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2026.09.29

静かなピアノバラードから約10分の音楽映画・Uta Tanabe、アメリカ帰国後の新章「夏の回り道」を9/30リリース

静かなピアノバラードから約10分の音楽映画・Uta Tanabe、アメリカ帰国後の新章「夏の回り道」を9/30リリース

アーティスト/プロデューサーのUta Tanabeが、アメリカ帰国後の新章となるニューシングル「夏の回り道 feat. 阿部晴香, eritanimoto」を9月30日にリリースする。

本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

「夏の回り道」は、静かなピアノと歌から始まる一見シンプルなバラード。しかし楽曲はその姿にとどまらず、サンプリングや幾重もの音像を巻き込みながら大きく展開し、中盤以降ではジャズ/フュージョン的なアプローチ、シンセサイザー・ソロ、長尺のピアノ即興へと突入する。

ストリングスを一切使用せず、約10分の中で場面が切り替わるように音楽そのものが姿を変えていく構成は、ポップソングというより、ひとつの映画を観るような音楽体験に近い。

本作はもともと、2026年7月31日のライブのために書かれた未発表曲だった。ピアノと声を中心とした原型から、ライブアレンジを重ねる中で後半の"Kioku"セクションや長いピアノ即興が生まれ、その経験を持ち帰るようにして再びスタジオで制作。ライブのために生まれた曲が、ライブによって姿を変え、現在の録音作品へと辿り着いた。

2004年生まれのUta Tanabeは、ジャズピアノをルーツに、作詞・作曲・編曲から演奏、録音、プロデュース、ミックスまでを自ら手がけるアーティスト/プロデューサー/マルチインストゥルメンタリスト。米国バークリー音楽大学ではMusic Production & Engineeringを学び、Pat Methenyと長年親交を持つWinston Maccow教授率いる「The Music of Pat Metheny」Ensembleにも参加。編曲・指揮・サウンドデザインからピアノ/シンセサイザー演奏までを担当した。並行して米国の別大学ではコンピューターサイエンスを学び、現在は音楽制作に加え、Saidera Ai Design / SDLabの主任研究員としてソフトウェア/オーディオ技術の研究・開発にも取り組んでいる。

2026年春、Tanabeは坂本龍一ら数々の作品を手がけてきたレコーディング/マスタリング・エンジニア、オノ セイゲンと偶然出会い、意気投合。

Tanabeの音楽を聴いたオノは、その才能を高く評価。本作についてはオノに加え、SEKAI NO OWARIやOfficial髭男dismなどを手がける音楽プロデューサー・保本真吾からも高い評価を受け、その言葉が本格的なレコーディングへ踏み切る後押しとなった。

歌詞では、冒頭の「僕らが呼んでいる」という現在形が、終盤には「僕らが呼んでいた」という過去形へ。「夢のつづき」は「夢のおわり」へと変化する。静かな現在から、鮮烈に蘇る記憶、そしてその記憶を通り抜けるような演奏を経て、二人が共有した時間に、自ら過去形を与えていく。

本作には、フィーチャリング・アーティストとして阿部晴香、eritanimotoが参加。昭和音楽大学でフルートを専攻し、歌と言葉を横断する表現を展開するシンガー/ポエット・eritanimotoと、ジャズやR&B、ネオソウルを軸に、オーケストラ公演へのコーラス参加からアンビエント即興まで幅広く活動するヴォーカリスト・阿部晴香。異なるバックグラウンドを持つ二人の歌声が、約10分にわたる作品の音像を形作っている。

また、ジャケットにはUta Tanabe自身が敬愛する画家、ワシリー・カンディンスキーの作品《Klänge》(1907‒12、1913年刊)を採用。シカゴ美術館所蔵の同作はCC0 Public Domainとして公開されている。

音楽の内容を直接説明するためのイメージとしてではなく、それぞれ独立して存在する音楽と絵画が、ひとつの作品の中で響き合うことを意図したアートワークとなっている。


「夏の回り道」は、二人が共有した時間そのものでした。
そこには確実に、「僕ら」という単位で未来を想像した時期があって、同じ場所を目指しているつもりだった。けれど、気がついたら道が分かれていた。
暴力的なまでに鮮やかで美しく膨張する記憶を、自分の手で潰さないと。
過去形にしないと、きっと前には進めないでしょうから。
遠くから見れば、大抵の物事は綺麗に見えたのに。
回り道は、本道でも、最短距離でもありません。
それでも、その道でしか見ることのできなかった景色がある。
そして僕らはときどき、目的地よりも、その途中で見た景色のことを長く覚えています。

Uta Tanabe

RELEASE INFORMATION

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Uta Tanabe「夏の回り道 (feat. 阿部晴香, eritanimoto)」
2026年9月30日(水)
Format: Digital
Label: Special Dialing Memories

Track List:
1. 夏の回り道 (feat. 阿部晴香, eritanimoto)

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LINK
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@uta_tanabe
@utatanabe
FRIENDSHIP.

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