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2018.11.21
先月の10月12日〜10月21日の8泊10日、LITEのBlizzard Tour UK/Irland編のロンドン公演と、パリで開催されるMaMA Festivalへの参加&The fin.初のフランス公演を観るため、はじめての海外に行ってまいりました...!
行くのが決まるまでパスポートすら持っていなかった、&小中校と一番苦手科目が英語だったので、本当に大丈夫か不安でしたが、英語力が本当に中学生以下(30歳までに英語もう少しわかるようになりたいと反省しました...)でも海外にはとりあえず行ける、ということをこのレポートでお伝えできればなと思います...。
準備
①パスポートをとる
今回が「初海外」、パスポートすらもっていなかったので、まずは親に電話して戸籍抄本の準備からはじめました...。パスポートの準備に必要なのはこちら!
【申請する】
(1)一般旅券発給申請書※これは住民票をもらいに行くときに一緒にもらってきちゃいましょう。
(2)戸籍抄本※本籍地の市役所でしか発行できないので早めに準備
(3)住民票の写し※こちらは住んでいるところで住民登録していれば、区役所などですぐに発行してもらえます。(でも必要なかった気もする)
(4)写真※パスポートの写真は結構厳しめらしいのでお財布に余裕があったら写真館などでちゃんと撮ってもらう方が良いかも。
(5)身分証明証(私は免許証を使用しました)
これらをもって、私の場合は新宿ある都庁の旅券課へ。どこで申請できるかはそれぞれ住んでいる地域によって違うので調べましょう。
列に並ぶとおばさまが写真が大丈夫かまずチェックしてくれます。OKならすべての書類をもって受付へ。受付が完了すると何日以降に受取可能か教えてもらえ、引き換えの紙をもらいます。
【受け取る】
次は受け取り、同じ場所の向かい側に受け取り場所がありました。ここに行くときは「収入印紙」14,000円分と「現金」2,000円が必要です。収入印紙は郵便局で買えるので、旅券課に向かう前に買っていきましょう!
受付で収入印紙を引き換えの紙に貼って、手数料の2,000円を支払います。そのあと、名前が呼ばれたら本人確認があり、無事、パスポートを受け取ることができました!
②飛行機・ホテル・その他の予約
海外に行くのってこんなに準備するものたくさんあるんだ...と思いました。
【飛行機】
どの航空会社がいいんだろうというのはありますが、航空券を安くしたいのならトランジットを含めるのがオススメ。私は上海を経由するキャセイ・パシフィック航空を使いました。予約はキャセイのページで直接予約しましたが、探すのはスカイスキャナーを利用しました。
【ホテル】
ホテルの予約はエクスペディアを利用しました。私ははじめての海外だったのでかなり星の数や口コミの評価を参考にして選びました...。
ロンドンのホテルはこちらのシングルルームを予約しました。パリのホテルはこちら。
【ロンドンからパリの移動】
今回はロンドン〜パリの移動にユーロスターを利用。ユーロスターはドーバー海峡の海底トンネルを通ってロンドンとパリをつなぐ高速列車です。予約にはこちらのレイルヨーロッパを使用しました。ここで注意。ヨーロッパの高速列車は日本で言う新幹線みたいなものなのですが、きっぷの値段は時価になります。なので飛行機と一緒で早く取れば取るほど安く購入できるのです...!もたもたしているとどんどん金額が挙がっていくので、飛行機と同じタイミングで取ることをおすすめします。
【その他】
私はパリで美術館に行きたいと思っていたので、下調べしたところ「ミュージアムパス」を持っているとスイスイ観て回れることがわかったので事前に購入していきました。(受け取りは現地)購入はこちらを利用しました。
③旅行に便利且つ必要な備品を揃える
初の海外、そんな長期旅行もしたことがない私はまず、【スーツケース】がない...というところから(笑)
結局会社の先輩にお借りしたのですが、そんなたくさん旅行しないのに買うのはスペースも取るし高いしもったいないですよね...。スーツケースのレンタルなどもあるので、近場で借りれそうになければレンタルがおすすめです。ちなみに宿泊数×10Lくらいが目安らしいです。私は8泊だったので80Lのケースを借りました。(結局帰りにはいろいろあって+でトート1個追加されましたが、海外に買い物に行ったわけではないのでその大きさで余裕だったなと思います)あと、かなり重くなるのでスーツケースそのものが軽いものを選ぶことが大切です。
あと買い足したものは【首に提げられるスキミング防止機能付きパスポートケース】【ネックピロー】【飛行機用の圧着ソックス】【圧縮袋たくさん】【1回分になっているシャンプー】【1回分になっているヘアオイル】【1回分になっている洗濯洗剤】【除菌シート】【携帯用消臭スプレー】くらいでしょうか?【変電変圧器】は会社で借りていきました。あとは日常生活で使っていてもっているものを持っていったので、準備費用はおそらく10,000円以下で収まりました。
④カードを作る
海外での身分証代わりにもなる「クレジットカード」。一つあると便利です。ちなみにクレジット持ってないよ!という方は「プリペイドカード」を作るのがオススメ。私は今回行く前に【マネパカード】を作っていきました。作り方とかわかりやすくまとめてくれているのがこちらのサイト。日本円で入れてもネット上で外貨に換金できるのでめちゃめちゃ便利でした。使いすぎ防止にもなるので浪費家だと思う人は自分の買い物はこういったものを活用するのもありですね。でも何かあったときのため、万が一のときのため、クレジットカードは海外に行くときは持っていた方がよいと思います。
⑤海外保険に入る
海外保険は、海外でスリにあったり、病気になったときに保証してくれるものです。私はAIG損保の1万円くらいのコースに加入して行きましたが、海外に行き慣れてない場合は絶対に入っておいた方がよいと思います。
⑥海外でも使えるWi-Fiを予約しておく
海外はFree Wi-Fiが利用できるところが多いですが、基本フリーSIMにしていなければ通話もネットもお金がかかります...。Free Wi-Fiも安定しているところばかりではないので、4G LTE 超大容量で契約していくと良いかもしれません...。Google Mapの利用が多いので余裕で1GB近く利用します...。
⑦飛行機の事前チェックイン
航空会社の公式サイトから予約をすると、だいたい事前チェックインができます。予約する段階で席の指定ができる場合とこの事前チェックインの段階でできる場合があるようでした。事前チェックインをしておくと空港に到着する時間が多少遅くても飛行機に間に合います。(実際私は2時間前到着でしたが1時間くらい余裕がありました。でも2時間前とかには着いている方が安心です)
⑧全部印刷する
出発前の最後の作業。飛行機の行き帰りの便の予約完了メール/搭乗券や、ホテルの予約完了ページ、海外保険の控え、クレジットカードのコピー、パスポートのコピー、緊急連絡先(日本の電話番号とか住所とか現地の言葉で)などなど、印刷できるものは全てしていきました。笑私はかなり英語しゃべれないので、困ったら紙を見せてわかってもらえれば...と思ってたり、入国審査などで帰りの航空券とか宿泊先とか聞かれたりすると聞いていたので、その点もカバーできるように準備していきました。
出発当日
9:15成田発の便を予約していたので、7:15に成田空港に着くように家を出発。
まずはじめにWi-Fiを受け取りに行きました。(電車の中で受け取り場所を確認しておくこと)
事前予約しておいたQRコードをかざすだけで手続きが終わり、Wi-Fiをゲット。
次に預入荷物を預けます!
チェックインカウンター(最近は事前チェックインもできるし、チェックイン用の端末もあるしであまりカウンターでする人は少ないかもしれませんが)でパスポートと事前チェックインの用紙(搭乗券を印刷したもの)を見せて、荷物の重さを量ります。荷物は量ったら24.5kg!それなりに重いな〜と思いながら運んでいたものの、ここまで重いとは...仕事のものも入っていたので仕方ないものの、重さは気をつけた方が良いです。たぶんよく旅行に行く人はこういうのを買ったほうがいいかも。
そこで印刷してきた搭乗券も小さいサイズの紙に変えてもらうことができました!搭乗券っぽい。笑
次に両替。今回はイギリスとフランスに行くので、「ポンド」と「ユーロ」の2つの通貨に換金する必要があります。
だいたい1ポンド150円、1ユーロ130円くらいです。これが海外でお金を使いすぎる原因だと思うのですが、桁数の違いが金銭感覚を狂わせるのかな...と両替をしながら思いました。
そこから出国審査。出国審査は機械でパスポートの顔写真部分をスキャンして、目の前にあるカメラで顔認識してもらう、ランプが緑に光ったら出国審査完了です。こんなにあっさりだとは...
次に保安検査。このときペットボトルなど持っていると通れないので気をつけましょう〜。精密機器(PCと携帯電話とWi-Fiとモバイルバッテリーとか)、液体物(100mL以下の容器に移し替えて規定内のジップロックにいれたもの1つまで)、金物(ベルトとか、アクセサリーとかつけていれば)は別にして、かごに入れます。予め何を分けなければならないのかわかっていいるとスムーズに進めるかなと思います。
無事に保安検査も通っていよいよ搭乗口です。
だいたい保安検査を通ってすぐのところに電光掲示板が合って、自分の乗る便が何番搭乗口から出発するのか書いてあります。私は73番搭乗口へ。
出発の30分前に搭乗口に着いていれば乗り遅れることもないと思います。保安検査を通ったあとにペットボトル飲料などは購入するようにしましょう!(私は初めのフライトが4時間だったので機内サービスだけで十分でした...香港でのトランジットでまた捨てることに...)
飛行機に乗ると「ARRIVAL CARD」をもらいます。トランジットに時間があって香港でも観光する、などの場合は書く必要があったようですが、私はトランジット1.5時間しかなかったので書く必要がありませんでした...笑
書くときはこんな感じで書くようです。書き方は事前にチェックしておくことをおすすめします。
5時間のフライトでしたが、朝ごはんがでました!日本発の便なので食べ物も馴染みが深いですね...
たぶん何かと何かで選べたんですが、聞き取れなくて隣の人と同じもので...にしてしまいました笑
あっという間に香港到着。
到着したら「Transfer」の文字を目印に乗り換えを行います。ここでも保安検査所を通らなければならないので、手荷物検査の荷物はちゃんと整理しておきましょう。トランジットの時間が短い場合はかなり急いで乗り換えることになる(&前の便が遅れても次の便は待ってくれない)ので、いろいろさくさく身軽に動けるようにしておくことが大切だなと思いました。
香港で水をクレジットカードで買ったときは、支払いを香港ドルと日本円で選べるようになっていて、知らなかったので会計で戸惑いました...レートがちゃんと頭に入っていたら即時にどちらで決済すればお得なのかわかるんですかね...。
次の便の搭乗口に到着。乗ったらすぐに「LANDING CARD」とご飯のメニューが渡されました。「LANDING CARD」は到着国の入国審査の前でももらえますが、予め書き方を調べてスクショしておき、飛行機内で書いてしまうと降りたあとに入国審査の列にすぐに並ぶことができます。
飛び立ってかなりすぐにスナックをもらいました。飲み物も結構なんでも選べますが、一番窓に近い席に座っていると客室乗務員さんの声が遠くて聞き取りづらく、何があるかわからないという...。今回長時間飛行機に乗ってみて思ったのですが、通路側の席を押さえたほうが出入りもしやすいので良いと思います。
昼ごはん
夜ごはん
夜ごはんのデザートは少し甘すぎて食べれませんでした...
そして夜21:00頃ロンドン・ヒースロー空港に到着!フライト時間は13時間。なかなか長時間ですが意外とあっという間だったなという印象でした。
Terminal 3に到着。ここからの流れが簡単な図式で表されています。この流れに沿って入国へ!LANDING CARDは飛行機の中で書いておいたのでこんな感じです。
入国審査はNon EU Passportsの方に並びます。
「パスポート」「LANDING CARD」が必要です。調べたところ、何日くらい滞在するのか?どこに滞在するのか?帰りのチケットは?などが聞かれるとのことだったのですが、私は今回の目的しか聞かれませんでした...笑(Seesiteと答えて終わり)一応宿泊先のホテルをプリントアウトしたものや、帰りの飛行機の予約表を印刷したものも手元には用意していました。
預入荷物の受け取り、ここでLost Baggageしてないかが一番心配でした...笑無事に自分の荷物が流れてきて一安心!電光掲示板には、どの便の荷物がどのレーンで流れてくるかが書いてあります。
次にCustomsm税関なのですが、なにもした覚えがなくていつの間にか通り過ぎていました...。そしてExit。無事、イギリス入国です。
ヒースロー空港から宿泊先のPaddingtonまではヒースロー・コネクト(現在は名前が代わって【TfL】)で一本!ヒースロー・エクスプレスよりは時間がかかりますが(+15分くらい)、少し安くなるのでこちらの方がお得だと教えてもらってこちらを使いました!買い方がわからなかったら「絶対駅員さん」とわかる人に声をかけましょう。一般の人も親切に教えてくれるは教えてくれますが、お金をとられることもあるらしいので、用心はしておいた方が良いと思います。海外では電車もカードで買えますが、両替では硬貨はもらえないので、ここで少し崩すためにも現金で買って領収書(レシート)をもらっておくべきだった...!とあとから少し公開しました。(ホテルでベッドサイドにチップをおいておく必要があるため)
電車も空いていたので余裕で座れました!
パディントン駅に到着してホテルまでは徒歩8分。スリに気をつけながら歩いて、無事にホテル到着。ホテル到着後からは次のブログ、イギリスレポート編で!
ここから先 ▶ イギリスレポート編
イギリス→フランスの移動
LITE/The fin.のマネージャーのロリアンさんとSt.Pancras INTERNATIONAL駅で集合。
今回の移動は飛行機ではなく電車を使います。ドーバー海峡の下を通る「ユーロスター」!でも飛行機と同じでチケットの予約は早く取れば早く取るほど安いので(飛行機よりも安い)、チケットは国内で取っていきましょう。
St.Pancras駅の外観はハリーポッターのキングス・クロス駅の外観として使用された駅です。
ユーロスターは乗り方は飛行機に近い感じです。
乗車券のQRコードを入場口でかざして、その後に保安検査(飛行機と同じ)。飲み物は持ち込めます。混んでいると1時間程かかるらしいので、早めに駅に到着しておいた方が良いです。
中に入って電光掲示板を見るとまだ乗る予定の列車は何番線に止まるかわからない状態でした。座って待って、ホームがわかったところで移動。乗る席も乗車券に書いてあるので自分の乗車するcoach(車両)を探します。
車両の両脇に大きな荷物を置く場所があるので、そこにスーツケースをおいて自分の席に座ります。時差は1時間ですが、乗車時間はおよそ2時間くらいだったと思います。ロンドンとパリってこんなに近いんだ...というくらいあっという間でした。
パリについてからホテルまではタクシーを使用!ロリアンさんはフランス人なのでほぼおまかせで乗ってしまいましたが、駅のタクシー乗り場からホテルまでは10分くらいでした。現金でしか支払いができない場合もありますが、カードでお願いしたいことを伝えて領収書も発行してもらいます。フランス語って難しいですね。事前にある程度調べておかないとなーと反省しました...。
ホテル到着後からは次のブログ、フランスレポート編で!
ここから先 ▶ フランスレポート編
帰国
さて、フランスからの帰りはホテルからのリムジンバスで向かうことになりました。RER(地下鉄のような電車)と各所から出ている空港バス、タクシーで向かうなどいろいろな方法はあるのですが、安さと安全さと時間を考えて、ホテル手配のリムジンバスに。(全部ロリアンさんがホテルのフロントの方と会話してくれたんだけど...)乗る便によってフランスのシャルル・ド・ゴール国際空港はターミナルが3つあって、自分の乗る便がどのターミナルから出発するかは事前に調べておく必要があります。私はターミナル2からの出発でした。
事前チェックインはしてあったのですが、ここでは預入荷物につけるタグもセルフチェックインの機械で発行する使用でした...!セルフチェックインの機械は日本語にも対応していたので、指示の通りにタグの発行を進めます。そのタグを荷物につけて、預入場所へ。そこでも自分で操作する液晶画面があり、荷物の重さを量って重い場合は「Heavy Baggage」のタグを付けてもらって預入完了。
きっと買い物をしたりした人は免税とかをうけるためにすることが他にもあるのだと思うのですが、おみやげくらいしか買ってないので特になにもすることはなく、ターミナル2は保安検査前はほとんどご飯を食べたり買い物をしたりする場所がなかったので、そのまま保安検査を通って搭乗ゲートのある場所まで移動。免税所はこんな感じ。
保安検査を通ったあとでお土産などを買う場合は、パスポートを提示すると免税価格で購入することが可能です。生ものや買い忘れたものはここで買うのが便利ですね。
夜21:10頃出発の便だったのですが、疲れていたのか飛行機が離陸してすぐに寝てしまったようで...なんと夕ご飯を食べ損ねました...。起こされない、匂いにも気づかないことってあるんですね...(笑)起きた頃には朝ごはんの時間でした。
そして香港でのトランジットも行きで一度経験していたのでスイスイ乗り換え。
飛行機に乗ったらびっくり、指定していた席よりちょっといい席になっていました(足が伸ばせる)。でも絶妙に古い機体だったので画面の出し方、テーブルの出し方がわからなくて困りました...、テーブルは肘置きの中に収納されていました。こういったときになんでもネットで調べている世代は人に聞けなかったりしてある意味コミュ障だなと自分で感じましたね...(苦笑)
香港から日本への便はおよそ4時間ですが、15時過ぎ出発の20時着だったので夜ごはんが出てきました。デザートはハーゲンダッツ!嬉しみ。
そして、日本到着!なんでも日本語で書いてある安心感がすごかったです...。検疫を通って、入国審査をして(行きの出国審査と同じ感じ)、預入荷物を受け取って、携帯品・別送品申告書を書いて提出して、Wi-Fiを返却して終わりです!
はじめてのかいがい。行き帰り編はこれにて終了。
主に準備や飛行機への搭乗などの流れをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?それぞれの国での注意点やそこであった出来事は別途upしているので、ぜひ合わせて読んでみて頂ければと思います〜!