先日年内を以てライブ活動の休止が伝えられた"ibitsu na sad punk"を鳴らすオルタナティブロックバンド・I have a hurtが、活動休止前最後となる作品『00:00.00』を明日10月1日にリリースする。
本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション＆プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

東京を中心にそのオルタナティブロックを鳴らしてきた彼らが繰り出す渾身のEPは、彼らが背負ってきたシーンを総括するような、彼らのバンドキャリアを清算する様な退廃的で、内省的な仕上がりとなっている。
しかし、その一方でI have a hurtとして見据えるこれからがほんのわずかな光となって聴き手の心に残り続けるだろう。
ポストハードコアを軸としたオルタナティブサウンドはそのままに、どこか陰鬱でいて、一縷の光を手繰り寄せるような生命力を感じさせる雰囲気は聴けども聴けどもアイハヴらしく、非常に優しさに満ち溢れている。



7年振りにリリースした前作「IXI」から、10ヶ月振りの1st ep「00:00.00」、10月1日に配信リリース致します。

配信の良いところは、作ったらすぐ聴いて頂ける事だと思い、7月にレコーディングして、すぐ配信準備に取りかかりました。今の私達だなぁと思える新鮮なリリースです。

1st ep「00:00.00」スキップせずに聴いて欲しい流れにサウンドミックスを仕立てております。多忙な折、誠に恐れ入りますが、出来れば初回は全曲通して聴いて頂けたら幸いです。

また、今年の年末でI have a hurtはライブ活動を一旦休止します。来年は自分達のペースでスタジオに籠もります。このため、年内のライブをどこかで観に来てくれると私達は救われます。

個人的な話しですが、私が3年前から推している左利きのスポーツ選手がおりまして、その選手の事を歌いたく「left hand」を作りました。人生を賭けて挑んだ20代前半のパリオリンピック、原因不明で突然試合中に痛みだした左手の痛みをこらえながらの試合を見て、声を出して泣いてしまいました。この曲のラストを歌う度に胸が熱くなります。

彼女は今でも怪我と向き合いながら、元々出来ていた事が出来なくなってしまっても、今出来ることから少しづつでも嘘をつかず日々を生きて試合を重ねているんです。みんな、それぞれの重いを胸に。

I have a hurt

RELEASE INFORMATION

I have a hurt「00:00.00」
2025年10月1日（水）
Format：Digital
Label：thesizeofourlove

Track：
1. in the court
2. left hand
3. eleven all
4. 私はここまで
5. 神様と悪魔

試聴はこちら

LIVE INFORMATION

2025年10月4日(土)
札幌KLUB COUNTER ACTION

2025年11月8日(土)
新宿NINE SPICES

2025年11月28日(金)
下北沢SHELTER

2025年12月20日(土)
下北沢ERA
※day event

LINK

オフィシャルサイト
@ihaveahurt_info
FRIENDSHIP.