SENSA

2022.10.30

FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!ポニーテールスクライム・かわいあこほか全13作品 -2022.10.29-

FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!ポニーテールスクライム・かわいあこほか全13作品 -2022.10.29-

カルチャーの前線で活躍するキュレーター達が厳選した音楽を配信するサービス FRIENDSHIP.の新譜を紹介。
キュレーターの金子厚武とサトーカンナによるFM福岡のラジオ番組「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」から、今週オンエアした内容を掲載!FRIENDSHIP.がリリースした最新の音楽をいち早くチェックしよう!

New Release Digest Part 1


カンナ:10月24日週にFRIENDSHIP.からリリースの新譜全13作品の中から、まずはPart 1の7作品をダイジェストでご紹介しました。リリースおめでとうございます!はじめましてですね。SPOOLさん!

金子:SPOOLは4人組のバンドで、2018年に現在の編成になり、そこから2枚アルバムを出していて、もうすぐリリース予定の3枚目のアルバムからの先行シングルとなります。国内外のオルタナ、シューゲイザーなどからの影響を感じさせるサウンドで、プロフィールを見るとTHE NOVEMBERSやART-SCHOOLみたいな名前も挙がっていて、「なるほどな」と感じさせますね。

カンナ:私もこのあたりのバンドに一時期めちゃくちゃハマっていたので、ちょっとシンパシーを感じました。

金子:ネットで調べたら「日本のWarpaint」みたいなことも書いてあったりして、「なるほど、それもわかるな」と思ったし、個人的にはthe brilliant greenとかを思い出したりしました。

カンナ:なるほど。その視点で改めて聴いてみたいと思います。

金子:UKとUSのどちらかで言うと、UKの色が強い印象だったんですよね。



カンナ:続いて、こちらはおひさしぶりです。futuresの「Tokyo summer music '22 feat. 木谷直人」。

金子:futuresは今年7月にアルバムを出して、それも話題になったんですけど、今回は2021年に出した「Tokyo summer music '21」を、Autisの木谷さんを迎えてリアレンジした「Tokyo summer music '22 」。やっぱり「summer」に年数がついていると、僕はスチャダラパーの「サマージャム'95」を思い出すんですけど、実際に曲を聴いてみると、そのオマージュ的な要素が音色も含めてかなりあって、そこは意識的な部分かと思います。futuresはフィッシュマンズの影響も受けていたり、90年代の日本の音楽シーンに対する憧れとか思い入れを持っている人たちだと思うので、それがこれまでとは違う形で現れている感じがして、すごくいいなと思いました。



カンナ:リアレンジということで、私も「Tokyo summer music '21」の方を聴いてみたんですけど、かなりガラッと変わっているなという感じで、ぜひ聴き比べしてほしいですね。それではPart 1では1曲何をかけましょうか?

金子ポニーテールスクライムをかけようかなと思います。

カンナ:6年ぶりのミニアルバムの先行シングルということで、やっぱり待っていれば必ず戻ってきてくれるんですね(この日のオープニングではカンナさんが「HUNTER×HUNTER」の連載再開について熱く語っていました)!

金子:そうですね!戻ってきました!

カンナ:おかえりなさい!

金子:ポニーテールスクライムは今THE 2をやっている加藤くんがもともとボーカル/ギターとしてやっていたバンドで、2016年に活動休止していたんですけど、復活をして新曲をリリースということで。THE 2はもともと加藤くんとThe SALOVERSをやっていた古舘くんがセカンドキャリアとして始めて、さらにリズム隊が変わって"2"から"THE 2"に名前が変わって、最近はサカナクションの山口一郎さんとも一緒にやり始めて、いま状況に広がりが生まれているわけですけど、そこにはやっぱり覚悟も必要だったというか。バンド以外の人の意見とか目線が入ってきて、大きなプロジェクトとして動くわけだから、それは覚悟が要ることだったと思うんですよね。だからこそ、自分が元から好きだったものをそのままやるアウトプットとして、ポニーテールスクライムがもう一度戻ってきたのかなという感じがして。

カンナ:なるほど。

金子:一昔前だとそういうときに「どっちかにしなくていいの?」みたいなことを言われがちだったような気がするんですけど。

カンナ:たしかにそうですね。

金子:でも今はそこがもうちょっと自由になっていて、ちゃんとそれが相乗効果を生むし、それを周りも認めてくれるようになって、それがすごくいいなと思います。

カンナ:曲については、私は歌い出しから合唱曲になりそうなぐらい誠実なメロディーラインだと感じました。

金子:サビメロなんて特にそうですよね。

カンナ:そうなんですよ。みんなで歌いたい!みたいな感じですよね。

金子:しかも「さよならなんて言えないや 大人になりまくるけど」という歌詞がめちゃくちゃ良くて。

カンナ:フックがあってとても良いですよね。

金子:加藤くんは30歳になったらしいんですけど、ポニーテールスクライムはもともと2009年に結成しているバンドで、要は10代の頃からやっていた、本当に青春のバンドなんだと思うんですよね。そんな青春のバンドをもう一回やり始めたタイミングで、「さよならなんて言えないや 大人になりまくるけど」というフレーズを歌うっていうのは、すごくかっこいいなと。

カンナ:説得力がありますよね。




New Release Digest Part 2


カンナ:新譜ダイジェストPart 2でした。リリースおめでとうございます!こちらははじめまして、petalhead

金子:ボーカルのJaime AliseとギターのRiku Oguraによる東京を拠点とするユニットです。今回の曲「Daylight」は「爽やかな光が差す夏をイメージして書かれたラブソング。その我々の感性を活かしたまま、そこに"爽快さ"を加えることを意識して作曲した」とのこと。たしかに、爽快さを感じますね。夏に聴きたかったなあ(笑)。

カンナ:今週は夏の曲が2曲入ってましたね。秋になって思い出す"夏"というのもまたいいですよね。

金子:いいこと言いますね。曲自体もすごく良くて、最初英語詞で始まって、そのまま行くのかなと思ったら、途中から日本語詞も入ってきて、その感じもいいですね。インディー・ポップのいいところ取りというか、アコースティックの良さもあるし、声ネタを使った少しエレクトロニックな感じもあるし、めちゃめちゃいい曲でした。

カンナ:私も声がすごく好きでした。少女性のあるボーカリストとか、逆にすごくソウルフルなボーカリストがいると思うんですけど、ちょうど最近こういうのを聴きたかったなと思いながら聴いていました。曲の中で日本語に変わるときに、日本語を他言語みたいな、知らない言葉のように聴こえる発音もすごく心地よかったので、ぜひそこにも注目して聴いていただきたいと思います。



カンナ:続いてはアルバムが発売になりました、pod'z!おめでとうございます!

金子:pod'zは今回がファーストアルバムで、タイトルが『106』。3人で初ライブをしたのが1月6日というところからタイトルを取ったということで、本当に始まりの作品ですね。

カンナ:そうですね。

金子:pod'zは人が持つ陰と陽をテーマに様々な表現で楽曲を作り、ライブをしているとのことです。実際前回紹介した「kona」という曲は大きな意味でのラブソングだったのに対して、今回の曲に関してはSNSとか現代社会に対して、それこそ陰の部分をかなりエモーショナルな歌唱で表現していて、「なるほど、この二面性がpod'zなんだな」というのがわかるし、アルバムを聴けばそこがより多面的に伝わってくるんじゃないかなと思います。



カンナ:人が避けがちな言葉とか、普段目を閉じてしまうようなところまで、音楽の中だと表現できるというのは私もよく考えていて、それを思い出させてくれたアルバムかなと思います。さてPart 2からは何をかけましょうか?

金子かわいあこさんをかけようかなと思います。

カンナ:すごくよかったですね。とても気に入りました。

金子:この方はFRIENDSHIP.からのリリースは初となります。岐阜生まれで、プロフィールによると「自称へたれ宅録女子」らしいですけど、あんまりへたれ感は伝わって来なかったですけどね(笑)。

カンナ:そうですよね(笑)。

金子:彼女は「Story by Story Shibuya」という次世代アーティストやクリエイターを発掘する育成プロジェクトに参加していて、ホームページを見たら333人の中からオーディションで勝ち抜いた9名のメンバーに選ばれているそうです。

カンナ:え!そうなんですね、すごい。

金子:音楽だけじゃなくて、イラストレーターを目指している人、フォトグラファーを目指している人、映像クリエイターを目指している人、いろんなクリエイターをチームでバックアップしていくという、今っぽい面白いプロジェクトだなと思いました。かわいあこさんはその中で活動しているという面白さもありつつ、曲自体かっこ良くて、プロフィールによるとシティポップとか渋谷系みたいな言葉も出てきているんですけど、古さは全然感じなくて、すごくモダンなトラックでかっこいいですよね。

カンナ:かっこよかったです。私も渋谷系好きな時期があったんですけど、Ayane Yamazakiさんも渋谷系がバックグラウンドにあると書いてあったので、この2人が一緒のイベントに出たら熱いんじゃないかと妄想してました(笑)。

金子:どっちもキュートだったりガーリーだったりする部分は共通して持ってるんだけど、それぞれのトラックで表現していますよね。かわいあこさんはプロフィールの中のお気に入りにMETAFIVEの名前もあって、ガーリーなMETAFIVEみたいな感じもして。

カンナ:たしかにそうですね。

金子:その感じってすごく新鮮だなと思うし、METAFIVEには小山田さんも参加してるから、それこそフリッパーズギターの流れというのも、そこから汲み取ることができるかもしれない。Part 1でも90年代からのフィッシュマンズやスチャダラパーみたいな話をしましたけど、そういったリバイバルをちゃんと今に更新して、いかにして自分のものとして表現するかみたいなところは、どのアーティストも取り組んでいますよね。この「ペーパードライバー」という曲は、そういったリバイバルが溢れかえる時代の中で、いかにオリジナリティを模索するのか、みたいな部分もテーマになっているようなので、歌詞にも注目して聴いてみてもらいたいなと思います。




Kurhausのギター・作曲家のナカムラタイジロウさんが登場!

カンナ:厚武さん!ここでちょっと紹介したい人がおりまして。私が所属しているバンドKurhausのギター、そして作曲家のナカムラタイジロウさんです!

ナカムラ:こんばんは。はじめまして。

金子:はじめまして!あらたまって「紹介したい人がいる」なんて言うから、結婚相手の紹介かと思った(笑)。バンドメンバーじゃないですか。

カンナ:あはは。どうしても紹介したくて連れてきました!

金子:ナカムラさんとカンナさんはどういう風に知り合ってKurhausを始めたんですか?

ナカムラ:もともと2人とも以前違うバンドをしていたときに、よく一緒に対バンをすることがあって、すごくいいバンドをやっていたので、ずっと記憶には残っていて。そのあとカンナちゃん以外のメンバーと自分含めて3人のバンドをずっとやっていたときに、たまたまSNSで連絡を取り合う機会があって、その流れで「このバンドに参加してみませんか?」という話になり、そこから4人で始めたという感じですね。

カンナ:入れてもらいました(笑)。

金子:声をかけられたときはどうだったんですか?

カンナ:「もう出来上がってるんだ、嬉しい!」という感じでした。バンドを組むのは大変じゃないですか?なので、みんな仲良いところに入っていけるんだというのは嬉しかったです。

金子:なるほど。

カンナ:私以外のメンバーはみんな大学の繋がりがあるんですよね。

ナカムラ:そうですね。

金子:カンナさんと一緒にやりたいと思ったのは、どんな部分が大きかったですか?

ナカムラ:僕たち3人にはない、違う何かが欲しいとずっと思っていて、ぼんやりと何人かメンバー候補がいまして、その中にカンナちゃんもいました。その中で一番惹かれたのはやはり歌声です。合うだろうなという憶測でやってみたら、非常に良かったです。

カンナ:嬉しい。

金子:逆にカンナさんから見てナカムラさんはどんな人なんですか?

カンナ:前のバンドのときからカリスマ性を感じたというか。すごくポップな曲が多いバンドだったんですけど、その中のオルタナ要素みたいな部分を一手に引き受けている感じがあって、ポップな部分とオルタナな部分の配分がすごく上手な人だなと思って聴いていました。

金子:たしかにKurhausを聴いても、ポップな要素とオルタナな要素どちらも感じますね。ナカムラさんはご自身のルーツみたいなことで言うと、Kurhausに繋がる、「このアーティストは大きい!」みたいな人はいますか?

ナカムラ:特定のアーティストというよりは、よく聴いていたのが2010年ぐらいのブルックリンのDirty ProjectorsとかAnimal Collectiveとかで。そこがたぶん一番影響を受けているところかなと思いますね。

金子:以前のバンド遍歴を見ると、AFRICAというバンドにも参加されていて、当時のブルックリンはアフリカの音楽からインスピレーションを受けているバンドが多かったイメージで、そういうところからバンド名を取っていたりするんですかね?

ナカムラ:まさにそうです(笑)!

カンナ:さすが厚武さん!

金子:めちゃくちゃ余談なんですけど、僕昔AFRICAEMOというバンドをやっていて(笑)。

ナカムラ:存じ上げております。

金子:ありがとうございます(笑)。

カンナ:よくインタビューとか読むみたいで、厚武さんのことをもともと知っていたみたいです。

金子:本当ですか!

ナカムラ:おそらくレビューを書いていただいたこともあります(笑)。

金子:そうなんですよね(笑)。AFRICAEMOをやっていたので、AFRICAが出てきたときに、"アフリカ"というワードを使うバンドはそんなにいないから、すごく印象的でした。ナカムラさんがAFRICAのメンバーだったっていうのは知らなかったんですけど、プロフィールをもらったら書いてあって、「AFRICAの人なのか、縁あるな」と思いました(笑)。

カンナ:意外な繋がりがありましたね(笑)。

金子:Kurhausを始めるにあたって、どういうバンドにしたいみたいなことって、どの程度青写真がありましたか?

ナカムラ:自分で曲を作ったりはしていたんですけど、自分の趣味というか、一番キャラクターが出るような音楽をやる機会がなかったので、「今だ!」という感じで、それをやるために始めたバンドという感じですね。

金子:さっき言ってくれたように、2000年代ブルックリン的なサイケ感もありつつ、もう少し90年代的なローファイ~オルタナみたいな雰囲気もありますが、そういうイメージももともとあったのでしょうか?

ナカムラ:そうですね。そこもルーツにあります。

金子:楽曲の原型はナカムラさんが作ってるんですか?それとも、4人で制作するのでしょうか?

ナカムラ:基本的には僕が作るのですが、曲によってはもう一人のボーカルのマタノというメンバーがいて、マタノがコードとかを決めて原型を作って、それを編曲していくみたいな作業もあります。

カンナ:最初は探り探りだったんですけど、最近はナカムラさんが舵を切ってくれるようになってきたというか。まとめあげてくれるようになっていって、これからリリースする曲はよりナカムラ色が強まっていくんじゃないかなと思うので、それも楽しみにしていてほしいなと思います。

金子:ナカムラさんがリーダーなんでしょうか?

ナカムラ:そうですね......「リーダーです」と言ったことはないんですけど(笑)。

金子:実質リーダーというポジションに、よりなってきているということですかね。

カンナ:ナカムラさんはこれまでやったバンドではいろんなメンバーの要素を取り入れながらというのをすごく意識してたと思うんですけど、たぶんKurhausでは自分の色をもっと出していきたいというのがあると思うので、私たちもそれを一緒にやっていきたいなという気持ちがあります。そのあたりも聴いていってほしいです。

金子:今日はKurhausとして最初に出した「ミゾのないところ」をかけようかなと思うんですけど、それこそ1曲目ですし、やりたかったものを形にした曲なのかなという気もしますが、どういうイメージで作った曲なんでしょうか?

ナカムラ:この曲は完成形が予想だにしない形になった曲です。もっと90年代のオルタナに近かった曲を編曲するにあたって、どんどん変わっていって、今のような少しリズミカルな楽曲になりました。なので、自分が好きな要素しかないと思います(笑)。

金子:最初のイメージからは変わっていったけど、どんどん良い方向に変わっていったということですね。

ナカムラ:まさにそれを求めていたという感じです。

金子:もちろんバンドだけに、自分が思っていなかった要素が加わることによって、より面白い方向になったりもして。すでにそういうバンドマジックみたいなものが4人の中で起こっている?

ナカムラ:そうですね。



金子:ここから先の活動に関してはどんな展望を持っていらっしゃいますか?

ナカムラ:いま3曲リリースさせてもらって、来年それらをまとめたEPみたいな作品を出したいと思っています。いまはそこに向けて進めている段階で、それを出すタイミングでライブもたくさんできたらなと思ってます。

金子:福岡でのライブとかはないですか?

ナカムラ:もちろんやりたいです。

カンナ:やりたいなあ。ナカムラさんは出身が大分で、福岡にも行きたいという話は前々からしていたので。

ナカムラ:そうですね。

金子:そのEPが出る頃にはツアーとかもやれると良いですね。

カンナ:ぜひ!みなさんよろしくお願いいたします!

ナカムラ:よろしくお願いします!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」
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FRIENDSHIP.キュレーター達が厳選した音楽をラジオで紹介するプログラム「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」。キュレーターの金子厚武をコメンテーターに迎え、MISATOと共にFRIENDSHIP.がリリースをする最新の音楽を紹介。番組後半ではThe fin.のYuto Uchinoが月替りでゲストを迎え、深い音楽談義を繰り広げるコーナーを展開。

放送時間:毎週土曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

番組MC
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金子厚武
1979年生まれ。埼玉県熊谷市出身。インディーズでのバンド活動、音楽出版社への勤務を経て、現在はフリーランスのライター。音楽を中心に、インタヴューやライティングを手がける。主な執筆媒体は『CINRA』『Real Sound』『ナタリー』『Rolling Stone Japan』『MUSICA』『ミュージック・マガジン』など。『ポストロック・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック)監修。デジタル配信サービス「FRIENDSHIP.」キュレーター。
@a2take / @a2take3

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サトーカンナ
ボーカル、コーラス、作詞、ナレーション、執筆など、声と言葉にかかわる幅広い活動を続ける。
バンド(Kurhaus、グッド・ライフ・フェロウズ)ではシンセサイザーやパッドの演奏も担当。
ウェブサイト / @milkcupcakes / @kannasat

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Yuto Uchino(The fin. Vocal / Synth / Guitar)
神戸出身、ロックバンドThe fin.のフロントマン、ソングライター。80~90年代のシンセポップ、シューゲイザーサウンドから、リアルタイムなUSインディーポップの影響や、チルウェーヴなどを経由したサウンドスケープは、ネット上で話題を呼び、日本のみならず海外からも問い合わせ殺到している。
The Last Shadow Puppets、MEW、CIRCA WAVESなどのツアーサポート、そしてUS、UK、アジアツアーを成功させるなど、新世代バンドの中心的存在となっている。
オフィシャルサイト / @_thefin / @yuto__the_fin


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