2025.01.01
ダンス/エレクトロニカ、ロックなどを中心に様々なジャンルをポップスへと昇華するボカロP、東京真中が6作目となるシングル『パラノイア』をデジタルリリースした。
今作は、価値観の合わない人々や正論ばかりを並べる大人へ対しての不満を爆発させる少年/少女が主人公となっている。ポップかつ攻撃的なダンスロックサウンドは、これまでの東京真中の楽曲の中で最もボカロらしい作品と言えるだろう。
また、ふたつ(イラストレーター、アニメーター)が初監督~制作を手がけたMVも同時に発表され、今作のボーカルライブラリとして使用された重音テトがメインキャラクターとして登場している。「UNDERTALE」や「Friday Night Funkin'」などといった名作インディーゲームのパロディからSNSをモチーフにしたシーンなどが詰め込まれており、音楽、映像ともにインターネット文化との親和性が高い作品となっている。
はじめまして、こんばんは、そして明けましておめでとうございます!東京真中です。
普段は"人知れぬ夜を音楽に"というコンセプトのもと、夜にまつわる物語りを想像して音楽にしているのですが、今作はちょっと違うかもです。
というのも、最近ムカつくことがありまして......。年上の知り合いと流れ星の話題になり、どんな願いごとをするか、と私は訊きました。そしたらその阿呆が「俺は何も願わないかな、だって叶うわけないじゃん。そういうの信じるんだね。君はまだ若いね」的なことを言い出したんですよ。いやいや、ほとんどの場合が叶わないことくらい皆んな分かってるし、分かっていながら、それでも、夢と希望を込めて祈るのが私たち人間を人間たらしめる文化ってもんでしょ!と1人になった瞬間に思ったわけなんですよ。お参りも、お詣りも、願掛けも、幽霊も、サンタクロースも、占いも、物語りも、片思いも、そういうものではありませんか!?(そうだそうだ!)。いやはや、だいぶ取り乱してしまいましたが、この様な怒りを覚えたのは久方ぶりなものでして、要するにフラストレーションを炸裂させるような曲を書きたくなったんです。そこで10代の頃にあった衝動やスカした態度を振り返り、振り絞りながら今作の物語りを練りました。
思えばこういった怒りの感情って、1人の夜に沸々と湧き出るような気もするので、そう言った意味では"人知れぬ夜を音楽に"なのかも知れませんね。
そして、今作は特に、ふたつさんが手がけるMVにも注目していただきたいです!私自身昔からカートゥーン系のイラストやアニメーションが大好きで、そんな中、普段から初音ミクや重音テトなどといったボーカロイドをモチーフにした作品を投稿されているふたつさんと出会い、その作風に一目惚れしました。兎にも角にもポップで可愛くて良い意味で憎たらしいアニメーションMVを是非ともご覧くださいませ。
それでは皆さん、今年も東京真中を何卒よろしくお願いいたしますー!
東京真中
東京真中「パラノイア」
2025年1月1日(水)
Format: Digital
Track:
1.パラノイア
試聴はこちら
@tokyomanaka
FRIENDSHIP.
今作は、価値観の合わない人々や正論ばかりを並べる大人へ対しての不満を爆発させる少年/少女が主人公となっている。ポップかつ攻撃的なダンスロックサウンドは、これまでの東京真中の楽曲の中で最もボカロらしい作品と言えるだろう。
また、ふたつ(イラストレーター、アニメーター)が初監督~制作を手がけたMVも同時に発表され、今作のボーカルライブラリとして使用された重音テトがメインキャラクターとして登場している。「UNDERTALE」や「Friday Night Funkin'」などといった名作インディーゲームのパロディからSNSをモチーフにしたシーンなどが詰め込まれており、音楽、映像ともにインターネット文化との親和性が高い作品となっている。
はじめまして、こんばんは、そして明けましておめでとうございます!東京真中です。
普段は"人知れぬ夜を音楽に"というコンセプトのもと、夜にまつわる物語りを想像して音楽にしているのですが、今作はちょっと違うかもです。
というのも、最近ムカつくことがありまして......。年上の知り合いと流れ星の話題になり、どんな願いごとをするか、と私は訊きました。そしたらその阿呆が「俺は何も願わないかな、だって叶うわけないじゃん。そういうの信じるんだね。君はまだ若いね」的なことを言い出したんですよ。いやいや、ほとんどの場合が叶わないことくらい皆んな分かってるし、分かっていながら、それでも、夢と希望を込めて祈るのが私たち人間を人間たらしめる文化ってもんでしょ!と1人になった瞬間に思ったわけなんですよ。お参りも、お詣りも、願掛けも、幽霊も、サンタクロースも、占いも、物語りも、片思いも、そういうものではありませんか!?(そうだそうだ!)。いやはや、だいぶ取り乱してしまいましたが、この様な怒りを覚えたのは久方ぶりなものでして、要するにフラストレーションを炸裂させるような曲を書きたくなったんです。そこで10代の頃にあった衝動やスカした態度を振り返り、振り絞りながら今作の物語りを練りました。
思えばこういった怒りの感情って、1人の夜に沸々と湧き出るような気もするので、そう言った意味では"人知れぬ夜を音楽に"なのかも知れませんね。
そして、今作は特に、ふたつさんが手がけるMVにも注目していただきたいです!私自身昔からカートゥーン系のイラストやアニメーションが大好きで、そんな中、普段から初音ミクや重音テトなどといったボーカロイドをモチーフにした作品を投稿されているふたつさんと出会い、その作風に一目惚れしました。兎にも角にもポップで可愛くて良い意味で憎たらしいアニメーションMVを是非ともご覧くださいませ。
それでは皆さん、今年も東京真中を何卒よろしくお願いいたしますー!
東京真中
RELEASE INFORMATION
東京真中「パラノイア」
2025年1月1日(水)
Format: Digital
Track:
1.パラノイア
試聴はこちら
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オフィシャルサイト@tokyomanaka
FRIENDSHIP.