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2019.02.27
今回は年間ペヤング数100を超えるペヤンガー(ペヤングを愛するコアなファン)である私が美味しいペヤングの作り方をご紹介いたします。
*以下文章における味や効果に関しては筆者の主観たっぷりによるものです。
それぞれ個人差がありますのであくまで参考程度に。ご了承ください。
ペヤングとは?
群馬県伊勢崎市に本社を置く「まるか食品」が1975年3月に販売を開始した「ペヤングソースやきそば」。語源は若いカップルには2人で1つのものを仲良く食べて欲しいという願いから「ペア+ヤング」。他のインスタント焼きそばにはない、あっさりとしつつもコクのある素朴な味わいが老若男女問わず世代を超えて大人気。その存在感はビートルズのようにポップであり、革新的であり、そして普遍的。ちなみに弊社では「ペヤング派」「UFO派」が混在しており、日々私が社内にペヤング臭(ペヤング特有の食欲をそそる甘く芳醇なソースの香り)を漂わせ布教活動をしております。
座学はまるか食品のHPから学んでいただき、それでは早速作り方にいってみたいと思います!
あなたに合ったペヤング選び!
コンビニにいくとどこでもほぼ100%の確率で3種のペヤングに出会うことができます。「ペヤング
ソースやきそば」、「ペヤングソースやきそば 超大盛」、「変わり種ペヤング」。それぞれの説明をしていきます。
ペヤング ソースやきそば
スタンダードなペヤング。程よいサイズ感で、ペヤング+サラダ/おにぎり/ホットスナックなどなにかと一緒に食べる時や、ちょっと小腹が空いた時のおやつや夜食のような感覚でも気軽に楽しめます。もしまだペヤング未経験の方はまずはこちらから。
ペヤングソースやきそば 超大盛
ペヤングを思いっきり楽しみたい方におすすめの超大盛。名前に恥じぬことのないボリューム感で満たしてくれます。これに慣れてしまうと通常ペヤングではもの足りなさを感じてしまうという危険な魅力をはらんでいます。
変わり種ペヤング
期間限定で現れる変わり種ペヤング。過去に「からしMAX」「パクチーMAX」「背脂MAX」「わかめMAX」などのMAX系や、「激辛やきそばEND」「イカスミ」「納豆」などキワモノ系の変わり種が生まれては話題を呼んでいますが、「ペペロンチーノ風」「塩ガーリック」などの隠れた名作も生み出しおります。いつものペヤングとは違った味を楽しみたい方におすすめです。ちなみ筆者のベスト変わり種は「のり塩ポテトやきそば」です。こちらは再販も願っています。
それでは調理に移ります!
お熱いのがお好き!
お湯はぐつぐつに沸騰させたものを注ぎましょう。麺が茹で加減が均一になるのと、麺の量が多い「超大盛」だとお湯が麺に負けてしまうこともあるので出来れば温かいお湯を注いであげてください。
大切なモノは忍ばせて。
かやくは麺の下に忍ばせましょう。これは旧ペヤング(フタつき)の名残ではあるのですが、湯切りの時のかやく流出を防ぐ役割があります。また湯切りの際にフタについたりを防ぐ効果もあります。
ルールを守りましょう。
お湯が麺に負けてしまわないようにお湯の量はケチらず規定の線の位置までしっかりたっぷり注ぎましょう。
試合は3分、勝負は一瞬。*重要ポイント
茹で時間はこちらも規定の3分。なのですが1分30秒で一度フタを少し開け中の麺を混ぜてあげましょう。超大盛はその麺の量ゆえにお湯が麺に負けてしまうことがあるので、途中で混ぜ麺をほぐしお湯への接触を増やすことで、麺の固さにばらつきのない仕上がりになります。混ぜたらしめます。
湯切りこそ全て! *重要ポイント
旧ペヤング(フタつき)の時は、湯切りの口が小さく湯のキレが悪い→ちょっと強く湯切っちゃう→落下事故が起こる可能性が生まれる→ゆえに思いっきり湯切りができない→ちょっと水っぽくなる→ソースの味が薄くなる!!→ペヤングの味が薄いと風評被害が起こる!!という負の連鎖を起こしておりましたが、新ペヤングではがっつりしっかりと湯切ることができます!のでここぞとばかりに湯を切りましょう!湯を!切りましょう!湯を!ここぞとばかりに!切りましょう!
人生にも、ペヤングにも、スパイスが必要だ。 *重要
十分に湯切ることができたらソースを満遍なくかけよく混ぜましょう。ここでソースを雑にかけてしまうとソースの絡まりにムラができてしまいます。(かかってない所との味の違いを楽しむというのもアリですが)そしてもう本当に重要なスパイスとふりかけ!これをなしにペヤングは語れません!マストです!こちらも満遍なく。食後に青のりが気になる人がいるかもしれませんが、大丈夫です。誰も気づきません。
水と生きる。
それでは実食。ですが!ここで大量のやきそばは勢いよく食してしまうと喉で渋滞を起こしてしまう時が...。そんな時はお水を。焼きそばとの相性の良い飲み物にはウーロン茶/ミックスジュース/ビールなど諸説ありますが、お水がベストオブベストです。食べ終わったら最後にクビっと。口の中に残った青のりも流してくれます。
うまさは細部に宿る。
今回は調理の難易度が少し高い「ペヤングソースやきそば 超大盛」で解説をしていきましたが、全ペヤングに通じることでもあります。シンプルにお湯を注ぐ→お湯を切る→ソースを混ぜる→食べる。というただそれだけではあるのですが、それらを「丁寧 丁寧 丁寧に作ると」より美味しくいただけます。
皆さんもより美味しいペヤングライフをお過ごし下さい。