2025年度より、3人での新体制になったばかりの終日柄が、「残像」のバンドサウンドバージョンを5月21日にリリースすることを発表。
本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション＆プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

本楽曲は、終日柄代表曲として知られる「春が降る」のアンサーソングとなっており、「春が降る」の主人公である少女が最後に残した手紙を読んで過ごす少年の日々を描いた楽曲となっている。


１年越しに、残像のバンドサウンドリメイクでリリースをすることになりました。
桜が咲いてからリリースまでの日々、私が散々リリースの匂わせをしていたので、早々に気づいていた人もいるのではないでしょうか。どうしてもこの春にリリースをしたかったので、新体制となりつつも急ピッチで製作を進め、リリースまで辿り着きました。
この時期にリリースをしたかったことにはいろんな意味があります。
この曲は、「春が降る」と対になっており、「何年経っても、春が降る頃にまた思い出してほしい」という意図を、この１年越しにリリースすることで、また残された少年が思いを馳せているとい描写を表したかったこと。そして、１年越しといえど去年のリリース日より少し遅い日に設定しているのは、春が散って、彼女がなくなって49日の日に渡された手紙であること。彼女との日々を思い出しながら、彼女の前では最後まで見せなかった涙を流し、まだ差し込む光に、あたかもそこにいるかのような、一緒に過ごしているかのような日常を描いている。
残された人の想いというのは、身近な人の死を経験した人にしか、なかなか想像のつかないものだと思います。悲しくて、悔しくて、寂しくて、香りにも、一緒に歩いた景色にも、一緒に食べたご飯も、撮りあっていた写真も、似通っている景色にも、教えてもらって聴いた音楽も、優しい声も、一緒に笑い合った時間にも、共通の友達も、印象に残る日と同じ気温にも、全部にずっと貴方を見てしまいます。なるべく長く、大切な人との時間を過ごすために、今ここにある時間を大切にしてほしい。一緒にいる人を大切にしてほしい。ぶつかることを恐れないで、投げやりに諦めて離れないで。後悔のしない日々を送ってほしい。そんな想いを大切に込めて作りました。大切な日々を送れるよう、優しく、温かく生きていきましょう。

終日柄

RELEASE INFORMATION

終日柄「残像」
2025年5月21日（水）
Format：Digital
Label：FRIENDSHIP.

Track：
1. 残像

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