SENSA

2021.07.28

クリエイティブプロジェクトam8、リミックス集「am8 killed by シリーズ」第5弾は「DUB VERSION」にチャレンジ!

クリエイティブプロジェクトam8、リミックス集「am8 killed by シリーズ」第5弾は「DUB VERSION」にチャレンジ!

昨年末アルバム「iDoM」をリリースしたクリエイティブ・プロジェクトam8。アナログレコードや連続配信、個性的なフィーチャリングシンガーを起用するなど、独自のクリエイティブアクションを起こしてきた彼らが、
今回は前述のアルバム収録曲を、各方面のサウンドクリエイターに大胆なリミックスをチャレンジしてもらう、というアプローチを企画した。
名付けて、『am8 killed by(キルバイ)シリーズ』。
クリエイティブの「スクラップ&ビルド=破壊と再構築」をコンセプトに、彼らが体現してきたサウンドコンセプトを一度「殺し」、外部からの印象で自由にリミックスしてもらう事で、オリジナルとは異質な音楽世界に誘う、というシリーズ企画となっている。

第五弾のオファーは、いままでのリミックスとは異なるアプローチ。
リミキサー mad FPUによる、ジャマイカで生まれた「DUB」の手法を活かして、オリジナルトラックを構成していた数々のサウンドパーツを、まさに「破壊と再構築」して、また新たなコンテンツを産んでいくという方法のリミックスとなっている。

一見am8の音楽性からはかけ離れているようにも見える、このDUBの手法だが、実はメンバーの音楽性にはDUB MUSICというものが大きな影響を与えている。
90年代~00年代に一世を風靡したMASSIVE ATTACK、POTISHEAD、はもちろんのこと、80年代のテクノシーンにもDUB VERSIONが存在した。ダンスミュージック、プロデューサーミュージックの実験的手法=DUBに興味を持つ、当時から高いアンテナを持っていたアーティストたちにも(am8は)たくさんの影響を受けてきた。

このDUBという方法論のオマージュとして、今回このam8 killed by(キルバイ)シリーズ、というプロジェクトのいちコンテンツとして、リミックスの進化系というスタンスで表現された。

「iDoM」というアルバム完成した時から、今回のようなDUB VERSIONの構想はありまして、さてどの曲がマッチするかな、と思った時に、比較的、制作上先に完成をむかえていたのと、トラックを構成する数々のパートそれぞれが、いろんな音色で構成され、とても独特な質感を持っているパーツでできている楽曲だったのでこの「Florian ft.HANA+Kaori Takeda」をダブワイズすることに決めました。

本来はミキシングコンソールに各パートを立ち上げて、いわゆる演奏のようにDUB処理を施すのが本来の作り方なのですが、トラック数もかなりの量があるので、ベーシックとなるサウンドストーリーは実際にコンソールを使ってダブパフォーマンスを何バージョンか作成し、それを元により緻密にデータを組み上げていくという、いわば"ハイブリット"な作成方法を選びました。

本音を言うと、直感でつまみを触ってつくる方が雑味があってワクワクするのですが、作品性を高めるために両方の利点を掛け合わせて、このように完成させてみました。
冒頭の部分は、ぼくも音楽を聴き始めた頃、愛用していたカセットテープを使って感じていたフィーリングにインスパイアを受けて作りましたので、イメージして聴いていただけると幸いです。

mad FPU



RELEASE INFORMATION

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am8「am8 killed by mad FPU twice」
2021年7月28日(水)
Format: Digital
Label:Alfa Beta Records

Track:
1. Florian meets DUBWISE
2. Florian ft. HANA+Kaori Takeda

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LINK
@am8__official
@am8_official2020
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