2025.10.31
        
      Kaori Kusuhashi、鮮烈な救済の光への希求に満ち溢れたオルタナティヴ・ロック・ナンバー「pain」デジタルリリース
北九州出身のシンガーソングライター・Kaori Kusuhashiが、11月5日(水)に新曲「pain」をデジタルリリースする。本作はHIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。
「pain」は、かねてよりライブでのパフォーマンスや音楽業界内で出回っていたアルバムのdemoテープなどで話題となっていた、強烈なオルタナティヴ・ロック・ナンバー。聴く者を圧倒する緊張感あふれる歌声と激しいギターリフの洪水、Kaori Kusuhashiならではのサウンドで貫かれた楽曲に仕上がった。
この曲のサウンドは、ジェフバックリィやカート・コバーンからヒントを得ました。荒々しいけど美しい、そんな一曲に仕上げたくて。
大切な人を失ったこと、多くの人があると思います。最初はいつ頃でしたか、どんな亡くなり方でしたか?あんまり思い出したくない方もいるかもしれません。
人の「死」はその後の人生に大きな余波を与えますね。
感情は消え失せ、目の前がモノクロの景色になっていく。ちなみに私が初めて大切な人を失ったのは9歳の頃だったのですが、突然のことだったので頭が真っ白になり、日常が一変しました。憧れていた人でした。うつのような地獄の世界をその時知りました。そして、そんな状態と健康な状態をいったりきたりする時間をこれまで10年以上も長く過ごしてきました。(私は自分で勝手に躁鬱っぽい世界だなあと感じていました)その人はなぜなくなったのだろうと、一生わかることのない答えを考え続けました。そのうち、朝起きた時の虚無感がくるのを引き伸ばすため、眠らない日も多くありました。するといつのまにか本当に眠れなくなったりすることもありました。
やがて、こういうしんどい出来事を誤魔化すためなのか、表現して痛みを軽くし共鳴を求めるからか、私は音楽に寄りかかることを選びました。歌うこと、曲を創ることが救いでした。
さて私は、その大切な人が亡くなった日を人生の初めての大きな分岐点としているのですが、その前の時代は非常にハッピーな人生を送っていたので、その当時の記憶を求めることにしてみました。その時触れていたことを今も行えば病状というか、症状が軽くなるというか自分の脳を騙せるかもしれないなと思ったのです。ですので、実際に幼少期に聴いていた音楽(『エリーゼのために』やホイットニー・ヒューストンやアメリカ系の音楽やそれにまつわるもの)を積極的に摂取したり、家族との思い出を回想していたところ、うん、すごく調子が良いなと感じたのです。嗅覚が戻ってきて、少しずつ朝が怖くなくなりしゃんと起きれるようになることが増えました。(他、模様替え、アラームを替えるなど脳みそが鬱っぽくならない状態を自分で工夫した
私は医学に詳しくないのですが、この話を医療系を仕事にしている知り合いにすると「最早期記憶に触れてるんだね」といったことを言われたので、ちょっと自分で調べてみました。「最早期記憶」とは思い出すことのできる最も早い時期の記憶のことで、一般的に2~4歳以降の出来事の記憶を言うそうです。
とにかくハッピーな記憶、特に幼少期の頃の記憶を引き出しました。(この時に、当時を思い出して作った曲もあるので以降リリースされることを祈る)
そうして記憶を掘り起こして脳みそを鬱っぽくない世界にもっていく(分岐点の前の状態に持っていく)ことで何とか日々をつないで働くことができ生活をしていました。
もしこの文章を読んでいる方で、鬱っぽい時期に差し掛かっている人がいたら、ちょっとそのうつの原因になったと思われる日より前に自分が楽しんで行っていたこととか、ハッピーな時期にやっていたこととかを積極的に日々に取り入れてみてみると、私みたいに気持ち生活が軽くなるかもしれないなあというのを独り言として残しておきます。(私はただのアーティストなので、ただの独り言です)
そんなふうにしてとにかく小さな幸せを当たり前だと感じることで、痛み(鬱っぽい状態)にまた沈んでいくことを防いでいくように、自分に魔法をかけていました。
しかしこういう、先ほど話したような工夫を凝らしていても沈んでしまって起き上がれない朝もある。そういう時はもう仕方ないので、、自分のペースで、いつかその「治るであろう日」がくるまで、波ある感情と世界をいったりきたりする(やっぱりこれって躁鬱なのかもしれない)そんな覚悟でもある。
亡くなった人の魂はきっと我々を見守ってくれています。なので、最後は「どこかで声がする『大丈夫だよ』と」にしました。ここがこの曲の唯一の希望かも笑
というわけでpainは「大切な人の死」がテーマでもありますが、それだけでなく鬱っぽい世界との折り合いや、しんどい日々の切り抜け方にもちょっぴり触れてます。ですので、そういった状態で今生きることがしんどい方へも寄り添える一曲になるといいなと思っています。
Kaori Kusuhashi

Kaori Kusuhashi「pain」
2025年11月5日(水)
Format:Digital
Label:Fortress K
Track:
1.pain
プリアド/プリセーブはこちら
@kusukokaori1222
@kusukokaori1222
@kaorikusuhashi4238
FRIENDSHIP.
  「pain」は、かねてよりライブでのパフォーマンスや音楽業界内で出回っていたアルバムのdemoテープなどで話題となっていた、強烈なオルタナティヴ・ロック・ナンバー。聴く者を圧倒する緊張感あふれる歌声と激しいギターリフの洪水、Kaori Kusuhashiならではのサウンドで貫かれた楽曲に仕上がった。
この曲のサウンドは、ジェフバックリィやカート・コバーンからヒントを得ました。荒々しいけど美しい、そんな一曲に仕上げたくて。
大切な人を失ったこと、多くの人があると思います。最初はいつ頃でしたか、どんな亡くなり方でしたか?あんまり思い出したくない方もいるかもしれません。
人の「死」はその後の人生に大きな余波を与えますね。
感情は消え失せ、目の前がモノクロの景色になっていく。ちなみに私が初めて大切な人を失ったのは9歳の頃だったのですが、突然のことだったので頭が真っ白になり、日常が一変しました。憧れていた人でした。うつのような地獄の世界をその時知りました。そして、そんな状態と健康な状態をいったりきたりする時間をこれまで10年以上も長く過ごしてきました。(私は自分で勝手に躁鬱っぽい世界だなあと感じていました)その人はなぜなくなったのだろうと、一生わかることのない答えを考え続けました。そのうち、朝起きた時の虚無感がくるのを引き伸ばすため、眠らない日も多くありました。するといつのまにか本当に眠れなくなったりすることもありました。
やがて、こういうしんどい出来事を誤魔化すためなのか、表現して痛みを軽くし共鳴を求めるからか、私は音楽に寄りかかることを選びました。歌うこと、曲を創ることが救いでした。
さて私は、その大切な人が亡くなった日を人生の初めての大きな分岐点としているのですが、その前の時代は非常にハッピーな人生を送っていたので、その当時の記憶を求めることにしてみました。その時触れていたことを今も行えば病状というか、症状が軽くなるというか自分の脳を騙せるかもしれないなと思ったのです。ですので、実際に幼少期に聴いていた音楽(『エリーゼのために』やホイットニー・ヒューストンやアメリカ系の音楽やそれにまつわるもの)を積極的に摂取したり、家族との思い出を回想していたところ、うん、すごく調子が良いなと感じたのです。嗅覚が戻ってきて、少しずつ朝が怖くなくなりしゃんと起きれるようになることが増えました。(他、模様替え、アラームを替えるなど脳みそが鬱っぽくならない状態を自分で工夫した
私は医学に詳しくないのですが、この話を医療系を仕事にしている知り合いにすると「最早期記憶に触れてるんだね」といったことを言われたので、ちょっと自分で調べてみました。「最早期記憶」とは思い出すことのできる最も早い時期の記憶のことで、一般的に2~4歳以降の出来事の記憶を言うそうです。
とにかくハッピーな記憶、特に幼少期の頃の記憶を引き出しました。(この時に、当時を思い出して作った曲もあるので以降リリースされることを祈る)
そうして記憶を掘り起こして脳みそを鬱っぽくない世界にもっていく(分岐点の前の状態に持っていく)ことで何とか日々をつないで働くことができ生活をしていました。
もしこの文章を読んでいる方で、鬱っぽい時期に差し掛かっている人がいたら、ちょっとそのうつの原因になったと思われる日より前に自分が楽しんで行っていたこととか、ハッピーな時期にやっていたこととかを積極的に日々に取り入れてみてみると、私みたいに気持ち生活が軽くなるかもしれないなあというのを独り言として残しておきます。(私はただのアーティストなので、ただの独り言です)
そんなふうにしてとにかく小さな幸せを当たり前だと感じることで、痛み(鬱っぽい状態)にまた沈んでいくことを防いでいくように、自分に魔法をかけていました。
しかしこういう、先ほど話したような工夫を凝らしていても沈んでしまって起き上がれない朝もある。そういう時はもう仕方ないので、、自分のペースで、いつかその「治るであろう日」がくるまで、波ある感情と世界をいったりきたりする(やっぱりこれって躁鬱なのかもしれない)そんな覚悟でもある。
亡くなった人の魂はきっと我々を見守ってくれています。なので、最後は「どこかで声がする『大丈夫だよ』と」にしました。ここがこの曲の唯一の希望かも笑
というわけでpainは「大切な人の死」がテーマでもありますが、それだけでなく鬱っぽい世界との折り合いや、しんどい日々の切り抜け方にもちょっぴり触れてます。ですので、そういった状態で今生きることがしんどい方へも寄り添える一曲になるといいなと思っています。
Kaori Kusuhashi
RELEASE INFORMATION

Kaori Kusuhashi「pain」
2025年11月5日(水)
Format:Digital
Label:Fortress K
Track:
1.pain
プリアド/プリセーブはこちら
LINK
オフィシャルサイト@kusukokaori1222
@kusukokaori1222
@kaorikusuhashi4238
FRIENDSHIP.




