2025.01.22
Dan Mitchel、ピアニストAiko Yoshibaと共演したアルバム「A Love Story in The Summer Original Soundtrack」リリース!
唯一無二の存在感を放つドラマティックアーティスト、Dan Mitchelが1月22日、新作アルバム『A Love Story in The Summer Original Soundtrack』をデジタルリリースした。
本作は昨年公開されたDanが初監督・主演を務めた映画『A Love Story in The Summer』のサウンドトラックとなっている。
映画は、タイムトラベルをテーマに元恋人との再会と別離を描いた短編SFラブストーリー。
そのサウンドトラックとして本アルバムは、劇中で使用された楽曲をフル尺で収録。また、未使用の楽曲「Fear」や「Two of Us」も収録され、音楽単体で映画の世界観を追体験できる。
本作の音楽面で重要な役割を果たしているのが、Aiko Yoshiba。
ジャズ、プログレッシブ・ロック、現代音楽の影響を受けた作風で知られる作曲家兼ピアニストとして活躍。これまでに国際的な作曲コンペティションで数々の受賞歴を持ち、その多才なスタイルで高い評価を得ている。本プロジェクトでは、編集済みの映画を視聴しながら劇伴を制作し、物語の感情を音楽で鮮やかに表現した。
劇伴制作のプロセスにも独自の工夫が凝らされ、Yoshibaが楽曲を先入観にとらわれず、より直観的に構築できる環境を作るため、Danはあえて何も指定せずにオーダー。
これにより、Yoshibaは映画のストーリーに触発され、即興的にメロディやハーモニーを紡ぎ出した。
この柔軟かつ革新的なアプローチは、DanとYoshibaの相性の良さを物語っている。
特に注目すべきは、映画制作後にDanが書き下ろしたアンサーソング「Your Way, My Way」。
映画のオープニングテーマ「Fate」の次に配置することで、アルバムは過去と未来を行き来するような倒叙的な構成となっている。映画のタイムトラベルを音楽で体現しているよう。
この楽曲は、Aiko Yoshibaのピアノ、Danのハイトーンボーカル・ベースの3トラックのみという非常にシンプルな編成ながら、分数コードや転調を駆使した巧みなアレンジで、Chicagoの黄金期を彷彿とさせる重厚なパワーバラード。
Danがモニター用に制作したリズムトラックと仮歌を基に、クリックなしでピアノを録音し、ピアノソロのコードはあえてDanが指定しないなど、Yoshibaの即興的な感性を最大限に引き出した結果、譜面にはなかった冒頭部分に戻るエンディングが生まれた。
歌詞は英語で綴られ、「愛し合う二人が別れを選ぶ理由」を問いかける成熟したラブソング。
日本語で書かれた映画主題歌「My Love」とは裏表一体となり、映画のメインテーマでもある「男女のディスコミュニケーション」という分断を、いつかは乗り越えられるような希望を感じさせる。
YouTubeにて日本語字幕付きLyric Videoも公開されている。
Danは2025年は新たなライブ形態を模索中。
公式ブログでは「未来人が現代にタイムスリップし、奇抜な衣装とヘアメイクで風刺的なセリフを曲の間に叫びながらDJとミュージカルをする」という新たなコンセプトが語られており、その進化にますます期待が高まる。
私の1作目の短編映画「A Love Story in The Summer」は
劇伴をピアニスト、ソングライターのAiko Yoshibaさんにお願いしました。
全曲、彼女の完全書き下ろしで、私の編集した映像を見ながら、
詳しい使いどころの指示書まで含めて、制作してもらいました。
結果として、ストーリーにぴったりの緊張感あふれる、
エレガントで、そしてとても切ない楽曲が、たくさん出来上がりました。
とはいえその全てを、映画に使うことはできず、
せっかくだから、オリジナルサウンドトラックとして、
未公開音源も含めて出してしまおうというのが、今回の企画です。
そして私も、この映画のアンサーソングとして、
Your Way, My Wayという曲を新たに書き下ろしました。
お互い好き同士なだけでは、うまくいかないと言う恋愛の現実を、
自身の経験も交えて、うまく表現できたのではないかと思っています。
既発曲である、主題歌のMy Love以外は、
全て、私とAiko Yoshibaさんのコラボレーションで制作されました。
かれこれ、3年以上の付き合いになりますが、
どうすればお互いの良いところが引き出せるだろうかということを、
1番に考えて、たとえば、Your Way, My Wayだと、
モニタートラックをどういうものにしようかとか、
ピアノアレンジもなるべく自由にやってもらえるように、
歌メロ以外はなるべく先入観をなくして、
ピアノソロの箇所は、コードをあえて決めずにお願いしたりだとか、
すると、最後に、頭に戻ってくるところは、彼女のアイデアで、
歌詞の内容的にもその方が良かったので採用したりと、
遠隔での作業にもかかわらず、とても面白い化学反応が生まれたのではないかと思います。
映画と合わせて、お楽しみいただければ幸いです。
Dan Mitchel
私の作品にはラブストーリーに関する物が皆無と言っていいほど無い。そんな私にとってDanさんは師匠と呼ぶに相応しいほど恋愛ものの作品が多いのだ。曲はDanさんのアカペラを聴きながらピアノを弾いたり、サウンドトラックは映像を見ながら録音ボタンを押してリアルタイムで演奏していくのを何十回と繰り返してこれだな、と思うものを提出。機械的ではなく人の手で作るリアルな作品として、ライブ感のある音楽になれたと思います。自分なりにどのシーンを観ながら弾いた音楽なのかを連絡していたが、最終判断はDanさんで、曲名も考えてくれたりした。良いコラボワークでした!
Aiko Yoshiba
Dan Mitchel,Aiko Yoshiba「A Love Story in The Summer Original Soundtrack」
2025年1月22日(水)
Format:Digital
Label:FRIENDSHIP.
Track:
1.Fate
2.Your Way, My Way
3.Seaside Dialogue
4.Feel of Abyss
5.Fear
6.Two of Us
7.Another Guy Inside of You
8.Thaw
9.The Last Moment
10.Endless Love
11.My Love
試聴はこちら
Aiko Yoshibaオフィシャルサイト
FRIENDSHIP.
本作は昨年公開されたDanが初監督・主演を務めた映画『A Love Story in The Summer』のサウンドトラックとなっている。
映画は、タイムトラベルをテーマに元恋人との再会と別離を描いた短編SFラブストーリー。
そのサウンドトラックとして本アルバムは、劇中で使用された楽曲をフル尺で収録。また、未使用の楽曲「Fear」や「Two of Us」も収録され、音楽単体で映画の世界観を追体験できる。
本作の音楽面で重要な役割を果たしているのが、Aiko Yoshiba。
ジャズ、プログレッシブ・ロック、現代音楽の影響を受けた作風で知られる作曲家兼ピアニストとして活躍。これまでに国際的な作曲コンペティションで数々の受賞歴を持ち、その多才なスタイルで高い評価を得ている。本プロジェクトでは、編集済みの映画を視聴しながら劇伴を制作し、物語の感情を音楽で鮮やかに表現した。
劇伴制作のプロセスにも独自の工夫が凝らされ、Yoshibaが楽曲を先入観にとらわれず、より直観的に構築できる環境を作るため、Danはあえて何も指定せずにオーダー。
これにより、Yoshibaは映画のストーリーに触発され、即興的にメロディやハーモニーを紡ぎ出した。
この柔軟かつ革新的なアプローチは、DanとYoshibaの相性の良さを物語っている。
特に注目すべきは、映画制作後にDanが書き下ろしたアンサーソング「Your Way, My Way」。
映画のオープニングテーマ「Fate」の次に配置することで、アルバムは過去と未来を行き来するような倒叙的な構成となっている。映画のタイムトラベルを音楽で体現しているよう。
この楽曲は、Aiko Yoshibaのピアノ、Danのハイトーンボーカル・ベースの3トラックのみという非常にシンプルな編成ながら、分数コードや転調を駆使した巧みなアレンジで、Chicagoの黄金期を彷彿とさせる重厚なパワーバラード。
Danがモニター用に制作したリズムトラックと仮歌を基に、クリックなしでピアノを録音し、ピアノソロのコードはあえてDanが指定しないなど、Yoshibaの即興的な感性を最大限に引き出した結果、譜面にはなかった冒頭部分に戻るエンディングが生まれた。
歌詞は英語で綴られ、「愛し合う二人が別れを選ぶ理由」を問いかける成熟したラブソング。
日本語で書かれた映画主題歌「My Love」とは裏表一体となり、映画のメインテーマでもある「男女のディスコミュニケーション」という分断を、いつかは乗り越えられるような希望を感じさせる。
YouTubeにて日本語字幕付きLyric Videoも公開されている。
Danは2025年は新たなライブ形態を模索中。
公式ブログでは「未来人が現代にタイムスリップし、奇抜な衣装とヘアメイクで風刺的なセリフを曲の間に叫びながらDJとミュージカルをする」という新たなコンセプトが語られており、その進化にますます期待が高まる。
私の1作目の短編映画「A Love Story in The Summer」は
劇伴をピアニスト、ソングライターのAiko Yoshibaさんにお願いしました。
全曲、彼女の完全書き下ろしで、私の編集した映像を見ながら、
詳しい使いどころの指示書まで含めて、制作してもらいました。
結果として、ストーリーにぴったりの緊張感あふれる、
エレガントで、そしてとても切ない楽曲が、たくさん出来上がりました。
とはいえその全てを、映画に使うことはできず、
せっかくだから、オリジナルサウンドトラックとして、
未公開音源も含めて出してしまおうというのが、今回の企画です。
そして私も、この映画のアンサーソングとして、
Your Way, My Wayという曲を新たに書き下ろしました。
お互い好き同士なだけでは、うまくいかないと言う恋愛の現実を、
自身の経験も交えて、うまく表現できたのではないかと思っています。
既発曲である、主題歌のMy Love以外は、
全て、私とAiko Yoshibaさんのコラボレーションで制作されました。
かれこれ、3年以上の付き合いになりますが、
どうすればお互いの良いところが引き出せるだろうかということを、
1番に考えて、たとえば、Your Way, My Wayだと、
モニタートラックをどういうものにしようかとか、
ピアノアレンジもなるべく自由にやってもらえるように、
歌メロ以外はなるべく先入観をなくして、
ピアノソロの箇所は、コードをあえて決めずにお願いしたりだとか、
すると、最後に、頭に戻ってくるところは、彼女のアイデアで、
歌詞の内容的にもその方が良かったので採用したりと、
遠隔での作業にもかかわらず、とても面白い化学反応が生まれたのではないかと思います。
映画と合わせて、お楽しみいただければ幸いです。
Dan Mitchel
私の作品にはラブストーリーに関する物が皆無と言っていいほど無い。そんな私にとってDanさんは師匠と呼ぶに相応しいほど恋愛ものの作品が多いのだ。曲はDanさんのアカペラを聴きながらピアノを弾いたり、サウンドトラックは映像を見ながら録音ボタンを押してリアルタイムで演奏していくのを何十回と繰り返してこれだな、と思うものを提出。機械的ではなく人の手で作るリアルな作品として、ライブ感のある音楽になれたと思います。自分なりにどのシーンを観ながら弾いた音楽なのかを連絡していたが、最終判断はDanさんで、曲名も考えてくれたりした。良いコラボワークでした!
Aiko Yoshiba
RELEASE INFORMATION
Dan Mitchel,Aiko Yoshiba「A Love Story in The Summer Original Soundtrack」
2025年1月22日(水)
Format:Digital
Label:FRIENDSHIP.
Track:
1.Fate
2.Your Way, My Way
3.Seaside Dialogue
4.Feel of Abyss
5.Fear
6.Two of Us
7.Another Guy Inside of You
8.Thaw
9.The Last Moment
10.Endless Love
11.My Love
試聴はこちら
LINK
オフィシャルサイトAiko Yoshibaオフィシャルサイト
FRIENDSHIP.