SENSA

2018.12.15

今聴きたい邦楽ROCK-2018 WINTER-

今聴きたい邦楽ROCK-2018 WINTER-

すっかり冷え込んできた毎日!そろそろ先日買ったマウンテンパーカーでは寒さを凌ぐのが厳しくなってきました...。今年の冬、暖冬だって聞いてたんですけど、本当ですか...布団から出られない毎日が続いています。

今回は不定期更新のプレイリスト「今聴きたい邦楽ROCK」を冬バージョンにリニューアル!
ジャケットは弊社関連アーティストのmol-74のライブ写真を使用させて頂きました。
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今回は最新曲は少なめに、冬になったら聴きたいなーと思わせる楽曲を集めました。
歌詞の所々に「雪」だったり、「白い息」だったり、冬を連想させる言葉が散りばめられている楽曲たち。実はこの曲も冬ソングだった!なんて発見もあるかもしれません。

弊社所属・関連アーティストは、サカナクション, KANA-BOON, The fin., odol, ユアネス, bonobos, Keishi Tanaka, mol-74の楽曲が入っています。
上記アーティストの楽曲はもちろん要チェックですが、ここでは注目して欲しい楽曲を紹介できればと思います。



sleepy ab.「雪中花」

札幌で結成・札幌在住の3ピースバンド。今年結成20周年を迎え、先日ワンマンライブを終えたばかりの彼ら。
Vo.成山さんの歌声は羽毛のように柔らかく優しい歌声で、どの曲を聴いても癒やされるのですが、この楽曲はその名の通り「雪」を連想させるような「白い道」というワードだったり、チェロやフルートなど楽器の音色からも冬を感じられます。日が暮れるのも早く、暗く寒い冬ってどうしても不安な気持ちが押し寄せてくる季節ですよね。でも朝日に照らされて煌めく雪やちょっと静かな感じが美しい季節でもあります。この楽曲はそんな冬の両面を表している楽曲ではないかと思います。



ストレイテナー「冬の太陽」

ストレイテナーのこの楽曲はAL『Behind The Scene』に収録されている17枚目のシングル曲。ライブでもよく披露されている人気楽曲ですが、ストレイテナーならではのクールさの詰まった楽曲だと思います。印象的なイントロは霜柱や氷柱を連想させるような冬の冷たさを感じさせ、冬の冷たい朝が思い浮かびます。サビでは冬の太陽のあの眩しい感じを思わせるサウンドに、「過去を書き換えても/未来を操っても/手に入れられないものを」という印象的な歌詞が耳に残ります。ギター,ベース,ドラム,そして歌。彼らにしか出せないバンドが奏でるアンサンブルに心を掴まれる楽曲です。



サニーデイ・サービス「Christmas of Love」

つい先日サブスク配信が解禁となったサニーデイ・サービス。こちらのNew Songは、タイトルの通り、彼らの手がけるクリスマスソングです。ジャケットもとても可愛いですね。ベルの音から始まるイントロの時点でクリスマスを感じさせます。クリスマスソングってたくさんありますけど、彼らのこの楽曲はハッピーな感じもありつつもとても優しい、いわばジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」を思わせるような温かさがあります。ありあまる愛やすべての人への希望が歌われている本楽曲は、19日のリキッドルーム公演からCDとしても発売されることが決定しています。



サカナクション「ネイティブダンサー」

先日EX THEATER ROPPONGIでの4日間に渡るライブも完遂し、今まさに全国ツアー中のサカナクション。彼らの地元北海道と東京の景色を重ねて作られたこの楽曲はAL『シンシロ』に収録されている1曲です。ライブの演出ではレーザーで雪を彷彿とさせる演出が入り印象的なこの曲は、歌詞の一部にも「雪になって」「冬の花」という言葉があり、サウンドからも雪が舞い、積もっていく様子を感じます。ライブでは音に乗ることもできますが、改めて歌詞をじっくり読みながら聴くとまた違ったサカナクションならではの文学的な表現が各所に散りばめられていることに気づき面白いです。"観る""体感する"のライブを極め続けているサカナクションの音源を、音楽の原点"聴く""読む"に立ち返って感じてみては如何でしょうか。また、現在来年のアリーナツアーのチケット先行も実施中。合わせてチェックを。



サイダーガール「Dialogue」

サイダーガールの先日発売されたAL『SODA POP FANCLUB 2』に収録されているこの楽曲は映画「家族のはなし」の主題歌です。お笑い芸人でありイラストレーターの鉄拳さんのパラパラ漫画を原作とした映画、私も公開初日に観に行ったのですが、めちゃくちゃ泣きました。上京して、田舎に家族がいる人には間違いなく響く作品でした。"家族"とは明言されていませんが、歌詞にも家族・大切な誰かの温かさを感じるフレーズがたくさんあり、聴いていると実家に帰りたくなります。ちょうど年末年始ですし、帰省する方も多いのではないでしょうか?この楽曲を聴いていると家族への感謝の気持ち、言葉にして、ちゃんと声に出して伝えたくなります。ぜひ聴いてみて下さい。



6.LILI LIMIT「signal」

年内の活動を持って解散するLILI LIMIT。個人的にこの音楽業界に入る前から大好きで、自分の主催するイベントにも出演してもらったことがあるアーティストだったので、解散の告知を見た時は心臓が止まりそうでした。改めてこの機会にサブスク解禁されていない楽曲も含めて聴き直したのですが、昔の楽曲ももちろん自分の歴史に刻まれているので懐かしいのですが、最新楽曲が変わっても変わらずにかっこいいと思えることってバンドとして本当に強いことだなと思います。彼らの最後のリリース曲となった「signal」はNHK山口放送局の年間キャンペーン[My"ISHIN"]のテーマ・ミュージックに起用され、若者への応援歌として書き下ろされた楽曲。牧野さんらしい言葉選びと、アップテンポなサウンドに勇気づけられます。




31曲の中から6曲ピックアップしました!
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