SENSA

2023.09.20

アンニュイ・ホリデイ、ビート&アンビエントプロデューサーTOMCとコラボ楽曲「まっとうな夜」デジタルリリース!

アンニュイ・ホリデイ、ビート&アンビエントプロデューサーTOMCとコラボ楽曲「まっとうな夜」デジタルリリース!

TBSラジオ「JUNK」内の推薦曲としてパワープレイされるなど、ますます活動の幅を広げるポップユニット「アンニュイ・ホリデイ」が、本日9月20日にビート&アンビエントプロデューサーのTOMCとのコラボ楽曲「まっとうな夜」をデジタルリリースした。
本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

「踊れないダンスミュージック」をコンセプトに制作された本作は、80~90年代のシティポップに影響を受けつつ、アンニュイな雰囲気と夜の孤独さを強く感じさせる彼らしい「捻くれた」アレンジが印象的だ。
京都から東京に活動の拠点を移した話題のバンド「猫戦」の原田美桜をボーカルに迎え、ギターに「the pullovers」の佐々木理久をフィーチャーし、新たな世界観に挑戦した。

新曲のリリースに合わせて、アンニュイ・ホリデイは11月に1年8ヶ月ぶりとなるライブも決定している。
詳細は後日SNSで発表される。


ポップスの実践においても、それを支える理論においても、最も影響を受けたあるミュージシャンに少しでも近づきたく、新曲制作に取り掛かった。思わせぶりで申し訳ないけど、その人の名前は明かさない。ただ制作中に、彼は亡くなった。
彼から学んだことは、正しさと間違い、正義と悪の片方に振れるのではなく、その両方を自由自在に乗りこなす、〈清濁併せ持つこと〉の面白さだった。
「まっとうな夜」は、そんな〈清濁併せ持つこと〉の面白さに気がついた人にだけやってくる。
誰かといるけど孤独、そんな夜を僕はまっとうだと思う。
そんなささやかでごく個人的な表明が今回の曲だ。

活動を始めた2020年に感じていた"なんかいやな感じ"はことごとく明確に実体を帯びた。ポップスを作ることの政治性。そこから逃走しても─事実、6ヶ月間楽器を持たず机に座って歌詞も書かず仕舞い─最後に向き合えたのは、レコーディング仲間とリスナーのおかげです。

アンニュイ・ホリデイ

子どもの頃、中古CDショップで1980~90年代のR&B作品をいつも探し求めていました。
あの時代特有の、ひんやりとした音色なのに暖かみが宿るシンセサイザーや、ミディアムテンポの跳ねたダンスビート。例えばジャム&ルイスやテディ・ライリーが手がけたスマートな楽曲たちは、私が音楽にのめり込んでいく重要なきっかけの一つでした。

現在の私はアンビエントやビートメイカーのシーンと関わりが深いですが、R&Bやポップミュージックは私にとって、一貫して日常生活の大切なパートナーであり続けています。

この楽曲の制作中、私の活動に大きな影響を与えてくれた、ある音楽家が亡くなりました。
先鋭的な実験音楽からポップスに至るまで、ジャンルを越えて素晴らしい作品を残し、生涯に渡り自身の芸術観を深化させ続けた方でした。
その方へ想いを馳せずにいられない年に、偶然にもポップミュージックに向き合う機会を与えてくれた、アンニュイ・ホリデイのふたりには心から感謝しています。
この楽曲がリスナーそれぞれの、さまざまな形の〈夜〉に寄り添うことを願います。

TOMC



RELEASE INFORMATION

まっとうな夜_アンニュイホリデイ_jk_20230920.jpg
アンニュイ・ホリデイ, TOMC「まっとうな夜(feat. 原田美桜)」
2023年9月20日(水)
Format:Digital
Label:FRIENDSHIP.

Track:
1.まっとうな夜(feat. 原田美桜)

試聴はこちら


LINK
@ennuiholiday
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Official YouTube Channel

@tstomc
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FRIENDSHIP.

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