SENSA

2023.02.22

シノエフヒ、1年以上ぶりの新譜となる2nd mini album「dawndraft/landscape」の先行配信「最初の雨工場」デジタルリリース!

シノエフヒ、1年以上ぶりの新譜となる2nd mini album「dawndraft/landscape」の先行配信「最初の雨工場」デジタルリリース!

前進バンドであるノクターンから、方向性をより救いや願いにシフトしたシノエフヒが、本日2月22日に2nd mini album『dawndraft/landscape』からの先行配信「最初の雨工場」をデジタルリリースした。
本作はHIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

本楽曲は、独り言を呟くようなポエトリーリーディングから始まり、キャッチーなサビへと展開する。
「飛翔体」と「実験場」という言葉が繰り返されることで、日常生活では聞き馴染みの少ない言葉が音楽を通して現実味を帯びていき、とうとう実験体は自分たちだということに帰結する起承転結のある歌詞となっている。
メロディメイクの観点では、ポストロックの要素を感じつつもそれを前面に出さない作り方をしており、一見するとどこでリズムが切り替わっているのかが気付きにくく、また不安定な和音を利用した展開により、楽曲全体を通して絶妙な不安定さが特徴的だ。挑戦的な楽曲であると言えるだろう。


やっと皆さんの手元に新譜を用意することができました。
この曲は遠くから飛んでくるミサイルが、生まれたときからある海を勝手に汚していって、でも僕らにできることは何もなくそんな海を実験場のように利用している存在に対してのどうしようもない憤りを形にしたものです。
無力な自分への憤りです。もはや地上で最上位となってしまったと過信している人類の、その愚かな行為による破壊の数々で、人類は人類を衰弱させています。
僕らは僕らなりに小さな生活を繰り返していて、そこにささやかな物語を紡いでいるけれど、いっそ全部滅びたほうがいいのかなとか思ったり、考える一人の生命体ではなくて、一個の「生物学的なヒト」として滅ぼされたくはないな、と漠然と思ったりします。その不安定さや小さな独り言、大きくなりすぎた感情を丁寧に曲という箱に入れました。
生まれた瞬間から僕らのポケットには拳銃があって、その引き金を引く瞬間は一体いつなんでしょうか。

シノエフヒ



RELEASE INFORMATION

最初の雨工場_シノエフヒ_jk_20230222.jpg
シノエフヒ「最初の雨工場」
2023年2月22日(水)
Format:Digital

Track:
1.最初の雨工場

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LINK
オフィシャルサイト
FRIENDSHIP.

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