいなと個人的に感じるところから選曲させて頂きました。歌詞の一部に「KiKUUiki」の音が隠されていたり、改めて聴くと面白い楽曲だなと思いました。そんなサカナクション、ようやく!やっと!やっっと!!6年振りにオリジナル・アルバムの発売が発表されましたね。4月24日(水)、あと1ヶ月と少しですが発売されるのか!?それまで皆さん、ぜひ過去のアルバムを聴き直してみて下さい。
40曲の中から6曲ピックアップしました!
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