シンガーソングライター・長谷川海音が、3か月連続デジタルシングルリリースの第3弾となる新曲「Tシャツ」を11月19日(水)にデジタルリリースした。本作はHIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション＆プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

レコーディングおよびサウンドプロデュースは、ソロプロジェクト ayU tokiO としても活動する猪爪東風が担当。サポートメンバーには、『夜想』『水草』に続き菊地芳将（B）、中谷充宏（G）、中島瑞貴（Dr）が参加し、シンプルで美しいアンサンブルを作り上げた。

「Tシャツ」は、長谷川が敬愛する作家、平野啓一郎氏の小説『本心』をモチーフに歌詞を執筆。今はもう会えない大切な人、今目の前にいる大切な人、誰にもわからないその「本心」への逡巡と、その過程で成長していく人間の姿に、自身を重ね合わせながら綴った、深い内省を伴う作品となっている。

現在、「夜想」「水草」「Tシャツ」を含む10曲入りのアルバムを制作中で、来春公開予定。



本作『Tシャツ』は、敬愛する平野啓一郎さんの小説『本心』をモチーフに、歌詞を書きました。
今はもう会えない大切な人は、最後に何を思っていたのだろう。今、目の前にいる大切な人は、何を考えているのだろう。その「本心」は誰にもわからない、けれど、一方で自分自身に問いかけながら、他方でその人の体温に触れながら（あるいは思い出しながら）、確かに伝わってくるものを信じたい。そんな逡巡と、その過程で成長していく人間の姿を描いたこの作品に心を打たれて、自分自身も重ね合わせながら言葉を綴っていきました。


僕がこれまで作ってきた中で、個人的に一番ぐっとくる曲です。こんな曲を作りたかったんだよな、と。
いつも大事にしている流体的なイメージと、風景と内省が同居するようなバランス感がつまった、メロディ・アンサンブル・言葉になった。僕はこういう感性で音楽を作っています、と言える一曲です。


聴きどころは、ギターソロの間奏からCメロ、そして半音下がる転調サビへとつながっていく一連の流れ。飾らずに折り重なっていくようなイメージをうまく描けたのではないかと思います。


個人名義になってからお世話になっている猪爪東風さんと、サポートメンバーの仲間たちと一緒に、静かな熱を込めて音楽が作れる喜びは何にも代えがたいものです。
『Tシャツ』から、その温度がじわりと伝わるといいなと思っています。

長谷川海音

RELEASE INFORMATION

長谷川海音「Tシャツ」
2025年11月19日（水）
Format：Digital
Label：FRIENDSHIP.

Track：
1．Tシャツ

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@kaitohasegawa_623
FRIENDSHIP.